ストラトス・フォー ~感想~

スポンサーリンク
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

EMOTION the Best ストラトス・フォー TV-BOX [ 山内則康 ]
価格:6864円(税込、送料無料) (2021/8/17時点)


Amazon.co.jp
Bitly
CODE:101 INITIAL POINT (千葉テレビ 2003/1/5)  ストラトス・フォーにおける地球は隕石による危機を迎えている。それにしても女性しかいないブリッジはなんともねぇ。そしてそれ以上にヴァンドレッド3とも思えるキャスティングとはいかがなもんでしょ。  地球が危機を迎えているというのに、訓練生とはいえ地球を守る任務に就いているはずの美風には危機感ゼロ。授業に遅刻しそうになり彩雲に緊張感が無いと責められるがあっさりと聞き流す。肝心の授業も欠伸連発、罰として校庭一周を言い渡される。  美風はパイロット一家に生を受けた。が、気合抜けまくりの美風にはエリートの面影が全く無い。ちなみに男キャラの存在感はイマイチ薄い。  美風は格納庫のパーツ置き場で昼寝。香鈴、静羽、彩雲の3人が美風を回収に来たところで移籍襲来の報が流れる。しかし美風たちの隊は出撃無し、4人はお店の出前の手伝いをさせられる。  出前の帰り道、美風は夜風に当たりながらボンヤリと基地を眺める。何故ここにいるのか、美風にはよくわからない。その時、コメットブラスターの活躍を目の当たりにし、明日からも刺激の無い生活を思うとうんざりする美風だが...    第1話終了。絵的には、初回ということを考えても高いクオリティだった。スタジオ・ファンタジアということを考慮すると、今後もある程度のレベルは期待できそう。一方、ストーリーのつかみとしてはまぁこんなところだろうと思うけど、キャスティングも含めてイマイチ新鮮味に欠けるかもしれない。2話以降はこちらの読みを覆してくれるような展開に期待したいところ。

CODE:102 FOX ONE (千葉テレビ 2003/1/12)  【FOX-1】(ふぉっくす わん):セミアクティブホームングミサイルの発射意志指示。  相変わらず授業に集中していない美風、いつものように校庭10周を言い渡される。いつものようにバイトする美風以外の3人、資格女王静羽は料理人の資格も持ってるのね。美風の自覚の無さを指摘され、彩雲も返す言葉が無い。当の美風と言えば、暢気に紙飛行機を海に向かって飛ばすが、紙飛行機は風で自分の所に戻ってきてしまう。まるで美風自身の進歩の無さを表しているようだ。  1度も出撃が無いことを愚痴る静羽と彩雲、そして悪いのはいつも私と美風は言う。素質はあるんだからやる気を出せといつもの説教に美風はウンザリ。がんばる3人をよそにのんびりと夜空を見上げる美風だが、ため息が多い理由は必ずある。その時隕石が接近、コメットブラスターが出撃する。  美風たちは当然待機だが、例え待機といえども準備だけはしておかなければならない。が、美風はパイロットスーツすら着ようとしない。その時コメットブラスターは隕石を撃ち損ねてしまい、1つはこのままだと日本に直撃するという。ついに美風たちに出撃命令が下るが、美風は恐怖の余りその場に立ち竦んでしまう。いや、恐怖だけでない。様々なプレッシャーが美風を襲った。  助けを求めて絶叫した美風。だがその時、風が美風の背中を押したのだ。人が変わったように力強く歩を進め、機体に乗り込む。見事ミサイルは命中、隕石落下の危機は去った。美風の紙飛行機、前と同じく戻ってきたが、もう逃げないと美風は誓った。

