キディ・グレイド ~感想~

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Bitly
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第1話 Depth/Space (2002/10/8)  OP、グラヴィオンに引き続きフジテレビとGONZOの蜜月か。OPの作り方を見る限り、フルメタチーム制作のように見える。そういえば俺は昔から門之園さんの絵柄が結構好みでした。今回のデザインもいい感じでございますですハイ。  GOTTの受付嬢エクレールとリュミエール、しかしその実態は特殊任務を遂行するGOTTのESメンバー、ってことはNewtypeでイヤというほど読みました(苦笑)。いきなりの敵の襲撃も二人のコンビで見事撃破。物足りなさを表に出すエクレールを迎えたのがメガネっ娘メルクレディ、またしても水橋さんのお声が聞けるのが幸せです。  二人の今回の任務は監査官アームブラストを異星に送り届け、異星間の調停を成功させること。二人は敵艦隊に乗り込み星まで送ってほしいとメイド服コスプレで誘惑?するも、やっぱり反撃に遭う。  がしかし、エクレールの運動能力、リュミエールのハッキング能力、そしてESメンバーの持つ権限は強大。抜群のコンビネーションで任務完了。  
 第1話終了。とりあえず無難な船出と言えそうだが、動きの激しいシーンでの作画のキレがイマイチ。次回以降に不安を残した感じがする。

第2話 Tight/Bind (2002/10/15)  逆さキャラ、見てると気分悪くなる...GOTTには様々なESメンバーが存在する。その中でもエクレールとリュミエールは下っ端のようだ。そんな二人よりもクラスが上のESメンバー、アールヴとドヴェルグ。エクレ&リュミエは彼女たちの仕事の援護につくことになったが、エクレールは不満タラタラ。  4人は重力制御媒質「Hi・G」を悪用しようとする組織の調査に乗り出す。しかし違法組織の収容所で迎えたピンチの中で、その連携が最悪であることが露呈する。そしてアームブラストの不審な行動、どうやら彼が、押収されたHi・Gを持ち出した張本人らしい。  重力爆弾により、収容所に取り残されてしまったエクレ&リュミエ。何とか戦闘機で脱出できた二人だが、一方アームブラストはいわゆる死の商人らしき人物とHi・Gの取引をしていた。  そこへエクレ&リュミエがやってきた。これはアームブラストが仕掛けたワナだった。この商人を捕まえ、一件落着。しかしアームブラストという男、信用が置けないことこの上ない人物である。

第3話 Prisoner/Escort (2002/10/22)  エクレ&リュミエの活躍で犯罪組織のボス、ドレイクの逮捕に成功した。囚人は巡洋艦での護送となるが、ワープゲートで待ちぼうけを食らわされる。迂回するかどうかでエクレールと警部がもめる。警部の頭の中には囚人護送船を襲う保険屋の存在があった。  エクレールの粋な計らいで警部と仲直り。しかしそこへ保険屋が襲撃してきた。何とかリュミエールの能力で撃退してゲートをくぐるが、そこで水橋さんのアイキャッチが入ってきた(笑)  船内には警官に変装した保険屋が大量に紛れていた。船内で激しい戦闘が繰り広げられるが、リュミエールが不意打ちをくらい傷ついてしまった。  しかしこんなことで死んでいられない。いや、死なない体ではない。エクレールとリュミエールは見事に保険屋を撃破し、そして最後はいつものようにアームブラストで締めた(苦笑)

第4話 High/Speed (2002/11/5)  怪しい武器の取引、戦闘サイボーグがごめく惑星スヴァローグに乗り込んだエクレールたち。その目的は超高速移動が可能となる戦闘パーツだとか。そしてそのパーツはフォックスフォスターという女性が身に着けていた。  彼女は金のために友人を見捨て、死なせたという暗い過去を持っていたが、エクレールとの交流を経て、前向きに生きることを決意する。さすがESメンバー。
 とまぁ今週も普通に事件は解決したが、今週はストーリータイトルに反してスピード感が欠けている部分があったなぁ。動きが激しい部分が多かったせいか、相対的に普通めの部分がヤケにスローに見えただけなのかもしれないが。

第5話 Day/Off (2002/11/12)  エクレールとリュミエール、さすがに休日まで一緒にいるというわけではないようだ。が、何とも皮肉なことに休日をエンジョイする二人共々事件に巻き込まれ、しかもお互いが鉢合わせるという展開。二人の仲の良さはよーくわかりました(苦笑)  が、何だか今週は俺の気合もヘタリ気味。やっぱりチェック本数が多すぎるのか、集中が持たないときが多くなってきた。この番組も見てる途中で寝てしまったし(笑)。こんな俺の目を覚ますような刺激をこの番組には期待したいね。

