MADLAX ~感想~

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<スタッフ>
監督:真下耕一  シリーズ構成:黒田洋介  キャラクターデザイン:大澤聡 ・ 芝美奈子 ・ 宮地聡子  メカニックデザイン:寺岡賢司  音楽:梶浦由記  アニメーション制作:Bee Train
<キャスト>
マドラックス:小林沙苗  マーガレット:桑島法子  エリノア:内川藍維  ヴァネッサ:雪野五月  カロッスア:森川智之  リメルダ:久川綾  フライデー:江原正士  レティシア:金田朋子

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第1話 銃舞 -dance- (2004/4/5) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:真下耕一  演出:有江勇樹  作画監督:門智昭  当たり外れが激しい真下監督作品、今回はどちらに転ぶか非常に楽しみであり、不安でもあります。真下さんと黒田さんが初めてコンビを組むという面でも、注目すべき作品でしょう。  さっそく第1話を見た感想ですが、何と言ってもガンアクションのシーンで震えました。サブタイトル通り、マドラックスの「銃舞」を堪能しましたね。梶浦さんの曲も高揚感を更に高める、この気分はノワール第1話の霧香のアクションシーンと全くもって同質だと思いました。そのノワールが良作だったことを考えると、今回は期待して良いのかもしれません。  そういえば、マドラックス本人はもっとクールでニヒルなヤツだと勝手に想像していたけど、意外にも美人で明るい普通のお姉さんでした。そんなマドラックスがマーガレットと出会う次回以降、本格的にストーリーが動き出すと思いますが、そのイントロダクションとしては十分にクオリティが高かったと思います。それからこの作品の主役を演じることで声優小林沙苗がもう1段ステップアップする、そんな予感が漂う第1話でもありました。

第2話 紅月 -crimson- (2004/4/12) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次  演出:黒川智之  作画監督:なかじまちゅうじ  なんだなんだ、もう一人のヒロインマーガレットは天然ボケ系キャラなのか?かと思いきや、何やらすごい事件に巻き込まれたが故の、今の彼女の振る舞いらしい。マドラックスとマーガレットの出会いは来週以降に持ち越しとなりましたが、主要キャラもおおむね登場し、いよいよドラマが動き出すというところです。  かなめ、タナベアイと若い女性の役が続いていた雪野さんですが、ヴァネッサのような落ち着いた大人の女性こそ彼女の真骨頂。そしてマーガレットと共に、本作品の謎の多くをその腕に抱えるレティシア、こんな謎めいたキャラを演じる金朋さんをオレは初めて見ました。まぁ少女であることには変わりないから新境地とまではいかないけど、とにかく個性的なキャラが多いのは間違いなく見所の1つです。

第3話 蒼月 -moon- (2004/4/19) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次  演出:守岡博  作画監督:津幡佳明  「蒼い月と紅い血潮が見えるだけ」。そう語ったレティシアの真意の全てを測ることは、今は困難だ。マドラックスの持っていたパスポートに書かれた名前は「レティシア・ルーネ」。父を求めるレティシアのそばに落ちていた、弾丸で打ち抜かれた名前入りのプレート。グレン・マクニコルの狙撃に成功したマドラックスの胸にも、光り輝くプレートが。やはりこの作品の謎は相当深い。  それにしても陸軍司令官グレン・マクニコルは深い味わいを持った人物だった。だからこそ、自分自身を狙撃してくれいう彼の依頼を成し遂げたマドラックスの気持ちも、月が見えない程曇ったものになったのではないだろうか。一方、今週初登場の狙撃手リメルダとマドラックスとのライバル関係も興味深い。今後の彼女たちの対決に期待したい。  狂気の国家ガザッソニカと武装組織ガルザ、本作品がノワールと決定的に異なるのはストーリーが国家規模の組織に及んでいることだろう。個人の想いをあっさりと飲み込む組織の思惑、本作品を楽しむにはその点にも十分に頭を使う必要があるだろう。

第4話 誘惑 -ask- (2004/4/26) 脚本:黒田洋介  絵コンテ・演出:黒澤雅之  作画監督:大澤聡  ガザッソニカ最高のエージェントが、街中で新聞を読みながら肉まんをほおばる。このマイペースさも、マドラックスの魅力の1つだ。  今週明らかになった、アンファンという犯罪組織の存在。これまで謎の行動を繰り返してきたカロッスアは、どうやらその組織の人間らしい。そしてもう1つ、レティシアの隣にいる少年(?)はこれまで一言も言葉を発していない。余りに深いその謎が明かされるのは、当分先になりそうだね。

第5話 無在 -none- (2004/5/3) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:川面真也  演出:黒川智之  作画監督:なかじまちゅうじ  ただ父の姿を追い求めてガザッソニカにやってきた少年クリスを、マドラックスは蔑むような眼差しで見つめる。ただそれは、クリスがかつての自分に似ているからだと、マドラックス自らが説明した。激しい内戦の中でマドラックスは、クリスと同じように父の姿を求めていた。今週の彼女はこれまでになく表情豊かだったような気がするな。  クリスは何とガルザのトップ、ミュン・デルクの息子だった。父に会い愚かな内戦を止めようとする彼を、アンファン、そして政府軍が付け狙う理由がマドラックスにも理解できた。  政府軍の差し向けた刃、それはリメルダだった。マドラックスとリメルダのリターンマッチが始まる。カロッスアを味方に加えたリメルダだったが、またしてもマドラックスに引導を渡された。それにしても、出合って間もなくリメルダを手中に収めたカロッスアがマドラックスに向けたいやらしい目つきに、マドラックスファンとして大きな不安を覚えたな(苦笑)  マドラックスの活躍により、クリスはガルザの本拠地にたどり着いた。だがその本拠地に父ミュンの姿は無く、仮面をかぶった男・フライデーの笑い声がこだまするだけだった。3日後に再会するとの約束を、クリスが守ることは無かった...

第6話 遺言 -leave- (2004/5/10) 脚本:黒田洋介  絵コンテ・演出:有江勇樹  作画監督:門智昭  マーガレットが大切にしている絵本、それが彼女の過去に繋がる重要なカギかもしれないとエレノアは言う。マーガレット自身は、それを父の絵本と言うのだが。12年前、飛行機事故に遭い行方不明となったマーガレットは数ヵ月後、奇跡的に自宅に帰ってきた。それを「奇跡」と表していいものか、現段階では分からないが。  帰ってきた彼女は開口一番、「マドラックス」とつぶやき、マーガレットの記憶は全て無くなっていた。飛行機事故に遭った他の乗客は今でも全て行方不明、しかしエリノアとヴァネッサにとっては、今目の前にマーガレットがいること、そのことが一番大切な事実だ。  友人のパーティに参加したマーガレットは、逆タマを狙った男子生徒ロペスの標的に。二人きりとなりロペスの仕掛け開始。マーガレットがカバンを落とす。中からあの絵本が出てくる。それを拾い上げ、表紙をめくったロペスの眼が真っ赤に染まる。いきなり攻撃的な態度に出てきたロペス、だがその時エリノアが現場に駆けつけ(ヴァネッサも同行)、襲い掛かるロペスを返り討ちにした。マーガレットの絵本に描いてある絵柄、それはマドラックスの部屋の壁にも貼ってあった。このアニメ、こんなのばっかりじゃん(笑)。  今週はエリノアちゃん大活躍で満足満足。願わくばもうちょっとヴァネッサのセリフも増やして欲しかったが(苦笑)。しかし彼女、あれだけ格闘技術に長けているとなると、マドラックスの対決もこの先もしかしたらあるのかもしれないね。楽しみだ。

