朝霧の巫女 ~感想~

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第1話 巫女三姉妹見参 (2002/7/3)  原作は現状では未読。OPは閣下ですか。そして監督はもりやまさん改め?森山さん。ひらがな表記ではないところが、演出面にかける彼の気合が感じられる、ような気もする。  稗田三姉妹は見た感じスタンダードな性格付け。3人は天津忠尋を迎えに駅へと向かうが、当の忠尋は、駅のホームで面をかぶったヤツに襲われる。ここで男に矢を放ち忠尋を救ったのは倉子と珠の二人、男も稗田の名前を知っているようだ。  男は妖怪を召喚、忠尋を人質に取られて苦戦する倉子と珠。しかしここで男にバックアタックを食らわせてようやく登場の柚子、3人の力を合わせて妖怪を撃破した。  EDも当然閣下、意外と普通の始まり方だなぁというのが正直な感想。でも幼稚園のお遊戯よりはまだ期待できるかな(苦笑)。

第2話 入学式異変 (2002/7/10)  忠尋が稗田家へ居候。彼はやはり襲われたことを気にしている。稗田父帰宅、よくわからんお人である。  朝のお掃除、それを忠尋はボーっと見ている。彼に昔話をされて柚子も顔を赤らめる。入学式、二人はめでたく同じクラスになった。そして二人のアツアツぶりを柚子の友人征子&千佳に指摘され、柚子はまたしても赤面。  入学式、妖怪が出現した。妖怪の狙いは当然忠尋、柚子は忠尋を守るために攻撃を繰り返すが、妖怪の反撃に遭う。そこで忠尋が柚子を助けるが、彼の眼はやはり奇妙である。

第3話 巫女委員会設立 (2002/7/17)  学校で注目の的となっているのはブロンズヘアのキザ男クスギ、彼が忠尋をにらみつけたその瞬間、柚子のボディアタックが炸裂。そしてキザ男はやっぱりオッキーさん、キングだといつもこんな役回りだよ...  お姉さまは先生なのね。巫女委員会選定をめぐり、学級会でこの二人の火花が散る。で、やはり実戦経験豊富な?柚子にキマリ。放課後、クスギが何故か忠尋に学級会での一件で八つ当たり、そのシーンを征子&千佳が二人のラブラブだと大勘違いしてしまう。  志願者ゼロ状態の巫女委員、しかし征子&千佳が委員会のメンバーになるという。当然柚子は大喜びだが...

第4話 巫女委員募集中 (2002/7/24)  登校も巫女姿の3人、これは気合が入っている証拠か。しかし残る二人の選定は困難を極める。一方忠尋は2組の女生徒岬原に呼ばれる。その情報をゲットした柚子はダッシュだが、岬原の話は告白ではなかった...  拍子抜けした忠尋は岬原と廊下を歩くが、この廊下が妙に長い。妖怪出現、すぐさま柚子が駆けつけ、さすがの腕前で妖怪を撃破した。その姿を見た岬原は眼を輝かせ、更に千佳の可愛さにゾッコン。巫女委員数++となったが、コイツはアホだな(苦笑)。

第5話 集結巫女委員会 (2002/7/31)  妖怪出現、早速巫女委員会が出撃するが、戦うのはやはり柚子のみ。残るは1組のみとなり、委員会メンバーは絞込みを図る。ターゲットは御堂さんに決定、すぐさま家に乗り込みあっさりと承諾を得た。  登校する柚子はご機嫌、しかし体操服を忘れてとんぼ返り。柚子がいない隙を狙ったか、またしても妖怪出現、とりあえず巫女委員会(柚子除く)が出撃するが、彼女たちに打つ手は無い。ピンチに陥るかに思われたが、柚子がようやく到着。自転車を利用して見事に撃破した。  ついにメンバーが揃った巫女委員会、柚子は感動で瞳ウルウルだが、今後は更に大変そうな気が...

