鋼の錬金術師 (TVアニメ 2003年版) ~感想~

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朴ロ美, 釘宮理恵, 麻生美代子, 豊口めぐみ, 置鮎龍太郎, 大川透, 根谷美智子, 内海賢二, 藤原啓治, 松本保典, 志村知幸, 白鳥哲, 室園丈裕, 永井誠, 柴田秀勝, 佐藤ゆうこ, 高戸靖広, 山口眞弓, 鷹森淑乃, 水樹奈々, 諏訪部順一, 三石琴乃, こおろぎさとみ, 水島精二, 荒川弘 最新アニメから...
第1話 太陽に挑む者 (2003/10/4)  この作品の情報を前もって見た時に、最も違和感を持った部分が「アルフォンス:釘宮理恵」。だが今週見た限り、全く問題ありません。俺がこれまで見てきた彼女は、実は彼女のほんの一部に過ぎなかったことを今回思い知りました。  今週はEDがOPという変則的な構成になってました。曲は何となくポルノ・グラフティの歌が地味だなぁという気も。まぁ作品の中身に関しては、さすがボンズと言える丁寧な作りと、適度な説明に好感が持てました。  ガンガン原作マンガのアニメ化というと、過去を振り返っても余り良いイメージが沸いてきません。がしかしこの作品に限っては、そういった過去の作品群とはちょっと格が違う気がしてきた。そんな俺の予感が確信に変わるのか、それとも過去と同列視してしまうのかは、今後にかかってきます。

第2話 禁忌の身体 (2003/10/11)  第2話の視聴を終え、しばらくは継続視聴との結論となりました。そのクオリティは、秋の新番組の中ではプラネテスと並んで高いレベルにあるし、ストーリーも充分に魅力的だと思う。今のところ切る理由は全く見当たりません。今まで自分が見てきたガンガン原作アニメとは全く違う気がする。これがアニメオリジナルと言われても、納得しちゃうかもね。  今週お披露目のED、とても良かったです。OP、ED通してエドの表情は厳しいものが多いが、その分最後の笑顔がとても印象に残る。何だか誉めてばかりだけど、それだけ安心して楽しめるものであることは間違いないですよ。

第3話 おかあさん・・・・・・ (2003/10/18)  ダメだ。最近涙もろくて...俺の母はそれこそちょっとしたお涙頂戴シーンでもすぐにホロっとくる人で、自分はその姿をあきれた表情で眺めていたものだが、今は全く人のことが言えません。人間年を取ると、本当に涙腺が緩むんだよね...  エルリック兄弟の悲劇、何度見てもツライ気持ちになる。しかしそれ以上に、彼らの決意の固さには表現する言葉さえ見つけられない。そしてこの先彼らの旅はどんなものになるのか、原作未読のオレには興味が尽きません。  そういえば今週初登場のウィンリィはとよぐっち、Avengerでは主役にも関わらずほとんどセリフ無しだった鬱憤を、ここで思い切り晴らして欲しいものです。

第4話 愛の錬成 (2003/10/25)  真の意味で「若い」と言える期間は、人生のホンのわずかでしかない。人間年を取ると誰でも老いを重ねる、そんな当たり前の現実を受け入れられなかった、悲しい錬金術師の物語。しかしそんな今週のお話はちょーっとばかり間が抜けてたよね。いくら20年経ったからって、気づけよって思った(苦笑)  しかし今のところ、錬金術師って人種にロクなやつはいない。エドワードが国家錬金術師になるまで、まだまだロクでもない錬金術師が出てきそうです。しばらくはガマンの時、でしょうか。

第5話 疾走!機械鎧(オートメイル) (2003/11/1)  そういえばこの番組、今週でまだ5回目なんだね。もう10話くらい放送しているのかと思ってたんだけど、そう感じたのはストーリーの中身が濃いって証拠だと思う。  例に漏れず、今週も十分に楽しめる内容で満足満足。オレがこのアニメ見てて最も感じることは、流れによどみが無いこと。ストーリーは1話完結ではなく次週へと続いていくわけだけど、それにも関わらず30分の枠の中でも起承転結がしっかりと抑えられている。それが、淀みを感じさせない最も大きな理由の1つだと。映像作品である以上、これは当たり前の要素のはずだけど、今ではそうでない作品も意外と多いと思う。  2003秋新番の中で、「先が楽しみになる」という部分では最高得点間違いなしですね。種なんてどーでも良いから、この作品をもっと早くやってくれればよかったのに(苦笑)

第6話 国家錬金術師資格試験 (2003/11/8)  ちょっと今週の展開は意義アリかな。何よりも、アルが面接をあっさりあきらめたことに、かなり違和感ありでした。国家錬金術師になることはイコール軍の犬と化すことも分かっていたわけだし、エドの説得によって試験本番であきらめることなんて、どーかなぁと。  まぁでも、そういった重箱の隅をつつくような行為は自分としても余り好きじゃないし、相変わらず高いクオリティを維持しているから良しとします。それよりも、来週の予告が異常なほど重い雰囲気を漂わせていたのが気になってしょうがありません。

第7話 合成獣(キメラ)が哭く夜 (2003/11/15)  国家錬金術師、なるのも大変ですが、その資格を維持するのもまた大変なのね。そういえばオレの持っている資格でも、再来年までの有効期限のものがある。資格維持はやっぱり大変だ...  とそれはともかく、先週の予告の通り重苦しい雰囲気に包まれた今週のハガレン。戸愚呂2世?スカーもついに登場し、ほぼ役者は出揃ったという感じです。来週以降も見逃せません。

第8話 賢者の石 (2003/11/22)  賢者の石といえば、パーティ全員の体力が回復、ラスボス戦には必須のアイテムです。これは某有名RPGでの話ですが、こういったゲームでおなじみのアイテムが出てくるのも、最近のヒット作には結構見られます。  それにしても、狂った殺人鬼が多すぎるよこのアニメ。狂人を相手にする度にエドは新たな苦しみを味わうが、この積み重ねを経て彼は成長を遂げていく。考えてみたら、彼はまだ子供にも関わらずすごい人生を送っているね。

第9話 軍の狗の銀時計 (2003/11/29)  狂った殺人鬼と同じくらい、イヤミな性格のキャラクターが多いこのアニメ。でもそういうヤツほど懲らしめがいがあるというモノ。そして演出面でのテンポの良さがあいまって、視聴する上での爽快感につながるのよね。その点はバッチリ抑えられてました。さすが。  ウィンリィはエドたちに同行しているわけでは無いので、今後は出番があるとしてもそこそこってところでしょうか。Avengerと同様、ここでも豊口さんの才能をくすぶらせてしまうのか。そうだとしたら、本当にもったいないよなぁ...