第6話 Twin/Star (2002/11/19)  おっ、ついにデクストラとシニストラ登場。お声は飛田さんと鈴置さんか。最近Ζガンダムが面白くてたまらないんです。  っと話がずれてしまったがこの二人、個性派(変わり者?)が多いESメンバーにしては割とフツーな方だというのが第1印象です。まだまだ登場していないESメンバーも多いようだし、そんなヤツらと時には協力、そして時には競うことになるエクレ&リュミエ。彼女たちも大変だよねぇ...

第7話 Trial/Child (2002/11/26)  久々登場のメルクルディ、しかしセリフはほんの少しで今週も終了。何とも歯がゆいばかりです。  今回登場のESメンバー、ヴァイオラとシザーリオもこれまた面白い組み合わせだなぁ。なんつーか、ESメンバーの組み合わせって、SymmetricかAsymmetricのどちらかって感じだよね。この辺りのサジ加減、結構考えているんだろうなぁ。  あと、今週思ったのは女性キャラが華やかな分、男性の俺としてはアームブラストにトコトン悪役を演じてもらいたい。彼の暗躍振りによって、話も(良い意味で)予期せぬ展開を迎えることを期待したい。

第8話 Forbidden/Instrument (2002/12/3)  放送サブタイトルが「Fobbiden」になってた。多分「Forbidden」の間違い、だよなぁ。  ジオソート弾、テラフォーミングを引き起こすトンでもない兵器が悪用された。その調査を命じられたエクレ&リュミエだが、ESメンバートゥイードゥルリー&トゥイードゥルダム姉弟も全く同じ命令を受けていた。  トゥイードゥルリーはリュミエールとほぼ同じ能力を持っていた。彼女たちの能力により、すぐさま現場を押さえたかに見えたが、何故か情報が筒抜けだった。エクレールは緊急逮捕権の執行を申請するが、エクリプス局長からの反応が無い。局長は完全に申請を無視していた。  仕方なくエクレールは突撃を開始、そのため敵にジオソート弾を作動させてしまう。トゥイー姉弟はジオソート弾を抑えに掛かるが、彼らの能力では限界があった。そこに現れたのはアールヴ&ドヴェルグ、彼女たちの能力「アブゾーブ」でジオソート弾はあっさりと消滅した。  アールヴの事後報告に快く応対する局長。その様子を見ていたエクレールは完全に局長不信に陥ってしまった。受付中も彼女は暗い表情を見せていたが、そんな彼女を救ったのはメルクルディの笑顔だった...

第9話 Mirage/Snare (2002/12/10)  徐々に深まってきた謎とともに、エクレールの表情にも曇りがちな時間が増えてきた。そして相棒であるリュミエール、しかし少なくとも彼女から見れば、エクレールは単なる相棒という間柄ではないようだ。今後の彼女たちの連携にも微妙な影響が出そう。  そういえばESメンバーの組み合わせはSymmetricかAsymmetricだと書いたけど、もう少し明確にすると、Symmetric(相称的)かComplementary(相補的)という感じでしょうか。今まで登場したESメンバーはこれらのどちらかにカテゴライズすることが可能だと思います。  このことが何の意味を持つのか、もちろん俺には良くわかりません(苦笑)。が、そもそもESメンバーとはそういう関係でしか成り立たないものなのかもしれないね。

第10話 Rebirth/Slave (2002/12/17)  休暇中の身であるエクレール、しかし彼女に全く元気がない。怪しい薬を飲み、過去と現在を行き来するエクレール。その過程で見えた事実のかけらたち、彼女の正体も徐々に明らかになりつつある。  ESメンバーの護衛という任務を受けたエクレ&リュミエ。しかしそこで無謀な行動に出たエクレールは負傷し、病院送りとなってしまう。が、エクレールはようやく過去というものを断ち切ることができたかのようだった。  今週のスタッフ陣は妙に大所帯だったなぁ。それほど重要な回だったということか。そして今週のアイキャッチは園田健一、久々に彼の絵を見たけどやっぱりいいねぇ。

第11話 Set/Free
第12話 Frozen/Life (2003/1/7)  
3週間ぶりの放送再開だが、CX恒例の一挙2話放送はやっぱりツライよ...  
11話:ノーブルズのあまりの横暴にキレたエクレールはついに覚醒。いや、その直接の原因は彼女自身の過去にあったのだろう。いずれにせよ、ESメンバー除名という結果はエクレールの暴走行為の代償としては当然か。  12話:エクレ&リュミエは粛清対象となった。しかし、幾度となく記憶を消され、生まれ変わってきたエクレールとリュミエールは今回も生き延びた。今後彼女たちを待ち受ける運命を予想することは困難だ。そして曲者アームブラストも今回ばかりはカッコよかった。彼とエクレ&リュミエが再会を果たすのも難しくなってしまったようだが...