第6話 巫女大修行 (2002/8/7)  巫女委員会が神社に集結、倉子お姉さまのありがたい御教授を賜るが、ほとんどの面子には効果なしのような。お次は垢離、祈祷など、さすがにこのメニューはキツイ。  ついに音を上げた征子たち、巫女委員会脱退の意向を固めた。そして柚子も征子たちの辛さを理解しているが、忠尋は自分の存在を激しく責める。柚子はそんな忠尋の弱音を責め返す。感動のシーン...に征子たちが飛び込んでぶち壊し、だが5人の絆も深まった。

第7話 巫術開眼 (2002/8/14)  4人の前に置かれたアイテム、これらは彼女たちの素質に合わせて倉子お姉さまが用意した神器だとか。悩み深き忠尋にかける声が見つからず、柚子も元気が無い。  4人が柚子のところに駆けつけたとき、妖怪出現、柚子が捕らえられてしまった。修行の成果もあり、征子が何とか柚子を助けた。そして仲間同士力をあわせ、妖怪を撃破した。

第8話 ヤガレナ (2002/8/21)  柚子のダメージは意外と大きかった。顔面蒼白の柚子を見て忠尋は自分の非力さに歯がゆさを感じる。倉子と忠尋は、神社の倉庫へと入っていく。そこには神社秘蔵の書物があった。中には白紙のページがあるが、忠尋には漢字が見えた。ヤガレナノミコト、敵の名だ。  巨大な妖怪複数が倉子たちを襲ってきた。敵の圧倒的な力に、倉子や征子たちは大ピンチに陥る。そこへ黒猫、ではなく謎の女性が助けに来た。何だか複雑な展開に。

第9話 怪猫疾風 (2002/8/28)  助けに来たのは女性?それとも猫?妖怪の攻撃を跳ね返すも、徐々に形勢悪化。しかしここで倉子お姉さまが援護、そしてケガ明けの柚子もやってきた。倉子、猫女、そして巫女委員の力で見事に妖怪を撃破した。  天狗男は捨て台詞と共に去っていったが、猫女には重要な一言だったらしい。敵ボス、ヤガレナの総攻撃が迫ると告げられた忠尋だが、自分にできることが見つからず。巫女委員の目標も明確になったが、天狗男は不敵な笑いを浮かべている。

第10話 巫女大合宿 (2002/9/4)  待ちに待った夏休み、柚子は遊ぶ気合十分、合宿の名を借りたゴージャス遊び放題計画を立てる。そして御堂邸で計画の細部を詰めようとするが、家のあまりのゴージャスさに柚子はひいてしまう。すると御堂さんが海沿いにあるという自分の別荘を使うことを提案し、柚子たちはすぐさまその話に乗った。  柚子は倉子お姉さまに事の次第を説明する。が、これは巫女委員会の合宿、顧問として当然ついていくと言う倉子に柚子は返す言葉が見つからない。仕方なくゴージャスという形容詞を外したが、やっぱり遊ぶ気十分な一同。どうなることやら。

第11話 灼熱恋愛指南 (2002/9/11)  合宿開始、厳しい特訓と遊びの毎日が続く。しかし倉子は特訓の成果に不満、そして柚子は忠尋不在に少し寂しさと覚える。  そんな柚子を見た他の巫女委員メンバーは、柚子に恋愛指南開始。しかし茶道、シミュレーションなど、わけのわからないご指南が続く。  事情を聞いた柚子は、彼女たちとの友情に少しばかり感謝する。そして柚子の見事なリベンジに、倉子も今しばしの様子見を決める。

第12話 騒乱祭囃子 (2002/9/18)  巫女委員たちの朝は騒がしい。こんな彼女たちの様子を見た倉子は、気分転換に彼女たちを祭りへと連れて行く。しかしこれには巫女委員たちのチームワーク強化という倉子の目論見があった。  祭りを楽しみながら、徐々に彼女たちの絆も深まっていく。しかしいきなり登場の天狗男、執念深い彼は巫女委員たちを追ってきた。  
 話題は変わるが、閣下の新曲PV、はっきりいって怖いぞ(苦笑)。

