ふたりはプリキュア ~感想~

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<スタッフ>
シリーズディレクター:西尾大介  シリーズ構成:川崎良  キャラクターデザイン:稲上晃  音楽:佐藤直紀  アニメーション制作:東映アニメーション
<キャスト>
美墨なぎさ:本名陽子  雪城ほのか:ゆかな  メップル:関智一  ミップル:矢島晶子


Bitly
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第1話 私たちが変身!?ありえない! (2004/2/1) 脚本:川崎良  演出:伊藤尚往  作画監督:爲我井克美  ついに始まったプリキュア。OPは歌:五篠真由美ということで、予想通りノリノリなナンバー。頭に残ります(笑)。  第1話感想、とにかく素直でストレートな作りだなという印象を受けました。明るくて好感持てる内容だったけど、初回ということもあり演技面その他で改善の余地はまだありそう。逆に言えば、更に良くなる可能性があるということだ。それから東映&西尾大介ということで、エアマスター等で披露してくれたアクション性はさすがの一言。ここだけは本作品で絶対に妥協してはならない部分だと思う。  ED、何だか野郎の叫び声が騒がしいと思いました(苦笑)。とりあえず継続視聴はキマリ、現在のチェック本数は多いけど、頑張ってついていきます。

第2話 カンベンして!闇に狙われた街 (2004/2/8) 脚本:川崎良  演出:山吉康夫  作画監督:高橋任治  何だか敵の存在がアリがちーでちょっと萎え。特にあのカブキ男の迫力の無さはどーよ!?(苦笑)。しかし雪城さんの笑顔を見るとすぐに元気が出るワタクシ、完全に踊らされています(笑)  しかし2話見終えた感想としては、正直ちょっと物足りなさが残るかな。上にも書いたように敵キャラのセンスはオレ好みじゃないし、ストーリーはもう少しテンポアップしても良いのでは無いかと。先週の繰り返しになるけど、改善の余地は結構あると思うなぁ。でも雪城さんのキャラはとーーっても良いので、それだけでもしばらくは見つづける動機付けにはなるでしょう。こんなだから視聴本数減らせないんだけどね(苦笑)

第3話 イケてる実習生に気をつけろ! (2004/2/15) 脚本:川崎良  演出:岩井隆央  作画監督:川村敏江  イケメン教育実習生の話題で盛り上がるなぎさたちを見てると、なーんかムカつく(苦笑)。もちろんムカつく相手はおウワサのイケメン君なのですが、何とそのイケメンはあのカブキ野郎の変装じゃねーか。コイツのどこがイケメンなのか、俺にはさーっぱりわかりません(笑)  それから雪城さんのおばあちゃまのさなえさん、こちらはタダ者ではなさそうな独特の存在感を漂わせる。今週も意味ありげな言葉を口にした彼女、登場シーンは限られるものの、彼女の言動からも目が離せません。

第4話 ミラクル!?生きている美術館 (2004/2/22) 脚本:清水東  演出:矢部秋則  作画監督:生田目康裕  なぎさ&ほのかのバスガイド、イマイチサボり気味に見えるなぎさに比べてほのかはサスガに決まってます。そんなほのかがちょっとばかりテッサたんに見えたのはワタクシの頭の中がダメダメな何よりの証拠ですな(苦笑)。そしてイマドキ珍しい美術少女柏田さん、やっぱり明乃たんでした。彼女、こんなかわいい少女を演じることもできるんですな。俺的に新発見です。  このアニメでどうもピンとこないというか物足りないと感じていた最大の要素、それは敵の存在が余りにも大したこと無さそうな点でした。「でした」という過去形なのは、今週その状況に変化が生じたから。今週は見事カブキ男を撃退したプリキュアだが、彼は来週最後の戦いを挑んでくるようだ。そして更に今週初登場した新たな敵の姿は、プリキュアが今まで以上の苦戦を強いられることを予感せずにはいられない。

第5話 マジヤバ!捨て身のピーサード (2004/2/29) 脚本:羽原大介  演出:川田武範  作画監督:河野宏之  人をおだてる術を身に付けているミップル、はっきり言って好かないヤツだ。好かないといえばなぎさ注目のサッカー部先輩(名前不明)もそう。あんなさわやかなヤツ、今時いねーよ(苦笑)。今週はなぎさとほのかの1日デート、意外にもいい雰囲気だがなぎさはほのかが本当に楽しんでくれたのか少し自信が無い様子。これも育ちの違いってところでしょうか。  それはそうと、あのカブキ男の名前がピーサードっていうことを今週知りました。まぁ見事に散ってしまった彼の名を覚えていてもしょうがないですが(苦笑)。それともう1つ、プリキュアは二人が揃っていないと変身できないことも。「ふたりは」プリキュアってタイトルはそんな意味も含まれているのかも知れません。

第6話 新たな闇!危険な森のクマさん (2004/3/7) 脚本:川崎良  演出:小村敏明  作画監督:桑原幹根  泳げないカナヅチのことを「トンカチ」と表現したなぎさはトンチンカンですな(苦笑)。それにしてもあのカブキ男といい、今回のゴツいおっさんといい、敵キャラの個性という点でビジュアル面だけが尖がっててイマイチ好きになれないなぁ。  しかし来週の予告では何とあのサッカー部先輩と雪城さんのツーショットが!!早くもなぎさの恋が破れてしまうのか!?これはなぎさじゃなくても超気になります。バッチリ気合を入れなおして、来週を待ちましょう。

第7話 熱闘ラクロス!乙女心は超ビミョー! (2004/3/14) 脚本:川崎良  演出:岡佳広  作画監督:青山充  ラクロスの試合前の、雪城さんと先輩衝撃のツーショット!!そりゃなぎさが試合に集中できないのも無理は無いですな。雪城さんのことを「ほのか」と呼び捨てにした藤村先輩、超気になる彼らの関係は幼なじみであることが判明。うーん、この先を考えると確かに超ビミョーな関係かも...  とりあえず彼らの関係を知ってある意味安心した?なぎさの大爆発によりラクロスの試合は大逆転勝利を収めた。が、来週はなぎさとほのかの関係に早くも亀裂が!これこそ正に、視聴者全員が望んでいた展開!!来週が待ち遠しい。

