光と水のダフネ ~感想~

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<スタッフ>
原作:NeSKeS  監督:池端隆史  シリーズ構成:水上清資  キャラクター原案:士貴智志  キャラクターデザイン:岩倉和憲  総作画監督:中山由美  デザインワークス:武半慎吾  音楽:大谷幸  アニメーション制作:J.C.STAFF
<キャスト>
水樹マイア:中原麻衣  本城レナ:大原さやか  葉山静香:植田佳奈  グロリア:浅野真澄  朴ゆう:甲斐田裕子 高城つかさ:野川さくら


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第1話 マイアのいちばん長い日(前編) (千葉テレビ 2004/1/16) 脚本:水上清資  絵コンテ:池端隆史  演出:山田一夫  作画監督:丸山隆  OP、曲も含め第1印象は良かったものの、キャラクターの肌の露出度が高すぎてちょっと萎えた。ただこのアニメ、とにかくタイトルにとてもインパクトがあると思うし、ちょっと見てみようかなという気にさせられますね。  256倍という競争率ならば、いくら模試で合格率80%以上と判定されても落ちる可能性は高いのでは?そんな軽いツッコミを入れつつも、第1話の印象はとても良かった。スタッフ陣を見るとガンパレメンバー中心になっているようだけど、あの作品で見せた丁寧な作りは本作品でも健在でした。あとは露出度の高いコスチュームだけ何とかしてくれれば言うこと無いんだけど(苦笑)  一方演技面はというと、声優中原麻衣の勢いは衰えを見せるどころか更に加速度を増している印象を受けた。クール版大原さんの演技もこれからが楽しみ(今週は電車内アナウンスも聞き所の1つだったり)。EDのCooRieさんの曲も良い。この作品、大化けする可能性もかなりあるね。

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第2話 マイアのいちばん長い日(後編) (千葉テレビ 2004/1/23) 脚本:水上清資  絵コンテ:池端隆史  演出:うえだしげる  作画監督:清水博幸  第2話でも好印象は変わらず。いやー麻衣ったねこりゃ、なんて頭悪いギャグをかましつつもデキはかなり良い。先週はコスチュームの露出度についてアレコレ文句言いましたけど、まぁ士貴さんのキャラってのは昔からそうだったような気もするし、素直にあきらめます。そんな負のイメージを持ちつつも、それを上回る面白さがこの作品にはあると思うから。  実はこの作品、多忙によりチェック開始がメチャ遅れてしまいました。同じ理由でバーンナップもチェックが遅れたのですが、あちらは早くも切り体制の反面こちらは必死の追いつき体制。次回以降も期待大。

第3話 ネレイスほど素敵な商売はない? (千葉テレビ 2004/1/30) 脚本:山田靖智  絵コンテ:又野弘道  演出:又野弘道  作画監督:小山知洋  ド新人のマイアにとって、まず乗り越えるべきハードルは雑用の山である。これはどんな職業でも共通です。それにしても、ネコ探し、不動産屋の取り立て代行、ネレイスの仕事はお世辞にも格好の良いものとは言えませんな。  ひったくり犯を見事に捕まえた静香とマイア。さすがに自身の故郷とあって、静香の追跡は見事の一言。対して今のところ高みの見物状態の本城ですが、謎の女の出現により彼女が引っ張り出される時も近そうだ。

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第4話 チャカチャカバンバン (千葉テレビ 2004/2/6) 脚本:新宅純一  絵コンテ:持丸タカユキ  演出:清水一伸  作画監督:アベエミコ、岡野幸男、片岡英之  DVDの宣伝見て気づいたんだけど、マイアたちのコスチュームって水着だったのね。タイトルに水って言葉もあるのに、相変わらず気づくのが遅いワタクシなのでした(苦笑)。ネレイスの自称「真のリーダー」グロリア登場。騒がしいことこの上ない彼女、とても好感は持てないがその狙撃力はかなりのもののようだ。本人の回想と事実が余りにも異なるのは、彼女一流のボケだろう。  先週、レナが引っ張り出される云々と書きましたが、引っ張り出されるどころか連れ去られてしまいました。だがグロリアの見事な働きで無事救出。次回こそはレナの真の実力を堪能したいが...  次回予告の飾り気の無さは、逆に中原麻衣の良さを引き立たせる良い舞台となっている。そんなところも、この番組の見所の1つです。

