WOLF’S RAIN ~感想~

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Bitly
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第1話 咆哮の街角 (2003/1/6)  深い雪の中で倒れた狼、孤独さがにじみ出ている。ツメは犯罪組織のボス。激しい戦闘の末、列車の積荷を見事に奪う。しかし街に倒れていたキバが突然ツメのグループのメンバーに襲い掛かる。ツメも狼となり反撃、今回は引き分けとなった。  チェザはかすかに微笑を浮かべているようだ。彼女は狼の血に反応するらしいが、まだまだ不明な点だらけである。街をさまようキバは老人クエント・ヤイデンに銃で狙撃され、倒れこんでしまう。しかしキバは死んだという話を全く信じようとしないクエント、彼は狼に異常なまでの敵対心を持っている。  キバはチェザの研究所で檻に入れられていたが、彼の前に同じく狼のヒゲが現れた。捕まったキバに対して優しく話しかけるヒゲ。人間の姿をしたヒゲに対し狼としての誇りを問うキバだが、ヒゲは死んだら何もならないとあっさり聞き流す。  ツメは襲撃を繰り返し、そしてキバとヒゲは共に研究所を脱出。楽園を目指すと言うキバに行動を共にした理由を問われても、ヒゲは明確な答えを持っていない。やはり同じ者同士、引かれ合うものがあるのだろうか。    第1話終了。さすがはボンズ、期待通りのクオリティだった。話の内容は現段階では全くよくわかりません。が、「孤独」というテーマを描くには最高のスタッフ陣が揃っているこの番組。ビバップとはまた異なった孤独を楽しませてくれるのだろう。

第2話 哭かないトオボエ (2003/1/13)  キバに反応し目覚めたチェザを監視する研究者シェール、彼女へ元夫ハブから電話が入る。彼らも物語に深く関わってくるのだろうか。そういえば狼って、見た目は犬とほとんど変わらないね。その差が具体的に何なのか、動物に興味が無い俺にはサッパリわかりません。  4匹目の狼、トオボエ登場。少女の差し出したソーセージをガツガツと食べた。キバはチェザに会うため再度研究所に戻ると口にする。彼女が楽園への扉と信じるキバ、ヒゲは反対するが結局キバについてくる。一方ツメは、ゲルを見捨てた一件を仲間から責められ、不穏なムードが流れる。  トオボエは少女レアラにソーセージのお礼を言う。その人懐っこい表情は飢えた狼というイメージとは程遠い。そんな彼はツメとバッタリ出会い、更にはクエントに見つかってしまう。銃を向けられ立ちすくむトオボエだが、ツメの助けで何とか危機を脱した。しかしクエントは狼の存在を確信した。  トオボエはツメの存在を知っていた。ツメは自分について来ようとするトオボエを冷たく突き放す。反対にヒゲは結局キバについてきていた。トオボエはレアラの放った鳥を、その本能で殺してしまった。現場にやってきたレアラの前で、狼となったトオボエが咆哮する。が、そこへツメが駆けつけトオボエを連れ去った。ツメの前で自らの過去を語るトオボエだが、ツメが優しく声を掛けるということは当然無い。  ツメの襲撃計画は仲間が集まらず頓挫。一方キバとヒゲは牢から脱出するがその時、ダルシアが研究所を襲撃しチェザを連れ去ってしまった。チェザはダルシアにも反応したが、それは拒否反応のようにも思えた...キバとヒゲの前に姿を現したダルシア、いよいよ役者は揃ったか。  そういえばこの作品には鴉の存在感も大きい。飢えた狼と、狼の餌を横取りしようとする鴉、ダルシアの存在は、正に鴉そのものと言えるのかもしれない。

第3話 Bad Fellow (2003/1/20)  ダルシアはチェザを連れ去り、狼たちにはチェザの悲鳴が聞こえた。クエントとハブの狼に対する確信度はかなりの差がある。ダルシアは貴族、ヒゲは貴族には関わりたくないらしい。  キバとトオボエは口論になり、トオボエが出て行った。二人の孤独に対する認識は余りにも違いすぎる。ハブはシェールを見舞ったついでに月の書のことを聞くが、彼女は架空の話だとそっけない。レアラはトオボエのことを父に信じてもらえず買い物から逃げてしまうが、そのシーンをクエントが見ていた。また事件の予感。  キバと別れたトオボエはツメ&ヒゲと出会い、更にその場所に自分を探しに来たレアラがやって来た。彼女は狼姿のトオボエを見るなり父を大声で呼び出し、クエントもその声に反応した。トオボエは人間の姿になってもレアラは彼を拒否する。落ち込むトオボエをツメ&ヒゲが地下水路に引っ張り込んだ。一方クエントの飼い犬?ブルーはキバを発見するが、キバは傷を負いながらもブルーを撃退した。  いよいよ4人が一同に揃った。チェザがさらわれた以上、街にいる理由は無いとツメは言う。キバもこの街を見限りつつあった。4人は共に楽園を目指す旅に出ることになり、街の外へ脱出を図る。警察やクエントたちの激しい攻撃を逃れ、彼らは街を出た。いよいよこれからだね。