第10話 怪盗サイレーン (2003/12/6)  マスタング大佐のイヤミに慣れること、国家錬金術師エドワード・エルリックにとって、非常に優先度の高いミッションである(苦笑)。エドが注射嫌いなのは初めて知りましたが、ワタクシも実は大嫌い。特に血を抜かれるとヘナヘナになってしまいます。自分のことながら情けないっす。  今週のお話ですが、看護婦クララ&怪盗サイレーンの演技がダメダメで超萎え。面白いキャラクターだったので尚更残念でなりません。ガンダム種といい、このTBS枠が芸能人のプロモーションに使われることに対する嫌悪感は拭えない。いくら白石美帆ファンのオレでもね。

第11話 砂礫の大地・前編 (2003/12/13)  エルリック兄弟の偽者キターッ。まぁ事前に雑誌で分かっていたことだけど、ストーリーを盛り上がる手段として最適な構図であることも確かです。更に言えば、単純に正反対の性格を持つというのではなく、彼らがいくつかの共通項を持っているからこそ、その考え方の違いが浮き彫りになるということも言えると思う。  こんなオイシイ素材を持ってきてる今回の内容は、ハガレン前半のヤマ場と言えるのかもしれません。が、残念ながら作画のパワーはやや落ち気味。歯車がかみあってないなぁ...この作品に限らずTVアニメってのは、ストーリーが徐々に盛り上がってくるタイミングと、作画のクオリティが落ちてくるタイミングが近いというジレンマは確かにあるのかも。これってもしかしたら、TVアニメの永遠の課題なのかもしれません。

第12話 砂礫の大地・後編 (2003/12/20)  先週作画のテンションが落ちたと指摘しましたが、これは今週の後編に向けてパワーを溜めていたんですな。原画陣に羽原信義や前田明寿の名前が見えたのが何よりの証拠と言える。おかげでワタクシも見事に魅入られてしまいましたね。やっぱりアニメは絵とストーリーの融合が大事ですな。  このアニメの特徴として、徹底的に悪を描くところが挙げられる(今週で言うとマグワール)。これだけ悪役を連続してぶっ倒すことで、壮快感を感じられるアニメ作品は久しぶりに見たかな。今後は色々と変化のある展開も楽しめそうだけど、この部分も忘れないで欲しいね。

第13話 焔 VS 鋼 (2003/12/27)  「大総統になった暁には、全軍の女性をミニスカにする!!」、そう断言したマスタング大佐のロリコン趣味に唖然とした今週のハガレン。大佐のパフォーマンスはヒューズ中尉の子煩悩ぶりがかすむほどのインパクトを持っていました。つーか国家錬金術師ってのはこんなアホの集まりなのかと疑ってしまいますな(苦笑)  焔と鋼の対決は見ごたえ十分だったのですが、あっさりと終わってしまってちょっと残念。それにしても、マスタング大佐は意外とおしゃべりですな。とにかく腹黒いというキャラクターだとばかり思ってましたけど、それなりにチャーミングな部分も持っているということですかね。  しかしそんな国家錬金術師の抹殺を図るスカーの行動が活発化。この話題になるとヒューズとマスタングの表情も厳しいものになる。彼との対決も近いということか。

第14話 破壊の右手 (2004/1/10)  今週からOPがリニューアル。イマイチなラルクの曲を絵がカバーしているような構図に見えたのは、それなりにラルク好きのオレとしてはちょっと残念。  残虐な「国家錬金術師狩り」を続けるスカー、ついには鉄血の錬金術師バスク准将までもが彼の手にかけられてしまった。大ピンチのエドだったが、新たな国家錬金術師、豪腕アームストロングの出現により、Drマルコーと共に何とかスカーの手から逃れた。来週以降も波乱の予感。  EDもリニューアル、イエロージェネレーションって名前しか知らないんだけど、全体的な印象は悪くないです。カバンを手に持ったアルは何だか違和感あったけど。

第15話 イシュヴァール虐殺 (2004/1/17)  アームストロング少佐vsスカー、「北斗の拳」を思い出させるような激突ぶりである。イシュヴァール人、そして争いに無関係な医者までを虐殺した罪の深さは計り知れない。だが国家錬金術師が「軍隊」である以上、争いから眼をそむけることもまた不可能。その狭間に結晶の錬金術師ことDrマルコーは苦しみ続けた。そして人々の治療によって少しでもその苦しみから逃れようとした彼を、誰が責められようか。  「生きる」ということの意味を、ここまで深く問い掛ける作品は近年のアニメでは無いのではなかろうか。そして人が生きていく以上、失うものもまた少なくないことを。

第16話 失われたもの (2004/1/24)  エドとアルの旅にアームストロング少佐が同行!!彼の輝かしい肉体の美しさはよーく分かりました(苦笑)。しかし少佐といい、今週登場の元軍人の老人といい、味わい深いキャラがこの作品には本当に多い。そんな彼らがエドの旅に様々な示唆を与えエドの変化(あるいは無変化)を導く構図は、この作品の大きな1つの柱と言える。  生家を焼き、退路を自ら断ったエルリック兄弟。それは彼らの強い覚悟の表れだが、手を失い為す術を無くしたエドを暖かく迎えてくれる場所があることを、兄弟は知ることになりそう。また1つ、彼らの変化が見られるのかもしれません。

第17話 家族の待つ家 (2004/1/31)  ウィンリィ、良いキャラだよねぇ。やっぱり超こだわり派女性エンジニアというと過去のアニメにはほとんど見られなかったし、豊口さんの演技がその魅力を倍増させる。たまにしか登場しないのがホントに勿体無いね。  良いキャラといえば、アームストロング少佐も負けていない。肉体美を披露するのは相変わらずですけど(苦笑)。旅立ちの日、兄弟は家を焼いた。だが今の彼らには、帰る家がある。

第18話 マルコー・ノート (2004/2/7)  今週は読子2世のシェスカたんが最高!!図書館に勤務していた(現在はクビでフリー)の彼女の特技は、1度読んだ本の内容を全て書き写すこと。スゲッ。焼け落ちた第一分館にあったと思われるマルコーの著書も、彼女の手にかかれば全くの元通り。  しかしその書は何と料理本。これまた激しいオチであると思いきや、実はマルコーが施した暗号であるとエルリック兄弟は見抜いた。ヒューズの力を借りて、万全の体制で解読に励む。そしてついに解読成功、だがその瞬間エドは怒りの余り絶叫した。賢者の石の材料は、生きた人間だったのだ。絶望がエドを覆い包む。  ラスト&グラトニーとの激闘から逃げ延びたスカーは、イシュヴァールの集落で目を覚ました。だが彼は故郷を懐かしむことなく立ち上がった。彼もまた、歩みを止めること無き人間なのだ。

第19話 真実の奥の奥 (2004/2/14)
第20話 守護者の魂 (2004/2/21)  賢者の石に潜む真実の奥、それは軍の第五研究所にあると言う。しかし二人の前にナンバー48、66という新たな敵が立ちはだかる。何と彼らはアルと同じ鎧の体、真実の奥底を守る彼らもまた、スカーやラストたちと同じく尋常な敵ではない。  身体が空っぽであるナンバー48の弱点はアルと同じ仮面の奥にある血印だ。だが弱点を悟られても48の勢いは止まらず、エドは苦戦に陥る。一方、アルの相手ナンバー66はかつてエドたちによって捕まった殺人鬼だった。が、アルとの実力差は歴然、こちらの方はどうやら心配無さそうだが。  エドは起死回生の策略でナンバー48の胴体と頭を切断したが、何と鎧の胴体にも血印が。48には1体に二人の兄弟の魂が宿っていたのだ。しかし最悪の状況も、エドは会心の一撃で48を撃破した。  負けを認め死を望む兄弟だが、鎧の体の彼らをあくまで人間と思うエドには彼らの望みをかなえることはできない。それは彼らの息の根を止めることが、彼らと同じ体をもつアルを人間として認めていないことを意味するからだ。そのアルは、66に自らの人間としての存在について問い詰められる。エルリック兄弟の絆はこんなことでは崩れないと思うのだが、果たして。