第8話 プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!? (2004/3/21) 脚本:清水東  演出:五十嵐卓哉  作画監督:爲我井克美  正直これまでのプリキュアは、番組が始まったばかりにも関わらず淡々としたイメージが拭えませんでした。プリキュアの話の流れは大体次のように表せると思う。「日常生活(主に学校)→プルプルのラブリーぶりを見せ付けられる→日常生活から少し脱線→事件発生→プリキュア変身→マーブルスクリュー炸裂→エピローグ」。プリキュアは、このパターンが余りにもきっちりとしすぎていて、全体として話しの抑揚が少なかったのではないかと思う。  この状況を打開する方法は2つ。1つはこのパターン自体を変えてしまうことだが、作品の性格すら変えてしまう可能性もあるので(本作品に限らず)現実的には難しい。そしてもう1つはパターンはそのままにしつつも、それぞれの要素を膨らましたり、変化を与えること。(例えば学校に転校生(実は強力なライバル)出現!となると、まず最初の「日常生活」が通常とは違った色を見せる)。プリキュアに必要だったのは、この変化球だったのではないか。  今週のプリキュアは、なぎさとほのかのケンカという超変化球が炸裂。いつもとは違うプリキュアの姿に、最高にハラハラドキドキさせられた。そしてラストで二人は「なぎさ」「ほのか」と呼び合った姿もまた、そんな変化が呼び込んだ最高のエピローグだったと思う。先週の繰り返しになるけど、これこそオレが望んでいたプリキュアという作品の姿です。

第9話 取り返せ!メポメポ大作戦 (2004/3/28) 脚本:羽原大介  演出:山吉康夫  作画監督:川村敏江  いきなりプリキュアという急激な環境変化でお互いが無理してた、となぎさは冷静に分析。思わずなるほどとうなずきました。それにしても教頭に没収されたメップルを取り返すためラーメン屋に変装するとは、なぎさの行動力はスゴイね。  先週の一件以来なぎさ&ほのかだけじゃなくて、作品全体にパワーが増した気がするのはオレの気のせいでしょうか。ギャグがこなれてきたところなどを見ると、脚本のテンションが上がってきたと感じます。とても良い兆候ですね。  そしてそんな流れの中、来週はほのかが炸裂するらしい。言葉だけ見ると意味がさっぱりわかりませんが(苦笑)、めちゃ期待を抱かせることもまた事実。楽しみですな。

第10話 ほのか炸裂!素敵な誕生日 (2004/4/4) 脚本:成田良美  演出:岩井隆央  作画監督:高橋任治  なぎさを「デコボコカボチャ」扱いしたメップル、ワタクシ(実は隠れなぎさファン)の怒りのボルテージは上がる一方だ!!しかし元気いっぱいのなぎさも、全財産18円という事実に意気消沈。これにはさすがの俺も救いようが無いとあきれました(苦笑)  なぎさとほのかの友情にとって、お金が無いことは何の障害にもなりません。というよりも、お金よりも大切なことが世の中にはたくさんある、そんなメッセージが聴こえてきそうな今週のプリキュアでした。それはそうとプリキュアにやられっぱなしのゲキドラーゴ、そろそろ彼の反撃を期待したいものです。来週は少しだけその期待に応えてくれそうですが、果たしてどうなることやら。

第11話 亮太を救え!ゲキドラーゴ・パニック (2004/4/11) 脚本:清水東  演出:川田武範  作画監督:飯島秀一  あれ、もしかしてなぎさ父は今週初登場だっけ?ついに日曜朝8:30にも進出ですか子安さん(笑)。ワタクシ、重度の出不精がたたって今まで水族館に行ったのは1度だけ。しかも幼少だったためほとんど記憶に無し。  ついにゲキドラーゴが最終形態でプリキュアに勝負を挑む。亮太が巻き込まれ傷ついたことにブラックの怒りのパワーが爆発!!ついにゲキドラーゴは消滅した。いつもプロレス技をかけてますが、この姉弟の絆は強いということなのだ。  そして更に言えば、なぎさのセリフにもあったけど、今の彼女にとってはプリズムストーンを探すことは一番大切なことでは無いんだよね。今週は二者択一というような状況にはならなかったけど、今後はそんな話も出てくるのかなと予感させる今週でした。

第12話 悪の華・ポイズニー参上!って誰? (2004/4/18) 脚本:川崎良  演出:矢部秋則  作画監督:生田目康裕  プリズムストーン、あと3つも残っているとなぎさは言うけれど、俺から言わせればあと3つしか残ってないのか!?って感じ。放送はあと9ヶ月も残っているのにね。ということは、プリズムストーン集めは結構ノンビリやっていくってことなんでしょうか。まぁこの作品の雰囲気から考えると、それも悪くないかな。  さなえ婆サマ、やはりタダモノでは無かった。気絶から目覚めたとき彼女が言ったおとぼけの言葉は、ほのかに余計な心配をさせまいという想いがあったからだろうか。

第13話 ご用心!年下の転校生 (2004/4/25) 脚本:成田良美  演出:小村敏明  作画監督:河野宏之  さすがに藤ピーファン多し。なぎさもライバル多くて先が思いやられます(苦笑)。しかしそこに現れた年下の転校生キリヤ!オレにはちっともイケメンには見えないが女子生徒の人気は藤ピーと互角。ワタクシのようなオッサンは、彼女たちの感性にはついていけませぬ。  しかしそんなキリヤ君はどーでも良し。そしてなぎさを超ドキドキさせる藤ピー先輩はオレの前から消えてくれ(笑)。今週は何と言っても科学部のメガネっ娘ユリコちゃんでしょ。あんなエエ娘がまだいたとはこの作品もなかなかやりますな(ぉ  まぁザケンナーがぶっ壊した会場が一瞬で復活とか、あんな事故があっても何事も無かったように再開されてる発表会とか、今週は脚本的に突っ込みどころ満載でしたけど、こんなハチャメチャな展開もプリキュアの良さと思ってます。

第14話 ウソホント!?にせプリキュア大暴れ (2004/5/2) 脚本:羽原大介  演出:吉沢孝男  作画監督:青山充  プリキュアの噂が街中に広まりなぎさとほのかの不安も募るばかり。が、その噂の根源はクラスメイト夏子&京子のコスプレ。本物のプリキュアにとっては甚だ迷惑な話しですが、さすがにニセモノは本物にかなわないということが分かった今週でした。って当たり前か(苦笑)  今週は作画のクオリティがかなり落ちていて残念だったなぁ(特にAパート)。せっかくの面白いエピソードが台無し、とまではいかないけれど、なぎさがなぎさに見えないとストーリーに集中できないのは確か。加えてほのかはおでこが広めで眉も濃いので、それなりにちゃんと描かないと可愛く見えないですからね。その辺りを今後は特に気をつけて欲しいと思う。