第4話  荒野の傷跡 (2003/1/27)  荒野を駆け抜ける4匹の狼たち。厳しい雪の中、トオボエとヒゲは空腹を愚痴るがツメは五月蝿いと相手にしない。今日は満月だとキバが言う。ヒゲは死んでいるハイエナ?を発見、ツメ以外の3人は淡々と食べる。楽園の話を全く信じていないツメは、キバのことも相当気に入らないらしい。そしてツメはあっさりとパーティから抜けてしまった。  トオボエはすぐさま連れ戻そうとするが、これ以上ついてくるなと相手にしない。しかしそれでもトオボエはあきらめようとしない。声を枯らしながら懸命にツメの名を呼ぶ。その時、瓦礫の隙間から銃口が覗き、トオボエを狙う。ツメはすぐさま察知しトオボエを助けようとするが...退院したシェールと夕食を共にするハブだが、彼女は狼のことを聞きたくもないらしい。  銃口の正体はロボット兵器だった。ツメは足を撃たれて歩様がままならない。全てを悟ったようなキバの言動、その源泉にヒゲも興味が沸くが、当のキバは何も無いととぼけるだけ。追い詰められたツメとトオボエは谷底にまっ逆さま。彼らのいる場所は、かつて軍事施設だったようだが。  谷底に残されたツメとトオボエの二人。トオボエはツメのことを好きだと言う。それを聞いたツメの表情は少しだけ変化が生じたか。が、その時ロボットがしつこく追ってきた。思うように動けないツメは絶体絶命の危機に陥るがその時、白狼がロボットの銃口に噛み付いた。白狼は足を撃たれながらもツララをロボットに突き刺した。そしてロボットの弾薬が尽き、同時に雪崩がロボットを飲み込んだ。  ハブはシェールの机の中を物色した。そこにはある書物が入っていたのだが...助けられたツメは、その理由をキバに問い、キバは本能だとだけ答えた。4人の旅は続く。

第5話  堕ちた狼 (2003/2/3)  4人の前に海が広がる。そして海に浮かぶ長橋の先に、キバはわずかに月の花のにおいを感じるという。そこは寂れた街。街の人間に楽園を目指すと言うと、彼らは大笑い。彼らも狼であり楽園に行って来たが、しかし楽園とは名ばかりで実際は地獄だったと言う。さっさとこの場所から立ち去りたいとツメは言うが、キバはこの街に何かあると踏んでいた。  夜、ハラペコの4人は墓場へやってきた。そこには自らの墓穴を掘る爺さんがいる。彼に花のことを聞くと、昔のこの場所は一面花畑だったとか。そして楽園の入り口がそこにはあった。すぐさま入ろうとするキバだが、そこへこの街の狼ボス、ザリーがやって来た。彼は再度楽園など無いと言い切った。  ツメは楽園で頭がいっぱいのキバにあきれている。しかしキバの行動は本能からのものだ。と、そこへ女性コールが食べ物を4人に分けてくれた。が、キバとツメはどこかへ行ってしまい、トオボエはツメについて行く。一人たらふくメシを食べたヒゲだが、コールは朝に駅へ来るように彼に言う。  キバは群れる街の人間たちに対し、犬だから楽園にたどり着けなかったと挑発した。キバは怒った街の人間にボコられた。他の3人は駅へとやってきた。が、そこで見たものは犬として過酷な労働を強いられる狼の姿だった。働いた後、人間に餌を与えられる狼たち。これがこの街での人間と狼の関係の全てだった。  その様子を上から無表情に眺めるザリー。彼に対しツメも激しい言葉を浴びせる。そして群れの中で墓場の爺さんが倒れた。これを見たキバは怒り狂うが、ザリーに止められなす術がなかった。これがこの街のやり方だとザリーは言うが、キバはそんな彼らの生き方を軽蔑した。