第21話 紅い輝き (2004/2/28)  第五研究所の奥に眠る全ての謎の答え、それを知ることは恐怖と向き合うこととほぼ等しい。イヤホントに怖いッすよ。気が小さいワタクシにはちょっと心臓に悪い作品です(苦笑)  しかし恐怖と好奇心の交差が鋼の錬金術師という作品の面白さの1つであることは間違いない。ホムンクルスたちとの戦いもいよいよ本格化し、クライマックスへの体制は完全に整ったといえるでしょう。これ程までに盛り上がったストーリーをアニメで見るのも久々かもしれません。

第22話 造られた人間 (2004/3/6)  あれれー、ちゃんと感想を書いたはずなんですが、何故か消滅してました。ごくたまーにこんなことありますが、許してください(苦笑)。  書いた内容を思い出すと、ラストのシーンで軍服を来たホムンクルスたちをあっさり見逃した軍はどうなのよ!?とツッコミをいれてましたが、もう1度見返してみると何と見逃していたのは大統領秘書ではないですか。彼女の雰囲気は、ラストのそれとかなり近いものがある。24話ではその能力の一角を披露した彼女から油断することはできない。

第23話 鋼のこころ (2004/3/13)  エドの壊れた腕を修理すべく、ウェンリーが出張。久々の彼女の登場に胸躍らせたワタクシですが、わずかなギャグシーン以外に、甘い雰囲気は皆無だった。如何に錬金術師として高い資質を備えていようとも所詮は子供であるエルリック兄弟にとって、彼らが抱え込んだテーマは余りにも重いものだった。  自らの心のあり方に疑心暗鬼となったアルがエドの元から去ったのも、その重さがもたらした軋みなのかもしれない。鋼鉄の身体を持つアル、だが彼の心は肉体同様に鋼というわけではなかった。これまで様々な事件に巻き込まれつつも自分たちの信じる道を突き進んできた彼らにとって、今回の亀裂は過去最大の危機だ。迷えるアルを救えるのは、果たして何なのだろうか...

第24話 思い出の定着 (2004/3/20)  人は、「作り物」というレッテルを貼られたモノに対しては、失望に近い思いを抱くのが普通だ。自らの記憶をエドが作り出したニセモノだと言ったアルの行動も、その理に沿ったものと言えるかもしれない。それが自分の身体の一部であれば尚更だろう。  エドがアルに聞けなかったこと、それはアルがエドを恨んでいないかということだった。自分の犯した禁忌によって、アルの身体を失わせた罪を、エドはずっと心の中に抱いていたのだ。だが、アルの迷いはようやく晴れた。自らの記憶を本物として、生きていくことを。そしてそんなアルを、スカーは人間だと断言した。  終わってみれば、ささやかな兄弟ケンカだったのだろうか。だが少なくとも、彼らの中にあった大きなわだかまりが消え去ったことだけは間違いない。何事も無かったかのように二人並んで歩き出す兄弟の背中を、ウィンリィは笑みを浮かべながら見つめていた。

第25話 別れの儀式 (2004/3/27)  マスタングもまた、戦争で人を殺めた自責の念に苦しみ、禁忌を犯そうとした人間なのか。その心理は、母を失った苦しみから逃れようとしたエルリック兄弟と本質的には同じだった。  大総統になると決意したマスタングと、彼を支えるヒューズのコンビネーションはこれまで絶妙だった。しかし孤独な戦いを強いられることが多いキャラクターたち、そして余りにも残酷な現実を見せ続けてきた本作品の性格を考えると、錬金術師では無いヒューズに死の予感が常に漂っていたことは、それほど的外れな予感では無かったように思う。  残念ながら今週、その予感が現実のものとなってしまった。彼の死はあまりにも大きな悲しみを誘った。今週の作画陣はボンズの総力を挙げたといっても過言ではなかったが、それはこれまでエルリック兄弟のサポートに尽力したヒューズに対する、せめてものはなむけだと感じたのはオレだけだろうか。(初出の文章を少し修正しました)

第26話 彼女の理由 (2004/4/3)  大きな悲劇を乗り越え、ハガレンも新章に突入。もちろんOP、EDもリニューアルされました。俺は歌い手についてはほとんど知りませんけど、全体的なデキはまあまあかな。でもOPのPVは何だか笑えるし、EDのウィンリィは胸を強調しすぎでしょ(苦笑)  スパナでエドを殴り倒したウィンリィ、いくらなんでも暴力が過ぎるでしょ(笑)。しかしウィンリィのオートメイルに対する誇りと、あくまで身体を取り戻そうとするエドの間に、決定的なすれ違いがあることにようやく気づいたワタクシ。自らの鈍感ぶりに嫌気が差してしまいますな...  それはそうとアルが出会ったあのオッサンは誰なのか?あの冷静なアルが取り乱す程だから、よほど因縁のある相手に思えるが。と次回予告を見ると、来週のサブタイトルは「先生」だとか。なるほどねぇ。

第27話 せんせい (2004/4/10)  何よりも大きくて深い、師匠の愛。そして命の尊さを再び思い知らされた今週のハガレンにまたしても泣かされました。ったくすごいよこの作品。この先も、オレを泣かせて欲しいと思った今週でした。

第28話 一は全、全は一 (2004/4/17)  今週は無人島を舞台とした過去と現在が織り交ざったストーリーが展開されましたが、見せ方がスゴイよね。オレは原作を読んだこと無いけど、こういう展開こそ場面のすばやい切り替えが可能なアニメの良さが出るよね。  人間を含めた全ての生物は、巨大な世界を構成する小さな1つのパーツに過ぎない。だがそのパーツ1つ1つが集まって、世界を構成する。それこそが「一は全、全は一」という言葉の真意だ。そしてその大きな流れを作っている法則が錬金術なのだ。  幼い子供でありながらそのことに気づいた二人はエライ。だが二人が真に気づかなければならなかったのは、その法則の奥にある人体練成の罪だった。今の二人は十分にそれを承知しているが、彼らの身体を取り戻すこともそれと同等の罪があるのかもしれない。しかし二人に後戻りという選択は存在しない。生きている限り前に進む、それこそがこの兄弟の根源だからだ。  だが、決意を新たにした二人の前に新たな敵が出現。その目つきからは狂気じみたものをイヤでも感じてしまうのだが、果たして。