第5話 帰ってきた暴れん坊 (千葉テレビ 2004/2/13) 脚本:砂山蔵澄  絵コンテ:葛谷直行  演出:三芳唯稀  作画監督:沖田篤志、小山知洋  暴れん坊ってグロリアのことじゃないの?そんな疑問が頭をよぎったが、どうやらネレイス5人目のメンバー「朴ゆう」なる人物は、グロリア以上の暴走娘だと当のグロリアも語る。しかし住民ライセンスが降りず、ゆうのネレイス復帰はならなかったとか。やはり噂どおりの問題児のようだが。  今週のハイライトはレナリーダーの色仕掛け!!さすがの八木警部もあっさりと落ちたかに見えた。ほんわかお姉さんだけでなく、こっちの方も十分いけるじゃないすか大原さん(笑)。しかし二人のいる客船にて事件発生、レナと警部は人質となってしまったが、ゆうの活躍であっさりと解決。晴れてゆうもネレイス復帰となった。マイアの言うとおり、今後はグロリアとゆうの激突が見物かもしれませんな。

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第6話 夜の大捜査線 (千葉テレビ 2004/2/20) 脚本:水上清資  絵コンテ:詩村宏明  演出:久保太郎  作画監督:田中基樹  マイアがネレイスの仕事に慣れる日は、本当にやってくるのだろうか。そんな疑問は我々だけではなく、マイア本人が一番感じていることだろう。そのネレイスはというと、ゆうとグロリアのコンビネーションが大爆発、盗難車に乗っていると間違えられた二人は警察に囲まれる騒ぎを起こす。期待通りやってくれますこの二人(苦笑)  レナはあくまでグロリアとゆうの二人を組ませ、そこにマイアを付ける。それは仕事からブランクがある二人を組ませ、発奮させるというレナの狙いがあったからだが、果たしてそれが全てだろうか。レナはいがみ合いつつも事件を解決に導く彼女たちの相性の良さを見抜いたのでは無いだろうか。その一方で、二人に付いてくるマイアの活躍にはこの先しばらく無いのかもね…

第7話 オール・ザット・パパ (千葉テレビ 2004/2/27) 脚本:砂山蔵澄  絵コンテ・演出:湖山禎崇  作画監督:アベエミコ、岡野幸男  支店長の娘ゆかりちゃんがパパの仕事振りの監査(?)のため、ネレイスに来襲!!良いパパぶりを見せようと部下(であるはず)のレナたちに、今日1日だけは支店長らしく扱って欲しいと懇願する支店長、何だか物悲しささえ漂うシーンである(苦笑)。初めは聞く耳を持たなかったレナたちだが、有給休暇等支店長のまいたエサにレナたちも首を横に振る訳には行かなかった。唯一の強みを有効に使った支店長の勝ちである。  上司&部下の芝居はエスカレートする一方、だがついにゆかりにウソがバレてしまう。傷ついたゆかりちゃんは逃げ込んだビルの中で絶滅寸前であるはずのペンギンを見つける。そこは何とペンギン闇取引の現場だったのだ。取引員に捕まってしまった支店長&ゆかり&マイア。だが最後の最後で父親の意地が爆発し、ゆかりの信頼も取り戻すことができた。まぁ有給休暇&昇給の話がなくなり、いつものようにレナたちにボコられたのはお約束だが(苦笑)  今週は作画の質にかなり大きな波があって正直見づらかった。まぁ同じ兆候が見られる作品は他にも多いし珍しいことではないけれど、良いことではないことも確か。少なくとも私ならば作画監督の仕事というものを疑ってしまいますね。

第8話 スピードに体を張れ! (千葉テレビ 2004/3/5) 脚本:山田靖智  絵コンテ:池端隆史  演出:浅見松雄  作画監督:沖田篤志、桜井木の実、松本好弘、岩倉和憲  今週から少しOPが変わりました。でもそこに何らかの意味を見出すことは私にはできませんでした。というか、海洋美少女アクションなんだから、空を飛ぶのはちょっと違うんじゃないの?(苦笑)  代理ドライバーとしてのマイアの頑張りには素直に感心。今週はストーリーもそこそこ面白かったし、作画もまずまず安定していたので「とりあえず」合格点。まぁモータースポーツフリークの自分としては、細かいところで突っ込みを入れたくもなりましたけど、それは野暮と思うのでやめておきます。  あとはこの作品の根本に関わることだけど、水着で戦う必然性が俺にはさっぱり分かりません。水多き世界だから?それでは少し理由としては弱い。誰かこの答えを教えて欲しいっす。