第13話 Conflict/Destiny (2003/1/14)  時間という概念を越えて生きるエクレールとリュミエール。何故か妙に母性本能をくすぐるエクレールの根源も徐々に姿を現してきた。  が、二人は完全にGOTTの標的となってしまった。瀕死の状態のリュミエールを救うため奮闘するエクレールだが、過去に因縁を持つアンオウ&エイオウ相手、1対2の状況にさすがのエクレールも大ピンチに陥る。が、そこは二人のコンビネーションでエイオウを吹き飛ばし、危機を脱した。  過去に二人を救ったフランツの医療所へやってきた二人。彼の残した映像に懐かしさを覚えるエクレール、リュミエールも助かり、そして傷ついたエイオウもその医療所の設備で助かった。これでアンオウ&エイオウもGOTTのお尋ね者となってしまったが、彼らは互いの再戦を誓うのだった。

第14話 Steel/Heart (2003/1/21)  今度の刺客はトゥイードゥルディ&ドゥルダム姉弟だ。彼らはエクレ&リュミエの愛機に殺人自爆プログラムを組み込んだ。しかしヴィルヴェルビントとドナシュラークの激しい攻撃を何とかしのいだ二人は、GOTT本部に乗り込むことを決意するのだった。  今週改めて感じたこと、それはキディ・グレイドのキャラクターの中でもトゥイードゥルディのデザインが最高であるということ。全体的に男性キャラはイマイチ好みではないのだが、女性キャラ、その中でも高貴さと幼さが同居するドゥルディはとても良いっす。やっぱり門之園さんはいいね。

第15話 Break/Down (2003/1/28)  ついにエクレール、リュミエールの反撃が始まった。組織としてのGOTTはまさに泥沼状態です。徐々に覚醒しつつあるエクレールの真の姿に、トゥイー姉弟も歯が立たず。おまけにリュミエールの子供だましに引っかかり傷を負ったドゥルディ、あっちゃー。  局長の元へたどり着いた二人。わずかな会話を交し、エクレールはあっさりと銃を放った。アームブラストの言う通り、GOTTは完全に崩壊した。しかしこれは第1幕が終わったに過ぎないとドゥルディは言う。うーん、この先の展開、予想がつきません。

第16話 Look/Back (2003/2/11)  おぉっ、OPの絵が変わった。と思いきや、変わったのはほんの1部に過ぎなかった。ちと拍子抜け。  はぁ?エクレールが局長の後釜に居座ったと?「追憶」というから自分は完全に総集編&回想モードだったのに。時は歩みを止めることは無いということか(何だそれ)。  今週のアイキャッチはぽよよんろっくだったねぇ。俺はあの絵があまり好みじゃない。なんかねー、子供っぽいデザイン何だけど実はオタク向け、見たいな雰囲気が好きになれないのよ。まぁどーでもいいといえばそれまでなのだが。

第17話 Phantasm/Reborn
第18話 Unmasked/Face (2003/2/25)  メルクルディも、もういない。姿形は同じでも、声と名前が違えば俺の興味の対象外である。トゥイードゥルディも療養中の身。あーぁ、だーれもいなくなってしまったね...  本編は新生エクレール&リュミエールがついに登場。メガミマガジンの表紙で先に拝見してしまったのが何ともタイミング悪かった(苦笑)。表紙の絵は後藤さんということもあってか前のバージョンとかなり印象が異なるが、アニメだと髪型が変わっただけに見えてしまったなぁ。微妙だ...

第19話 Take/Revenge
第20話 Lost/Days (2003/3/4)  新バージョンのエクレール&リュミエール、今週は全体的な作画のクオリティが高かったせいもあってか、とてもかわいく見えました。やっぱりアニメは絵が命だよね、うん。  お話の方ですが、19話ではついにニセエクレ&リュミエ=アールヴ&ドヴェルグが正体を現しました。彼女たちはノーブルズに巨大な憎悪を抱いていたが、それだけで生きていくなんて悲しすぎます、うん。そしてやっぱり生きていたエクリプス局長、残るはメルクルディだけなのだが...  
20話ではリュミエールがいきなり不調で倒れてしまう。なんでも新しい体が合わなかったらしい。前バージョンよりも更に幼くなったように見えるリュミエールの容姿。多大な情報量を持つリュミエールの魂を支えるには器が小さすぎたとか。しかし何とか峠を越えたリュミエールはESメンバーとしての能力を喪失していた。が、この二人の絆は永遠なのだ...