第15話 メッチャ危ない家族旅行 (2004/5/9) 脚本:清水東  演出:上田芳裕  作画監督:東美帆  美墨家と雪城家の合同家族旅行と相成った今週は、オヤジギャグ炸裂、そして父親らしい厳格な態度と、なぎさ父が大活躍でしたね。これまでほとんど登場機会がなかったけど、ようやく活躍の場が与えられ子安さんも嬉しい限りでしょう(笑)  私事ですが、ワタクシの周りではプリキュアの評判がとても良いんですよね。自分はどれみとかナージャを観てきたのでその流れでプリキュアも観てますけど、それらを観てなくても、プリキュアは観てるって人も結構多い。一体何故だろうと少し考えてみると、プリキュアは対象年齢が少し高めってのがまずは大きいのかな。あとは敵をやっつけるという構図がはっきりしているところが、見易さに繋がっている気がする。こういったことは、とりあえずどんな作品でも観てしまう自分には、理解しづらい部分なんですけどね(苦笑)。

第16話 ストレス全開!マドンナはつらいよ (2004/5/16) 脚本:影山由美  演出:山吉康夫  作画監督:川村敏江  「早くやれ!」という上司の言葉に、「オレはオレのやり方でやる」とたてついたキリヤ。子供のくせに発言だけは一人前だとポイズナーは語ったが、こんなことは大人の社会では通用しないぞとオレは強く言っておきたい(笑)。  学園のマドンナ小田島友華先輩は文武両道、才色兼備と正に最強のお嬢様。しかし、マドンナのイメージを維持しつづけなければならない彼女のプレッシャーは想像以上に絶大。そういう負の心をいつも突いて来るのがジャアクキング手下の皆様ですが、今週もプリキュアの活躍でザケンナーを撃破。良かった良かったと言いたい所ですが、先輩の顔の落書きはちゃんと消してあげようよお二人さん。笑いのネタにするなんていくらなんでもひどすぎです(笑)  そういえばプリキュア見てると自分の中学生時代を思い出すことも良くあります。例えば今週の黒板消し掃除もそう。あれっていっつもチョークの粉まみれになるんだよね。さすがになぎさみたいに踊りながらってのは無かったけどね(苦笑)

第17話 ハートをゲット!トキメキ農作業 (2004/5/23) 脚本:成田良美  演出:岩井隆央  作画監督:爲我井克美  あこがれの彼と、農作業かよ!!(笑)。だがなぎさにとっては、どこであろうと藤ぴー先輩と一緒なら問題無しのようですな。でも今回の農作業デートを見ると、例えばアリガチな街中での偶然のデートとかそんなシチュエーションではなく、脚本的に一ひねりする余裕が出てきてるなと実感します。最近のプリキュア、間違いなく面白くなってますよ。  前途多難とは言われつつも、ナンダカンダで幸せそうななぎさはほっておきましょう。問題はほのかサマの方です。何時の間にか農作業に同行してたキリヤ君と良い雰囲気に包まれちゃってました。こんな展開は予想してませんでしたけど、なぎさ&藤ピーよりもこっちの方がダンゼン気になりますね。

第18話 ドキドキ!中間テストは恋の迷宮 (2004/5/30) 脚本:川崎良  演出:川田武範、座古明史  作画監督:高橋任治  成績良ければモテるのか...オレももう少し学生の時にがんばっておけば良かったな(苦笑)。なぎさの友人聖子がキリヤ君に告白も、彼は全く取り合わず。それどころかラブレターをぶち破る始末。怒り狂ったほのかは彼のクラスに乗り込むが、完全にほのかのことで心を奪われているキリヤを逆に傷つけてしまう。うーん、ハートって不思議だ...  プリキュアを異次元の鏡の世界へと引きずり込んだポイズニー。彼女の仕掛けたワナにどっぷりとハマりつつも、必殺の一撃から辛くも逃れることができたプリキュア、彼女たちを助けたのはやはりキリヤなのか。少しずつ人間の心への理解を深めつつある彼に、この先どんな運命が待ち受けているのか、注目です。

第19話 こわすぎ!ドツクゾーン最後の切り札 (2004/6/6) 脚本:清水東  演出:矢部秋則  作画監督:飯島秀一  夏、なぎさたちの制服も夏バージョンに。純白というわけではなく、微妙にピンクが入ってるのがまた良いっすねー。ってアホかオレは(笑)。今週はいきなりメップル&ミップルがケンカ!!前からメップルのことは好きじゃなかったけど、今週でそれが決定的になりました。だいたい彼の大食いが今回の一件の引き金だし、ミップルちゃんには全く非は無いと思うのであります。  ようやくプリキュアの前に現れたイルクーボ、彼が作り出す威圧感、緊張感は余りにも巨大。今のプリキュアの実力では全く歯が立たない。プリキュアの光の力が吸い取られ、何と変身が解けてしまった。正に最大のピンチを迎えたプリキュアたち、だがみんなを守ろうとするメップルの強い力が奇跡を起こした!!ま、メップルの奮闘は素直に認めますが、かといってイルクーボを倒せたわけではないですからね。まだまだ先は長い。

第20話 どっちが本物?ふたりのほのか (2004/6/13) 脚本:羽原大介  演出:小村敏明  作画監督:青山充  ポイズナー姉さんのほのかモノマネは意外にも再現度が高かったなぁ。ほのかはそれだけ簡単にマネできるキャラってことか(笑)。しかし本物のほのかを見破る決定打を、あの第8話のネタから持ってきたのはなかなかやるなと思ったり。やっぱり最近のプリキュアは話がこなれてきて面白い。  マジになったポイズニー姉さんの実力は相当なものだった。最初からそうしておけば良かったのに(笑)。加えて意外にも冷静にプリキュアたちの経験の無さを指摘。彼女は彼女なりに主張があって戦っていたんだねぇ。今週でこの舞台からいなくなるのは少し勿体無い気もしないではない。  次回はついに!あのキリヤがほのかに大告白&正体を自ら明かすという超注目の展開が待っている。というところで来週がおやすみなのはものすごく残念だが、とにかく次回が待ち遠しいですね。