CODE:103 DECISION HEIGHT (千葉テレビ 2003/1/19)  美風は心を入れ変えた。滑走路を走るその姿は真剣そのもの。彩雲&静羽もその変わり様にかなりの違和感を感じていた。そんな二人は美風を泳ぎに誘う。真水と海水が分離すると言う池、大気圏と宇宙に引かれるように美風はもぐり続けた。  迎撃成功パーティ、しかし広陳で行われたパーティはガンちゃんの悪酔で祝賀ムードは皆無。だが、高度の限界にチャレンジするという彼の言葉に美風が反応した。次の日、4人は迎撃訓練に臨む。ミサイル射撃までは完璧だった2機、だが美風は宇宙の無に吸い込まれるように、高度を上げてゆく。  ようやく我に返った美風だが、燃料不足で基地へ帰島できそうに無い。仕方なくグアムの基地へ緊急着陸することにする美風だが、グアムは運悪く台風に見舞われていた。雷雲へ突進する美風だが、その姿はどこかうれしそうだと香鈴が指摘する。  燃料はゼロ、着陸の方法はノーフラップランディングしかない。この危機を美風と香鈴は見事に乗り越えた。美風と香鈴がグアムでバカンスする中、静羽と彩雲は広陳で激務するのだった...

CODE:104 TALLY HO! (千葉テレビ 2003/1/26)  戦闘機で撃墜ゴッコとは、何ともノンキなものである。が、休みだと思っていた沙也華先生の逆鱗に触れ、4人は滑走路を走らされる。ローテーションの順位発表、美風たち4人がトップを占めた。もりワールドでの男性はつくづく頼りない。  今回の彗星はかなりの大型、地上迎撃隊も出撃の可能性が高い。1番待機の美風はこの事実に大喜び、大層な変わり様である。そんな美風をリン婆さんは風向きがいいのだと表現した。そしてその風に乗り損なうとすぐにひっくり返るとも...  そんなノリノリの美風に翼が射撃の勝負を挑む。翼には1番待機の美風が相当気に入らないらしい。抜群の腕を見せる翼に対し、美風も気合では負けていなかった。彗星の一部はやはり地上に落ち、美風たちの出番である。しかし彗星の軌道がずれてしまい、美風の機体から迎撃が困難となってしまった。  撃墜は後続の彩雲機の担当となり美風機には後退の命令が下るが、美風は命令に逆らいミサイルを発射してしまう。ミサイルは彗星の中心を外れてしまい、その破片が島へと落下し甚大な被害を生んでしまった。  基地に戻った2機。彩雲は当然美風に対して怒りをぶつけるが、美風は強がり自分の行動を正当化する。彩雲は美風にビンタを見舞い、静羽が二人を止めに入るが、何と香鈴が意識を失い倒れてしまった。何だか雰囲気が張り詰めてきたな...

CODE:105 GO AROUND (千葉テレビ 2003/2/2)  自分の犯した失敗に美風は落ち込んでいた。佐古はそんな美風を不器用ながらも励まし、少しだけ美風に笑顔が戻った。がその直後、美風に沖縄基地で開かれる査問会への出頭命令が下る。その事実を聞いた彩雲はまだ美風を許していない様子。  ついに査問会へ臨む美風。だが、査問委員の態度は意外にもリラックスしていた。いや、それよりも彼らの尋問はいわゆる誘導尋問だった。彼らは美風の行動を自主的な判断ではなく、教官たちの指示によるものだったと、事実を捻じ曲げるつもりらしい。そして香鈴に対しても何かを聞き出したいようだが。ホテルでも監視される状況に、美風は怒り心頭。  翌日も相変わらず意味不明の尋問を繰り返す査問委員。話は美風の家族にも及んだ。があくまで美風は事実を話し続ける。そこへ沖縄へ彩雲と静羽の二人が証人としてやってきた。彼女たちも査問会の洗礼を十分に浴びてしまったようだ。  更にコメットブラスターも偶然沖縄へやって来ていた。彼女たちの講演会イベントが開かれ、美風、そして彩雲&静羽も観覧していた。コメットブラスターの仕事に対する姿勢は自信過剰気味。地球を守るという使命を帯びているはずだが、彼女たちには余り緊張感がない。その態度に美風と彩雲が反発した。しかしメテオスイーパーという仕事をコメブラは完全に見下していた。  彩雲は査問委員で美風を庇った。その時査問委員へ事務総長なる人物から電話が入り、査問会は終了となった。しかし美風と彩雲も仲直りでき、この一件も事務総長の計らいで美風の謹慎処分で幕を閉じた。にしてもリン婆さんの謎は深まるばかりですな...