第9話 オレだけに明日はない (千葉テレビ 2004/3/12) 脚本:砂山蔵澄  絵コンテ:上原秀明  演出:上原秀明  作画監督:コヤタマサヒサ、金田栄二  健康診断くらい黙って受けられんのか>グロリア。それはそうと、皆さんもそうだと思いますけど今週のオチは開始1分で分かってしまいましたね(苦笑)。まぁ小難しいストーリーが多くなってきた最近のアニメ作品では、逆に貴重な存在かもね。  この作品、今週のようなアクションシーンがほとんど無い、いってみればサブストーリーの方が面白いと思うのは私だけでしょうか。自分なりに理由を考えてみると、事件解決がメインになる内容だとアクションも多くなるけど、その事件の練り込みがイマイチだからでしょうか。もう一押し欲しいところなんですけどね。

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第10話 シベリア超特休 (千葉テレビ 2004/3/19) 脚本:砂山蔵澄  絵コンテ・演出:又野弘道  作画監督:小山知洋  シベリアに社員旅行とあいなったネレイス御一行(支店長除く)、彼ら全員がお休みムードじゃオレの気持ちも盛り上がらないってもんです(苦笑)とノンビリムードで見ていたら、ネレイス唯一の?マトモ人間静香がナンパ男たちに睡眠薬を飲まされ、誘拐されてしまった!!  すぐさま逃げ出す犯人たち、しかし何故か地形を熟知していたマイアの先回り策が見事にハマリ、体当たりで犯人たちを逮捕した。お手柄のマイアだが、このシベリアの地と、子供の頃の記憶が欠如していることを告白した彼女の関係は確かに気になる。

第11話 かくも長き滞在 (千葉テレビ 2004/3/26) 脚本:水上清資  絵コンテ:葛谷直行  演出:うえだしげる 作画監督:岩崎光洋  マイアの記憶を取り戻そうと必死になる海洋庁スタッフのクレアとケビン、だがマイア自身は周囲のプレッシャーに耐えかね逃げ出した。そんな彼女に祖父である翔の支えが無ければ、マイアが本当の笑顔を取り戻すことは無かっただろう。ダフネ(=月桂樹)とは、翔の遺言だった。  レナの計らいにより、1日だけシベリア滞在を伸ばすことができたマイア。だが必死に手がかりを探すも収穫はゼロ。そもそも生前翔はマイアに重要なことは何も語らなかったということだ。祖父の写真を見ながらマイアは悄然とする。過去が無いならこれからを作れば良いと言ったレナに対して、元気良くYesと答えたマイア。しかし本当に、失った記憶に未練は無いのだろうか。

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第12話 世界が浮上した日 (千葉テレビ 2004/4/2) 脚本:山田靖智  絵コンテ:しまづ聡行  演出:清水一伸  作画監督:アベエミコ、岡野幸男  報告が遅れたのですが、先日OPとEDをゲットしました。ワタクシ、曲の感想を書くのってかなり苦手なのですが、2枚とも気持ちよく聴く事ができたことだけはハッキリと言えます。  建国記念日の警護に当たるネレイスの皆々様(支店長除く)。この世界は元々その生活の住処を海底に追われた人類が、再び海上に浮上し現在に至っているらしい。へぇー、世界設定らしきものはちゃんと考えてあるんだねぇと感心してみる。今更だけど(苦笑)  ミリィと再会したマイアはエキシビジョンレースに出場。マイアはつかさとのランデブー走行を楽しむが、次第にレースはヒートアップ。マイアは終盤トップに立つも、ミリィの実力の前にあえなく敗れ去った。レース後静かにサーキットを見つめるマイアに、ミリィはお別れを告げる。彼女は最高峰のレースに挑戦するため、アラスカに飛び立つのだと言う。マイアはミリィの背中を寂しそうに眺めるのだった。  黄昏るマイアに、ネレイスのメンバーは空き缶をぶつけてムードをぶち壊す。これがネレイス流(というかグロリア流)なんだね(苦笑)。そういえばこの作品は半年続くらしいけど(つい最近まで1クールで終わるとばかり思ってた)、こんな盛り上がりの無い調子があと3ヶ月続くんでしょうか。だとしたらチェック継続するかどうかも考え直しですかねぇ...