第29話 汚れなき子供 (2004/4/24)  エルリック兄弟の前に現れた子供は、練成陣無しで錬金術を使うことができる。その容貌から、どことなくホムンクルスたちの雰囲気を感じることができるが、それ以外は普通の気の弱い少年のようにも見える。一体彼は何者のか。  あの人体練成の時、エドは真理を見たと言う。だからこそ、アルの魂を定着させることが出来たと。しかしホムンクルスたちの謎を、まだエドたちは知らないとイズミは言う。そしてなんと、少年の右腕はかつて人体練成で失ったエドの右腕そのものだったのだ。  ヒューズの後任、フランク・アーチャー中尉はいかにも冷徹な軍人という雰囲気、今後エドとの衝突も必至だろう。一人無人島に渡ったイズミは、島の中心で一人悲しみの表情を浮かべながら、血を吐きうずくまる。もう怒涛の展開過ぎて何だかワケ分からんといった感じですが、ついていくしかない。

第30話 南方司令部襲撃 (2004/5/1)  アームストロングとシグの肉体美の共演に爆笑。やはり似たもの同士、分かり合うということなんでしょうかね。しかしそんなギャグシーンも霞むほど、最近のハガレンはますます重い雰囲気に包まれている。  イズミの病気は治すことができない。いや、内臓の一部は完全に欠落している彼女の病気は病ではなく、エドの腕や足と同じ。即ち彼女もまた、エルリック兄弟と同じ過ちを犯したのだ。j自分の赤ちゃんを救うために。  そんな彼女はアーチャー中尉に奪われた少年を取り返すべく南方司令部に突入した。イズミを追うエド&アル、だがそこに新たなホムンクルスが乱入。そしてアーチャーの隣で落ち着いた姿を見せる大総統と、マスタング大佐に命令を下す大総統。更にはある紋章を見て驚愕するスカーの姿...謎は尽きない。

第31話 罪 (2004/5/8)  ホムンクルスの正体、それは人間たちの人体練成によって作り出された人間ならざる出来損ないの存在。謎の少年・ラースはイズミが犯した禁忌の結果、生まれたホムンクルス。そして彼の右手と左足は、やはりエドのものだった。次々と襲い掛かる運命のいたずらに、言葉を失うだけ...  アーチャーと共にいた大総統はやはりエンヴィーの変身した姿だった。だがそのことを見極められる人間が、アーチャーの周囲にはいない。彼を含む7つの罪の名を語るホムンクルスが全て揃った今、事態は彼らの思惑通りに傾きつつあるように見えるが、ホムンクルス同士の争いも見逃すことはできない。  覚醒したラースは早速エドたちに襲い掛かる。真実を受け入れられないエドに代わり、アルがラースと対峙する。この先の展開を予想することは、原作を知らない自分にとっては極めて困難だ。

第32話 深い森のダンテ (2004/5/15)  ラースの腕と足はエドのものだった。ホムンクルスが人体練成という人間の罪から生まれたものならば、アルの体を持つホムンクルスも存在すると言うのか。その疑問をアル本人も抱いているようだが...  兄弟はイズミに破門を告げられた。だがタダで帰るわけにはいかないとイズミに兄弟は迫る。イズミは等価交換の原則への疑問を投げかけ、そして自分の師匠ダンテの居場所を教えた。早速ダンテの館を訪れたエドたちだが、そこでキンブリーとグリードに襲われる。あっさりとグリードにブッ飛ばされたエドとは対照的に、アルは勇敢にも反撃する。が、その勇敢さがアダにならなければ良いけどね...

第33話 囚われたアル (2004/5/29)
第34話 強欲の理論 (2004/6/5)  33話:グリード率いるキメラ軍団に囚われてしまったアル。彼を助けるため、イズミ、そしてエドが軍団のアジト、デヴィルズネストに乗り込む。だがイズミの体は限界を迎え、そしてエドはグリードの力に全く歯が立たない。  そこへアーチャー中佐率いる軍が突撃を敢行。アーチャーはグリードの仲間と思われていたキンブリーを軍に寝返らせていた。そしてグリードの持っていた何かを、彼らは奪うことに成功した。思わぬ裏切り者の出現にグリードの顔も歪む。キメラ軍団は逃亡、軍から取り調べを受けるエドの焦りは深い。  34話:逃走するグリードの前にアームストロングが立ちはだかる。ローワとアームストロングのタイマン勝負は壮絶そのもの。久々に彼の活躍を見られて嬉しい限りだが、アーチャー中佐の命令に黙々と従うその姿は何となく悲しさを誘う。  グリードはホムンクルスの中でも裏切り者としてラストたちから狙われている。その彼が逃げ延びた先はダンテの館。そこで彼を大広間に導くのはライラ、そこである人骨を見たグリードは驚愕、これは自分のものだとライラは言い放つ。そしてそばには何とダンテの死体が。更には錬成陣が光り、グリードの体から賢者の石が吐き出される。さっぱり事態が飲み込めない...  そこへアルを追ってきたエドが乗り込んできた。エドは「盾」グリードの弱点を見破り、刃のグリードの身体に突き刺した。グリードはホムンクルスの弱点を教える。それは、人体錬成によって蘇らせようとした人間の骨を前にすると、まともに動けなくなると。だから、グリードはエドに負けたのだ。グリードはエドならば他のホムンクルスをも倒せると言う。いや、託したというべきか。次の日、エドたちはイシュヴァールへと旅立ったが、まだまだ物語は多くの謎を抱えている...

第35話 愚者の再会 (2004/6/12)  ホムンクルスの行き着く先など、誰にも分かるはずがない。ルジョンという男がラストと「再会」。化石病を治せない未熟な錬金術師だったルジョン。彼を一流の錬金術師に育て上げたのが、ラスト本人だった。そして錬金術を通じて、彼らの絆は異常なまでに深まってゆく。そしてその二人の影に、賢者の石の存在が...  ルジョンとラスト、そしてリビアの三角関係。婚約していたルジョンとリビア、だがルジョンの心はラストの元にあった。2年後の今も、それは同じだ。だがラストの刃は冷酷にルジョンの身体を貫いた。一瞬でも彼に心を奪われていたラストにとって彼の存在は汚点だと、彼女は吐き捨てるように言った。  エドたちはルジョンを探していたリビアと出会った。だが村へ戻ると化石病が村全体を襲っていた。そしてルジョンの元へ駆け寄ったリビアまでも...本物の賢者の石を作ることができる人間を探すこと、過去の記憶に惑わされながらも、ラストの意志は固い。

第36話 我が内なる科人(トガビト) (2004/6/19)
第37話 「焔の錬金術師」 戦う少尉さん 第十三倉庫の怪 (2004/6/26)  PC移行のドサクサに紛れて36話(地上波放送)を録り逃してしまいました。が、現代の日本は録画忘れをカバーできる手段が数多く準備されている。アニメファンにとってこれは非常に有り難いこと。今回はアニマックスにて36話を視聴です。  36話:スカーはイシュヴァールの人間にとって罪深き裏切り者だ。同じようにイシュヴァラの教えに背いた老人に、エドとアルは賢者の石のことを尋ねる。と、かつてスカーの兄とスカー自身も、石のことを尋ねたことがあると言う。そして錬金術はイシュヴァラの禁忌だと彼は加えた。老人の言う賢者の石は幾万もの人命、即ち人柱が必要らしい。そしてスカーの兄は、その罪を一身に背負ってしまった。  イシュヴァラは、ウィンリーとも大きな因縁がある。彼女の両親は戦乱の最中、焔の錬金術を使う男・マスタングに殺されたのだ。彼女はセントラルに戻るという。両親の死の真相を確かめるために。同行したホークアイは、マスタングを守るという自分の意志を貫くため引き金を引くのだと言う。  セントラルに戻ったウィンリーは、ヒューズの死を知る。マスタングの夢のために、少しは役に立ったのだろうと妻・グレイシアは寂しく笑いながら語りかける。しかしその言葉を聞いたウィンリーの心苦しさは、計り知れない。  第37話:今週はロイ・マスタング&部下たちの大特集。番組名も変わって?どうなることかと思ったけどサスガにOPは変わってなくて残念(苦笑)。  前編ではアームストロングの妹キャサリンのブラコンに爆笑。後編ではホークアイの妖艶な寝言に感激。ただ、単なるオチャラケではなく、随所に今後への伏線が張られていたのはサスガの一言。次回が楽しみです。