CODE:106 CHECKING SIX (千葉テレビ 2003/2/9)  広陳の飼い猫アリス・通称提督はバッチリ早起き。ランや美風たちの目覚まし係をこなす。といってもやっぱり遅刻ギリギリ、広陳のバイクで登校する彼女たちに沙也華も頭が痛い。と、いつの間にか提督が基地に入り込んでしまった。  美風は基地食堂の鍋掃除も処分内容に含まれていた。イヤイヤながらも仕方なく作業に入る美風だが、つまみ食いする提督を発見。美風はすぐさま追いかけるが、提督が機密データ運送中の沙也華先生と激突。データの1つを提督が持ち出してしまった。  提督は基地外へ逃亡。先生はすぐさま美風を呼び出すが、データは提督が運んだことを美風から聞くとすぐさま捜索の指令を下し、基地中あげての大捜索が始まった。その提督はといえばノンキに昼寝していた。提督に白い子猫が近づいてきたが、さっさと背を向けて歩き出してしまった。  子猫は懸命に提督を追いかけるが、途中で見失い島の野良猫に襲われてしまう。がその時提督が助けに入ってきた。野良猫3匹vs提督の戦いは提督の勝利に終わったが、提督も足を負傷してしまった。その様子を香鈴が見ていたが、美風たちを呼んできた時には既に提督はいなかった。  提督が見つからず途方にくれる沙也華先生。が、なんと提督は司令の膝でのんびりと寝ていた。データも見つかり一件落着だが、何かあるとやっぱり広陳でパーティなのね...

CODE:107 MAX SPEED (千葉テレビ 2003/2/16)  沙也華先生にブリーフィングルームに呼ばれた美風は大喜び、ついに謹慎が解けたのだ。まぁ美風たちのオーダーはずいぶんと下がってしまったのは仕方ない。4人は作業に没頭する佐古を訪れる。彼は宇宙機「ストラトス・ゼロ」を一人で修理していた。それがミハルを取り戻すことにつながると信じて疑わない。  しかしこのストラトス・ゼロは誰が乗るのか、と言う問いに佐古は答えられない。とその時、美風が乗りたいと言い、続いて彩雲たちも手を上げた。彼女たちの姿勢に佐古も張り切る。バイトを終えた4人は修理を手伝う。一方ミハルはコメットブラスターのベティに手を出すというトンでもない行動に出ていた。その真意はさっぱり...  男子生徒にイヤミを言われた美風だが、岩崎教官に励まされ元気復活。修理に苦戦する美風のところへ司令がやってきた。さすがにベテラン、的確な指示で美風を導いていく。彼もストラトス・ゼロの存在を知っていた。そして宇宙への憧れにも理解を示すのだった。皆の力を合わせ、修理は着々と進んでいた。そしていよいよ燃焼試験までこぎつけるところまでやってきた。  スイッチが入り、炎が勢い良く吹き上げる。美風の意識は既に宇宙に飛んでいる。リミットの2分間、エンジンは耐えることが出来た。これで宇宙への道も一歩前進、美風のモティヴェーションも更に上がっている。

CODE:108 GO GATE (千葉テレビ 2003/2/23)  突然ですが、絵のクオリティに萎え萎え。今までは平均レベルを保っていたものの、ついに今週破綻しちまいました。あーぁ、これじゃ見る気が完全に失せちゃうよマッタク。  要するに完全な中だるみという状態だと思っていたら、今週は原画動画共々海外丸投げっていうのだから何とも...最近の日本のアニメは海外依存度が高いことくらい重々承知しているけど、丸投げする相手がどの程度の力量を持っているかをちゃんと把握しておかなければならない。今週のレベルだったら、そこらの某アニメ学院の生徒の方がよっぽどマシだと思うよ。  あーぁ、せっかくこの作品に対する期待は低くなかったのに、それも今週で一気に急降下。テンションを取り戻すのは恐らく不可能だろう。あーぁ...

