スパイラル~推理の絆~ ~感想~

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第1話 運命の螺旋 (2002/10/1)  本当に推理モノなのかどうか、実際に見てみるまでよくわかってませんでした。しかし第1話を見る限り、これってCDドラマでも十分なのではないかと。  俺もそれ程ミステリーに深くハマっているわけではないが、一応アニメの推理モノは大体見てきたつもり。それらと比べてもこの番組は内容的にはかなりレベルが低い気が。エンディングを見ると、作画面も今週はともかく次回以降はほとんど期待薄な気がする。残った楽しみと言えば、ヒロインますみんの爆走くらいか(苦笑)。

第2話 死の聖樹館 (2002/10/8)  いきなり踊りだすひよのちゃん萌え。実はつい最近原作第1巻を読んだのだが、脳内補完アニメが何とも容易な事に気づく。この番組、配役がかなり的確なこと「だけ」は褒められるね。  ブレードチルドレンの謎も深まるばかりだが、謎に対する俺の興味が深くなることはまずないだろう。そういえば目隠しされたキャラいっぱいのEDはかなり不気味だな。

第3話 呪われた子供たち (2002/10/15)  うーん、マンガと比べて、アニメのひよのちゃんがイマイチ可愛くないー(特に今週)。作画の悪さもあるが、何と言ってもマンガ的表現が多すぎることがその最たる原因。俺が読んだマンガ第1巻では、そんな部分は1箇所も無いと思うが...  外国からやってきた超有名ピアニスト、コイツもブレードチルドレン関係者。現状ではその言葉だけが先行気味か。

第4話 信じる者の幸福 (2002/10/22)  今日のひよのちゃんは「先週よりは」可愛くなった。やっぱりかわいいひよのちゃんが一番だね。歩その他のキャラはあまり興味なし。  が、海外丸投げの製作体制では、来週以降の作画の出来には全く油断ならない。果たして来週はどうだろうか...

第5話 霧の死刑台 (2002/10/29)  不敵な笑みを浮かべるひよのちゃん萌えー。そんな彼女に礼も言わない歩、いくらなんでもひどすぎる。そのくせしっかりと頼みごとしてるし。こういうことしてるといつか嫌われますよ。  さてストーリーはといえば、またしてもブレードチルドレンを知る人間が消されてしまった。どうやら殺したのは初登場ブレチル竹内理緒のようだ。ぐぉっ、ほっちゃんだよー。また色々と狙ったような味付けしてるなぁ...

第6話 包囲網の死角 (2002/11/5)  げっ、ついにひよのちゃんがブレチルに狙われたー。歩と理緒、二人によるワナの張り合いが展開される。包囲網をかいくぐり続けた理緒がたどり着いた先、それはブレチルの証である肋骨を消し去る自爆という道だった。うげっ。  歩は理緒の自己犠牲精神に恐怖した。見事に理緒の正体を見抜いた歩だが、突拍子も無い行動を見せ付けられた人間は、当然のように余裕を失う。今の彼はまさにそんな状態。

第7話 信じぬ者の選択 (2002/11/12)  おぉっ、ひよのちゃん大活躍だぁーっ。がしかし!動画海外丸投げモードに大閉口。これじゃ萌えられるものも萌えられない、全くもって話になりません。  理緒と歩の戦いは理緒の勝利、というよりは歩の敗北に終わったというのが適切か。ブレチルには恐れというものが無いのだろうか。彼らの行動は危なっかしいが、強い信念に基づいたものだ。歩はそんな彼らに圧倒されたのだ。  今回はひよのの助けもあり、ブレチルとの戦いは延長戦といったところだが、歩の不明確なプライドも粉々になってしまった。果たして彼は立ち直ることができるのか。

第8話 敗者ばかりの日 (2002/11/19)  自信喪失の歩を見て、とても他人事にしか思えない自分がいた。一方、歩をどん底に陥れたにも関わらず、そんな彼に運命を変えてもらわねばならないブレチル。うーん、やっぱりよくわかりません。  歩と理緒の2度目の戦いが始まりそう。復活を果たした歩の反撃が始まりそうだが、そうなるとひよのちゃんの出番がまた少なくなりそうで残念。

第9話 きみにできるあらゆること (2002/11/26)  ひよのちゃんの出番は全然減ってませんでした。むしろ増えてたかもしれません。ということで、心配は全くの杞憂に終わりました。良い哉良い哉。  が、歩&理緒の会話、ひよのちゃんを完全に「モノ」扱いする二人にゲンナリ。挙句の果てに「バカ娘」呼ばわりする歩。命を助けてもらって何様のつもりだゴルァ!とテレビの前で思わず叫びそうになってしまったワタクシでした...