第13話 怒りを上げて (千葉テレビ 2004/4/9) 脚本:水上清資  絵コンテ:福田道生  演出:三芳宏之  作画監督:住石亜蓮  チンピラ3人男がどうなろうと、オレには知ったこっちゃないです。今週は絵のクオリティも低いし、動きの量も少ないし、ハッキリ言って良いところナッシング。「揚足を取る気にもならない」とレナ姉さんは言ってましたが、そりゃこっちのセリフだっつーの(笑)  この程度のレベルがこの先も続くならば、見る価値は無くなったと判断しても良いと思う。が、一応ここまで見続けたことだし、このタイミングで切るのも中途半端かなとも思ってます。結局のところ、優柔不断なんですワタクシ(苦笑)

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第14話 老人とUMA (千葉テレビ 2004/4/16) 脚本:吉岡たかを  絵コンテ:渡部高志  演出:石川久一  作画監督:丸山隆、沖田篤志  ネレイスに潜水艇来たる。名前はヨモギ1号に決定!!しかし何時の間に船なんて買ったのやらと思っていたら、先週のチンピラから譲り受けたものでした。ダメだ、すっかり記憶から消えてます(苦笑)。ストーリーは今週も相変わらずアリガチな展開でテンション落ちる。でもまぁこの作品に多くを期待してないので別に良いんだけどね...  今日のマイア(特にAパート)は妙に艶っぽかったですね(色っぽい、ではない)。毎回これくらいのクオリティであれば、まだ見るべきところはあるんだけど。結局今週もBパートに入った途端にクオリティ落ちてるし、どうも安定しませんな。で、来週は特番放送だとか。思いっきりハジけてくれれば、本編よりも面白いという可能性は十分にあり得るかと思いますが果たして。

特番 THE LIGHT STAFF (千葉テレビ 2004/4/23) 脚本・構成:小林治、UPLIFT  演出:牧野俊史  出演:岩田光央、中原麻衣、池端隆史、水上清資、士貴智志、小枝  今週は特番というからどうなることかと思いきや、ラジオネレイステレビ出張編でした(笑)。でもやっぱり岩ちゃん最高っすね。未だにラジオネレイス聞いてないんですけど、今回を機にそろそろ腰を上げてもよいかなと思ってます。  後半のスタッフ映像は、高校生という事実に驚愕させられた小枝以外、かなりどーでも良かった(苦笑)。とはいいつつも、こんな形の総集編も意外に良いなぁ。この作品だからこそできることとも言えますけど、新たな形を提示したということでその意義は少なくないと思う。

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第15話 大波動(ダイハドー) (千葉テレビ 2004/4/30) 脚本:高山文彦  絵コンテ・演出:篠崎康行  作画監督:岩崎カツミ、田中誠輝  洋画に疎いワタクシにすれば、何とも心に響かないサブタイトルです(苦笑)。とはいえ、家出少年の捜索から、テロリストの活動へと繋がっていった今週の展開は、本作品の後半にはストーリーの大きな起伏が待ち受けていることを予感させるには十分なものだったと思う。  そして今週の内容についてもう1つ、大原閣下の流暢な英語にビックリしました。しかしそれもそのはず、彼女は英検準一級の実力の持ち主だとか(情報元:大原省)。その多才ぶりに改めてホレ直したワタクシなのでした(笑)。

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第16話 大波動(ダイハドー)2 (千葉テレビ 2004/5/7) 脚本:高山文彦  絵コンテ・演出:又野弘道  作画監督:小山知洋、梶谷光春  放送開始から4ヶ月、やっと面白いエピソードに巡り合えた気がする。事件の発端から男たちが見事にフラれたラストのオチまで、さすがに高山文彦さん脚本はドラマにリズムがあって良いですね。今後もせめてこれくらいのクオリティでお願いしたいものです。  先週からEDが麻衣バージョンになりましたけど、オレ的にはイマイチかなぁ。特に一生懸命に歌っているような印象が拭えないのがなんとも。ミルモの時はもっとすんなりとしててその上でそこそこ上手だったような気がするけどね。まぁオレの彼女に対する要求が高すぎるという気もしないでは無いですけど。