CODE:109 VAPOR TRAIL (千葉テレビ 2003/3/2)  絵のクオリティはすっかり元通り。こうなるとなおさら先週の出来が残念でならないね...今週の美風たちは慰安旅行、温泉をゴクリと飲む香鈴ちゃんはさすがに普通じゃない。旅行の先発隊が女性陣、残された男性陣は憂鬱である。のんびり温泉を楽しむ美風たちのところへ何と岩崎がやってきた。ここは時間帯によって混浴になるとか。しかし混浴に乗り気のランと岩崎を美風たちが冷やかし、そしてそこへ沙也華先生がやってきて大慌て。  が、沙也華先生と岩崎はすぐにマジメな教官の顔に戻る。二人はあの査問委員会のきな臭さを認識している。とりあえずこのことは4人に伏せておくことにした二人だが、美風たちは彼らの話を影で聞いていた。4人は教官たちの気遣いをうれしく思う。  その時、露天風呂を覗いていたむさ苦しい男性軍団を美風が発見。何だかどこかで見たことあるようなヤツらだが...彼らは彗星の秘密を天体管理機構が隠蔽しており、そしてコメットブラスターもそれに関与していると指摘する。しかし登場が唐突である。  宴が始まった。沙也華先生の悪酔から逃れようとする岩崎、そんな二人をシカト気味のランさん。彼女は夜の露天風呂に4人を誘う。香鈴は美風の口唇を見つめている。単にお風呂でボーッとしているわけではないようだが。  基地に残された男性陣は腹を空かせて気が立っていた。そこへリン婆さんが差し入れを持ってきたが、料理をめぐって大乱闘。ホント呆れます。美風たちは香鈴がいなくなったことに気づき、温泉街を捜索する。あっさりと美風が発見し、二人は手をつないで帰るのだった。夜中、目覚めた香鈴は自らの顔を美風に近づけるが、最後の一歩が踏み出させなかった。香鈴の苦しみを取り除くことは出来るのだろうか...

CODE:110 MISSION ABORT (千葉テレビ 2003/3/9)  ミサイル発射が近づき、美風の緊張が高まるが、いつもと異なる感触に戸惑う。と、これはコメットブラスターのシミュレーションだった。彼女たちにはコメットブラスターになるための試験が近づいているらしいが、スピードその他、メテオスイーパーとのあまりの差に美風は半ば呆れ気味。美風以外のメンバーもシミュレーションの結果は散々。そういえば、何でも今年は彗星の当たり年とか。ナーンダカキナクサイネ...  彗星が近づき、メテオスイーパーでもその動きをキャッチしていたが宙司令は何故か通常待機を命じる。4人は風呂から出て外の風に当たりながら、芳しくないシミュレーション結果と自分たちの力量の無さを嘆いていた。今度の彗星はかなりやっかいな存在らしい。沙也華先生は確実性を重視し、男子生徒軍団に迎撃の2番手を任せることにした。  静羽は試験前にも関わらず気合の抜け気味の美風を目覚めさせるため、以前美風のミスで撃ち逃した隕石のビデオを見せる。が、そのビデオでの隕石は奇妙な形状であり、更にその動きはまるで自らが軌道修正したような軌道を描いていた。そして宙司令は相変わらず部下に手を出している...  基地は警戒態勢に入る。美風たちは5番待機のためリラックスムード、だが各オービタルステーションからの通信が全く入らなくなってしまう。香鈴の指摘では、4人が見ているオービタルステーションからの中継画面は実際には宇宙からのものでは無いとか。更に地上の全基地にコード00発令、これは地上の基地だけで迎撃することを意味していた。  下地島基地も総動員体制。岩崎、藤田を先頭に4機が出撃し、宮沢も緊張が高まる。一方戦闘機に乗り込もうとする美風たちだが香鈴の様子がおかしい。岩崎が彗星を撃ったその瞬間、香鈴は倒れてしまった。香鈴は救急用の輸送機で運ばれてしまう。彼女が運ばれるその現場に、美風は以前自分を尋問した査問委員の姿を見つける。そして香鈴が落としていった携帯の画面を埋めつくす「たすけて」という文字。  彗星は12個のうち4つが撃墜に失敗し地球に落ちてしまう。が、このニュースが流れる画面を宙司令は不敵な笑みを浮かべながら見つめるのだった...