第6話 受け継ぐもの  (2003/2/24)  野犬狩りが始まったらしい。ボコボコにされたキバを治療する3人、彼らの中で唯一満腹状態のヒゲは、ツメに食料調達を命じられる。コールはザリーがこの街で生き続けるという事実を、4人が変えられると期待している。ザリーも4人と同じように楽園を目指していたが、その旅の途中で毒ガスにより仲間の多くを失った。今はこの毒ガスも無いとのことだが、ザリーの腰は重い。  キバはツメに子供の時に見たという光景を語る。月の花、それが燃やされ仲間も同時に焼き殺された。孤独な彼にはもう楽園しか無い。食料を探すヒゲ、しかし落ちていた羊の肉を取ろうとしたその時、仕掛けられた罠にはまってしまった。罠を仕掛けた街の狼たちがすぐさま寄ってきた。彼らはヒゲ」たちの縄張り荒らしが許せない。ヒゲは彼らに連れ去られてしまった。  その様子を見ていたトオボエはすぐさまキバとツメに報告する。3人は街の中を疾走する。と、街の狼とザリーを発見した。ヒゲを連れ去った事実はザリーの知るところではなかった。完全な仲間割れに発展、ザリーは街の狼にボコられてしまう。コールはザリーに駆け寄る。そしてザリーはキバたちに改めて警告するが、キバたちの決意は固い。彼らは共にキバを探しに行く。  運ばれるキバの元へ、3人が助けにきた。彼らの牙は鉄格子をも捻じ曲げる力がある。一方、クエントにハブが接触した。あの本のことを尋ねに来たハブ、シェールの消失を告げるとクエントは月が近づいていると言う。  ザリーはキバたちを楽園の入り口へと導く。彼は、楽園へ行けるヤツと行けないヤツがいると言う。再び楽園への道を歩き始めた4匹、この先も目が離せない。

第7話 花の少女  (2003/3/3)  澄み切った湖と花畑、そこで戯れる男女。その男、ダルシアは片目を隠していた。ダルシアは女性、ハモナを楽園に連れて行くことを約束するが、ハモナは今二人がいる場所こそが楽園だと言う。しかしハモナは楽園病にかかってしまったとか。彼女の魂が徐々に薄れてゆく。これを救えるのはチェザしかいないとダルシアは言う。  4人は森の中を進む。しかし洞窟を出てから匂いが無くなったとか。キバは本能のままに歩を進めるだけだと言う。と、そこで彼らはダルシアの飛行船を見かける。そしてその飛行船に対して攻撃を仕掛ける戦闘機が1機、そこには何とシェールが搭乗していた。チェザを狙う2つの勢力、キバだけはチェザの存在を感じ取った。そして攻撃を受け傷ついた飛行船から、何とチェザが飛び降りてしまった。  チェザは山の上に舞い降りた。4人は崖をよじ登りいよいよ対面の時が近づく。と、そこはダルシアとハモナが戯れていた場所だった。キバはゆっくりとチェザへ近づく。チェザはキバの体をそっと抱き、そして「やっと会えた」と声を出す。チェザはキバの手を取りうれしそうに歩き出す。が、シェールたちもチェザを狙い包囲網を敷く。  枯れた花を見て悲しい表情を浮かべるチェザ。その時銃声が鳴り響く。4人は懸命にチェザを守り、チェザの導きで更に奥へと歩き出す。行き着いた先は木の根の中、シェールの追跡を逃れたように見えるが...

第8話  眠りの歌 (2003/3/10)  チェザをとり逃したシェールのため息は深い。シェール奪還隊はキバたちをダルシアの手先だと勘違いしているようだ。4人とチェザが行く途上、キバとツメがいつもの言い合いを始めてしまう。が、その時チェザが突然歌いだし、4人は強烈な眠気に襲われてしまう。4人は完全に眠りに落ちた。  次の朝、空中都市へ買出し?に出かけたヒゲとトオボエ、彼らはチェザの衣服を買いこむ。が、戻る途中に何者かに後をつけらていると感じた二人は街から素早く退散する。チェザは靴を履いて大喜びだが、その時見知らぬ老婆がチェザと4人に近づいてきた。老婆の眼の色はチェザとそっくり、そして彼女はすぐさま4人を狼と見抜いた。  老婆は自らをハナビトだと語り、そしてチェザのことを完成品と表現した。その直後、奪還隊がキバたちを取り囲んだが、老婆の導きで木の中に隠れた。完成しないハナビトは枯れるしかないと老婆は続ける。そして彼女自身は城から逃げ出したとも。そしてチェザが狼を求めることは破滅へとつながると警告する。が、チェザは楽園へ行くと力強く語る。老婆はもう何も語らなかった。  機械が反応を示した場所で、シェールは単独で捜索をしていた。が、彼女を狼たちが取り囲む。そしてチェザと共に彼女の前から立ち去った。再び木に戻ったチェザは、枯れる直前の老婆と最後の会話を交わした。  クエントも空中都市へやってきた。嵐の予感再び...