第7話 繪本 -nature- (2004/5/17) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次  演出:川面真也  作画監督:岩岡優子  Biblio Detective、本の探偵。マーガレットはページが破られたあの絵本の「完全版」の捜索を、探偵のエリックに依頼する。この本に書いてある文字はエリエス、ガザッソニカで発見された壁画に描かれていた文字だと、友人のルシールは彼に教えた。だがエリエスに関わった人物は例外なく奇妙な事件に巻き込まれ、命を落としているという。  ドアイホという村に、エリエスを読める人物がいるという。だがその情報をエリックに与えたガイドが殺された、彼が宿泊している部屋にいきなり入ってきたマドラックスがエリックに告げる。彼女はエリックのガードを依頼されたとか。どうやらエリックがこれから為そうとしていることは、かなりのリスクが伴うようだが。  「彷徨える禁断の書・セカンダリ」、カロッスアはあの絵本をそう呼んだ。そしてセカンダリをアンファンの総力を挙げて奪うとフライデーは命じた。12年前の内戦開始とこの本の関わりもかなり深そうだ。  話は反れるけど、内戦国にモラルを求めるエリックと、それを幻想だと当然のように否定するマドラックス。ちょっと前に騒ぎになったあの事件を思い出しました。

第8話 魂言 -soul- (2004/5/24) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次  演出:川面真也  作画監督:岩岡優子  エリックからの吉報を盲目的に待ちつづけるマーガレットを、エレノアは本当に大事に思っているんだね。一方マドラックスを追ってガザッソニカにやってきたカロッスアとリメルダの間にも、深いつながりが生まれているように見える。様々な人間模様、これも本作品の面白さの1つです。  ドアイホ村に着いたマドラックスとエリック、そこに待っていたのはクワンジッタという女性だった。だが彼女もエリエスを読むことはできるが、文字の意味まではわからないと言う。エルダ・タルータ、サークス・サーク、あの壁画の前でそうエリックがつぶやくと、彼の前にレティシアとあの男の子が現れた。レティシアは責めるような口調でエリックに問う、「どうしてここに来てしまったのか?」と。  エリックの友人ルシールは、エリックがかつて妹の敵を取るため銃を取り人を殺した過去を語る。そして今の彼は、その忌まわしい記憶を閉じ込めていると。アンファンの追手を片付けたマドラックスは、エリックから依頼人のマーガレット宛の手紙を受け取った。そしてマドラックスに感謝の言葉を告げたエリックはその直後、崖から身を投げ自ら命を絶った。マドラックスでなくても、「意味ワカンねーよオイっ!!」とツッコミたくなる展開だが、エリエスに触れたことがエリックの変化(覚醒という言葉がより相応しいか)の決定的な要因に思われる。  フライデーに虚偽の報告を行ったカロッスアといい、手紙からエリックの涙を感じ取ったマーガレットといい、相変わらずよく分からないヤツらが多いこの作品。だがようやくマドラックスとマーガレットをつなぐ糸が我々にもハッキリと見えた。今後が楽しみですね。

第9話 残香 -scent- (2004/5/31) 脚本:黒田洋介  絵コンテ・演出:守岡博  作画監督:津幡佳明  レイアウト作画監督補:大澤聡  マドラックスと背中合わせで語り、そして別れの言葉をつげたルチアーノという男、何者か。マーガレットはヴァネッサたちと旅行に出かけるが、その途中でエンジントラブルに見舞われる。そこを通りかかったルチアーノに修理してもらい、ヴァネッサの車は復活。マーガレットたちの平和さを嘆くルチアーノの真意は?  ホテルに到着したマーガレットはさっそくプールへ。ついにエリノアもメイド服を脱ぎ捨て水着姿に超変身!!メイド服の中に水着を着ていたエリノアのセンスは抜群です。しかしそこへあのカロッスアが現れ、そして遠くから彼を狙う銃口が。その銃口はルチアーノが向けていたものだった。しかしマーガレットたちの存在でチャンスを逃し、そしてその殺気(?)を感じ取ったマーガレットが森に入るとそのルチアーノと再会する。  自らが戦場で見たレティシアの姿、マーガレットと話すルチアーノは思わずその過去を思い出した。それが何を意味するのか、今はまだ分からない。カロッスアの密談を盗み聞いたヴァネッサは、ブッグワルドがガザッソニカに武器の輸出を行っていることを知ってしまう。彼女もまた、大きなターニングポイントを迎えたのかもしれない。  ルチアーノのラストチャンス、だがまたしても失敗。あの絵本を持ったマーガレットを横目に見たカロッスアが、わずかに身をよじったからだ。逆にリメルダに撃たれ瀕死のルチアーノは、マーガレットにガザッソニカの匂いを感じていた。クアンジッタが微笑し、仕事の依頼を受けたマドラックスが涙を流す。マーガレットとマドラックスの出会い(再会か?)が待ち遠しい...

第10話 浸蝕 -dive- (2004/6/7) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次  演出:黒澤雅之  作画監督:竹上貴雄  正しくても間違っていても変わらぬもの、それが「真実」。ヴァネッサはその真実を見極めるべく、ブックワルドに対する内偵を開始した。だが、会社のホストコンピュータに侵入するという常套手段は、アンファンの網をかいくぐるという高いハードルが存在する。そんな状況の中、ヴァネッサは友人のバッジスの協力を得て、スパコン「トゥルークラスタ」で侵入を試みる。その一方で、早くもカロッスアがヴァネッサの行動を注視し始めている。  トゥルークラスタvsアンファンの戦いが始まった。バッジスは絶対の自信を持ってハッキングを開始するが、アンファン、いやフライデーの反撃は彼の想像を遥かに超えていた。何とか目的のデータは退避したものの、その退避先はガザッソニカ。何とも皮肉としか言いようが、この状況もアンファンが作り出したものだ。  カロッスアはセカンダリを持つマーガレットの元を訪れるが、バッジスのハッキングを抑えたフライデーからの電話でジャマされる。だがセカンダリも完全に彼のターゲットレンジに入ったと言える。そしてヴァネッサはついに、あの狂気の国へと足を踏み入れた。バスから降りたヴァネッサが、マドラックスとすれ違う。「ようこそ」とつぶやくマドラックス、彼女たちが作り出す運命を見定めることができる喜びは、とてつもなく大きい。