第10話 たった一つの冴えたやり方 (2002/12/3)  歩と理緒の戦いは歩の見事な勝利。その経緯には突っ込みどころがありすぎて逆に納得させられてしまった感じ。要するにだまされてるってことですな、ハハハ...  しかしこういう世界もまたアリだと思ったり。推理モノと言っても、A級ばかり見てても疲れるし。コナンといいこの番組といい、ボーっと見ていられる(C級)推理モノってのも俺の性に合っているのかもしれません。

第11話 グッドナイトスイートハート (2002/12/10)  アイズ・ラザフォードが再び歩の前に姿を現した。ブレードチルドレン、彼らが課した試験にとりあえず合格した歩。が、今後の彼に更なる負荷がかかるのは間違いない。  それよりもNT1月号を読んでみると、12話以降の絵コンテ、演出が未定となってた。この番組の行く末が非常に心配になってしまいます。

第12話 乾いた瞳 (2002/12/17)  歩は久しく泣いたことがないらしいが、そういえば俺もめったに泣きません。お互い感受性が薄いということが言えそうです。  最近はひよのと歩の距離が少しずつ縮まりつつある。が、彼らの関係に決定的な変化が訪れるためには、ブレードチルドレンを救うための変化と同様に、歩の人間としての成長が不可欠なのだろう。

第13話 Overture~序曲~ (2002/12/24)  これまで歩を徹底的にイジメてきたブレードチルドレン。が、今度は彼らが駆られる番、「ハンター」なる存在がブレチルに迫ってきた。今週はサブタイトルの通り、歩、ブレチル、ハンターの三つ巴の戦いの序曲に過ぎないのだろう。  が、そんな盛り上がりに反比例して、俺のテンションは下がりっぱなし。さすがにひよのちゃんだけでは限界が来た感じ。再来週以降のチェックは気分次第となりそう。

第14話 甘き香り陽炎に似て (2003/1/7)  歩のベッドに押しかけてきたひよのちゃん、何かと思えばこれまでのおさらいがしたいらしい。なんのこっちゃ...  それにしても歩の姉まどかともすっかり顔なじみとなっている。どうでもよさげなブレードチルドレン以上に、歩とひよのの今後が気になるところだが、俺のチェックもそろそろ限界。リソース(=暇)が足りません。

第15話 ライク・ア・スワン (2003/1/14)  新たなブレチル、高町亮子。これで役者は揃ったと言えるのだろう。にしてもあの決着の仕方はどうなんでしょ。バカらしいと言えばそれまでなのだが、でもやはりこれがスパイラルらしさといえばそれまでか...  そういえば先週の時点で、もうチェックしないかもと言っていたが結局見てしまった。まぁおそらく残り10話だし、最後まで見てみるかという気がしないでもない。

第16話 まねかれざる訪問者 (2003/1/21)  さらわれてしまった理緒とひよのちゃん。彼女たちを助けるために歩と香介、亮子が危険を承知で乗り込む。歩とひよのはブレチルとハンターの戦いに完全に巻き込まれてしまったと言えそう。  それとは別に気になるのはカノン・ヒルベルトの存在。ラザフォードの回想にのみ現れる彼は、今後歩たちの前に姿を見せることがあるのだろうか。彼の存在が鳴海兄へ至る最後のピースかもしれないね。

第17話 暗闇のスキャナー (2003/1/28)  いきなりですが、ハンターの皆さんは頭が悪い。今週はその一言でほぼ終わりって感じです(苦笑)