第38話 川の流れに (2004/7/3)
第39話 東方内戦 (2004/7/10)  2週分を一気に視聴した関係で、今回はやや短縮バージョン。スマソ。  38話:ウィンリーとシェスカの2ショットは超新鮮。シェスカたんのヒューズ暗殺に対する推測はかなりいい線いってる様子。ジュリエット・ダグラス(=スロウス)が宇宙人というのも実は意外に近かったりするし(笑)。  スロウスの電話を盗聴した二人は、大統領秘書官とエンヴィーのつながりを知る。そしてウィンリーは思いがけない場所で、エドとアルの母親の顔を見る。小さいケンカを経てエドとアルはイシュバールを目指す。  39話:マーテルの口から語られるイシュヴァール開戦の理由、それは軍がイシュバールの民を誤射したことではなく、セントラルへのテロ計画の予防を名目とした、イシュヴァールへの特殊工作部隊の投入だった。  荒廃したイシュヴァール、そのすぐ近くにあるリオールの街。そこは今、内乱状態であるのと同時に、街全体に錬成陣が描かれている。それがスカーの仕業であることは明白だ。その理由は定かではないが...  リオールでアーチャー、そしてマスタングと合流したエドは、単身リオールに乗り込むことを決意する。彼はそこで、聖母として祭られているロゼ、そしてスカーと再会する。更にそこには、ラストとグラトニーの姿もあった。一方マーテルはキンブリーの姿を見つけると、すぐさま彼に襲い掛かる。全てが、このリオールに集結した。

第40話 傷痕 (2004/7/17)  練成陣が描かれたスカーの右腕、その謎の全てが今週明らかとなった。やはりその右腕は兄の形見であり、そして右腕自体が未完成の賢者の石だった。兄は賢者の石を造るという使命を、弟であるスカーに託したのだ。この腕が完全な賢者の石を完成させるため、彼は軍人の命を取り込むためにリオールを利用しようとしているのだ。  自らが軍人であるエドは当然この策略に強い反感を覚えるが、軍人から受けた虐待により言葉を話す能力を失ったロゼを目の前にして、彼の意志も揺らいでいる。しかしロゼがその手に抱いていた赤ちゃんは誰の子供なんだろうか...  一方、大総統がリオールにやってきたが、今回もまたエンヴィーが化けているのだろうか。彼の眼帯から覗かれた左眼は謎の紋様が刻まれていた。だがその事実の意味するところを知っていたマーテルはあえなく大統領の手にかかり非業の死を遂げてしまった。アルは彼女の遺言を心に刻むことができたのだろうか。

第41話 聖母 
第42話 彼の名を知らず (2004/7/24)  今週は真夏の一時間スペシャル。  41話:大総統はホムンクルス、衝撃の事実がマーテルの遺言だった。プライド(傲慢)、それが彼の本当の名だった。どうやらアルには、この物語の根底が少しずつ見えてきたようだ。そのプライドはアーチャーに対し、リオールへの攻撃を見送るよう命令する。リオール征伐に意気込んでいたアーチャーは当然反対するが、大総統には逆らえない。そしてその決定にラストも反発。彼の決定の真意は一体何なのだろうか。  リオール市街ではスカーとキンブリーが激突。激しい戦いの中、スカーは傷つけられた左腕を自ら引き抜き、右手でキンブリーの身体を貫いた。ようやく積年の恨みを果たしたと思われたが、キンブリーの生命は尽きてはいなかった。彼はアルの身体が少しずつ爆弾に変わる錬金術を施すという、最後の抵抗を見せたのだ。  一方地下道ではエドとラースの戦いが繰り広げられていた。赤ん坊の泣き声に過剰な反応を示しながらも、ラースの攻勢はとどまる事を知らない。そしてそこへ現れたのがスロウス、母親の声色で語りかけられたエドは、腰を抜かして為す術無し。すぐさまラースがエドに止めを誘うとするが、その光景を見た瞬間、ロゼは言葉を取り戻した。彼女の叫びはエドに届いたが、逆にラースがロゼへ襲い掛かる。遅れてラースを追うエド、果たして間に合うのか。  42話:新OPのお披露目、一瞬見えたエドの父親らしき人物、そして不適に微笑むライラのカットが印象的だった。  ロゼに襲い掛かるラースを、エドは寸前で取り押さえた。そして続けてスロウスが真の姿を現した。2体のホムンクルスに囲まれたエドだが、錬金術で反撃し難を逃れた。だが止めの一撃を出そうとしなかったエドを、ライラは冷たく非難する。やはり彼女の不気味な存在感が少しずつ増している。  アーチャーとタッカーの実験室にマスタングが足を踏み入れた。しかしアーチャーはマスタングにキメラを放ち、そして独断で軍を動かした。それを見たプライドは、あの方の御心は人間には到底理解できないと苦笑いした。一方、スカーはラストの目の前でアルの身体に自らの右腕を埋め込んだ。アルの身体にあの紋様が刻み込まれる。  エドがロゼと別れの言葉を交わした直後、アーチャー率いる軍がリオールの街へ突入した。軍の攻撃に傷つきながらもスカーは街に描かれた練成陣の紋様を、自らの身体で完成させた。練成陣が作動し街が赤い光に包まれた。軍隊、そしてアーチャーまでもが赤い石へと変えられてゆく。  リオールの街はその姿を完全に失っていた。そんな中、エドは砂中にうずもれたアルを発見する。アルはキンブリーが残した呪縛から解かれていた。だがアルは自身がスカーの思惑通り賢者の石へと練成されたことによって助かったのだ。その証拠に彼の身体から、まばゆい赤光が放たれている。かつて無いほど大きな宿命を背負ってしまった彼ら兄弟の行き着く先は、一体何処にあるのか。