第11話 異国 -object- (2004/6/14) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次  演出:黒川智之  作画監督:門智昭  ヴァネッサの動きを警戒しつつ、フライデーにセカンダリの存在を隠し続ける。今のカロッスアはこのような難題をクリアしなければならない。突然会社から帰国命令を受けたヴァネッサだが、真実を追い求める彼女は止められない。そして彼女を陰ながら護衛するのが、マドラックスその人だ。  ヴァネッサは営業スマイルを爆発させ、データが転送された端末を持つアインスという少年に接近する。そしてついに目的のデータを手に入れた。だがその直後にカロッスアの手下が彼女を囲む。アインスを人質に取られ為す術が無いヴァネッサだが、マドラックスが手下たちを片付け危機を脱した。  またしても偽りの報告をするカロッスア、彼の野望はとどまることを知らない。そしてカロッスアの手下7人を片付けた自分のエージェントが、自分よりも若く愛らしい女性だと知ったヴァネッサは驚きを隠せない。そんなヴァネッサに対してマドラックスは、ガザッソニカという国の厳しさを静かに語った。

第12話 消意 -close- (2004/6/21) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:黒澤雅之  演出:有江勇樹  作画監督:なかじまちゅうじ  ヴァネッサがやっとの想いで入手したデータにはパスワードが掛けられていた。何じゃそりゃ(苦笑)。カロッスアはマドラックス撃退をリメルダに依頼する一方、再びマーガレットへ接近する機会を伺っている。彼のフライデーへの虚偽報告は恒例となってしまっている。ヴァネッサがパスワード解読をバッジスに依頼しようと電話を使うが、マドラックスがその電話を切ってしまう。アンファンの恐ろしさを理解していないヴァネッサに対するマドラックスの警告は、これが何度目だろうか。  データを公表する意志を明確にしたヴァネッサに対し、公表した瞬間に殺されるとマドラックスは言う。そしてその回避方法は2つ、データを公表しないか、永遠にマドラックスを雇いつづけるか。しかしマドラックスを雇うことは、多くの人が死ぬことになる。そんなセリフをサラりと言ってのけるマドラックスを、ヴァネッサは未だに奇異な眼差しで見つめる。  ソファーで寝るつもりのマドラックスに、ヴァネッサは自分の隣りで寝るように誘う。ベッドの上で静かに語り合う二人、マドラックスは(自己推定)17歳、何とマーガレットと同じ年齢だとか。しかし「お姫様」ヴァネッサが眠りに落ちると、「王子」マドラックスは外に出る。リメルダを迎え撃つために。  気配を消し、何時の間にかリメルダの背中を見つめていたマドラックス。リメルダの話により、データを持ち出したのはマドラックスで、ヴァネッサの存在は辛うじてアンファンから隠されていることが分かった。二人は静かに戦いを開始、かなりの実力を持つリメルダを相手に、右腕を負傷するマドラックス。しかし殺気を消しながら自動車に銃弾を打ち込みとりあえずは逃亡に成功。マドラックスを倒すのは自分しかいない、そう改めてリメルダは誓った。  一方、カロッスアはついにマーガレット本人に声を掛ける。いないはずのヴァネッサの気配を感じつづけていたマーガレットとの新たな出会いを経て、この先どんなストーリーが描かれるのか。

第13話 覚鳴 -awake- (2004/6/28) 脚本:黒田洋介  絵コンテ・演出:川面真也  作画監督:山下喜光  マーガレットにカロッスアが接触した。彼はセカンダリのタイトルがサークス・サークであると語り、マーガレットは微笑を浮かべる。カロッスアはセカンダリを貸して欲しいと言い、マーガレットは彼の要求に答えた。が、破られたページがあることに驚き、そして黒ずんだ血痕に魅入られるカロッスア。この絵本には、一体何が隠されているのだろうか。  ヴァネッサはあくまでデータを公表するつもりだ。その理由を、これまで自分を護ってくれたマドラックスに静かに語り始める。彼女の父はガザッソニカの担当外交官だったが、内戦を誘発した重要参考人としてガザッソニカの軍部に拘束されたのだ。彼女がブックワルドに入社したのは、ガザッソニカに近い企業に入ることで、この手に真実を掴むことだった。そしてマドラックスもつられるように、自分の父を求めてこの狂気の国にいるのだと告白した。軍服を着ていたというマドラックスの父。きっと遭えるとヴァネッサは言う。気休めだとマドラックスは答えるが、ヴァネッサの優しさも十分に感じていた。  マーガレットとカロッスアは、お互いが過去の記憶が無いという共通点を持っていることを知る。マーガレットを彼女の自宅に届けた彼は、行方不明だったマーガレットが奇跡的に戻ったとき、唯一マドラックスという言葉だけを覚えていた事実に驚愕する。マーガレット、ヴァネッサ、そしてマドラックス。彼の中で3人の女性たちが1つの線としてつながった瞬間だ。そしてあのセカンダリの血痕は、彼自身の血だと確信を持ったのだ。彼もまた、過去を追い求める人間なのだ。  アンファンのワナが、マドラックスを襲う。「ELDA TALUTA」、ディスプレイに浮かんだその文字に、マドラックスは我を忘れて立ちすくむ。一方、マーガレットの絵本を奪おうと謎の少年が忍び込んだ。だが寝ながらにして少年の手をつかみ、本を護るマーガレット。混迷は深まるばかりだ。

第14話 忘想 -memory- (2004/7/5) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次  演出:黒澤雅之  作画監督:大澤聡  マドラックスはソファーで静かに眠っている。だが直前に彼女に起こったことヴァネッサは全く整理できていない。そして直後に起きてきたマドラックスは、赤い靴を見失ったと意味不明の言葉を口ずさむ。一方カロッスアはリメルダに、マドラックスが「死んだ」ことを告げた。だがその言葉を容易に信じるリメルダではない。そしてカロッスアの動きを既に掴んでいるクアンジッタ。セカンダリをめぐる人々の思惑が複雑に絡んでいる。  カロッスアがマーガレットに再び接触する様子をマーガレット家に忍び込んだ少年ナハルが伺っている。そしてカロッスアはセカンダリを手放すべきだとマーガレットに告げる。その理由として、本を狙っている人間がいることを挙げた。自分もその一人だろうに...だがエリノアはカロッスアの言動を全く信じていなかった。  マドラックスに起こった現象は、幼児退行そのものに思える。赤い靴、かつてヴァネッサはマーガレットに赤い靴をプレゼントしたことがあった。そんな話をマーガレットはヴァネッサの胸の中で、素直に聴くのだった。カロッスアの言ったことは本当だと、マーガレットは確信を持っていた。その裏で、カロッスアはナハルに銃口を向けている。お互い本を狙うもの同士、その動きは見透かされていたのだ。だが二人がこの先、再び対峙することになるのは間違いなさそうだ。  ヴァネッサが目覚めるとマドラックスの姿が無い。ドレス姿で街を彷徨い歩くマドラックスの姿を見たリメルダは、彼女が既に以前のマドラックスとは違うことを確信した。ようやくヴァネッサがマドラックスを見つけるが、その直後にリメルダがマドラックスに銃口を向ける。マドラックスを必死に守ろうとするヴァネッサの後ろで、突然凄腕エージェント・マドラックスが蘇った。正にリメルダにとっては不意打ち以外の何者でもない。しかしマドラックスは彼女に止めを刺すことはしなかった。  ナハルとすれ違ったマーガレットは、本を取るなと再び警告する。そんな彼女が通学途中、エリノアに向かって発した言葉、そして帰宅途中にヴァネッサに向かってマドラックスが発した言葉、それは双方とも、「パスタが食べたい」。

