君が望む永遠 (TVアニメ版) ~感想~

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第一話 (千葉テレビ 2003/10/5)  またしてもエロゲ原作アニメ。てなこと言ったらファンの人に怒られそうですが(苦笑)。でもヤミ帽もそうですけど、スタッフ陣もそれなりに有名どころを集めてますねぇ。特に菊池洋子さんは、AIKA以来のスタジオファンタジア作品参加ですね。自分は原作ゲームは未プレイですが、概要は何となく掴んでいるつもり。  第一話の印象ですが、まず作画面は何だか全体的にのっぺり感が漂っている気がしました。こういう場合は動画が海外発注である時が多いのですが、今回も案の定その通りでした。第一話がこの有様では、先が思いやられます。  あと、役者の演技ももうちょっと何とかならんものか。みな実ちゃんファンには悪いが、例えば女子生徒Bの子の方が、よっぽど演技力が上のような(笑)。来週以降はチェックするか、かなり微妙なところ。

第二話 (千葉テレビ 2003/10/12)  栗林みな実のミュージッククリップ、一昔前の浜崎あゆみみたいー。リエリエといい、最近の声優さんはPVにも凝ってますねぇ。一般的なJPOPは全然売れなくなってるし、アニソンのクオリティアップで世間的な存在感は更に増すばかり、ですね。  茜キターーーッ、って前から言ってみたかった(笑)。ゲームやってる人にはとっくに認識済みなんでしょうけど、茜の萌え度は高い。あの性格であの声で妹キャラとは、半ば反則の感アリです。  今週は作画のクオリティは先週より高かった気がしました。ストーリー的にも、来週以降からが本当の「君望」なんだよね?(ゲーム未プレイ者の推測)。とりあえず継続視聴決定です。

第三話 (千葉テレビ 2003/10/19)  やっと真のOPがお披露目となりますた。でもTVCFの印象が強すぎて、曲は新鮮味が無くなっちゃったし、絵的にはあのプロモより地味に感じちゃった。あぅーー。  でも、ストーリーはどんどん重苦しい雰囲気に包まれてゆく。欝展開だのと噂には聞いていたが、なるほどこれが君望なのだと、今週やっと少しだけ理解できた気がする。これからどうなっていくのか、ゲーム未体験の自分としては純粋に楽しみです。  しかし、肝心の作画はデッサンから既に破綻気味で超萎えです。アニメ本数激増のひずみは、避けようの無いものとしてあきらめるしかないのかね。悲しい世の中になったものだ...

第四話 (千葉テレビ 2003/10/26)  ゴメン、感想なんて、見終わった後も胸が張り裂けそうな今の俺には、とても書けそうに無いです...    時間が少し経ち、徐々に落ち着きを取り戻してきた。それにしても、何が「茜萌え」だ!?安直なことを平気で口走っていた2週前の自分に嫌悪感すら感じてしまう。そんなありふれた言葉では、「君望」という作品を表現することなど絶対にできない。それが今週良く分かった。  最後まで継続視聴することは、もう間違いありません。この先の展開が楽しみでしょうがないという心境、ゲーム未プレイ者であることの幸せを、今の俺は感じているところです。

第五話 (千葉テレビ 2003/11/2)  今週は精神崩壊状態だった孝之と、水月の告白回想シーンが中心に展開された。冒頭で茜が見せた救いを求める涙と、ラストで孝之と水月の現場を見てしまった茜の怒りの表情、そんな対比を見ても、傷ついていない人間など一人もいないことを痛感した俺でした。  想像力が乏しい俺には、彼ら全員が前向きに生きる希望を見出せる結末など予想できそうにも無い。ストーリーを追うという純粋な好奇心は抱きつつも、予測不可能な現状から来る結末に対する恐怖心も同居している状態と言えそう。何にせよ、異常なほど自分の記憶に残る作品であることは、言うまでもありません。

第六話 (千葉テレビ 2003/11/10)  選挙のため千葉テレビは1日遅れでの放送、さすがに国家には逆らいようが無いですな(涙)  それにしても、茜の言動はキツ過ぎるの一言。だが単にキツいだけでは無く、彼女本来の温かさを無理矢理覆い隠したような感じで、見ていて痛々しいよね...誰か彼女に救いの手を差し伸べて欲しいものだ。  そして何より、こういった難しい立場の茜を演じるのは、やはり上原ともみレベルの実力派で無いと役を全うすることなど不可能に近いね。久々に見た最上級のキャスティングだと思います。

第七話 (千葉テレビ 2003/11/16)  何だか昼メロドラマ一直線って感じの展開になってきましたね...水月の不安がどんどん大きくなってゆく過程、切ないよホント。  誰も悪くない、にも関わらず事態は悪化の一途を辿る。人間って簡単な生き物じゃないよねやっぱり。しかしそんなことを思わせてしまうことが、このアニメの存在意義なのだろうか。うーん、良く分からん...