第21話 衝撃デート!キリヤの真実 (2004/6/27) 脚本:川崎良  演出:上田芳裕  作画監督:河野宏之  ジャアクキングの使命に目覚めたキリヤ君は、ほのかに自分の正体、そしてプリキュアを倒すと固い決意を打ち明けた。これが自分の宿命だと彼は言う。大きな衝撃を受けたほのかは、なぎさにもこの事実を告げる。突然のことに戸惑う二人に、運命を変えるだけの精神力は備わっているのか。  キリヤからの果たし状がほのかの元に届けられた。プリキュアたちとキリヤの戦いが始まる。キリヤの攻勢にプリキュアは押され気味、だが彼女たちにマーブルスクリューを打つ気は無い。友達のキリヤにそんなことはできないと。そんな彼女たちと過ごした楽しい時間を思い出し、キリヤはホワイトに止めを刺せない。彼もまた自らの心に苦しんでいた。  傷ついたホワイトを前に、ブラックが言う。「こんなほのかの姿を見たかったのか」と。その言葉を聞いたキリヤはプリズムストーンをほのかに手渡し、闇へと帰っていった。彼は自らの運命から逃れることは出来なかった。だがストーンを渡すことで、その運命に立ち向かう勇気を見せてくれたのだ。  それにしても、キリヤ君までいなくなってしまうとなると、ジャアクキングの手下はイルクーボ一人だけってことに。まぁそんな状態も長くは続かないと思うけど、となると新しい敵キャラに期待が高まるわけで。ただポイズナーもキリヤもなかなかの好敵手だっただけに、新キャラにかかるプレッシャーもまた大きいと思った今週でした。

第22話 ウッソー!忠太郎がママになる!? (2004/7/4) 脚本:影山由美  演出:山吉康夫  作画監督:東美帆  キリヤが遺したストーンを悲しそうに見つめるなぎさとほのか。二人がこの悲しみを乗り越えたその時、プリキュアはまた一段と強くなるのだろう。それにしても、今週のほのかサマのスカートは清楚なイメージとは裏腹に丈が短くてちょっと興奮(ぉ  ポイズニー、キリヤとシリアスな話が2週続いたということもあり、今週はザケンナー退治で原点回帰。だがストーンの在り処がメップルの「大失態」のおかげでいともアッサリとイルクーボにバレてしまった。彼が石の番人の名を知っていたことに、メップル&ミップルは驚きを隠せない。どうやらヤツは、その実力以外にも注目すべき点がありそうだ。  そして一晩中大泣きしてしまった事実に対し、ほのかの心の中でキリヤの存在が大きくなっていたことを改めて痛感。これがいわゆる恋だったのかどうか、ほのか本人が結論を出す機会があればうれしいことですが...

第23話 危うし!夏合宿の悪夢 (2004/7/11) 脚本:羽原大介  演出:岩井隆央  作画監督:川村敏江  ラクロス部と科学部の夏合宿に同行した校長&教頭、アンタらタダのエロオヤジだろ!(笑)。しかし合宿地がいきなりの異常気象に見舞われる。ほのかサマと違ってすぐに原因に気づかなかったなぎさもちょっとねー、と思いますがそれ以上に敵の強大な気配に気づいてるならさっさと言わなきゃダメでしょ>メップル&ミップル。  本気を出したイルクーボの前に、圧倒されてしまうプリキュアたち。ストーンと石の番人を守ろうとするプリキュアの決意は固い。だがプリキュアが放ったマーブルスクリューこそ、ウィズダムへの扉を開ける最後の鍵だったのだ。ついに番人がイルクーボの手に落ちてしまう。この最大のピンチに、プリキュアはどう立ち向かう!?

第24話 決戦!プリキュアvsイルクーボ (2004/7/18) 脚本:川崎良  演出:川田武範  作画監督:爲我井克美  イルクーボが再びプリキュアの前に出現。サブタイトル通り、プリキュアとイルクーボの決戦の火蓋が斬って落とされた。両者の実力差が歴然としていることは、先週の戦いで明らかになった。だがプリキュアたちは奇跡を信じてイルクーボに突撃する。  マーブルスクリューが効かないと悟ったプリキュアはイルクーボのペンダントに狙いを定め、イルクーボの顔を歪ませた。だがこの攻撃を受け本気を出したイルクーボは、強烈な引力でメップルたちのストーンを引きずり出す。ついに彼の手に7つのストーンが揃ってしまった。  ついに目的を達成したイルクーボは勝ち誇った表情でストーンの力を呼び覚ます。しかし何と、7つのプリズムストーンの力は彼の想像を超越していた。苦痛に歪むイルクーボに、ストーンの力に後押しされたプリキュアマーブルスクリューが炸裂!!見事イルクーボとの決戦を制した。それにしても結果的に「情けない」自滅となってしまったイルクーボさん、これじゃ彼は何のためにストーンを集めたんでしょうか。敵ながらかなり気の毒です(苦笑)  7つのストーンをプリズムホーピッシュに置くと虹が現れ、続いて光の園の王子・ポルンが出現。何とプリキュアたちを光の園に連れて行くと言い出して聴かないこの子。ただの駄々ッ児だ(笑)。それはともかく、光の園に平和が戻って一件落着、というわけには行かなさそうな次回予告の内容。どうなるこっちゃ...

第25話 いざ光の園へポポ!私たちも!? (2004/7/25) 脚本:清水東  演出:山田徹  作画監督:高橋任治  駄々をこねまくるポルン王子に負け、なぎさとほのかも光の園に到着。人名を全く覚えられない光の園の長老、そして超巨大な身体を誇るクイーン。彼らがリーダーで光の園は大丈夫か!?と思わずにはいられません(苦笑)。闇の力に傷つけられた光の園を復活させるには、「全てを生み出す力」が必要だとクイーンは言う。それには、光の丘に7人の力(プリキュア、メプミプポルン、長老、クイーン)が集うことが必要らしい。  だが、「全てを生み出す力」を復活させる直前、何とプリキュアたちの前にイルクーボが現れた!!先週、プリキュア渾身のマーブルスクリューにより闇へと強制送還されたと思われていたイルクーボだが、正に地獄の渕から蘇った彼の執念には畏れ入る。プリズムホーピッシュ、そしてプリキュア自身が彼によって闇の世界へと連れ去られてしまった。思わぬ形でラスボス戦へと突入しそうな展開に、全く先が読めない...