第15話 偽争 -camouflage- (2004/7/12) 脚本:黒田洋介  絵コンテ・演出:守岡博  作画監督:津幡佳明  一連の事件によりマドラックスはもとより、ヴァネッサにも戻る道は無くなった。だがヴァネッサもそんなことは重々承知していた。マドラックス復活の報はリメルダからカロッスアにも届いたが、その直後にフライデーから召還を受けた彼の表情は苦渋に満ちていた。どうやらマドラックスの復活は彼にとっても計算外だったようだ。  お昼ご飯を食べているマーガレットの眼前に何と制服姿&メガネをかけたエリノアがぁっ。その目的はもちろんマーガレットと本の護衛だが、トコトンおいしいところを持っていきます。マドラックスは自らの記憶の欠如をヴァネッサに語る。気が付いたらボロボロの服を着ていた彼女が覚えていたことは、父の幻影とマドラックスという言葉だけ。スリースピードの手ほどきでエージェントとなった彼女は、心を空っぽにしながら過去を追い求めているのだ。  フライデーはデータをハッキングした人物がヴァネッサだと見破っていた。ここでもカロッスアの計算は狂っている。だが彼の興味はヴァネッサではなく、ファースタリの洗礼を乗り越えた者だと言うが...一方、過去を求めるマドラックスは再びPCのキーを押してしまう。すると同時に、マーガレットの様子の一変する。  マドラックスは戦場らしき場所に迷い込んだ。するとそこには父らしき人物の背中が見えた。だが彼女が後を追うとすぐにその姿は消えた。直後、プゥペとレティシアがマドラックスを囲む。レティシアはここには真実があると言う。だがマドラックスは偽り、そして彼女のいる戦場も偽りだと語った。その瞬間、PCの画面から文字が消え、マーガレットの意識も戻った。偽りの戦場、ガザッソニカの12年間の内戦が、それに当たるというのだろうか。

第16話 銃韻 -moment- (2004/7/19) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次  演出:黒川智之  作画監督:門智昭  アンファンはナフレス・ガルザ両軍に武器を無償で提供し、内戦を助長していた。そして両軍の高官たちは全てアンファン出身。だが、ヤツらがそこまでして内戦を続けなければならない理由は、今のヴァネッサにはわからない。マドラックスはグエン・マクニコルやエリック、その他これまで出会った人物を思い出していた。彼女はこの内戦がアンファンに仕組まれているというヴァネッサの説を、余り信じていないようだ。  マーガレットはカロッスアを呼び出していた。自分が見たおかしな夢、-廃墟の街で孤独に過ごしていた-、を伝えるために。カロッスアは彼女の話に強い興味を持った。セカンダリと関わりを持つその夢に。ヴァネッサが手に入れたデータの公表を、ナフレスの諜報機関に委託することをマドラックスは提案する。二人はスリースピードが指定した場所を訪れ、待ち合わせていた男にデータを渡す。だがそれはワナ、いつのまにか二人は銃を持つ男たちに取り囲まれていた。  男たちに連れられ、意識を失わされた二人。マドラックスの姿はまたしてもあの廃墟にあった。目覚めたドレス姿の彼女の前には、赤い靴、そして一冊の本があった。そして背後には何とフライデーがいる。彼は間違いなく12年前のマドラックスを知っている。この場所でマドラックスは人としての本質を知った。「エルダ、タルータ」という目覚めの言葉によって。しかしそれだけでは足りないと彼は言う。そしてその言葉はセカンダリの中にある。マドラックスはセカンダリの行方を知っていると彼は断言する。  だが直後、意気消沈したマドラックスは知らないと言う。そして、普通でいたかったマドラックスを、フライデーが変えたと彼女は言う。戦いを否定する言葉を口にしたマドラックスに、フライデーは失望した。「マドラックスは違う」、レティシアと同じセリフを口にして、フライデーはマドラックスの前から姿を消したが、それでは「違わない」ヤツは一体誰なのだ?  アンファンの兵隊とマドラックスとの戦闘が始まった。身にまとうドレスを脱ぎ捨て戦うマドラックス、第1話「銃舞」以上の華麗で過激なダンスだ。だが敵のリーダーに銃を叩き落され、マドラックスは最大のピンチに陥る。しかしその直後、ヴァネッサが銃口を男に向け、そして引き金を引いた。その瞬間、マーガレットの瞳に涙があふれる。もしヴァネッサ姉が死ぬなんてことになったら、オレは観るのヤメるよマジで(涙)

第17話 刹那 -reunion- (2004/7/26) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次、真下耕一  演出:有江勇樹  作画監督:岩岡優子  ヴァネッサの放った一撃が敵の腕に命中した。マドラックスを救うためやむを得なかったとしても、人を撃つという行為に手を染めたことに対してヴァネッサは自分を責めた。そして激しい銃撃の音に思わず耳を塞ぐ。そんなヴァネッサにマドラックスは、彼女が撃たなければ自分は死んでいたと静かに語る。そして生きることに失敗した人間が死ぬのだとも。  彼女たちがいる場所は戦闘が行われている地域だった。非武装地域を目指して歩を進める二人だが軍人に見付かった。このピンチは辛うじて脱したが、彼女たちにガザッソニカ王族殺しの嫌疑がかけられていることを彼女たちは知る。アンファン、そして王国軍。二人は2つの巨大な敵を作ってしまった。そして時を同じくして、そのニュースをマーガレットも知ることになる。もちろん彼女は全く信じないが...  その夜バッジスがマーガレットの家を訪れ、ヴァネッサの行動の真意を話す。そしてヴァネッサが雇ったというエージェントの名前をマーガレットが口にしたとき、エリノアは驚きを隠せなかった。「マドラックス」、それは飛行機事故から生還したマーガレットが唯一覚えていた言葉だったからだ。バッジスの話を聴いたマーガレットは、ガザッソニカへ旅立つことを決意する。  二人は自宅へと戻ってきた。その時スリースピードから連絡が入る。彼は自分の身を守るため、敵にマドラックスの居場所を教えたと言う。しかしマドラックスも死ぬわけにはいかない。忍び寄る敵を撃ち、あても無い脱出を図る。一方、マーガレットの出国にカロッスアも同行することになった。エリノアの言う通り、これは明らかな必然だ。  多くの敵に囲まれながらも、マドラックスは圧倒的な射撃の腕で見事切り抜けた。だがそんな彼女の前にリメルダが現れた。マドラックスはリメルダを挑発するように、内戦の真実を告げる。その言葉を聞いたリメルダはマドラックスに向かって銃を放つが僅かに外れた。いや、意図的に外したのだろう。マドラックスはあのデータをリメルダに渡した。彼女が真実から眼を背けるような人間ではないと信じて。  ヴァネッサはマドラックスに銃を教えてほしいと依頼する。死なないでというマドラックスの願いに応える為。その二人の車と、マーガレットを乗せたタクシーがすれ違う。彼女たちの「再会」まで、あと少しだ。