第9話  疑惑 (2003/3/17)  ハブはその名に似合わずヘビアレルギーらしい。彼は貴族の情報を嗅ぎ回っていたが、その最終目的はやはりシェールである。そのシェールはバーでクエントと酒を共にする。山の上の工場に狼が出るとのシェールの言葉に、クエントの表情は一変する。  キバたちはチェザを連れて街を歩いていた。その途中、クエントの猟犬ブルーを発見する。チェザはブルーに近づき、優しく語り掛ける。が、その直後チェザは奪還隊に見つかってしまう。一度廃バスに退却したキバたちは、チェザとトオボエを置いて奪還隊の動きを探りに行く。残ったトオボエとチェザは、奪還隊に追われる子供達を見かける。しかし、子供達に恐怖するなど奪還隊の様子もおかしい。  子供に暴力を振るう奪還隊をブルーが助けた。が、その時クエントに忌まわしい過去が蘇った。没落貴族ダルシアの行方が気になるシェールは街の骨董屋にいた。山の麓の森にはダルシアの墓場があり、そしてその先には死の森という場所があると骨董屋のオヤジが語る。その骨董屋には100年前のダルシアの肖像画が飾ってあった。その絵の人物が放つ存在感にシェールは圧倒される。  クエントが子供の傷を治療する隙に、奪還隊はブルーへ仕返しをしていた。痛めつけられるブルーだが、最後まで黙っているほどヤワではない。クエントが戻ると、ブルーは首輪を外し行方不明だった。一方キバたちは完全に包囲されているが、抜け道を確保し夜に脱出する計画を立てる。が、これも奪還隊には筒抜けだった。  シェールは死の森の前に立つが、そこには何とダルシアの姿があった。夜、奪還隊が廃バスへ突入するがキバたちは既に脱出した後であり、街で張り込んでいた奪還隊を急襲した。そのキバたちを見かけたクエントは銃を構えるが、その直後に傷ついたブルーが近づいてきた。しかし一度ブルーをその場に置いて、クエントはキバたちを追った。  キバたちを狙い撃つクエントだが、ついには狼を取り逃してしまった。ブルーの元へ戻ると既にブルーの姿は無かった。ブルーは本当にクエントの飼い犬なのだろうか、謎は深まるばかりである。

第10話 Moon’s Doom (2003/4/7)  3週間も間隔が空けば内容なんて覚えてられるワケねーのに。いっそのこと隔週とかにしてくれた方がリズムが一定になって良いのですが。  相変わらず鬼ごっこは続いている。死の森に入ったキバたちとチェザ。森の中は紀元前の地球のようだ。チェザは無食、水を飲んで日光を浴びるだけ、即ち花であり植物なのだ。クエントは奪還隊の尋問を受けていた。しかし彼はボコボコにされながらも目の光は失っていない。  シェールが目覚めると、そこにはダルシアが立っていた。ダルシアは彼女に会いたかったと言う。チェザを追う者同士、手を組むというのか。森を進むキバたちだが、チェザに疲労の色が濃い。ヒゲとツメはフクロウを発見するが、このフクロウからは匂いがしない。それどころか、彼らをあざ笑うような発言を繰り返す。何故にしゃべれるのか良くわからんが...  水も日光も得られない森、チェザの体がいよいよ枯れてきてしまった。またもフクロウが出現するが、彼はこの森の住人。キバはフクロウに水の在り処を尋ねると、フクロウが飛び立った。必死に追う4人は、フクロウの導きで洞窟に入ってゆく。一方シェールはダルシアにチェザの本当の力を教えられ、楽園の存在も知ることとなる。  チェザのことで頭がいっぱいのキバ、他の狼たちの言うことも全く聞こうとしない。ツメと衝突するのは当然の成り行きだ。と、洞窟の中には鳥の骨があり、巨大なダンゴムシ?の大群に襲われる。このピンチにキバとツメは見事な連携を見せる。狼たちは必死になって虫の大群に立ち向かう。と、何とチェザが虫の大群に飛び込んだ。驚いて後を追う4匹だが、何とチェザは虫を食べる植物の元へ虫たちをおびき出したのだ。  ついに森を抜けたキバたち。水と月の光がチェザを包み込んだ。しかしあと数回満月の光を浴びると、チェザの命が果てるとダルシアは語る。

第11話 消失点 (2003/4/14)  ハブはようやくシェールの足取りを掴んだ。が、その喜びも束の間、彼はあっさりと貴族院の手の者に捕まってしまう。そしてオーカム卿がジャガラ卿の刺客に殺されてしまう。事態はキバたちの知らぬ間にも動いている。  今日は年に一度の満月、キバたちの気持ちもノリに乗っている。そしてチェザが楽園への道を開くことをキバは期待する。ハブは手荒い拷問を受けるが、オーカム卿の死亡により戦艦内は大混乱。その隙に彼は逃げ延びる。一方シェールはダルシアの船を詮索しすぎたが、それをダルシアに止められてしまう。彼は祖父の研究と月の書、そして楽園というものの本当の姿をシェールに語るのだった。そして話を終えた後、左目でシェールを睨み付け、彼女は意識を失った。  ついに満月、チェザの周囲を走り回り咆哮する4匹の狼。真上の月を見上げるその瞳は力強い。そしてチェザの周囲に花が咲き誇り、ついに楽園への道が開いた。が、彼らの前にダルシアがついに姿を現した。彼はチェザを取り戻しに来たのだ。ダルシアの力は余りにも強大、キバたちの身体は深く傷つき、チェザからは大粒の涙が流れた。  チェザはダルシアの元へ戻る決意を固めた。傷つきながらも彼女を止めようとするキバだが、彼女はキバをやさしく撫で、ダルシアと共に飛び立った。拷問から脱出したハブの瞳に、真っ赤に染まった満月が焼き付いた。