第13話 怪談海亡者 (2002/9/25)  岬原さんの退屈なお話にすっかり脱力ムードの4人。それならばと怪談話に突入、しかしその話は今の5人の境遇にそっくり。おまけに停電が彼女たちを襲う。残念ながら怪談は途中でお流れ。メンバーはそれぞれの部屋に戻っていった。  天狗男は何かを海から呼び出した。岬原は一人一人に話を聞かせて回るが、そこへ天狗男の魔の手が迫っていた。ピンチの4人だが、柚子の助けで外へ脱出。外も妖怪が待ち構えていたが、合宿の成果が出たのか、あっさりと撃破した。 

第14話 黄昏の巫女 (2002/10/2)  夏休みも終わり新学期、柚子は初日から早速遅刻のピンチ。自転車で爆走する柚子は、校門である少女に激突してしまう。彼女、白山菊里は柚子のクラスの転校生。そして、浜路瑞穂、浦波雪絵という二人の少女もこの学園に転校してきた。この3人、性格はそれぞれ全く違うようだが、怪しさは共通のようだ。  巫女委員会も転校生の話題で持ちきり。白山さんは忠尋にお茶をぶっ掛けてしまう。必死に謝る白山さんに忠尋もやや困惑気味。しかしクスギの姿を見ると白山さんはさっさと逃げてしまった。  転校生3人組が黄昏に包まれた校内を闊歩する。そしてグラウンドを歩く柚子の前に現れた3人組、彼女たちは自らを黄昏の巫女と名乗った。

第15話 転校生異聞 (2002/10/9)  黄昏の巫女と名乗る仮面3人組の圧倒的な力に朝霧の巫女たちはタジタジ。倉子お姉さまの援護もあり、とりあえず黄昏巫女の顔見せは終了。菊里はヤガレナを召喚する力を持っているようだ。そして天狗男は菊里に、忠尋に近づくなと警告する。  緊急対策会議を開く巫女委員会。敵の狙いが忠尋ではなく柚子に集中していることに対し、柚子本人はホッとしている。しかし菊里と忠尋の関係は妖しくなる一方、柚子もうかうかしていられない。  2度目の巫女対決に猫女も飛び入り参加。何とか彼女たちを退けたものの、戦いは激しさを増すこと必死。  思えば夏合宿期間中、柚子たちは充実した時間を過ごしたのかもしれないが、逆に視聴者の我々にとっては大変退屈な思いをさせられた。が、黄昏の巫女の出現は、そんな閉塞感を打ち破るものだと信じたい。

第16話 征子恋文篇 (2002/10/16)   征子vs瑞穂の野球対決は瑞穂に軍配。征子が更衣室に戻ると、ロッカーには何とラブレターが。狂喜乱舞する征子。  が、結局それは征子ファンクラブを名乗る女子生徒からのものだった。ガッカリする征子、しかし征子は征子の魅力があるのだろう、たぶん...

第17話 志津歌星霜篇 (2002/10/23)   今週は御堂さんと浦波さんの生花対決。勝負は浦波さんの勝ち、倉子お姉さまは御堂さんの心の迷いを見抜いた。さすがに御堂さんはこの結果を素直に受け入れた。  浦波と瑞穂は部活にいそしむ生徒に羨望の眼差しを向ける。が、すぐに己の使命を省み、朝霧の巫女たちに襲い掛かる。  妖怪の力になす術が無い朝霧の巫女。しかし御堂さんは迷いを断ち切り、妖怪を撃破した。仮面を外した3人と朝霧の巫女との微妙な関係は今後も続きそう。