第26話 さよならメップルミップル!?やだー! (2004/8/1) 脚本:成田良美  演出:立仙裕俊  作画監督:飯島秀一  ジャアクキングの闇の力を得て、イルクーボはついに真の姿を表した。闇の力により更に戦闘力を増したイルクーボに、プリキュアも為す術なく傷ついてゆく。しかしこのイルクーボのビジュアル、どこかで見たことがあると思ったけどようやく分かりました。コイツだ。  今度こそ本当にプリキュアは敗れてしまうのか。だがイルクーボとの戦いは意外な形で決着する。プリズムストーンもろともプリキュアを消し去ろうとしたイルクーボを、何とジャアクキング自らが攻撃。イルクーボを消滅させてしまったのだ。何よりもストーンの力が大切、そう言い切るジャアクキングをプリキュアは許すことができない。最後の力を振り絞り、マーブルスクリューを放つ。だがジャアクキングはマーブルスクリューをあっさりと跳ね返す。彼は言う、「闇の前では光など無力」と。  今度こそダメなのか。だがプリキュアたちの元に光のクイーンが駆けつける。光と闇は表裏一体、ジャアクキングが消えれば彼女自身も消えてしまう。だが覚悟を決めたクイーンの力を得て、再びマーブルスクリューが炸裂する。巨大な光に包まれたジャアクキングが消滅した。ついに、光の園が元の姿を取り戻したのだ。  これでプリキュアたちの役目も終わった。メップルミップルとの別れを惜しみながらも、なぎさとほのかは地球へと戻ってきた。そんな二人にさなえおばあちゃんは、「お疲れ様」と静かにつぶやく。だが悲しみもつかの間、なぎさがベランダの窓を開けると、光の玉がなぎさを直撃。何とメップルが再びこの世界へとやってきたのだ。もちろんミップルも一緒。そして何とポルン王子のおまけつき。来週からの新展開は、新たな気持ちで迎えたいね。

第27話 新たな闇が迫る!迷子のポルンを救え (2004/8/8) 脚本:川崎良  演出:小村敏明、座古明史  作画監督:河野宏之  先週の26話でいわゆる「第1シリーズ」がキッチリと終わったところを見ると、この番組は最低半年で終わる可能性があったということ、そして半年で終わらせられる作品作りをしていたことが見えます。こんな作りにしていたのは、やはり伝統の日曜8:30に女子中学生二人の格闘アニメをもってくることが東映アニメやスポンサーにとって未知の領域だったということでしょう。でも新シリーズ開始はその試みが見事成功したということで、我々にとっては喜ばしいことですね。  その新シリーズに早速登場した新たな敵。何とジャアクキングは消滅する間際に3つの種をバラまいたとか。その1つが今週目覚め、筋肉ムキムキ男カクザワ(?)としてプリキュアの前に出現した。プリキュアマーブルスクリューとも互角のパワーを持つこの男はプリキュアの強力な敵となること間違いなし。

第28話 レギーネ登場!ってもう来ないで! (2004/8/15) 脚本:羽原大介  演出:西尾大介  作画監督:はっとりますみ  さなえお婆サマの昔話は相変わらず意味深です。彼女が持っていたのはミップルのカードコミューン。となれば、彼女が子供の時代にメープルのコミューンを持っていた人間はいるのだろうか、いるとしたらそれは誰?様々な疑問が頭をよぎった今週のお話でした。  今週の大きなトピックはもう1つ。先週登場のジュナに続き今週はレギーネ。3つの種のうちの2つが目覚めてしまった。そして来週は3つめのキャラが目覚めるようで、ついに敵キャラも勢ぞろいとなる。再び長い戦いが始まりそうです。

第29話 嵐の夏祭り!カミナリ様は超コワイ!? (2004/8/22) 脚本:影山由美  演出:矢部秋則  作画監督:東美帆  母曰く、「鉄の胃袋を持つ」なぎさ、女の子にとっては不名誉なアダ名だと思うのはワタシだけ?。ほのかさまがどんなユカタを着るのか、毎年楽しみにしてる彼女の両親。いくら親とはいえ、ちょっとユカタフェチ入ってると思うのはワタシだけ?いつにも増して頭がハテナだらけのオレですが、ほのかのユカタ姿(絵柄:朝顔)は素晴らしいの一言。頭のハテナもすっかり吹き飛んじゃいました(笑)  夏祭りと言えば肝試し、肝試しと言えば男女ペアの組み合わせ。なぎさは見事藤ピー先輩とのペアをゲット。先輩の前では相変わらず骨抜きモードのなぎさだが、帰りの雨のおかげでなぎさが転び、彼女をかばおうとした先輩が足を負傷!!サッカー選手の命ともいえる足をケガさせてしまい、なぎさは責任を感じる。  しかし帰りに運良く病院の院長と名乗る男の車に乗せてもらい、先輩はすぐに入院できた。が、その院長が何と3人目のジャアクキングの種・ガートルードだった。彼は自らが院長だと周囲の医師の記憶を操作していたようだが、その目的はハッキリせず。がとにかく、「全員揃った」彼らと本格的な戦いが始まりそう。

第30話 炸裂!プリキュアレインボーストーム (2004/9/5) 脚本:成田良美  演出:伊藤尚往  作画監督:川村敏江  「いっしょにいくポポーっ、なんちゃって...とか?」。学校にやって来てしまったポルンの声をごまかすために仕方なかったとは言え、ほのかサマのこんな素晴らしいセリフが聞けるとは感激っす(号泣)。なぎさとの草むしりで何気なく言った「なぎさ、ファイトっ」の一言にもハートを撃ち抜かれました。今週のほのかはいつにも増して超カワイイっすよ...  今週は新アイテム「プリキュアレインボーブレス」と新必殺技「プリキュアレインボーストーム」の登場で内容も濃かったし、大満足のお話でしたね。まさか番人までほのかファンだったとは思いませんでしたが(笑)。ただ、7つの石の力がポルンに取り込まれたということは、ガードルードたちにさらわれた番人が持っているプリズムストーンは単なる石ころってこと?となれば、彼らの次のターゲットがポルンになることは明白だ。

第31話 マジ家出?ポルンは一体どこ~!? (2004/9/12) 脚本:清水東  演出:山吉康夫  作画監督:爲我井克美  やはりプリズムストーンはその力を失っていた。番人の最後の抵抗が功を奏した形だが、おかげで7つの石の力みなぎるポルンは元気一杯で、このじゃじゃ馬を押さえつけるのも大変。なぎさたちも苦労が絶えませんが、今週もほのかのポルンまねは舌好調で満足満足(笑)  筋肉男・ジュナの魔の手がふたたびプリキュアに伸びる。先週に続きプリキュアレインボーストームで撃退したものの、こんなこと繰り返していたら7つの石の力がポルンに宿っていることが彼らにもバレてしまいそうな気が。そして彼らの力であっさりとジャアクキングが復活、つかホントにあっさりと復活しやがりましたよこの大魔王サマ(苦笑)。なぎさたちの戦いも、当分終わりを迎えそうに無い。