第18話 双離 -duo- (2004/8/2) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次、真下耕一  演出:有江勇樹  作画監督:岩岡優子  今週は気力不足で短縮バージョンにてごめんなさい。  あのデータの中身を見たリメルダは、これまで自分が見てきた光景を幻と悟る。その彼女が取った行動はカロッスアとの決別と、唯一の「本物」であるマドラックスに狙いを絞ることだった。彼女は上官を撃ち殺して軍を去り、単身ガザッソニカに乗り込んだ。  ヴァネッサは銃の練習に没頭していた。彼女もまた、自らの道をはっきりと見出した一人だ。一方ヴァネッサとマドラックスを探してガザッソニカにやってきたマーガレットとエリノアを、カロッスアは好きなように泳がせている。彼にとって、彼女たちは無害な人物なのだ。  マドラックスは博物館でガザッソニカの文明史を手に取る。読みふける彼女にナハルが襲い掛かる。二人による激烈な戦闘が繰り広げられるが、ナハルはマドラックスを上回る戦闘力を持っていた。ナハルはマドラックスにナイフを突きつけながら、「資質無き外側の人間」は本に関わるなと警告した。  だがその戦いは思わぬ横槍が入り、マドラックスは窮地を脱した。その横槍とは、博物館に迷い込んだマーガレットとエリノアだった。ついに出会った二人の主人公を、レティシアは「真実を知らぬ者」、「偽りの真実しか知らぬ者」と評した。オマケに自身こそが「真実」だと断言する彼女の言葉はワケわからんが、プゥペを照らす紅と蒼の月が作り出す2つの影は意味深。そして物語のカギを握る全てが今、ガザッソニカに集結した。

第19話 獲本 -holy- (2004/8/9) 脚本:黒田洋介  絵コンテ・演出:守岡博  作画監督:山下喜光  マーガレットとヴァネッサが熱い抱擁を交わす。だがヴァネッサは遭いに来てくれたことに感謝する一方で、マーガレットを自分の戦いに巻き込むことはできないと言う。だがマーガレット自身、狙われていることを既に自覚している。そして彼女たちの話に耳を傾けていたマドラックスは、アンファンがセカンダリを狙っていることを確信した。その本は今、マーガレットの腕の中にある。マドラックスはドアイホ村を訪れることを決意し、真実を求めるマーガレットも彼女と同じ決意を固めた。  資質あるもの、それはマーガレットとカロッスアの二人だとクアンジッタは語った。扉が開かれてから13年、ついにその時が近づいてきたとも。だが資質があるかナハルにも分からないもの、それがマドラックスらしい。赤い靴、そして失われた記憶、マドラックスとマーガレットの類似性は間違いなくこの作品の大きなカギを握る。そして彼女たちの背後には、いつもカロッスアとリメルダの影がある。  ドアイホ村に向かうマドラックスたちは、軍の傭兵たちに狙われる。だがマドラックスを狙った傭兵は意外にも少数、その理由はリメルダが残りの傭兵を片付けたためだ。一方ヴァネッサたちの背後から生き残った傭兵が襲い掛かる。しかし引き金を引こうとした正にその瞬間、マーガレットが絶叫して立ち上がり傭兵は一瞬躊躇。そしてナハルのナイフが傭兵の身体を貫いた。ナハルはマドラックスたちを主・クアンジッタの元へ導く。  本が3冊そろえば、扉が開かれレティシアとプゥペの待つあの場所へ辿り付ける。そしてそこで本当の優しさと温かさ、人間の本質を知ることができる。フライデーはそれを、衝動の旋律と評した。カロッスアはファースタリを求めるべく、フライデーに銃口を向け、引き金を引いた。  3冊目のサースタリはクアンジッタ自身が持っており、ファースタリを手に入れよとマーガレットに語りかける。本を追い求めるマーガレットとカロッスアに対し、あの場所へ導かれることに恐怖するマドラックス。だがレティシアはそんなマドラックスが、必ずこの場所へ来ることを確信している。

第20話 真争 -wish- (2004/8/16) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次  演出:黒川智之  作画監督:津幡佳明  12年前に本を集め1度扉を開いた人物こそ、あのフライデーだった。そして彼が扉を開いたことによって始まった内戦、「人間の本質」とは彼の言う通り人間が持つ「負の衝動」なのだろうか。それが何なのか、今のヴァネッサには分からないがエリノアは真実を求めるヴァネッサに全面協力を約束する。  マーガレットは自分を守るために他人を殺すマドラックスを、涙を流しながら「可愛そうな人」と語る。そして優しいマドラックスのことを好き、とも。優しい人殺し。マドラックスはサースタリを見るためにクアンジッタの元を訪れる。クアンジッタは、マドラックスが資質あるものではないことを再確認した。だが12年前の事件に巻き込まれ、あの場所・エルダタルータを彼女は見ている。自分は真実を見て良いのか?マドラックスの疑問に、マドラックス自身がそれを望むならば、とクアンジッタは答える。そしてサースタリを彼女に手渡した。  マドラックスとマーガレット、時を同じくして二人の少女が本を開く。戦争の最中、父に向かって「会いたかった、抱っこして」と語るマーガレット、そして父に向かって「どうしてこんなことをするの?近づかないで」と責めるマーガレット。マーガレットが引き金を引き、父は倒れた。しかし、倒れた父の向こう側に、子供の頃のマーガレットがいた。これこそが真実というのか...  真実の欠片を掴んだマドラックスを、リメルダが襲う。マドラックスは涙を流し、力ない表情で彷徨い歩くマドラックスは、リメルダにとって良い的でしかない。だがその危機をナハルが救った。ナハルはマドラックスが既に自分を知っていることという確信の元、彼女を救ったのだ。マドラックスにとって自分が存在する理由、それはヴァネッサとの約束だけだ。だが今の彼女にはそれだけで十分なのだ。一方、カロッスアがファースタリをマーガレットに託す。あの場所へ導いて欲しいと、彼はマーガレットに語りかけた。  マドラックスとリメルダの戦いはは熾烈を極めた。リメルダの生きる理由、それはマドラックスを殺すことだけなのだ。ヴァネッサの援護を受けたものの、不意を突かれたマドラックスは腹部を撃ち抜かれてしまう。リメルダはヴァネッサの攻撃を肩に受け退却するが、マドラックスの傷は思いの他深い。  マーガレットはクアンジッタからサースタリを受け取り、直ちに扉に向かうことにした。だがナハルはまだ何かあるとの予感を抱き、そしてレティシアはまだ真実にたどり着けないと言う。一体何が、足りないというのか。そのセリフの直後、仮面を取ったフライデーが喜びの咆哮をあげる。やはりまだ隠された何かがあるということか。