第43話 野良犬は逃げ出した (2004/7/31)
第44話 光のホーエンハイム (2004/8/7)  43話の録り逃しにより2話連続視聴。最近録画ミスが多くてダメダメっす。以下、ポイントだけ。  43話:いきなりエド&アルのオヤジがキターッ。OPのアルのセリフも劇的変化、クライマックスに向けて期待も高まるばかり。中年オヤジ臭を爆発させるエド父だが、そんな彼にウィンリーとロス少尉はかなりの好感を持った模様。最も、エド父の言うセリフの異常な古臭さにはロス少尉も疑問を覚える。  エドとアルを追ってきたマスタング大佐&手下たち、必死に抵抗する兄弟に大佐は何故自分の保護を求めなかったのかと、二人を叱責する。その真剣な眼差しに、彼の手で両親を殺されたウィンリーの心も少しだけ歩み寄ったような気がした。  44話:光のホーエンハイム、ホーエンハイム・エルリックがエド父の本名だ。ライラとロゼが教会の地下室に歩みを進めると、何とそこにはスロウスたちが待っていた。ライラの姿を見ると彼女たちはすぐさまひざまずく。なにーーっ!!彼女こそホムンクルスのボスである「あのお方」。そして彼女の正体はライラという女性の肉体を借りた「ダンテ」。やはりタダモノではなかったよライラたん...  一方、父の姿を見るなり彼をぶん殴ったエド、対して異常なほど父になつくアル。しかし鎧姿のアルを難なく自分の息子だと見破った彼も、過去の発言からするとおそらくは魂を今のオヤジ姿に定着させている。ホーエンハイムはエドたちと離れ、何時の間にかライラ(ダンテ)の元へ突撃。過去に因縁を持つらしいこの二人の激突が始まった。そして母の墓を掘りおこすエド、いったいどうなるこっちゃ...

第45話 心を劣化させるもの (2004/8/21)  400年前、ダンテとホーエンハイムは賢者の石の精製に成功した。だがホーエンハイムがダンテの前から姿を消し、命を保つため石が必要となったダンテはホムンクルスを使い、賢者の石を作ることができる人間を探した。彼女こそ、この悲劇の物語の元凶と言って良いのかもしれない。  エルリック兄弟の件で、マスタングは軍事裁判にかけられていた。だが彼はこの場で、ヒューズの一件にダグラスが絡んでいるとの推測を明かした。大総統を刺激するような発言の裏には、大総統が仕掛けてきた戦争が賢者の石の精製を目的としたものだという確信があった。一方、エドとアルは再びリゼンブールから旅立った。復讐よりも、探していたものよりも、大切なことを彼らは成し遂げるために。  ホーエンハイムとダンテの魂は、肉体の移動を繰り返したために劣化し、肉体を維持できなくなっている。そう力説するホーエンハイムの前に、スロウスが姿を見せる。心乱したホーエンハイムを、ダンテはロゼの赤ん坊を遣って錬金術の源である門の向こうに追いやってしまった。そして彼女の次のターゲットは、そのロゼ...  エドはダンテの館を訪れていた。そこにはイズミの姿があった。エドはイズミに、死んだ赤ん坊の体の一部が残っていないかを尋ねる。エドは真っ向からホムンクルスと戦う決意だ。一方アルはタッカーの元を訪れた。賢者の石の使い方を教わるために。

第46話 人体錬成 (2004/8/28)  タッカーは賢者の石の使い方を教えて欲しいとのアルの願いを聞き入れた。ただしタッカーにも賢者の石の力を使わせるという条件付き、これは等価交換だとタッカーは笑みを浮かべて語る。彼が賢者の石を使う目的、それはニーナを蘇らせること。水槽の中には、ニーナの器が何体も浮かんでいた...  一方、ダンテの館を訪れていたエドは、ダンテが人間に深い失望を感じていたこと、彼女とホーエンハイムの関係、そして400年前の手紙からダンテがホムンクルスを操っている黒幕だと推測した。エドはイズミとの別れ際、彼女に頭を下げて謝った。それはこれから自分が為そうとしていること、即ち彼女の子供の身体から生まれたラースを倒すことに対する詫びだったのだろうか。  アーチャーは生きている、大総統はマスタングの前でそう言った。しかし当の本人は薄暗い独房のような場所で、包帯巻きにされ悶絶している。大総統はライラに謁見(彼に対してはこの言葉が相応しい)するが、直後にエンヴィーが乱入。ホーエンハイムを殺したいと叫ぶ彼の口からまたしても衝撃的な事実が。彼の生みの親はなんとそのホーエンハイムだった。7人のホムンクルスは、全てダンテが作り出したわけでは無かったということだ。そして追い討ちをかけるように、ライラはホーエンハイムが死んだこと(正確には魂と肉体と精神のつながりを解いたこと)を告げる。怒りに震えるエンヴィーに、ライラは「エンヴィーの兄弟」であるエドが賢者の石を手に入れたことを告げる。エンヴィーのターゲットは決まった。  タッカーはニーナを蘇らせるため、7つの角を持つ錬成陣とアル=賢者の石を使った。一方宿に戻ったエドの前にラストとラースが立ちはだかった。エドはラストの形見であるペンダントを投げつけ彼女の動きをとめ、そしてラースとの一騎打ちを挑む。その最中エドはラースに問い掛ける、自分から腕や足を奪ったところで人間になるのか?と。ラストは答えを見つけられない。  ラストはアルがタッカーの元を訪れたことをエドに告げる。そして人間にしてくれないかとエドに語る。ラストはダンテがホムンクルスたちを人間に戻す気が無いことを悟り、ラースやダンテを裏切った。エドとラストは夜道を駆け抜け、アルとタッカーの元へ急ぐ。その最中、何故人間になりたいかとエドはラストに尋ねる。その質問をラストは残酷だと返した。そしてそれは、エドがアルの身体を取り戻そうとすることと同じだと言う。  賢者の石の力を使ったタッカーの人体錬成が終わった。だがニーナの身体からは、魂が感じられないままだ。その場に現れたスロウスは、タッカーにはニーナの魂をつなげるだけの意志の力が無かったと表した。そして賢者の石の光は、その勢いを弱めていた...

第47話 ホムンクルス封印 (2004/9/4)  赤ちゃんとなったラースがイズミの胸に抱かれる。だがその直後イズミの顔がスロウスに変わり、ラースは絶叫をあげ目を覚ました。ホムンクルスでも悪夢を見る。スロウスとアルの前にエドが現れた。エドはグリードを葬った錬成陣にスロウスを引っ張り込み、母の墓から掘り出した遺体の一部を彼女の身体に埋め込んだ。苦しむスロウスは必死に錬成陣を消そうとするが、ラストの爪で深く描かれた錬成陣は消えない。  スロウスに裏切りの真意を問われたラストは、ホムンクルスにも関わらず記憶が戻ったことを挙げた。そのわずかな人間らしさが、人間になるという欲求から彼女を遠ざけた理由だった。その隙にアルは遺体の一部を外に放り投げた。自分たちが作り出した母にそっくりのホムンクルスを、アルは葬ることができない。ラストがスロウスを切り刻む隙に、エドは外に飛び出し遺品の一部を捜す。だがエドの前にラースが現れた。ラースは自分の母親たる人物、スロウスを求めここにやってきた。戦いの最中、ラースはトリーシャの遺品を自らに取り込んだ。  スロウスはアルの身体に入り込み、彼と共に歩き出した。エドが彼らの後を追い、残されたラースとラストの熾烈な戦いが始まった。鋭い爪でラースを追い込んでゆくラスト、だがラースは錬金術が使える。エドと自分が作った錬成陣、そして自らの遺髪の力で、ラストは敢え無く動きを止められしまう。ラースの刃が、ラストの命を絶った。  アルとスロウスを追いかけてきたエドは、スロウスに動きを操られたアルに殴られながらもアルとのコンビネーションで錬成陣を作り上げ、彼女の動きを止めた。スロウスは人体錬成によって生まれてから現在までの記憶を辿る。そして兄弟の母親としての記憶もあるのだと、二人を前に彼女は言った。だが彼女は人間では無く、母親でもない。彼女にとって兄弟を殺すことだけが、母親としての記憶がもたらす苦しみから逃れる唯一の手段だった。  エドはスロウスの攻撃を必死に防ぎ、そして刃を突き刺すとスロウスの身体が水に変わった。あらかじめオートメールをナトリウムに錬成し爆発させたのだ。だがスロウスはあっさりと蘇った。ラースはスロウスと1つになるため抱きつき身体を融合させた。だがラースの身体にはトリーシャの遺品が取り込まれている。ラースとスロウスは身動きが取れない。  エドはスロウスの身体を別の物質に再構築しようとする。それはホムンクルスに対しては可能な行為、何故なら人間ではないからだ。スロウスの身体はエタノールに変換され、彼女の身体が気化してゆく。一連の光景を柱の影からウィンリィが見ていた。彼女はスロウスの最後を見届けると、安心したような笑顔が浮かべた。