第21話 Nouvlesse/Arc
第22話 Demolition/Titan (2003/3/11)  
2話連続放送も今週を含めてあと2回。さすがにラストに向けてクオリティも上がってきましたな。今週は何だかエクレールとリュミエールが艶っぽく見えてしょうがなかった(苦笑)。  
21話:デュカリオンというノーブルズの建造物を監視するトゥイー姉弟、一体この建造物は何なのでしょうか。アームブラストは局長室に訪れ、エクリプスは彼にGOTTの裏の仕事が書かれた資料を見せる。そしてその会話を何とあのメルクルディが盗聴していた。  GOTT長官を解任されたシュバリエの前にアールヴ&ドヴェルグが現れた。なんだ、生きてたのか(苦笑)。彼女達はシュバリエの持つという鍵を探していた。その鍵はどうやらノーブルスが建造した方舟・デュカリオンのものらしい。が、ホログラムのシュバリエの前では鍵を奪えない。アールヴたちも今回は引き下がった。  暇を嘆くエクレ&リュミエの前に、メガネを外し、髪の色を変えたメルクルディが現れた。久々の登場に狂喜乱舞するワタクシ。だが(以前から)アームブラストのパートナー彼女には油断ができない。一般人扱いであるメルクルディがGOTT内部にいることは本来おかしなことである。そのことに気づいたエクレ&リュミエは局長室に駆け込む。そしてそこでGOTT長官、シュバリエ・ドートリッシュがこれまで行ってきたことを知るのだった。  が、事態は急展開を迎える。生粋の地球人でもあるシュバリエはノーブルスの方舟・デュカリオンを強奪した。監視に当たっていたトゥイー姉弟の機体では止めようもない。その意図は不透明だが少なくともノーブルスに対する反抗心がその一因であることは間違いない。  

22話:デュカリオンはアイネイアースにワープしロボに変形した。エクレール&リュミエールはすぐさま駆け出しデュカリオンに接近する。デュカリオンの重力場の影響でアイネイアースは大災害に襲われていた。シュバリエは全銀河の回線にハッキングし、ノーブルスの悪行を洗いざらい後悔するのだった。  そんな彼の前にアールヴ&ドヴェルグが現れた。しかし二人は仲間割れを起こし、アールヴがドヴェルグを撃ってしまう。がその直後、シュバリエはアールヴをデュカリオンの動力部へと追いやった。そこは何者をもエネルギーに変えるという機関、皮肉にもアールヴは自らの能力と同等のものによって消滅させられた。  遅れてエクレール&リュミエールもシュバリエの前に到着。何とエクレールが育てていた赤ん坊は今眼前にいるシュバリエだった。そして今の二人ともその記憶を忘れてはいなかった。デュカリオンの本当の狙い、それは人類の中でノーブルスのみが生き延びるための手段だったのだ。こう話すシュバリエが全銀河に放送されている。全銀河のノーブルスに対する暴動は必死だ。  シュバリエはエクレールを母と呼びたかったという。その願いもついにかなえられたと思った瞬間、天井に取り付けられたビーム砲がシュバリエに直撃する。それをあやつっているのはまだ生きていたアールヴ、しぶとすぎる...

第23話 Annihilation/Zero
第24話(最終回) As Time Goes By (2003/3/18)  先週は気合入れて書き過ぎてました。これも最後の盛り上がりに自分が見事に引っ張られた結果だと思います。で、いよいよ最終回を迎えたわけですが、細かいストーリーを追うのは止めにしてとにかく集中して見てました。

終了後の感想ですが、先も触れたようにラストの盛り上げ方は結構良かったかなぁと。キャラの容姿自体が変わるという設定は自分にとって新鮮だったし、終盤の作画のクオリティアップも良い相乗効果を生んでいた。  ただ、初監督作品として後藤さんはナデシコを越えることを目標にしていたようだけど、残念ながらそれは次回以降へおあずけとなった感が強い。そもそも何を以ってしてナデシコを越えたかどうかが判断できるのかが良くわからないけど、作品の幅という側面だけを考えると俺はまだまだナデシコには勝てなかったと思います。次回以降に期待しましょう。
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