第32話 ポルンを励ませ!とっておきのカーニバル (2004/9/19) 脚本:羽原大介  演出:川田武範  作画監督:高橋任治  ベッドから転げ落ちても目を覚まさないなぎさ、こんな寝相悪いヒロイン見たこと無い(笑)。だがいつも隠れていなければならないポルンの欲求不満は最高潮。そんなポルンのストレス解消のためになぎさが打った手は遊園地に連れて行くこと。ポルンは大喜びで一件落着に見えたが、この遊園地はかつてプリキュアがザケンナーに襲われた場所。まさか今回も!?  案の定、ザケンナー出現。こんなところで作画コスト削減とはうまく考えたものだ(苦笑)。続いてレギーネが二人の前に現れ、遊園地はメチャメチャに破壊されてしまう。二人はすぐさまプリキュアに変身、友情パワーでザケンナーの攻撃をしのぎ、レインボーストームでザケンナーを撃破した。だがレギーネの発言により、二人はジャアクキングの復活を知ってしまった二人の不安は大きくなるばかりだ。  来週は莉奈と志穂の大ゲンカ?が展開されるそうで楽しみ。最近はプリキュアの二人とポルンに話が集中しててたので、ラクロス部のことは完全に記憶の彼方に飛んでました(苦笑)。来週が待ち遠しい。

第33話 Vゲット!心でつなげ光のパスライン!! (2004/9/26) 脚本:川崎良  演出:岩井隆央  作画監督:飯島秀一  試合中のパスミスをめぐり、志穂と莉奈の関係に亀裂が入ってしまう。ウジウジする志穂に対し、莉奈は「やめちゃえばいい」と心にも無いキツイ一言を口に出してしまう。この展開は、なぎさとほのかが経てきた道程と同じだ。志穂と莉奈はそれぞれなぎさとほのかにアドバイスを求める。それにしても、ラクロス終わった後のなぎさの爆発髪型はいくらなんでもヒドすぎる(笑)  ライバル高校の選手に変身したレギーネキターッ。このお方、人間姿の時は超弱気な性格で本性とギャップありすぎです(笑)。それからポルンの光の力は遠隔でプリキュアに伝えることが可能なことも判明。これでほっておくとすぐにいなくなってしまうポルンを前線に出す必要が無いと分かったわけで、今後の戦いに向けてプラスの材料といえるかも。  ラクロスの試合は復活した志穂の逆転ゴールが決まり見事勝利。試合終了直後、志穂と莉奈は素直に謝った。人の絆を深くするもの、それは素直な気持ち以外の何者でも無いんだ...

第34話 なぎさぶっちぎり!炎のガチンコリレー (2004/10/3) 脚本:影山由美  演出:山田徹  作画監督:河野宏之  ラクロスの次は体育祭、やっぱり運動の秋、ですよね。今週改めて分かったこと、スポーツしてるなぎさは生徒たちにすごく人気があるね。ま、一直線におべんとうをがつく姿はヒロインにはあるまじきものですけど(苦笑)。そしてメップル、ミップルとのあまーいひと時をポルンにジャマされ「アイツさえいなきゃ完璧だったのに」と嘆いた彼ですが、そもそも『カンペキ』って何!?(笑)  志穂と莉奈、そして弓子先輩に友華先輩、ベローネ学園にはなぎさとほのか以外にも輝いているキャラが多いですね。主役キャラ以外にもしっかりとした個性を持たせるのは、どれみその他日曜8:30の作品で培った東映アニメーションのノウハウですね。

第35話 これってデート?怒涛のハッピーバースデー (2004/10/10) 脚本:成田良美  演出:立仙裕俊  作画監督:服部益美  10月10日は我らがなぎさのバースデー。校門前でバスケ部イケメン支倉君がなぎさに告白!!ありえない展開になぎさの悩みも深まるばかり。ほのかのアドバイスで断る決意を固めたものの、支倉君の強引なまでの栗拾いデートの誘いになぎさは断ることができずに押し切られてしまう。なぎさの数少ない弱点がコレなのである。  デート当日=誕生日当日、二人は約束どおりデートへGO!そしてなぎさが心配で変装して二人の後をつけるほのか萌えぇぇ~。栗拾いはいい雰囲気で進んで行くが、なぎさは支倉に真意を伝えようとしたその時ザケンナー&イルクーボ出現し支倉君気絶。ほのかがついてきてくれて本当に良かったよ(苦笑)  プリキュアが戦う最中、わずかに気を取り戻した支倉は何とキュアブラックに一目惚れ。縁が無かったということでめでたく?これっきりの関係となった二人。帰宅途中、藤ピー先輩の「誕生日おめでとう」の一言に最高の幸せを感じるなぎさ、ナンダカナー(苦笑)。今週はそんなところでしたけど、回転する毬栗ザケンナーにプリキュアの玉乗りは回転方向的に絶対ありえない!!(笑)。

第36話 自由を掴め!番人決死の大脱走 (2004/10/17) 脚本:清水東  演出:矢部秋則  作画監督:東美帆  番人を見張ってるデコボコメイドザケンナーは意外にも天然系。ザケンナーにもこんなオチャメなところがあるなんて新発見だけど、それ以上に彼らが普通にパンを食ってたことには驚いた(笑)。  ザケンナーのスキをつき館を脱出した番人。森の中でザケンナーに捕まりそうになったその時、なぎさとほのかが到着。プリキュアはポルンと番人を人質に取られるも、ベルゼイとの戦いに見事勝利した。が、番人は程なくデコボコザケンナーたちに再び捕まってしまった模様。コイツら来週も登場するようで、次は何をやってくれるか楽しみ。