第12話 Don’t make me blue (2003/4/21)  チェザを奪うことに成功したダルシアだが、ハモナがジャガラ卿の魔の手に落ちてしまった。彼は怒りに身を震わせ、絶叫し、号泣した。一方、キバたちの身体もかなり回復したようだが、キバはチェザを奪われたことに相当腹が立っているようだ。そんな彼らの前に青い狼(女性)が現れた。彼女は人間たちに追われていたが、キバたちにあっさりと返り討ちにされてしまった。  その女性はブルーと名乗った。クエントの飼い犬?だった、あのブルーだ。しかしクエントに追われた過去を思い出すキバたち(ヒゲ除く)は、ブルーのことを快く受け入れることができない。キバは、半分狼だったブルーがチェザと出会った事で目覚めたのだと言う。事情を知らないヒゲは、暢気にブルーについて行く。ハブはシェールを追って街を彷徨う。すると酒場で伸びているクエントと出会った。彼はシェールと一緒にいたらしい。そして彼は以前からブルーの正体に気づいていた。  ブルーはキバたちとは比較にならないくらい、人間臭い。ブルーはヒゲに一緒に旅立とうと誘いを掛けるが、その時トオボエが邪魔をし、更に銃声が轟いた。キバとツメが人間たちに囲まれていた。人間たちはジャガラが狼を高く買ってくれるのだと言う。この場を乗り切ったキバたちは、名も知れぬ老夫婦と出会う。  老人はキバたちを狼だと見抜いたが、老女が制止する。そしてブルーとヒゲの演技によって追手を交わすことに成功したキバたちは、クエントの城へと歩みを進める。

第13話 男たちの哀歌 (2003/4/28)  ジャガラの空軍を見上げるシェール、その表情は険しい。ブルーはキバたちとは一緒に行かないと言う。しかし人間の元にも帰ることが出来ない。ならば進むしかないとキバは言う。しかし今のキバが目標はダルシアの城、チェザを戻すためだ。ヒゲはブルーに手を差し伸べる。  ハブとクエントも街を目指して車を走らせる。女と狼の尻を追いかける二人、似た物同士である。特に、ハブのシェールに対する想いはあまりにも強い。と、車の前を狼が通り過ぎた、ようにクエントには見えた。車を降りた二人は、大掛かりな軍の輸送を見る。自分の知らぬところで事態が動いていることに、ハブは無性に腹を立てる。  シェールに貴族の研究所からの引き抜きがあったのは、二人が結婚してから2年たった後のことだ。チェザの研究にのめり込んだシェール、二人がすれ違うのはそれこそ時間の問題だった。チェザの話は、クエントも思う所がある。故障した車を何とか修理し、再び走り出す。  ようやく街へたどり着いた二人は、早速お目当ての者を探しに掛かる。クエントはあの老夫婦と出会い、ブルーたちがダルシアの城へ向かったことを知る。一方ハブもシェールと再会できた。彼女はダルシアの城へ向かう決心を固めている。ハブは当然反対したが、彼女の決意が固いことを知ると一緒に行くと言う。3人の人間たちが城へ向かった。

第14話 没落の城 (2003/5/5)  吹雪の中、歩を進める5匹の狼。だがトオボエとブルーが遅れ気味、キバのペースが速すぎるとヒゲは指摘する。半壊した建物で吹雪を避ける一行だが、チェザしか見えていないキバはすぐさま飛び出してしまう。一方ハブたちも吹雪の中を車で突っ走る。シェールはダルシアから聞いたチェザの全てをハブに話す。そして狼を許さないと言うクエントも相変わらずだ。  キバはダルシアの城へたどり着いた。チェザもキバの存在を感じ取った。ツメたちも城の門へとやってきたが、そこにハブたちの車が置いてある。クエントの匂いを嗅ぎ取ったブルーは歩みを速める。ダルシアの元へたどり着いたキバだが、彼の眼前でチェザはダルシアに痛めつけられる。怒ったキバはダルシアに襲い掛かり、激烈な戦闘が展開される。  ダルシアの狼に対する憎悪は深い。キバが楽園に見ているもの、それは未来。しかしダルシアにとって未来というものは必要の無いものだった。そして二人の元へハブたちも到着、キバに銃口を向けるクエントだが、そこへブルーが割って入った。クエントは引き金を引くことができない。  その時、ジャガラの戦艦が城を取り囲む。城はメチャメチャに破壊され、チェザとハブ、シェールは捕らわれてしまう。そしてダルシアはハモナと共に、光の中に消え去った...行方不明となってしまったキバ、チェザとはまた離れ離れになってしまった。

第15話 灰色狼 (2003/5/12)  今週はツメ自身の振り返りの回。ということで、お休みです...