第17話 赤ちゃんに完敗! (千葉テレビ 2004/5/14) 脚本:水上清資  絵コンテ:上原秀明  演出:浅見松雄  作画監督:コヤタマサヒロ、山崎慎一郎、桜井このみ  初登場以来、ゆうメインの話って今回が初めてじゃなかったっけ?しかもこれまでになく表情豊かな彼女を楽しめたことは、とても有意義だと思った今週でした。有意義と言えばもう1つ、赤ちゃんにハチミツ食べさせちゃいけないんだね。未婚のワタクシには勉強になります。それにしてもゆうとグロリアの衝突はいつまで続くのやら、ネレイスの行く末は明るくないかもね(苦笑)  ストーリーはそんなところで落ち着きを見せてますが、またしても今週はBパートに入った途端に作画のクオリティの著しいダウンが見られて残念。せめてマイアがマイアに見えるくらいのレベルは保って欲しいものだが、やっぱ無理なのかなとあきらめの気持ちも少し出てきたり。まぁせめてクライマックスくらいは何とかして欲しいところ。

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第18話 静香なる葛藤 (千葉テレビ 2004/5/21) 脚本:山田靖智  絵コンテ:しまづ聡行  演出:清水一伸  作画監督:アベエミコ、岡野幸男  どーでもいいけどこの作品の各話サブタイトル、面白くない小ネタが多いんですけど(苦笑)。今週は珍しく、というよりも初めてのラブロマンスでまずまず面白かったな。やっぱり静香の落ち着いたキャラクターは好感が持てますね。他のメンバーに邪道な輩が多いから尚更にね(笑)  しかし今週の作画のデキは何なんでしょ。最近は明らかにクオリティダウンの傾向が強かったけど今週は過去最低と言っても良い酷さでした。頼むよホントに...

第19話 潜水艦よもぎ一号浮上せず (千葉テレビ 2004/5/28) 脚本:砂山蔵澄  絵コンテ・演出:高田耕一  作画監督:岩倉和憲、丸山隆  サブタイトルからイヤな予感はあったものの、案の定あのチンピラ一味が再登場。よもぎ一号を強引に奪ってエルピダを目指す彼らを、トレジャーハンターとして少しだけは認めようと思ったものの、大ピンチにビビりまくり結局はマイアの活躍で助けられるとは、もうちょっと覚悟を決めて海賊やってほしいものですハイ。  海賊たちを助けた代償として、自らが海底に沈んでしまったマイア。だがその彼女を謎の男が救った。海底で絶望にくれるマイアが見た夢の中で出てきたマイアの兄、この謎の男はマイアの兄その人ということでしょうかね。  毎週の課題となっている作画のクオリティですが、今週はカットによってバラツキが激しかったなぁ。オレはデコボコな作画よりも一定のクオリティを保つ作品の方が好きなので、残念ながら今週も及第点の評価は下せません。まぁクライマックスに向けてどうなるか、黙って見守ることにしましょう。

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第20話 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・シベリア (千葉テレビ 2004/6/4) 脚本:水上清資  絵コンテ・演出:上原秀明  作画監督:沖田篤志、梶谷光春  サブタイトル、別にカタカナじゃなくてもイイじゃんと思うのはワタクシだけでしょうか。とそれはともかく、兄と共にダフネを見上げている夢を見たマイア。そこで彼らは樹の下にカプセルを埋めたと笑顔で話していた。マイアの過去を追い求める想いはもう誰にも止められない。  シベリアの地で暴漢に襲われたマイアの危機を、またしてもあの謎のサングラスの男が救った。マイアは彼に、兄の姿を見出したようだが果たしてそれは当たっているのか。更には夢の中でマイアと兄に声をかけた少女のことも忘れるべきでは無いだろう。クライマックスに向け、ストーリーのテンポは確実に上がってきましたね。  毎週グチってた作画面も、今週はほぼ破綻無く一定のクオリティが保たれていました。まだ油断できないとは思いますが、ラストまであと数週、もたせてほしいなぁ。