第18話 昭和怪猫伝 (2002/10/30)   忠尋と猫女こまの墓参り、参られているのは忠尋の祖父忠明のようだ。忠明とこまは昭和の時代、二人で小さな骨董屋を営んでいた。しかし二人はコンビで妖怪退治もやっていたようだ。最も、忠明はあまり乗り気ではなかったようだが。  さ庭、神を見る者としての運命を背負わされた忠明は、しばらくこまの前から姿を消した。そして二人が再会を果たした時、忠明はヤガレナを退治し、そして精魂尽き果てていた。忠尋も同じ道を歩むというのだろうか。

第19話 千佳奮闘篇 (2002/11/6)   巫女委員会一の変人千佳、彼女は古典が大の苦手だったのね。赤点連発留年の危機に仕方なく補習を受ける千佳。古典といえば、倉子お姉さまの出番も増えて言うことナシ(苦笑)  黄昏巫女の攻撃を千佳は見事に撃退。来週は岬原さんストーリー、そろそろ最終決戦も近そうだ。

第20話 岬原伝網篇 (2002/11/13)   伝網ってのはネットワークのことか。岬原さんのHPのアクセス数は何と47、しかしこのHPを熱心に見ている人が一人だけいた。そしてその人物は何と菊理だった。  黄昏の巫女の攻撃に、天井に貼り付けられてしまった朝霧の巫女。しかし菊理のドジ&岬原の反撃で何とかピンチを脱出できた。しかし浜路&浦波の二人が抱える菊理に対する後ろめたさは何なのだろう。

第21話 鵺 (2002/11/20)   巫女委員会は黄昏攻略会議を開く。そこでターゲットとなったのはやはり菊理、まぁ当然と言えば当然だが。鵺の出現でまたしても巫女委員会に危機が迫る。  そういえば、これまでは忠尋の影が異常とも言えるくらい薄かった(一応キャスト上では主人公だけど)。そんな彼にもそろそろ変化がありそうな予感、というか何かが無いといくらなんでも寂しすぎる。

第22話 終末序詞 (2002/11/27) 
第23話 審神者 (2002/12/4)   まおちゃん同様、AT-Xでの補完となりました。鵺、そして大蛇との戦いで柚子っちは最大のピンチを迎えた。それに対して忠尋も抵抗するが、柚子共々ヤガレナに連れ去られてしまった。  もだえ苦しむ柚子と乱裁を目前にし、己の選択に迷う忠尋。ついに彼はヤガレナを下ろしてしまう。乱裁も消えてしまい、この先どうなっちゃうのでしょうか。

第24話 付喪神 (2002/12/11) 
第25話 逆襲巫女委員会 (2002/12/18)   浦波と浜路の子供時代、それは迫害と言う子供にとっては辛すぎる悲しみに塗りつぶされていた。そんな彼女たちに乱裁は救いの手を差し伸べた、いわば彼女たちにとっては親と等しい存在だった。改めて文字で書いてみると、朝霧の巫女という作品の持つテーマの重さを実感する。しかし惜しいかな、その重さが表現される前に俺の緊張の糸が切れてしまいました。残念。  ついに鵺を撃破した巫女委員会。彼女たちの成長は著しいものがあったが、正にその集大成と言える結果である。あとは忠尋が柚子を救うという、最大のミッションが待ち構えているがどうなる。

第26話(最終回) 朝霧神話 (2002/12/25)  ついに忠尋覚醒、柚子っちも助かりよかったよかった。  ってこんな省略してしまったが、年末に地上波の放送を録画し損ねたため年始(しかも1/11)のAT-Xで仕方なく補完する始末。3週間以上も間隔が空いてしまってすっかり内容を忘れてしまいました...  まぁこのアニメもまおちゃんほど酷くは無いにせよ、時間の無駄に近かったなぁ。素材(題材)は悪くなかったけど、まおちゃんというダークサイドに引っ張られてしまった感もある。ある意味被害者かもしれません。キング的には清水愛のキャリアを積ませるという面では十分意味があったのかもしれないけどね(苦笑)
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