第21話 告薄 -guilty- (2004/8/30) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:有江勇樹、黒澤雅之  演出:有江勇樹  作画監督:門智昭  今週はテレ東系アニメには珍しい1時間スペシャル。天下のアニメ放送局TXにしても、さすがにオリンピックにゃ勝てんわな...  フライデーを前にしてボクは誰だと問う少年。銃で人を殺すカロッスアの名前・経歴その他全てが偽り。彼もまた真実を強く求める一人。全ての本がそろい、マーガレットたちは扉を開こうとしている。カロッスアがマーガレットを導く者だとナハルは言うが、その言葉にエリノアは強い抵抗を覚えマーガレットの後を追う。  エルダ・タルータ、サークス・サーク、アーク・アルクス。3つの言霊を呼びよせ、ついにマーガレットは扉を開けた。その直後にエリノアが扉の前にたどり着くが、資質無き彼女には扉そのものを見ることはできない。  ヴァネッサの元へやって来たエリノアは自分の無力さを嘆いた。ヴァネッサは大丈夫と励ますが、彼女たちの横でマドラックスが苦しんでいた。マーガレットとカロッスアは12年前に会っている。そのことが二人に資質を与えた。二人の真実を望む心が、扉の中の扉を呼び寄せた。だがここに来てはダメ、まだ真実にたどり着けないとつぶやくレティシアの声を聞いたマーガレットは、扉を開けようとするカロッスアを止める。しかしカロッスアは聞く耳を持たない。扉に弾き飛ばされたマーガレットは見知らぬ草原の上に寝転んでいた。  飛行機の中、ぬいぐるみを落とす少女とそれを拾い上げる少年がいた。だがその飛行機は乱気流と強烈な光に巻き込まれ、墜落した。少年と少女は奇跡的に無傷だったが、少女の母は息絶えていた。少年と少女は激烈な戦場を駆け抜け、助けを待った。少女は母を失った悲しみで涙を流すが、その心を少年が支えた。この少年こそカロッスアだと、彼自身が確信した。だが同時に、少年と今の自分の姿形が余りにも違いすぎることに違和感を覚えていた。  廃墟の中で対峙するフライデーとバートン大佐。3冊の本を腕に抱いたフライデーは大佐のことをマドラックスと呼んだ。これこそが人間だと勝ち誇ったように叫んだフライデーの右目を大佐は撃ち抜いた。少女は父を見つけ出しすぐさま駆け出すが、それを止めようとした少年は胸に銃弾を受けてしまった。ここでカロッスアの扉が閉じられる。  再び開けようとするカロッスアをレティシアが止める。あなたの存在が消えてしまうと。だが再びカロッスアが扉を開けると、ぬいぐるみを抱きながら涙を流すレティシアの前からプゥペの姿が消えた。眠るマーガレットの前で、自分の気持ちにようやく気づくことが出来たとカロッスアは満足そうに語り、そして彼女の手を握り締めながら彼もまた眠りについた。再び覚めることの無い、永遠の眠りに...  カロッスアは生きたいという思念があの場所の力を借りて具現化しただけの存在。真実を知れば消えてしまうだけの存在。二人を前にして、フライデーは静かに語る。彼の元に再び扉を開けるための本と、扉を開く少女が集まった。

第22話 撃情 -rage- (2004/8/30) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次  演出:黒澤雅之  作画監督:竹上貴雄  レイアウト作画監督:大澤聡  フライデーの前にレティシアが現れた。そんなに殺し合いが好きなのかと問う彼女のことを「残り香」と表現した。フライデーは無意識の世界、即ち楽園へ人間を導くのだと彼は言う。抜け落ちた絵本の中の1ページ、フライデーにも真実は見つけられないとレティシアは言い残して消えた。だがフライデーは意に返さない。まるでマーガレットの存在が、抜け落ちたページを埋めるためのものだと言わんばかりに。  長い眠りから目覚めたマドラックス、彼女が負った傷は完全に癒えていた。この驚異的な回復を見たマドラックスは、自分が普通じゃないことを再び悟る。その彼女こそ、マーガレットに扉を開けることを拒ませた「しこり」だとナハルは言う。マドラックスは遠い山の向こうにマーガレットの気配を感じていた。真実を求めるマーガレットとマドラックスが引かれ合っている証拠だ。  見事な腕を披露しながら戦場を駆けるマドラックスだが、何故か以前のように兵士を簡単に殺すことはしない。一方父を撃ったマドラックスを探し求めるマーガレットは、兵士に銃口を向けられる。だが「痛い」とつぶやいた彼女の表情は、かつて無いほど暗く冷たいものだった。その直後、兵士の悲鳴が山に響き渡る。  リメルダが再びマドラックスの前に立ちはだかった。マドラックスはエリノアとヴァネッサを先に行かせ、リメルダを食い止める。先を進むヴァネッサの前にフライデーが現れた。「純粋なる人間の構築」、それが彼の望み。人間の純粋な衝動がこの国の内戦を招いたと彼は言う。そしてその衝動に抗ったヴァネッサの両親は、殺意にまみれた人々に殺された。その元凶たるフライデーにヴァネッサは銃口を向けるが、その殺意を快感とも言わんばかりに、フライデーは喜びの表情を浮かべた。  リメルダの銃撃はマドラックスに当たらない。それは自分の存在を知覚したからだとマドラックスは言う。そんな彼女に、置いていかないでとリメルダ。この二人は、まるで2重の追いかけっこをしていたかのようだ。リメルダの銃をマドラックスが撃ち落した。観念したリメルダ、だがマドラックスは殺さずにその場を去った。  ヴァネッサに真実を見せようとするフライデー。エルダ・タルータ、そうフライデーがつぶやくとヴァネッサの顔色が豹変した。これはヴァネッサ自らに沸き起こる衝動に、必死に抵抗する姿にも見えた。そこへマドラックスが辿り付いた。セカンダリをよこせと言うフライデーに対し、マドラックスは殺すと冷徹に言い放った。  そのマドラックスをリメルダが狙っていた。衝動に打ち勝ち正気を取り戻したヴァネッサがマドラックスを守る。リメルダは肩に銃弾を受け、崖から落ちていった。だがヴァネッサの腹部からも、おびただしい流血が...マーガレットをマドラックスに託し、ヴァネッサは両親の元へ逝った。そんな彼女を無責任だと言いながらも、マドラックスは涙を流しながら見送るしかなかった。ウ、ウワーーーン(号泣)  ヴァネッサが倒れる光景を見たマーガレットの絶叫がこだまする。ヴァネッサを、父を殺したのはあなただと、マーガレットはマドラックスに銃口を向け、そして残り2つの言霊を呼び寄せ、マドラックスを撃ち抜いた。マドラックスの身体が宙を舞い、そして崖下へと落ちてゆく...