第48話 さようなら (2004/9/11)  マスタング(何時の間にか准将)とアームストロングはセントラルへと兵を向けると言う。その意味するところは即ち、大総統への反乱だ。一方、エドとアルの前でスロウスがついにその姿を消した。ラースはただ泣きじゃくるだけ。「後片付けもちゃんとするのね」、彼女のその遺言を兄弟はただ黙って聞くしかなかった。  直後、ウインリィは兄弟の前に現れた。が、やはりそいつはウインリィの姿をしたエンヴィーだった。彼はアルをあの人の元へと運ぶつもりだ。エンヴィーの言うあの人、そしてホムンクルスを支配する存在が父・ホーエンハイムだと、兄弟の疑いは深まった。  その場から去ろうとするエンヴィーの足をラースが捕まえる。だがエンヴィーはラースを冷徹に蹴り飛ばした。ママ・スロウスを失った悲しみを、ラースはエドにぶつける。と二人の前にイズミが現れる。イズミはエドを助けるためにここに来た。二人は大総統の元へ向かう。一方セントラルでは久々登場のトリンガム兄弟がエルリックの名を語り軍に捕まってしまう。何しに来たんでしょうこの兄弟は...  アームストロングの隣りにいたのはマスタングに変装したハボック少尉、そしてマスタング本人はハボックが入院しているはずのセントラルの病院にいた。マスタングの策略だ。大総統はすぐさまマスタング討伐部隊を編成するが、彼自身マスタングがセントラルにいるとは思っていない。マスタングは工事屋に大総統の邸宅への秘密通路を依頼していた模様。彼の根回しは徹底している。  エドとイズミは軍本部へ潜入、だが大総統は子供の誕生日で早退していた。二人が兵士の追撃を振り払う最中、ロス中尉とトリンガム兄弟に再会する。兄弟は彼らの父の古い日記をエドとイズミに見せるためにセントラルにやってきた。その日記に目を通したエドとイズミは驚愕の表情を浮かべる。その直後、自らの身体を兵器に変えたアーチャーが現れた。イズミはエドとトリンガム兄弟を逃がし、アーチャーに襲い掛かっていった。  立ち去ろうとするエドは、道を走る車を止めようとする。だがその車にはマスタングとホークアイが乗っていた。大総統を倒そうとするマスタング、それを果たせば大総統への道は閉ざされる。だがそれでも、ヒューズの命を奪った大総統を許すことが出来ない。かつて全ての悪を飲み込み、そして今それを吐き出したマスタング。そのことは今のエドにも言えることだった。車を降りた二人は、お互い別れの言葉を交わし、別々の道を歩き出した。

第49話 扉の向こうへ (2004/9/18)  大総統、家庭では良いパパを演じていた。エンヴィーの口から、7000人の命がリオールでの一件で失われたと聞き、アルは激しく動揺する。エドはトリンガム兄弟が待つ教会にやってきた。彼の父はかつて赤い水の精製のためにセントラルの第五研究所に出入りしていた。そこで一人の錬金術師から、赤い水を賢者の石にするためには人の命が必要だと聞いていた。そして真の研究所の入り口が、この教会にある。  エドはトリンガム兄弟を置いて、入り口から続く階段を降りてゆく。するとエドの眼前には巨大な地下都市が現れた。かつて、1つの都市まるごと賢者の石のために使うことを考えたヤツがいた。エドは父親ホーエンハイムが間違いなく父ホーエンハイムが関係していたことに怒りを隠さない。一方、ライラを前にして、ママ・スロウスを生き返らせてとラースが迫る。だがエンヴィーはそんなラースを軽くあしらう。もうホムンクルスにかつての絆のようなものは無い。イズミはアーチャーの攻撃で負傷する。だがロス中尉が何とかイズミの危機を救った。  地下の宮殿にやってきたエド。彼の前で一人の少女が踊っている。ロゼだ。ロゼはエドをダンスに誘う。だが当然、華麗なパドドゥ、というわけには行かない。二人の前に、ドレスを着たライラが現れた。エドはダンテは死んだというライラのウソを全て見抜いていた。そうか、門を見たヤツが、錬成陣無しで錬金術が使えるのか(今ごろ理解…)。光のホーエンハイムが賢者の石を作り、そしてダンテは愚かな人間からこの世界を守るために生き続けているとハッキリ言う。もう彼女は人間であることを捨てていた。  二人の間にグラトニーが現れた。だがラストが死んだことをエドから告げられると、彼は二人に背を向けてトボトボと歩き出した。ライラの身体は腐食がかなり進んでいた。エドはそれが等価交換の原則から当然のことだと言うが、逆にライラはエドに等価交換の偽りを説く。代価を払えば必ず何かを得られるのか、人間の命など、平等ではないと。等価交換とは弱者が自らを慰めるための言い訳だと断言した。その時、ロゼが抱えていた赤ちゃんの身体から錬成陣が現れ、エドはあの門の前に立っていた。  直後、目を覚ましたエドは別人になっていた。そして父・ホーエンハイムが空襲だと騒ぎ出し、外に出ると街は本当に火の海へと化していた。ホーエンハイムはエドを助手のような扱いをするが、彼のことをオヤジと疑わないエドに対して、ホーエンハイムは本当に自分の息子なのかと尋ねる。ってこの状況、全然意味ワカンネーーーッ。たぶん彼らがいる街は目覚める前にエドがいた地下都市なんだろうけど、うーん...