第21話 何がマイアに起ったか? (千葉テレビ 2004/6/11) 脚本:山田靖智  絵コンテ・演出:篠崎康行  作画監督:岩崎光洋、田中誠輝  お兄ちゃんのことで頭一杯のマイアは腑抜けモード。模擬試験で時間切れ寸前に回答を全消去、これはかなりの重症である。だがそんな彼女の集中力の欠如が、静香を生命の危機に陥れてしまう。マイアには未来よりも、そして仲間の命よりも過去が大切、その言葉を聞いたレナはマイアに首を言い渡す。リーダーなら、当然の選択だろう。  途方にくれるマイアは街で起こった事件に巻き込まれ、何時の間にやら悪党どもに囲まれてしまう事態に。相変わらず運の無いお人だが、その危機を救ったのは何とミリィだった。マイアは意味不明の言葉をつぶやきながら、力なく彼女の胸に倒れこんだ。そんな二人の元にあの謎の男が不敵な笑みを浮かべながら近づいてくる。うーん、  マイアの記憶が戻ることを妨げる者たちがいる。そして彼らは万が一マイアの記憶が戻ったとき、彼女の命を奪う覚悟もあるようだ。一方で、マイアのことを懸命に守る者たちもいる。あの謎の男もその一人だ。そして何より重要なのは、これら二つの勢力ともに、海洋庁の人間を中心として回っていることだろう。どうやら記憶を取り戻したマイア、彼女をめぐる2つの勢力の争いが激しさを増すことは間違いない。

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第22話 アイと追憶の日々 (千葉テレビ 2004/6/18) 脚本:砂山蔵澄  絵コンテ:又野弘道、池端隆史  演出:又野弘道  作画監督:小山知洋、岩倉和憲、丸山隆  海底に沈む街に、子供の頃のマイアの姿があった。彼女と両親が作りだす雰囲気は、平和な家庭そのものだ。と、そこへアイという少女が現れた。彼女は研究を快く思わない父の護衛をするためにやってきたらしい。人見知りが強いマイアはアイを嫌うが、すぐに二人は打ち解けた。  兄も加わり、マイアの誕生日を祝う。マイアは完全にブラコンな女の子である。しかしそんな平和な日々も長くは続かない。深夜の水樹家に銃声が轟く。しかしアイは見事に敵を撃退する。たった一人で敵を倒すとは、彼女の腕は相当なようだ。そして月桂樹の下にカプセルを埋めるマイア、しかしこの樹を埋めたエルピダは浮上に失敗し住民は全員死亡したはずだと、現在のマイアは思い出した。  謎の男はその正体を明らかにした。トニー・ロン、海洋庁保安局の人間だ。エルピダの唯一の生き残りであるマイアは、コールドスリープポッドの中で100年もの年月を過ごした。そして自らの記憶を代償に、再びこの世界に蘇生したのだ。だがその記憶が戻り始めることを、快く思わない人物がいる。トニーはそんな輩から彼女を守っていたのだ。  ミリィのひいおばあちゃんがアイその人だった。マイアはミリィのペンダントを見ながら100年という年月を噛み締める。だがその直後、武装した軍隊らしきヤツらがマイアをさらっていった。彼らもまた海洋庁の人間、相変わらず災難続きのマイアであるが、今度は本当にヤバイかも!?