CODE:111 TARGET MARGE (千葉テレビ 2003/3/16)  3人は休暇願を提出した。もちろん香鈴を助けるためだが、沙也華先生は一人しか救助へ向かうことを認めなかった。それはパイロットが2人組であることが理由だった。がそこへ司令がやってきて美風と静羽の2人を香鈴の救助へ向かうことを許すのだった。彼は、残る彩雲と沙也華をペアにすると言う。  隕石の被害は広がっている。香鈴が搬送された病院へやってきた美風と静羽だが、患者DBに香鈴の名前は無い。そして負傷した病院の患者に責められ、2人は落ち込む。と、ある少女が2人にメモリーカードを渡す。そこには香鈴が天体管理機構の筑波研究所へ搬送された映像が。香鈴に危機が迫る。一方下地島では、ついに沙也華先生がパイロットとして現役復帰した。  美風はあの4人組男を召喚、やはり筑波研究所はアヤシイ。SS計画、SSとはスターシードの略だと彼らは言い、そしてエイリアンの存在にまで彼らの話は広がった。美風と静羽は工事業者に変装し、つくば研究所へ忍び込むことに成功した。が、あの査問官がモニタルームで2人の様子を逐一観察していた。  沙也華の放ったミサイルは見事に命中した。これで彼女も過去を断ち切ることができたのだろうか。静羽の資格能力で、2人はついに実験室の奥へと足を踏み入れた。そこには巨大な物体(生命体?)が安置されていたが、香鈴の姿はそこには無かった。美風が足を踏み出すと警報装置が鳴り響いた。逃げ延びようとする2人だが囲まれてもうあとがない。と、その時何とあの査問官が2人を助けた。  香鈴は人類にとって重要なサンプルだと彼は語る。香鈴は宇宙ステーション建造時に「ヤツ」に感染した。同じように感染した人間は自我を失ってしまうが、彼女だけが病気の進行が全く見られなかったらしい。そして隕石だと思っていたものは、「ヤツラ」の種だと彼は言う。そして香鈴だけは人類との共存の可能性を探る実験サンプルとして下地島基地に送られたのだ。  オービタルステーションを含む大気圏外は既にヤツラの勢力下に置かれていたのだ。美風たちは香鈴と友情を深めすぎたため、これ以上香鈴のデータを取られまいとする組織が強引な行動に出たのだ。しかし美風たちの気持ちが変わることはない。