第23話 迷心 -doubt- (2004/9/6) 脚本:黒田洋介  絵コンテ・演出:守岡博  作画監督:山下喜光  エリノアはヴァネッサの亡骸と対面する。月明かりに照らされ白く光るヴァネッサの顔、エリノアはただ泣きじゃくることしか知らない。マーガレットはフライデーの手に落ちた。だがマドラックスは必ずマーガレットに逢いに来ると、彼は確信していた。そのマーガレットは銃弾を受けながらも無傷だった。あれは夢かと疑う彼女に、ナハルは現実だと断じる。たった一人の友人・ヴァネッサを失った悲しみに、マドラックスは涙を流す。殺しを生業とする彼女が人の死に対して涙を流すのは、もしかしたらこれが初めてなのかもしれない。  消えたい、マドラックスはそうつぶやく。だがナハルは生きるものならば為すべきことがあると言う。その言葉を聞いたマドラックスは考えを改め、フライデーとマーガレットの元へと歩き出す。最後の欠片、セカンダリの1ページを握り締めて。エリノアが作ったヴァネッサの墓で、マドラックスはヴァネッサとの約束を果たすと強く誓った。  静かな丘の上で、マーガレットはフライデーを「お父様」と呼んだ。これは彼女が見ている夢だろうか。マドラックスは内戦の最激戦地・カリステールに辿り付いた。ここにアンファン、そしてフライデーとマーガレットがいる。マドラックスは単独で戦地へ乗り込むが、エリノアも彼女に続き、巡視艇を奪って前に進む。エリノアにとっても、マーガレットに会う事は何よりも大切なこと、そのために彼女も戦う。一方、軍のテントにリメルダが乗り込んできた。コイツは本当にしぶとい。  マドラックスを待ちつづけるフライデー。そいつを嫌いだから殺すと、マーガレットは冷徹に言い放つ。扉を開けることなく、彼女は覚醒してしまったのか。マドラックスとマーガレット、過去の記憶を無くし、唯一マドラックスという言葉だけを覚えていた二人の少女。エリノアにマーガレットとの関係を問われたマドラックスは、自分とマーガレットとつながっている、そのために逢いに行くと静かに言った。  その直後、二人を軍の兵士が囲んだ。だがマドラックスはこれまで以上の戦闘力を発揮し、兵士を倒していく。目的を果たすためならば、遮るものを全て薙ぎ払う。彼女の奮戦振りからは、そんな強い決意を感じることができる。一人の兵士がエリノアに銃を向け、そして引き金を引く。だがマドラックスは何とその銃弾を自らの銃弾で叩き落したのだ。「狂気の中にある慈愛、優しい人殺し」、それがマドラックスという名の意味だ。

第24話 献心 -hearts- (2004/9/13) 脚本:黒田洋介  絵コンテ・演出:川面真也  作画監督:津幡佳明  エリノアはマーガレットのお世話をすることを、全く苦になどしていない。彼女にとって、マーガレットは単なる御主人様以上の存在。12年前、扉を開けたフライデーの願いを阻止したのがマドラックス。マーガレットの父バートンだ。そして今、その名を継ぐマドラックスがセカンダリの1ページをその手に持ち、マーガレットに逢うため戦地を駆け抜ける。3時間待って欲しい、マドラックスにそう告げられたエリノアは彼女の戦いを遠くから見守る。  白いドレスを纏い、銃舞再び。マドラックスは兵士、戦車、ヘリを完璧に片付けた。その報を聞いたフライデーは、マドラックスの名を冠する者ならば容易いことだと笑った。マドラックスの前に、リメルダが静かに現れた。今度こそ、二人の最終決着をつける時か。だが二人は銃を交換し合い、そして無防備にお互いの目の前に立ち、相手の髪を撃ち抜く。  マーガレットとずっと一緒にいること、それがエリノアの強い願い。彼女はマドラックスの言いつけを破り、戦地へと入ってしまう。兵士に囲まれたエリノアは持ち前の格闘センスで敵の追撃から逃れる。だがついに崖っぷちに追い込まれ、そして背中を撃たれて崖下へと落ちてゆく。ゲッ、ついに彼女までも...  リメルダは「殺して」とマドラックスに叫ぶ。だが今のマドラックスは、明確な自分の目的や意志を持って行動している。このことはもう本能的な行動しかできないリメルダとは決定的に違う。そんなリメルダに、マドラックスは自分を見届けて欲しいと言う。自分の存在を、彼女の心の中に留めて欲しいと。そして別れの言葉を告げ、マドラックスはリメルダに背を向けた。  傷ついたエリノアは力なく花畑を歩き、そして倒れこんでしまった。だが直後に彼女の耳に、マーガレットの歌声が聴こえる。二人はようやく再会を果たしたのだ。しかしマーガレットの瞳は異様なほど青く、エリノアの姿を見て「なんだ、エリノアか」と冷たく言い放つ。エリノアはそんな言葉を聞いても明るい表情を崩さない。マーガレットに尽くしたい、そんな自分の思いを素直に告げる。だがマーガレットは、そんな生活は死んでいるのと同じと、エリノアの存在そのものを否定する。覚醒したマーガレットは、エリノアが知っているマーガレットでは無い。  二人の前にフライデーが現れた。マーガレットを返す様子が無いフライデーに、エリノアは銃口を向ける。フライデーはマーガレットに3つの言霊を呼び寄せるよう、言いつける。マーガレットの言葉を聞いた直後、エリノアの衝動が目覚めた。だがその衝動の矛先は、マーガレットへの愛。その強さが、マーガレットをエリノアが知っているマーガレット・バートンへと引き戻した。エリノアにとって、マーガレットは大切な家族。その言葉を遺し、エリノアは再び倒れた...  マドラックスがこの花畑へとたどり着いたとき、マーガレットは永遠に眠りについたエリノアを、ただ静かに見つめていた。エリノアの亡骸を見て、どうしてそこまで、とマドラックスはつぶやく。そしてマーガレットは、エリノアが死んじゃったと、無感情に言う。眼前の事実を受け入れるだけの強さを、マーガレットは持っていない。