第16話 夢の旅路 (2003/5/19)  今週はトオボエの振り返りの回。ということで、先週に引き続きお休みです...  って!どういうことですかこれは?もしかして制作がパンク状態なんでしょうかね。ニュータイプ6月号を読み返して見ると、なるほどやはりそんな光景が目に浮かぶような感じでした。うーん、すてプリにスタッフを割き過ぎたんでしょうか...  ということは、来週と再来週でキバ&ヒゲ視点の振り返りってことだよねぇ。丸々1ヶ月休みを取れるなんて、社会人の俺からするとうらやましいんですが。

第17話 花の香り、狼の血 (2003/5/26)  今週はヒゲの振り返りの回。こうしてダイジェストを見てみると、ヒゲは面白いヤツだということが改めてわかった。  来週はいよいよキバによる回想。本編ではあまりセリフがない分、思い切り語ってほしい。

第18話 人、狼、月の書 (2003/6/2)  あら、予想に反して今週の回想の中心はハブやシェールなどの脇役でした。しかしこれで長かった総集編もついに終了。結局キバメインの回想は無しですか(苦笑)。

第19話 オアシスの夢 (2003/6/9)  チェザさらわれる、っていつの話やねんって感じですが(苦笑)。ツメたちは行方不明のキバを必死に探すが、ヒゲはあっさりと降りてしまう。自分は楽園に行く気など最初からなかったとヒゲは言う。今にも仲間割れしそうな雰囲気だ。と、彼らは雪の上で倒れているクエントを発見する。ツメとヒゲは全くの無視だが、トオボエは敵であった彼を助けた。クエントは夢を見て泣いていた。  目覚めたキバは見知らぬ泉の前に立っていた。ここが楽園なのだろうか。彼の前にミュウと名乗る女性がいた。誘惑するような彼女の態度に、キバは困惑する。ツメとヒゲはジャガラの飛空挺を発見、そして彼らの後を追っていたトオボエは何者かに襲われた。何とかツメとヒゲの助けでピンチを脱出したが、襲ってきたモン族は狼を信じる、いわば味方だった。  モン族も何者かの攻撃を受けていた。それをジャガラの仕業だとヒゲは考えた。一方キバは動物たちが群れる、正に楽園にたどり着いた。ミュウはカラカル、種別は異なるが分かり合えるとキバに言う。かつて無いほどの安らぎを感じるキバだった。  狼から人間が生まれた、そうモン族の長老は語る。そして楽園が見つかる時、それは世界が無に帰す時だと言う。次の日、ツメたちは早々に旅立つ決意をするが、トオボエはここに残ると言う。そしてオアシスに咲く一輪の花、どうなるのかマジわかりません...

第20話 CONSCIOUSLY (2003/6/16)  トオボエは自らの楽園を見つけたと言う。ツメはあっさりと別れを告げ、ヒゲと共に「砂漠の骨の地」へと向かった。一方キバは相変わらず仲睦まじい。  砂漠の骨の地にも、ジャガラ卿の手が回っていた。彼らは瀕死の状態で倒れていたキバの存在をかぎつけいていた。ツメとヒゲ、そしてトオボエがキバを何とか救助し、長老の元へキバを運びこんだ。長老はキバの魂を呼び寄せようと儀式を行う。  現実の世界から呼び戻そうとする声にミュウが反応した。この地は楽園ではない。時間が失われた地だと言う。キバは一緒に行こうと叫ぶが、ミュウは寂しく背を向けた。その声にチェザも反応し、涙を流した。  長い夢からようやくキバは目覚めた。キバが夢の中で見た地、そこは「永遠の園」だと言う。しかしキバは現実の世界に戻ってきた。何故楽園を目指すのか?長老の問いに、生き続けるからだとキバは応える。再び狼たちは楽園を目指す。トオボエも泣き言は言わないと決意した。  一方、雪の中で倒れていたクエントを、モン族が助けた。それはキバたちが依頼したことだった。しかし差し出された食料をあっさりと拒否し、クエントも再び歩き出した。