第八話 (千葉テレビ 2003/11/23)  あーぁ、怒涛の鬱展開って言葉を良く見かけたけど、看板に偽り無しですねホント。恋愛における切なさを超越した感情を表現したアニメって、最近ではこの作品くらいなものです。  それにしてもオレには今週の茜ちゃんの行動が良くわかりません。彼女は孝之に何を伝えたいのだろうか。しかいこの辺りもオレごときが予想できるような感情では無いのだろう。ただ一つ言えることは、彼女が君望の最萌キャラだということだけです(笑)

第九話 (千葉テレビ 2003/11/30)  ゲーム未プレイのワタクシとしては、茜ちゃんの不可解な行動(状態?)が気になってしょうがない。咳き込んでたのは何故?元気無いのは何故?「これでいいんだ」ってどういうこと?制作スタッフの皆様、頼むから彼女を不幸にすることだけはやめてくれーっ(叫  と茜ちゃんのことを心配ばかりしてるワタクシですが、もちろん遥や水月のことを忘れたわけでありません。水月の心も崩壊寸前。今週はついに慎二君の招集と相成りましたが、彼の手つき&受け答えも意味ありげで更なる泥沼な予感。そして遥も失った時間に気づいたっぽい。放送も残すところ5回ですが、一瞬たりとも目が離せません。

第十話 (千葉テレビ 2003/12/7)  あぁやはり、茜までも孝之の手に落ちてしまっていたのか...何だかすごい悔しい。そして彼女は、失った時の長さに気づいた姉に全てをぶちまけた。卒倒する遥、気は済んだかという香月先生の言葉が茜の胸に突き刺さる。いつも茜は損な役回りで切ない...  一方、水月の精神もついに限界を迎えてしまった。自暴自棄になった水月は自分を守ろうとした慎二君を虜にしてしまう。彼女としては、モヤモヤを忘れるためなら誰でもよかったのか、それとも少しは慎二に対する好意があってのことなのか、俺にはさっぱり分かりません。ですが、事態が更に複雑化したことだけは確かです。  それにしても水月の先輩(石田さん)はカッコよすぎるね。幸いワタクシの実生活においても、良い先輩に恵まれていると感じてます。やっぱり経験積んだ人のアドバイスは、しっかりと肝に銘じておこうと思う今日この頃。

第十一話 (千葉テレビ 2003/12/14)  茜ちゃんはやっぱりエエ娘や...茜ちゃんの絵って、いつもクオリティが高いような気がするのですが、私と同じ思いのアニメータが多いってことの裏返しでしょうか(苦笑)。とにかく、エロゲ界最高の妹キャラの看板に偽りは無かった。それだけは確か。  先週で完全に壊れてしまったと思われた水月ですが、皮肉にも孝之の体調悪化を機に、彼女の瞳にも光が戻りつつある。茜たんは損な役回り云々ということを先週書いたのですが、自我を失うほどの症状に見舞われたことを見ても、最も傷ついたのはやはり水月なのかもしれません。  自宅に戻ってきた水月を待っていたのは、意識を失った孝之。だがこれを機にあっさりと二人の寄りが戻るなんてことは考えにくい。最終回の最後のシーンまで、油断はできません。

第十ニ話 (千葉テレビ 2003/12/21)  孝之は沈みゆく意識の中で遥の名を口にした。それを聞いていたにも関わらず孝之を懸命に看病する水月、なんて健気なんだ・・・と思いきや、彼女は重大な決意を胸に秘めていた。慎二との一件を正直に告白、あの指輪を外し、「もう、遥の変わりはできない」。そう告げると、水月は孝之の前から去っていった。  一方、再び遥が目を覚ました。記憶もはっきりしており、状態はすこぶる良好。ただ1点、前回目覚めたときの記憶が無いことを除いては。慎二は孝之のバイト先にやってきた。もちろん男のケジメをつけるためだ。彼の水月への想いは変わらない、だが水月は孝之で無いとダメなことも痛いほど理解していた。だからこそ、慎二は自身の怒りを孝之に直接ぶつけるしかなかった。  優しすぎる自分のせいで、水月や茜、そして慎二を傷つけた。だが孝之には、何をすれば良いのか道が見えない。そんな彼を救うのは、やはり遥の存在なのだろうか...