CODE:112 ENGAGE! (千葉テレビ 2003/3/23)  佐古と美春は二人で夢を語り合う。がもちろんこれは昔の話だ。疲れの見える男子生徒を励ます佐古、対して美春のいるステーションは相変わらずの異常さだ。下地島基地に美風からの暗号通信が入る。彼女は香鈴が第7オービタルステーションに連れ去られたこと、そして自分たちが助けに行くことを告げた。第7ステーション、それは美春のいるステーションだ。  取調べ室にはあのオタク軍団がいた。査問委員は彼らに美風の写真を見せ、軍団の目的を強引に吐かせようとする。が、頭の隅までオタクな彼らにはこんな尋問も意味が無い。一方第7ステーションでは内乱勃発。しかし美春は全く問題視していない。彩雲は自分も美風たちの後を追う許可を得ようと沙也華に詰め寄る。もちろん沙也華は許可を与えようとしないが、その時ステーションからスクランブル通信が入る。それは美春の攻撃からの救援を求めるものだった。佐古の気持ちはかき乱される。  美風と静羽の飛行機はあえなく道路に不時着してしまった。しかし歩いてでも香鈴を助けに行くと美風の鼻息は荒い。しかしその時、下地島基地を武装した兵士が取り囲んだ。彼らは美風と静羽の行方を追っていた。その中には美風たちを救ったあの査問官も紛れ込んでいた。彼の行動は相変わらず謎だ。  香鈴は美春たちに取り囲まれていた。美春は香鈴が自分たちと同様に進化した人間だと言う。が、美春の言うことを香鈴が理解しているようには見えない。それどころか、美風たちに会いたいと彼女は言う。一方美風と静羽は追っ手の攻撃に苦戦、だがそこに基地から見事に脱出した彩雲が助けに来た。いよいよロケットに乗り込んだ美風たち、風向きはバッチリだと美風本人は意気込むが...

CODE:113(最終回) FINAL APPROACH (千葉テレビ 2003/3/30)  香鈴はとてつもない孤独を感じていた。しかしその感情は、美風たちの存在によって恐怖に変わったのだ。彼女は父に助けを求める。美風たち3人は種子島宇宙センターに辿り着き、ロケットで宇宙に飛び立った。  ロケットはあっさりと第7ステーションとドッキングした。いよいよステーションに潜入するが、いきなりインベーダに襲撃される。と、静羽はいきなり銃を取り出し、インベーダと交戦中のコメブラのパイロットに手渡し、共同戦線を張る。一方、下地島基地では司令が若者の未来を説いていた。美風たちの未来、その重要な転機が迫っている。  ついに香鈴の元へ辿り着いた美風たちだが、美春に不意打ちを喰らい捕らえられた。香鈴は銃を手にしているが、美風たちを助けようとはしない。そして美風に美春の魔の手が迫ったその時、コメブラが美風を助けた。そして美風は指輪を目にした美春の一瞬の隙を付き、スタンガンをぶち込んだ。やっと香鈴を助けることに成功したが、ステーションや基地に警報が鳴り響く。あの巨大隕石・ナイジェル87がついに襲来したのだ。  今のコメットブラスターでは迎撃を成し遂げる力は残っていない。コメブラは何と美風たちにその任を託した。4人の迎撃プランが下地島に送られる。5つの破片の内、2つが日本に直撃するというのだ。兵隊に取り囲まれながらも、男性パイロット軍団は意気込み十分で出撃する。  が、ミサイル発射直前になって隕石がその進路を変えた。美風たちはすぐさま追撃するがまたも進路を変え、作戦は失敗に思われた。が、美風は一端地球に降下し再度隕石の迎撃に入る。ついにミサイル発射、見事に命中するが美風たちの機体は隕石に近づき過ぎ、爆風に巻き込まれてしまった...が、美風たちは無事だった。これくらいで死ぬような彼女たちではないのだ。    

ストラトス・フォーも最終回を終えました。13話だとこんなもんなのかなぁ、というのが正直な感想です。最近は1クールアニメがスタンダードになりつつあるけど、かなりの満足度を得られた1クールアニメは過去にもほとんど無いと思う。残念ながら、ストラトスフォーもそれに該当してしまうね。やっぱ13話という時間は、情報量という面でも、制作サイドの熟成という面でも、絶対的に少なすぎる。何とかならないものですかねぇ、はぁ...
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

EMOTION the Best ストラトス・フォー TV-BOX [ 山内則康 ]
価格:6864円(税込、送料無料) (2021/8/17時点)


Amazon.co.jp
Bitly
タイトルとURLをコピーしました