第21話 戦いの狼煙 (2003/6/23)  オーカム卿の残存部隊vsジャガラ軍。そこにはあの捜索隊の隊長もいる。そしてキバたちもそこへたどり着いた。元隊長がやられそうになったそのとき、キバたちは彼を助けた。ジャガラの城の場所を隊長から聞き出すと、キバたちはすぐさま駆け出した。  一方護送運搬中のチェザとブルー、女性(チェザは女性かどうか知らんが)キャラ二人の会話は、このアニメには珍しい。同じく運搬中のハブとシェール、シェールの心をハブが支えている。この二人、相変わらず洋画チックです(苦笑)。  護送車から脱出したハブとシェールはチェザとブルーを助け、4人は逃げ出した。しかしジャガラの飛空艇にハブとチェザがさらわれ、そして残るブルーとシェールはジャガラの兵隊に取り囲まれてしまった。がそこへ、失ったものを取り戻そうと決意した隊長が彼女たちを助け出した。いよいよ最後の戦いが始まる。

第22話 流星の破片 (2003/6/30)  4人は流氷の浮かぶ海にたどり着いた。ジャガラの城はこんなところにあるのか。非力なトオボエにはちと辛い道のりである。一方捕獲されたハブは兵士に殴られ意識を失い、チェザも兵士の手でどこかに連れられた。  ハブは牢屋の中で目覚めた。そこには同様に反逆罪で捕まったという老婆がいた。彼女は花の娘の存在を知っていた。何者?先を急ぐ4人だが、トオボエが負傷していた。やはりトオボエには3人に付いていく力がまだ無い。と、トオボエの血のにおい嗅ぎつけたアザラシのバケモノが氷の下から攻撃を開始。キバとツメの噛み付き攻撃もあっさり跳ね返す。  アザラシの牙がキバの足を突き刺した。その凄惨な光景に目覚めたトオボエはバケモノに突撃。バケモノのまぶた?に喰らいついて離さない。ついにバケモノを撃破したトオボエは放心状態、しかしこのバケモノは自らの運命を悟っていた。トオボエはアザラシを喰らい、元気回復。  捕われのチェザはジャガラ卿(女性だった)の前に連れられていた。彼女の雰囲気、とても怖い...

第23話 黒い街の鼓動 (2003/7/7)  最果ての街、ロストシティ。ここにジャガラの城がある。クエント、シェール&ブルー、狼たちも到着した。ここでヒゲは二手に分かれることを提案、ヒゲ&トオボエはメシ集め、そしてキバ&ツメは城を周囲を探る。  クエントは街に入るためのIDを持っていたが、シェールとブルーは持ち合わせがなくぶらついている。と、そこにゴロツキが絡んでくるが、ブルーがあっさりと蹴散らした。ヒゲはどうやらこの街を知っているようだ。城は厳重な警戒態勢が敷かれている。さすがに正面突破は辛そうだ。  ヒゲたちの街散策は続く。二人は街の中に入ることに成功した。クエントは兵士たちが寄り合う酒場でチェザとハブの噂を耳にする。そして彼らの口から、狼を始末したと聞かされるが、狼はまだいると反論する。ヒゲは聳え立つジャガラの銅像を見ると急に頭を抱え、駆け出してしまう。  ツメはさっきのゴロツキに裏道を聞き出そうと脅す。ゴロツキもツメとキバの実力を認めるが、城に入るという二人の要件に驚きを隠さない。一方シェールとブルーも女の魅力を振りまきIDを手に入れた。スゲっ。  ゴロツキに道を聞き出した二人は城へ向かった。そして頭痛に襲われているヒゲはジャガラ兵に囲まれ大ピンチ。しかし兵はヒゲの首輪を見るなり「23?」と口にしてあっさりと立ち去った。ヒゲには助かった理由がまだ分からない。全ての謎は、ジャガラと対面したそのとき、解き明かされるのだろうか。

第24話 罠の匂い (2003/7/14)  ブルーとシェリルは街に入った。彼女たちの手に入れたパスは、どうやらホンモノだったようだ。相変わらずヒゲの調子がおかしい。監視カメラを見つけたヒゲは、またしても脅えながらその場から逃げ出した。シェリルは街の人間から城の場所を聞き出そうとするが、この街の人間は何か雰囲気がおかしい。と、二人の前に1匹の黒猫が現れた。その猫はこの街の人間は死人だと言う。  猫の飼い主=書店のオヤジを訪れた二人は、ついにジャガラの城の場所を突き止めた。一方クエントは酒を飲みながら街を徘徊するが、そこでトオボエを発見する。が、彼は銃を構えつつも引き金を引けなかった。苦しむヒゲの絶叫をツメは感じ取ったが、城の中でキバとヒゲは隔離されてしまった。  ブルーとシェリルは街の兵士に捕まってしまった。彼らはクエントの住んでいた村を焼き払ったと笑いながら話す。当然ブルーは激怒し彼らに襲い掛かった。が、多勢に無勢、ブルーは一撃を食らわしてその場から立ち去った。一人になったブルーは倒れていたヒゲを発見する。彼女は村を襲ったのが狼ではなかったと、ヒゲに語る。そんなブルーの手を取り、ヒゲは駆け出した。  しかしその時、4匹の狼たちはそれぞれピンチを迎えていた。唯一ツメだけは敵にも囲まれず歩を進めていたが、彼は城の中で多数の狼の剥製を目にする。驚愕の表情を浮かべるツメだが、そのとき屋根から鉄格子が降って来た。敵に囲まれたキバは何とか兵士たちを倒し、傷ついた身体でチェザを目指す。