第37話 いざ初舞台!!負けるなロミオとジュリエット (2004/10/24) 脚本:羽原大介  演出:岡佳広  作画監督:川村敏江  練習で情けない姿を連発するロミオ役なぎさに「迫力ゼロインパクトゼロ説得力ゼロ!!」とダメ出ししまくりの鬼演出家・志穂、ハッキリ言って怖すぎです。しかし彼女の個性はプリキュアの二人以外では最も目立っているかもね。多分このアニメを見ている多くの人が、彼女の隠れファンを自覚していると見た。てかオレもだけど(笑)  で、肝心の本番はザケンナーの乱入でアクション&アドリブ満載、迫力満点の舞台に大変身。だがジュナ本人が舞台に上がったとなれば、二人は変身しないわけには行かない。あまりの迫力に観客たちは言葉を失うほどの衝撃を受けフィナーレでは大拍手。舞台終了後、藤ピー先輩への気持ちをメップルたちにつつかれたなぎさは激怒。何だか嵐のように過ぎ去った今週でした。

第38話 ガッツでGO!亮太のおつかい大作戦 (2004/10/31) 脚本:川崎良  演出:山吉康夫  作画監督:青山充  亮太君はその頼りなさそうな見た目から小学2、3年生くらいかと思ってましたけど、5年生だったことを今週初めて知りました。でも5年生だったらオヤジの会社に書類届けることくらい出来なきゃ男じゃないでしょー。オレなんて小学3年の時に200km以上離れた祖父の家に一人で行きましたよ(笑)  今週の内容で一番印象に残ったのは、超重要な会議にも関わらず、父・岳は意外にも冷静に(のんびりと?)亮太を待ち続けたことでしょうか。さすがに会議の直前では焦りが表面に出ましたけど、オレだったら書類を忘れたことに気づいた時点でパニクっている可能性大(苦笑)。でも社会人にとって、この落ち着きはすごく重要なんですよね。ま、そんな自分の社会人らしくないところを突きつけられたような気もしましたが、面白かったのでヨシとします。

第39話 涙キラ!汗がタラ!結婚式は大騒動!! (2004/11/14) 脚本:影山由美  演出:川田武範  作画監督:爲我井克美  このアニメが今日13本目の視聴。もぅね、休日一気に溜まったアニメを見るのはホント疲れるよ(苦笑)。で、そのトリを飾るのが大抵この番組なのですが、気力・体力は低下気味。ということで今週はサボリますゴメンなさい。最後に一言だけ、よし美先生ご結婚おめでとうございますっ。

第40話 夢の世界へご招待!?一泊二日闇の旅 (2004/11/21) 脚本:成田良美  演出:岩井隆央  作画監督:高橋任治  なぎさがほのかの家にお泊りキターーッ。しかも莉奈&志穂&ユリコを引き連れてとなれば、とてつもない夜が待ち受けているはずだ!!と期待したものの、3人はお泊りできずに帰宅、なぎさとほのかは二人きりで寝ることに。うーん、残念。だけどほのかの心にはいまだキリヤに対する想いが強く残っていること、そしてなぎさとほのかの絆の強さを再確認できました。  夢の中でベルゼイとの戦ったプリキュアは、先週に引き続きマーブルスクリューで敵を撃退。にしても、レインボーストームを使うまでも無いとは、何時の間にこんな弱っちくなってしまったんでしょうベルゼイさんは(苦笑)。ま、彼が石の力を狙う理由は単にジャアクキング復活のためだけでは無いようですが、最近は敵キャラも3人固定でマンネリ感が強くなってきたので、ここらで刺激が欲しいところ。

第41話 負けないってばー!!闇の力をぶっとばせ! (2004/11/28) 脚本:清水東  演出:立仙裕俊  作画監督:飯島秀一  ベルゼイは言う、危機が迫っているのはジャアクキングだけではない。自分たち自身にも迫っているのだ、と。ベルゼイの言葉が何を意味するのか、それを確かめるためにジュナはプリキュアに戦いを挑む。そのなぎさはラクロスの決勝戦真っ最中だったがとんだジャマモノが入ってしまった。  ベルゼイはここで勝負を決するといい、プリキュアに戦いを挑む。だがいきなりジュナの身体から黒い光が飛び出しジュナ自身が苦痛に歪む。その黒い光はプリキュアに向かってまっしぐらに進んできた。何とレインボーストームでも跳ね返すことができない程、黒い光の力は強かった。だがその直後、ポルンから飛び出した光が一瞬にして黒い光を消し去ったのだ。石の力が動いたことを番人は肌で感じた。そしてその光景を遠くから見ていたベルゼイ...  全てを食い尽くす力がプリキュアの力に触発され、ジュナの身体から飛び出したのだとベルゼイは言う。ってこれってリナクスみたいと思ったのはワタシだけ?そしてついに、石の力のありかがベルゼイたちにバレてしまった。来週はプリキュアが離れ離れのピンチを迎えてしまうようで、今後はクライマックスに向けて気の抜けない展開が続きそうです。

第42話 二人はひとつ!なぎさとほのか最強の絆 (2004/12/5) 脚本:羽原大介  演出:西尾大介、座古明史  作画監督:はっとりますみ  一番大事なものと聞かれて「水分、タンパク質、アミノ酸、炭水化物」と飛びっきりのギャグをカマしてくれたほのかサマ、今日も輝いてます(笑)。だがジュナとレギーネがプリキュアに急襲をかけ、ブラックとホワイトは引き離されてしまう。バラバラになってしまった二人に追い討ちをかけるように、不安を煽るジュナとレギーネの声が聞こえる。  なぎさの心は不安に揺れていた。いつも隣にいるはずのほのかがいないだけで、自分は何も出来ないのか...だが、ほのかがもうすぐ闇の力に飲み込まれるとジュナから聞かされたなぎさの怒りが爆発、ほのかを覆っていた闇の力の壁をぶち破る。  そして超偶然にも二人の前に現れたポルン(笑)。光の力を受けたプリキュアはジュナ&レギーネを圧倒。だがマーブルスクリューが直撃したにも関わらず、ジュナとレギーネを倒すまでは至らず。ジャアクキングではなく、己のために「全てを生み出す力」を得ると覚悟したベルゼイたちの最終決戦も近い。

第43話 激揺れまくり!藤P先輩に届けこの想い (2004/12/12) 脚本:成田良美  演出:矢部秋則  作画監督:東美帆  なぎさのクラスメイト唯ちゃんは藤P先輩にゾッコン。そのことを直接本人に聞かされたなぎさは驚きを隠さなかったが、藤P先輩は超人気者だし唯見たいな娘は他にもいっぱいいるだろうと思ったり。だがそんな些細なことよりも、なぎさが唯に協力してしまうことの方が大問題。自分の気持ちに素直になれず、なぎさは苦しみ涙を流す。  藤P先輩の誕生日当日、唯はなぎさを引き連れて先輩にお守りを渡す。そしてなぎさが胸に暖めていた手紙と全く同じセリフを、唯は先輩に贈る。この光景に衝撃を受けたなぎさは二人の前から駆け出してしまう。一方、我々は以前の我々ではない、ベルゼイが言ったこの言葉の意味をレギーネは図りかねていた。そんな彼女がタイミング悪くなぎさの前に現れる。ほのかの協力でレギーネを何とか退けたが、なぎさの悩みは全く解決されていない。来週の展開が気になる。