第25話 聖血 -saint- (2004/9/20) 脚本:黒田洋介  絵コンテ・演出:川面真也  作画監督:津幡佳明  どうしてエリノアが死ななければならなかったのか...そう自問するマーガレットの元には、もうヴァネッサもエリノアもいない。ひとりぼっち。そんなマーガレットのことなどお構いなしと言わんばかりに、フライデーはマドラックスに最後の1ページをよこせという。マドラックスは当然彼に銃口を向ける。矛盾した存在であることはフライデーに言われるまでも無くマドラックス本人が分かっている。マーガレットの真実、それが「マドラックス」だと彼女自身が言った。  だがその直後、マドラックスの銃をマーガレットが撃ち落した。そして再び父を殺すのか、そう言いながらマドラックスの身体めがけて銃を撃ちまくる。フライデーは倒れたマドラックスから苦も無く最後の1ページを手に入れ、マーガレットと共にこの場から立ち去って行く。その去り際にマーガレットは、エリノアに向かって「今日はパスタにして」と言い残した。この様子を見ていたリメルダが乗り込もうとしたが、ナハルが制止した。ここは資質あるもののみが踏み入れる場所だと彼女は言う。  紅月と蒼月の下、クアンジッタは全てを見届けるため短剣に自らの血を滴らせ、レティシアの元へやってきた。3冊の本全てが完璧に揃った今、真実の扉がフライデーとマーガレットの前に現れた。そして扉がマーガレットの手によって開かれた。12年前、フライデーの望みをマドラックス=バートン大佐が打ち砕いた。だが今、大佐の娘がフライデーの望みをかなえようとしている。  マーガレットは12年前の光景を見ている。12年前の彼女はあの人形をレティシアと呼んだ。そしてバートンとフライデーの対峙、銃弾を受けたプゥペ。そしてマーガレットを抱き上げたバートン大佐はフライデーが3つの言霊を呼び寄せると、瞳の色を変えマーガレットに銃口を向ける。命の危険が迫っていることを本能的に察知したマーガレットは、手元にあった銃をその手に持つ。そして、撃たねば殺されるという衝動と、父を撃ってはならないという理性の間で揺れ動きながらも、バートン大佐を撃ち殺した。これが真実。マドラックスは、理性と衝動がこの場所の力を得てマーガレットから物理的に分かれた存在、彼女の手から零れ落ちた大切な人形・レティシアは二人の分岐点そのものだった。  この12年間、マーガレットは真実から逃げ続けていた。そしてその間に彼女が普通と信じて過ごしてきた時間は偽りだと、フライデーは断じた。その結果、ヴァネッサとエリノアの死を招いたのだとも。人間の本質の中で生きる世界を望むフライデー、レティシアは「いけない」と叫ぶがフライデーの望みは止められない。二つの月明かりに照らされ、ガザッソニカ、そして全世界は無法地帯と化して行く。これこそがフライデーが望んでいた世界。  マーガレットはようやく真実から逃げていた自分を後悔したが、もう遅いのか。だがフライデーの高笑いを、一発の銃弾が止めた。そう、マドラックスがこの場所へと辿り着いたのだ。この物語の幕を下ろすのは、「マドラックス」と呼ばれる優しい人殺し、そしてもう一人のマーガレットでもある彼女しかいない。

第26話 欠片 -pupil- (2004/9/27) 脚本:黒田洋介  絵コンテ:澤井幸次、真下耕一  演出:有江勇樹  作画監督:大澤聡  クアンジッタはただ静かに見つめ続ける。真実の奥に隠された歴史の扉が開かれ、時代が変わるその時を。マドラックスはマーガレットの罪・衝動・心の欠片、そして二人が分かれた刹那の絆こそレティシア。1つに戻るときが来たとフライデーは歓喜の表情を浮かべるが、その彼をマドラックスはあっさりと撃った。  フライデーの姿が空間から消え去った後、マドラックスはマーガレットに銃を差し出し選択を委ねる。マドラックス・レティシアと1つになるか、彼女たちを消し去るかを。だが「時代の扉を開く存在」マーガレットには決められない。1つに決められないマーガレットだからこそ、12年もの間あの場所にレティシアが存在しつづけたからだ。だがマドラックスは優しく語り掛ける、私は消えても構わないと。彼女の心の支え、それはこのことを望んでいる友人がいるから、そしてマドラックスを想い続けてくれる人がいるからだと彼女は力強く語った。  銃を差し出したマドラックスの右腕をマーガレットは優しく掴んだ。彼女はマドラックスと1つになることを選んだ。このことは、マーガレット自身が罪を背負って生きることを意味する。だがマーガレットはもう逃げたくないと明確な意思を示した。マドラックスの罪・真実を自分に欲しい、マーガレットはそう強く言った。そしてマドラックス、レティシアの手を優しくつなぐと、3人は1つの光となりマーガレットの身体へと帰っていった。  だがこの光景をフライデーはじっと見ていた。ついに自分の本質を手に入れたのだと、彼はマーガレットを賞賛する。次は悪意を覆い隠そうとする人間たちが作り上げたこの世界の歪みを全ての人間に教えるのだと、フライデーは高笑い。だがマーガレットはフライデーに銃口を向ける。そして彼女は続ける、この歪みなど皆が理解しているのだと。そしてただ一人理解していない優しい人物・マドラックスにこのことを教えてあげるのだと。  フライデーはマーガレットに向けて銃を連射する。だが銃弾は彼女の周囲でその軌道を歪まされる。そしてマーガレットは自分の悪意で、フライデーを撃った。その直後、世界を覆っていた光が消え去り、フライデーは現実の世界・ガザッソニカの奥地にある館に引き戻された。彼には自分の理想に限りなく近かったはずのマーガレットの行動を理解できない。追い討ちをかけるように、館の扉をマドラックスが開ける。不可解、だがマーガレットと同化したはずの彼女はここにいる。そしてこの現実の世界でフライデーの存在を消そうとしている。これが真実。  次々に現れるアンファンの兵士をあっさりと片付けて行くマドラックス。焔に包まれた館で対峙する二人、これが真実かと嘆くフライデーに対し、これが現実だとマドラックスは言う。そして彼女が放った銃弾に、フライデー・マンデーは倒れた。3冊の本が、炎の中に消えてゆく。この光景を見つめていたクアンジッタは、マーガレットが時代の扉を開くと静かに語る。その言葉通り、扉の前に立ったマーガレットに、ヴァネッサ、エリノア、そしてカロッスアが優しく語り掛ける。マーガレットが時代に望むもの、それは1つに決まっていた。  館の廃墟の中で目覚めたマドラックスを、マーガレットは優しく抱き起こす。マーガレットはマドラックスと1つになって分かった。人を殺すたびに感じていた、マドラックスの痛みを。そんなマドラックスと現実の世界でも1つになる必要は無いと、マーガレットは言う。この歪んだ世界から眼を背けたりしない、そんな強さをマーガレットは手に入れたのだ。そして二人の前に現れたレティシアに、マーガレットは妹になってほしいと言う。レティシアは喜んでついて行くと答えた。  マドラックスはリメルダの運転する車に同乗していた。パスタが食べたいと静かに語る彼女を紅と蒼、2つの月の光が優しく照らしていた...    

MADLAXもこれにて完。真下耕一と黒田洋介の初タッグ作品としては、まずまず期待に答えてくれたんじゃないかなと思ってます。「まずまず」と少し歯切れの悪い表現を敢えて使ったのは、良い意味でも悪い意味でも「正直」だったストーリーですね。というのは、黒田先生の脚本となるともっと凝りに凝ってくると予想していたんですが、意外にもあっさりとしてたかなと。そのことは自分にとっては分かりやすいという単純な利点があったけれど、反面物足りなさも感じられました。例えば登場人物のほとんどが複雑な関係を築いているハガレンなどと比べると、ストーリーの深みという点では物足りなかったかな。ま、考えてみれば過去の真下作品(ノワール、AVENGER等)もキャラ間の相関関係はそれほど複雑じゃなかったし、今回は真下さんの指向性が強く反映されていたと言えるのかもしれませんけど。  しかしそうはいっても本作品が良作の部類に入るのは疑い無し。作画は終始安定していたし、何と言っても演技が良かった。第1話の感想でも書いたけれど、優しさと冷徹さが同居したマドラックスを演じたことで、声優・小林沙苗の格は間違いなくステップアップしたと思います。今後の彼女からも眼が離せません。
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