第十三話 (千葉テレビ 2003/12/21)  3年という年月を、遥もようやく受け止め始めた。付き合っている人はいない、孝之はそう遥に告げた。彼自身、水月とのこともようやく踏ん切りがついたということか。踏ん切りがついたのはそれだけではない。彼はすかいてんぷるに就職することを決めた。  一方茜は水月に会いに行き、彼女を遥の元に連れて来た。水月は孝之とのことを遥に語り始めた。孝之とのことは本気じゃなかったと淡々と語る水月、だが遥はそんな彼女を平手打ちにし、今すぐ帰ってと言い放った。もう、二人の間に友情が戻る日は訪れないのだろうか。  水月との思い出に心奪われる孝之のそばを、看護士の星乃が通りかかる。彼女は孝之を暇つぶしの相手に指名、天川さんがいなくなったことを告げる彼女だが、当たり前だった人がいなくなる寂しさから逃げていてはだめだと言う。この言葉を聞いた孝之は、何かを感じた表情をしていた。  孝之が病院に足を運ぶと、遥はリハビリを始めていた。彼女も水月が来てから変わったのだ。これからは自分もがんばるのだ、無理するのだと、彼女は固い決意を語る。夜、茜は水月が訪れたことを孝之に告げた。孝之は遥の強い一面を意外だと言う。だが、茜は本当にそう思うのかと言い放ち、そして遥の病室の中から遥の悲壮な叫びが聞こえてきた。思わずその場から逃げ出した孝之、今の彼には雨空に向かって雄たけびをあげることしかできなかった。  翌日、リハビリ中の遥の元へ孝之がやってきた。話があるのだと、彼は言う。どんな話なのか、次回の最終回で全てが明らかになる。うーん、楽しみだ。

最終話 (千葉テレビ 2004/1/4)  孝之が遥を海辺へと連れてゆく。孝之が水月が来たことを確認すると、遥は水月をひっぱたいたことを素直に話した。そして自らの足で、よろめきながらも懸命に階段を降りる。大丈夫と言いながら。波打ち際で足から崩れた遥を孝之が抱き止めると、遥が孝之に静かに口づけをした。だが遥は、かつてのような友情を取り戻すことは、もうできないと言った。  そんな遥に、孝之は水月がいたからこそ今自分がここにいられると言う。水月の苦しみに気づいてやれなかった後悔、その償いをするのは一生かかっても自分が為すべき事だと。それは即ち、遥との別れを意味する。その言葉を聞いた遥は、3年という年月の長さを痛感する。もう、3年前の鳴海君はどこにもいない、と。  「楽しい夢、だった。ありがとう」、そう言った遥は、「マヤウルのおくりもの」の話を語り始める。彼らが出会ったきっかけとなったそのお話は、悲しい、別れの物語だった。病室に残っていた茜も、絵本を読んで涙を流す。別れは笑顔でしようと遥は言った。二人はお互い、静かにさよならを告げた。  孝之は水月の会社に出向いたが、だが既に水月は会社をやめていた。彼女はどこにいるかと孝之は石田先輩に詰め寄るが、今の孝之が水月にしてやれることは何かと逆に問う。答えを持たないにも関わらず水月と会いたいと言う孝之の若さを、石田は羨ましがる。四方を探した孝之だが水月は見付からない。自宅に帰ると店長からの電話、これから本社に出るようにとの話だったが、孝之はきっぱりと断った。自分が傷つけた、大事な人を探すため。孝之は因縁のある慎二にも電話をかけた。水月に会うため、今の彼にできることは全てやった。  だが水月はみつからない。そんな彼をあざ笑うように雨が降り注ぐ。孝之はあの丘の木の下で膝を抱え、水月へ贈ったリングをみつめる。とそこへ何と水月が歩いてきた。すぐさま逃げ出す水月の手を孝之は掴み、水月は孝之の頬をひっぱたく。孝之がいなくても平気、そう強がる水月に対し、水月にいてほしいと孝之は言う。遥の代わりじゃない、水月を愛していると孝之は言い切った。遥とも、もう会わないと。そんなこと言われても、もう戻りたくない、水月は抵抗する。だが孝之は、水月と一緒にいたい、そういって水月を抱き寄せた...  ついに遥の退院の時がやってきた。だがその場に孝之と水月の姿は無かった。数年後、遥は絵本作家、茜は水泳の強化選手として新たな人生をスタートさせていた。そして遥の絵本を背広姿の孝之が手にとり、茜の選手としての活躍と水月への尊敬の言葉を目にした水月本人が涙を流す。    

はぁぁ...何だか脱力感いっぱい。いやね、特に今週の最終回、色々ありすぎでしたもん。見終わった後はそんな感覚に支配されてしまいました。まぁ今週に限らず、アニメ君のぞは本当にめまぐるしい展開で飽きが来ませんでした。その点はまず誉められるところです。まぁ原作ファンの方々に言わせると色々思うところがあるようですが、ゲームの物語を端折ったと言っても、私にはそんなに抵抗感無しに見られましたよ。逆に、自分が原作ゲームを知らなかったことも先入観無しで観られたことを考えると悪くは無かったのかもしれません。  さて、こんなタイミングでワタクシ、PC版を買ってきてしまいました。あんまりエロゲってやらない方ですが、これから「真の君のぞ」とやらを堪能するとします。
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