第23話 エスケープ フロム カムチャッカ (千葉テレビ 2004/6/25) 脚本:山田靖智  絵コンテ:上原秀明  演出:山田一夫  作画監督:コヤタマサヒサ、山崎慎一郎、沖田篤志  囚われの身となったマイアの前に、ケビンが現れた。偽りの過去を強制した彼を責めるマイア、その行動の理由をケビンはマイアのためだと言った。マイアの記憶が戻ることを恐れ、そしてマイアの命を狙う人間から彼女を守るために。ケビンはマイアに対して申し訳ない気持ちでいっぱいだった。だが彼が更に言葉を進めようとしたその時、彼の上司とクレアが二人に銃口を向ける。  静香が仕事に復帰した。マイアのいないネレイスを、トニーが訪れる。彼はマイアがエルピダの生き残りだということ、そして彼女がさらわれたことを告げた。静香たちはすぐにでも助けに行こうとするが、レナの態度は冷たい。激怒した静香はつかさを巻き込み単独で海洋庁に潜入。二人はマイアがすぐにでも強制的に記憶を消されることを知り、マイアが囚われているR13ラボへと駆け出す。すると二人の前に病院から抜け出したミリーが現れ二人をR13ラボへと導き、二人はマイアを助け出した。  しかしラボから脱出する3人を、海洋庁の職員が取り囲んだ。さすがにここまでと思われたが、直後にグロリアとゆうの援護で脱出に成功した。マイアたちと海洋庁のホバーカーでのバトルが開始、ここでもマイアに変装したつかさの活躍でマイアたちの勝ち。だが安心したのもつかの間、真打登場。海洋庁の特殊部隊がマイアたちの前に立ちはだかった。遠慮を知らない特殊部隊の攻撃に遭えなく車を止められてしまった。今度こそダメか。  だがその時、いきなり海面が盛り上がり、潜水艦ヨモギ一号が現れた。そこには何とレナの姿があった。マイアはレナに、エルピダに行くことを懇願する。レナはマイアの仕事復帰(&給料から経費を差っ引くこと)を条件に、エルピダへと進路を向ける。エルピダに眠るマイアの真実を彼女自身が確かめることは、果たしてできるのか。次回の最終回で、その全てが明らかになる。

最終話 光と水のダフネ (千葉テレビ 2004/7/2) 脚本:水上清資  絵コンテ:池端隆史  演出:三芳宏之  作画監督:岩倉和憲、丸山隆、梶谷光春、中山由美  ネレイス一向は海の底に眠るエルピダに辿り着いた。あのカプセルを探したいとマイアは強い口調、彼女はここで過去とのケジメをつけるつもりだ。しかしそこに海洋庁の潜水艦がヨモギ一号の後を追ってきた。静香は停戦勧告を無視しエルピダの中を目指すが、海洋庁は容赦なく魚雷を打ち込んできた。大きなダメージを受けたヨモギ一号だが、そこへ力強い味方が。あのチンピラ4兄弟が巨大な潜水艦に乗り込み、マイアたちを助けたのだ。  小型艇コバンザメに乗り、マイアはついにエルピダの中へ入った。朽ち果てたビル群の隙間を通り、歩みを進めるマイアの記憶が少しずつ蘇ってくる。バイオハザードによる他都市からの隔離、それが浮上事故ではなくエルピダが沈んだ本当の理由だった。大混乱に陥るエルピダの市民の中を、マイアと兄、そして両親が駆け抜ける。彼らが目指す先はコールドスリープのポッド。マイアの両親は自分たちの二人の子供に、エルピダの希望を託したのだ。  エルピダの虚偽の歴史を語るマイア、記憶の全てが彼女の元へと戻った瞬間だ。そして彼女はついにタイムカプセル取り出した。そのの中には彼女のバースデイパーティのビデオが収められていた。彼女はそのビデオの中で、自分の祖父、水樹翔が自分の兄だったことを知る。  崩壊したエルピダから脱出したマイアは、すぐさま祖父、いや兄の墓参りに出ていた。しかしこれは兄への深い感謝と同時に、過去との決別も意味する。同行したトニーに対して、もう過去を振り返ることなく前を向いて生きてゆくと、力強くマイアは語った。    

半年間続いたダフネも今週にて完。全体的には、ストーリーも作画も最後まで突き抜けるものは無かったというのが正直な感想です。まぁ個々に観てゆくと、キャラの個性など光る要素もあったのですが、それを十分に生かしきれたのかといわれるとオレにはYesとは答えられないです。  最近は攻殻SACとかMONSTERとかハードな作品ばかり好んで観て来たので、この作品程度のストーリーでは心が響かなくなってきているというのはあります。しかしギャグとシリアスのバランスで勝負するやり方もあるわけで、この作品も振り返ってみると目指すところはそういう方向性だったのかなと思えなくも無いですが、やっぱり中途半端でした。私のアニメに割ける時間も少しずつ減っているので、今後はこれと同等レベルの作品は視聴しないかもしれません。
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