第18話 嘆きの天使 (2003/2/4)  ついに回想シーンから飛び出したカノンくん。今までの説教くさいセリフ回しは現実でも健在でした。しかしアイズくんのカノンを見つめる目は意外と冷やかな気が。この二人、仲が悪いのでしょうか。  そして歩から何も教えてはもらえなかったまどかお姉さま。警察という立場が彼女を苦しめている現状、見ていて辛くなります。

第19話 心の鏡 (2003/2/11)  小夜子さんがアイズ君を始末するためのエサに使われてしまった。が、相変わらずハンターの皆さんのバカっぷりは笑えます。  小夜子役の中原麻衣サマ。彼女のどんな演技を見ても、やっぱりほっちゃん系という認識は変わらないなぁ。そんなに声自体は似てないと思うけど、なんつーか声が若干うわついたところが似てるのかも。まぁあのエルフと見間違えんばかりのお顔は彼女だけの特徴だが(笑)

第20話 ささやく影 (2003/2/18)  ハンターを追跡した香介くんだが、逆にハンターの罠にはまり大ピンチ!!が、高町さんと歩の助けもあり何とか難を逃れた。カノンくんの語り口も徐々に滑らかになって来た。彼が真の姿を現すのも近い。  そういえば草尾さんの演技って久々に見たんだよね。俺の中ではイマイチこれといって印象に残っているキャラが無いのだが。少し考えると、花道、トランクス、バーン、といったところかなぁ。こう見てみるといわゆるメジャー作品の出演が多く、逆にマニア向け作品の出演が少ないような気がするね。この辺りが俺的に印象が薄い原因っぽい。そんなにマニア向けなアニメばかり見ているつもりは無いのだが(苦笑)。

第21話 心の砕ける音 (2003/2/25)  ついにカノン君が目覚めてしまったね。これからどんな暴走をしてくれるのか、注目だ。  話はずれるけど、マンガ版エヴァのカヲル君はピアノを弾きながらの登場だとか。アイズ君と微妙にかぶって面白いと思ったのは、たぶんワタシだけかも。ダメですな...

第22話 仮面の告白 (2003/3/4)  これまで自分たちは鉄の絆で結ばれていると信じていたブレチルにとって、カノン君の裏切りは相当なショックだった。ラザフォードの歩に対する問い、それは彼らの救いを求める声なのだろうか。しかし、もしそうだとしても「今」の歩に彼らを救う術があるとも思えないが...  とにかく残り4回でスッキリ終わって欲しいというのが正直なところ。そしてできるならば、ひよのちゃんの大暴走がプラスアルファで加われば言うことなしなのだが(苦笑)。

第23話 止まない雨 (2003/3/11)  停滞した歩を再び動かせる可能性を持った人間は一体誰なのだろう。カノンに捕らわれてしまった義姉のまどかか、それとも手下?のひよのちゃんか、はたまたかつて敵対していたブレチル達か。  今週は理緒にたすけを求められながらも、動こうとしない歩に対し、ついにひよのちゃんの怒りが爆発。しかしひよのの平手打ちでは歩の気持ちは沈んだままだった。しかしまどかを預かっているというカノン君の電話に歩は腰を上げざるを得なかった。どうなる...

第24話 高い城の男 (2003/3/18)  カノン君のワナを潜り抜けた歩、ついに姉まどかの幽閉された花火工場までたどり着いた。歩vsカノンの最終対決が始まった。  で、今週は浅月や理緒たち、即ちカノン以外のブレチルの出番は全く無し。彼らも結局この対決までの流れを形作るだけの悲しい存在だったのか。そしてこの対決がどのような決着を迎えたとしても、あの警視正が語っていたように、ブレードチルドレンは決して救われないのかもしれない。

第25話(最終回) アヤメの凍て解く音 (2003/3/25)  ついに終わりましたスパイラル。そんなのアリ?と思ったことは数知れず。いや、この作品を語る上でそのような思考は無意味なのだろう。  しかし終始クオリティが低かった作画はこの作品の大きなマイナス点だったねぇ。そしてこんな指摘ばかりをしてしまうアニメ界の現状に本当にウンザリしてしまいますな...
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