第44話 最高ハッピー!?なぎさのホワイトクリスマス (2004/12/19) 脚本:川崎良  演出:山吉康夫  作画監督:河野宏之  季節はクリスマス、しかし藤P先輩の前で勇気を出せず、我らがなぎさの気持ちは落ち込むばかり。クリスマス当日、学園はパーティ一色。そしてアニメ世界の中のクリスマスはホワイトになる確率96%だが、プリキュアのクリスマスもやっぱり銀世界に染まりましたね。でもまさか藤P先輩となぎさが雪だるま2ショットという展開は予想しなかった(笑)。  ベルゼイたちも光の園に溢れるカオスの力を吸収し成長しているらしい。彼らの目的はもはや、ジャアクキングの完全復活ではなく、ジャアクキングからの独立そのものだ。そのベルゼイの攻撃をなぎさたちは今回も退け、藤P先輩との関係もちょっとだけ進展したことは、なぎさにとっては良い思い出になったようだ。が、1月末の最終回まで余り時間無いはずだし、1年の中で二人の関係に結論を出すのであれば、急展開というのも有り得るかもしれない。

第45話 歌えさくら組!合唱は勇気を乗せて (2004/12/26) 脚本:影山由美  演出:川田武範  作画監督:青山充  なぎさと千秋が提案した合唱コンクール用の新曲は「ゲッチュウらぶらぶぅ」。クライマックス間近にCDの宣伝かよっ!!と突っ込みたくなりますが、千秋のメガネっ娘属性の強烈さにオレの心はそれどころじゃありませんでした(笑)  さくら組の合唱に何かが足りないと感じていた千秋の悩みは、なぎさとほのかのソロパートで万事解決。が、コンクール当日、やっぱり来たよジュナとレギーネによってなぎさとほのかは離脱してしまう。最近すっかり運び屋的な存在となったポルンの力により、プリキュアはジュナとレギーネを纏めて吹っ飛ばした。そして二人がステージに上がったとき合唱は二人のソロパートという最高のタイミング。さくら組が歌い終えた後、会場はスタンディングオベーションに包まれた。  ということで、年内のプリキュアは終了。年明けは再来週からの放送となるが、いきなりポルンが奪われるという緊急事態を迎えるようで、最後まで目が離せません。

第46話 サイアク~!石の力が奪われた~!? (2005/1/9) 脚本:清水東  演出:山田徹  作画監督:川村敏江  酉年の年賀状のイラストに骨付きローストチキンをもってくるなぎさのセンスにはちょっと感心。が、そんな感心してる間にいきなり現れたガードルードたち。『残された時間が少ない』彼らは正に背水の陣でプリキュアたちに襲い掛かり、ついにポルンが奪われてしまった。更に番人しか知らないはずの石の力をポルンから取り出す呪文をガードルードが唱え、力はホーピッシュに戻ってしまう。  ついに訪れてしまった最悪の事態。学校では志穂たちが合唱コンクールの写真で盛り上がっていたが、最後の決戦に挑むことは、こんなほほえましい日常を失うかもしれないことを意味する。だがプリキュアはやはり戦うことを選んだのだ。石の力が放った光に向かって二人は走り出す。石の力を取り戻すため、そして何よりもみんなとの楽しい日常を守るために。 

第47話 最強戦士登場!っても~ありえない!! (2005/1/16) 脚本:影山由美  演出:岩井隆央  作画監督:生田目康裕  実はこの番組を見るのは通常、日曜日の風呂上りで「一杯やった」後なのです。本当はもっと早く見たいんですけど、最近の多忙で他の番組チェックが日曜にズレこんでしまうため、プリキュアはどうしても夜になってしまうんですよね。つーことで、要は酔っ払い状態での視聴でロクな感想書けませんという言い訳ですハイ(苦笑)。  プリキュアは全てを生み出す力を取り戻すべく、ベルゼイたちに戦いを挑むがさすがに新たな力を得た彼らには歯が立たない。だが彼らを倒さぬ限り、なぎさとほのかの「普段の」生活は絶対に取り戻すことはできない。  そんな中、ベルゼイたちの裏切りを知り怒りモードのジャアクキングがベルゼイたちの力を強引に吸収しようとする。だがその時、ジャアクキングに抵抗したベルゼイたち3人の力が反応し合体開始。ここに最強戦士が誕生してしまった。そして、ジャアクキングとベルゼイたちの争いに巻き込まれそうになったプリキュアのピンチを救ったのは何とあのキリヤ。クライマックスに向けて一瞬足りとも眼を離せない。

第48話 史上最大の決戦!プリキュア最後の日!! (2005/1/23)
第49話(最終回) 未来を信じて!明日を信じて!さよならなんて言わせない!! (2005/1/30) 48話 脚本:川崎良  演出:山内重保、座古明史  作画監督:高橋任治
49話 脚本:成田良美  演出:矢部秋則  作画監督:飯島秀一  実は正味3週間ぶりのプリキュア視聴、最終回目前というところでこの停滞はマジでありえない!!(苦笑)。とそれはともかく、今回分の感想を書く(読んでもらう)タイミングは完全に逸した気がするので省略します。その代わりといってはなんですが、簡単な総評を。  この作品、面白かったかどうかと問われれば、僕は「一応」YESと答えます。勧善懲悪という分かり易さに、「やってられない」と言うなぎさのイマドキさとはにゃーんな性格で大きなお友達のハートをがっちりキャッチしたほのかサマ、対照的なふたりのキャラを絶妙に生かしたところは本作品で一番良かったところですね。  だけどその反面、やはり「ふたり」という数字は物語の幅に限界を持たせた大きな原因ではないかと思う。そこが「どれみ」と最も差があった点じゃないかなぁ。ま、もちろんその辺りは続編で解決してくれると思いますし楽しみではありますけどね。で、その新番組予告では新キャラの金髪少女がちょびっと出ていたけど、東映アニメーションは金髪少女好きなのか?(笑)

Bitly
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