第25話 過ちの記憶 (2003/7/21)  ツメもハブと老女がいる牢屋に入れられた。老女は、この牢屋に入れられなかったのは、首輪をつけた狼だけだったと。そいつが仲間を売ったのだと、老女は履き捨てるように言った。一方、今にも力尽きそうなヒゲは、ブルーに首輪を外してくれと頼む。ブルーは必死になって首輪を噛み切ろうとする。そこへ兵士が二人を襲撃するが、何とか逃げ延びた。その拍子に、首輪も外れた。  トオボエも兵士に捕まり、牢に入れられた。と同時に、兵士たちは老女に止めを刺した。その姿にハブは衝撃を受ける。彼もようやく狼の存在を理解できたのだ。ハブからチェザという言葉を聞いた二人は、牢を脱出しようと懸命に鉄格子に体当たりする。  ついにキバはチェザの元にたどり着いた。しかし、その背後にジャガラ卿が。キバは彼女の魔法で地に倒れ、チェザの声もキバには届かない。楽園がついに開くと、彼女は言う。城には何とダルシアもいた。一体何が起ころうとしているのだろうか。シェールはダルシアにそう問いかける。  チェザの歌が響き渡る。それが彼女の涙の歌であることは、ツメとトオボエにはすぐに分かるのだ。ジャガラの楽園が解き放たれるという宴が始まった。ヒゲもチェザの元へ行くとブルーに告げる。彼女も付いて行くと言うが、ヒゲは待っていてくれとブルーに頼むのだった。  宴にダルシアが侵入すると、ジャガラの周囲の貴族たちが倒れていった。いよいよ来週は最終回ですが、何が起こるのか本当に予想がつきません。

第26話(最終回) 月光炉 (2003/7/28)  ダルシアが、ジャガラの前へと歩を進める。仮面を外したジャガラの顔は、何とあのハモナと瓜二つ、ハモナはジャガラの妹だったのだ。そしてハモナを殺めたのは、嫉妬に狂った実の姉である彼女だった...一方、シェールはチェザの異変に気づいた。チェザは今にも咲こうとしている。そして楽園への道も開こうとしている。  ツメとトオボエは鉄格子から見事脱出。とそこへヒゲが暢気にやってきたが、ツメは既にヒゲの全てを見抜いていた。しかしヒゲはやるべきことがあると、ツメに背中を向けて歩き出した。トオボエとツメも当然後を追う。  ブルーは街中で倒れているクエントと再会、まだクエントに余力があると理解したブルーはホッと胸を撫で下ろす。ブルーは人間の姿で村が焼かれた真実を語るが、彼は聞く耳を持たない。するとブルーは狼の姿に戻り、彼女の姿を認めたクエントは抱きしめ、涙した...  今にも枯れそうなチェザの声を聞き取ったキバは雄たけびを上げ復活。キバとダルシアは月光炉の光を消し去り、楽園への道を閉ざした。と同時に、ジャガラの城が崩壊した。ジャガラはダルシアに短刀を突き刺す。  すぐさまチェザの元へ駆け出すキバ、シェールはチェザを救い出したが彼女の息は今にも絶えそうだ。怒り狂うジャガラは剣を抜き、ダルシアに襲い掛かる。用意周到にも、短刀には猛毒が塗ってあり、ダルシアにはジャガラにハモナの幻影を見てしまう。ジャガラがトドメを刺そうとしたその時、ヒゲがジャガラに襲い掛かる。が、ジャガラは剣を投げつけ、ヒゲは深手を負ってしまう。  しかしその直後、今度はキバがジャガラに攻撃開始。ジャガラは再び魔法でキバの息の根を止めようとするが、目覚めたキバには効かない。驚愕するジャガラに、ヒゲ、キバ、そしてジャガラの3段攻撃。ジャガラは倒れた...  ダルシアの手の中で、月の石が輝く。楽園が呼んでいるのだとジャガラは語り、キバに背を向け歩き出した...    

WOLF’S RAINもめでたく終了となりました。率直な感想ですが、意外にあっさり味だったなぁというところでしょうか。作画のクオリティに関してはもちろん高級な部類に入っていと思いますが、ストーリーとしては奇を衒うわけでもなく、終始王道を突き進んだ感じでした。  まぁ正直なところ、自分の期待が大きかった分、番組中盤での単調さ(ストーリー的な動きの無さ)と総集編4連発には閉口しましたが、終盤の盛り上げ方はさすがだなぁと思いました。せめてこのレベルの作品がコンスタントに出てくれる業界であってほしいですなぁ。
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