第50話 死 (2004/9/25)  この身体はエドのものでは無い。そしてこの世界は機械文明が発達した、門の向こう側の世界だとホーエンハイムは語る。アームストロングの部隊は苦戦、その時マスタングは大総統の邸宅へ侵入していた。そしてアーチャーはその報を聞き大総統の邸宅へと進路を取る。  この世界には死が満ちているとホーエンハイムは言う。そしてこの世界で死んでいった命が門を抜け、エドたちの世界の錬金術の力の源になるのだと彼は説明した。壊れたラジオを復元するためには、同じ質量のものだけではなく復元するエネルギーが必要となる。錬金術師は個々の心に小さな門を持っており、この世界から命を搾取しこのエネルギーにするのだ。ダンテと同じく、彼も等価交換など無いと断言した。何故母と結婚したかとエドはホーエンハイムに問う。彼はトリーシャを愛していたからだと答えた。そして腐りかけた身体を見せたくなかったからだとも。  地下宮殿ではアルが賢者の石を活性化させるべく、錬成陣の上に乗せられていた。だがグラトニーはアルを食うどころかラストを求め彷徨うだけ。そんな彼に対しライラは食欲だけを感じるように再生した。門を隔てた二つの世界は遠くて近しいもの。ホーエンハイムはエドに門の中で自分の肉体を探せと言う。エドの肉体はまだ門を通り抜けていないため、また元の世界に戻ることができる。逆に肉体が門を通ってしまったホーエンハイムは元の世界に戻れない。彼はトリーシャと愛し合ったこの姿で死にたいと静かに言い、二人は別れた。等価交換に対する考え方の違いを、その胸に抱えながら。だがその直後、墜落した飛空挺にエドが巻き込まれてしまった。  地下のワイン倉庫で大総統とマスタングが対峙。多くの命が散る戦争をもたらした張本人、ホムンクルスにとって錬金術師は悪魔だと断言し、大総統はマスタングに斬りかかる。マスタングは焔で抗戦するも、密閉空間では本領を発揮できない。大総統の刃が、真っ直ぐマスタングに向けられた。  ラースの腕と足が門に引きちぎられて行く。その直後、エドが門から現れた。向こうの世界で死んだエドは、その死がもたらした力で元の世界に戻ってきたのだ。エドとエンヴィーの対決が始まる。活性化されたアルがそばにいることで、エドは錬金術は使えない。エドにゆかりの深い人間に変身し、エンヴィーはエドを弄ぼうとする。だが母の姿をしたスロウスを倒したエドに対しては意味の無い行為に思えた。  だがついにエンヴィーが真の姿を現した。その姿は、何と若い頃のホーエンハイムだった。それもそのはず、ホーエンハイムとダンテの子供が死に、その子供を蘇らせようとした罪の果てがこのエンヴィーなのだった。エドはエンヴィーを攻撃することができず、逆にエンヴィーの刃がエドの身体を貫いた!!大量の血を流し、エドは静かに地面に倒れた...次回はいよいよ最終回、もうどうなることやら全く予想できない...

第51話(最終回)  (2004/10/2)  兄の死を受け入れることなど、アルにできるわけは無い。だがロゼの絶叫も今は虚しいだけ。エンヴィーの高笑いが地下宮殿に響き渡る。  ホークアイと大総統の家族を乗せた車にアーチャーの車が無謀にもぶつかってきた。彼はホークアイの姿を見るなり発砲し、大総統の館を目指す。その大総統は手にした刃をマスタングの左肩に渾身の力を込めて突き刺す。が、そこへ車から飛び出して館に戻ってきた大総統の息子の姿が。何と彼はあの金庫から大総統の大切なもの・大総統の頭蓋骨を持ってきたのだ。苦しみに悶える大総統は息子をあっさりと殺したが、マスタングは力を失った大総統を焔で包みその命を断ち切った  アルは自分を食いつくそうとするグラトニーの舌を賢者の石の力で分解した。そして門の中にあるエドの魂を取りに行く決意を固めていた。そんな行為は許さないとエンヴィーはアルに襲い掛かるが、アルの周囲に複数の錬成陣が出現しエンヴィーの姿は錬成陣の光に包まれる。大総統の血液まで完全に燃やし尽くしたマスタングは息子をその腕に抱えながら館を出る。その彼の前にアーチャーが現れ、更に背後からホークアイが銃撃しアーチャーを倒した。だがマスタングも館の入り口で力尽きていた。ホークアイの絶叫がこだました...  門の前でエンヴィーはエドの姿を見る。ホーエンハイムが門の前にいると聞き、エンヴィーは門を開き父・ホーエンハイムの元へ飛んで行った。その姿を見たエドは、涙を流しながらアルとつぶやいた。目を開いたエドの身体は傷一つ無い。だが賢者の石の力で、魂と肉体を復活させたのだ。そのアルの姿はそこには無い。賢者の石を失い、ライラは怒りを隠さない。だがその彼女に狂気のグラトニーが襲いかかる。一方、ロゼに先に行ってくれと語り、エドはアルを復活すべく錬成陣を構築していた。アルの魂も肉体も門の内側にある今、アルの身体を取り戻すべくエドは全ての力を注ぎ込んだ。  後日、大総統を失った軍は政治的な決定権を議会に委譲し、その内部構成も大幅に変わらざるを得なかった。少しずつ、世界が平和になっていることを信じたいとシェスカは語る。マスタングはベッドの上でホークアイの看護を受けていた。自分が彼の元にたどり着くのが一瞬遅かったことに、彼女は後悔を隠さない。  人間の姿をしたアルが、ウィンリィとロゼに見守られながらも、元気良く走り回っている。だが母を蘇らせようとした10歳以降の記憶が、彼には無かった。そんなアルを、イズミたちが訪れる。彼女は言う、エドはもう戻ってこないと。そして今のアルの姿は、彼ら兄弟が費やした4年の歳月の全てを代価にした結果なのだとも。ラースはウィンリィのオートメイルを身にまとい、この地を去ったらしい。  アルは再びイズミの元に修行することを決意する。更に錬金術を勉強し、兄と再会するために。その言葉にイズミたちは一瞬表情を曇らせる。だがイズミはアルを受け入れた。再びイズミの元へ修行することになったアルは、必ず戻ってくることをウィンリィと約束しリゼンブールを発った。  ホーエンハイムの姿は門の向こう側、1921年のミュンヘンにあった。そこで彼は魔術の研究員としての生活を送っていた。そして彼の息子、エドワードは機械技師として父と共に生活していた。錬金術の次は機械技術、エドは元の世界に戻るべくロケット技師に会いに行く。自分の命を代価にしてアルの魂と肉体を蘇らせたつもりだったエド、だが彼の命はここにある。代価なしで手に入れてしまったのかとエドは言うが、ホーエンハイムは二人の旅で出会った全ての人・出来事が代価だと答え、エドを送り出した。その言葉を胸にエドは旅立つ。再びアルと会うために...    

長かったハガレンTV版もこれにて完。とにかくすごい作品でしたよホントに。この作品の素晴らしい点は各所で語られているだろうしここで多くは書かないけれど、この作品の良さを1つだけ挙げろと言われれば、私はキャラクターのカッコ良さと答えますね。エルリック兄弟はもちろんのこと、メイン・サブ問わず全てのキャラクターを明確に性格付け、過去を中心とした行動の背景を加え、そしてキャラ間の関係を綿密に組み立てていったことは、ドラマを深めることに多大な役割果たしたことは間違い無い。このことが本作品の最も凄かった点だと私は思います。  正直言うと、4クール目の展開はTV版の結論に至るまでのプロセスがちょっと強引過ぎるかなと感じるときもあったけれど、作品の全体的な評価からすると些細なことに過ぎない。アニメ史上に残る傑作だったという評価は、極めて妥当なものだと思います。
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