スクールランブル ~感想~

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<スタッフ>
原作:小林尽  監督:高松信司  シリーズ構成:ときたひろこ  キャラクターデザイン:渡辺はじめ  音楽:大森 俊之  アニメーション制作:スタジオコメット
<キャスト>
塚本天満:小清水亜美  塚本八雲:能登麻美子  沢近愛理:堀江由衣  周防美琴:生天目仁美  高野晶:清水香里  播磨拳児:高橋広樹

第1話 新学期でドキドキ! ラブレターでジタバタ! 自転車でドキューン! (2004/10/5) 脚本:ときたひろこ  絵コンテ・演出:高松信司  作画監督:渡辺はじめ  マンガを余り読まない私にしては珍しく、単行本全巻持ってます。要するに原作ファンなのですハイ。ということで、もちろんアニメ版にも期待してはいるけれど、OPは正直イマイチだなー。キャラの動きが少ないし(ミコチンのパンチくらい動かして欲しかった・・・)、何といってもほっちゃん以外の男どもの声がウルサイ(苦笑)  イメージアルバムで予習してたこともあって、キャラクターの声についてはほとんど違和感無し。CDではどーかなと思ってた沢近@ほっちゃんもアニメでは印象悪く無い。そして肝心の天満@小清水亜美はCDよりも更に印象が良くなったです。ナージャではできなかった演技をたくさんやってくれそうな気がします。欲を言えばハリマの声がもう少し低ければ言うこと無しなんだけどね。  アニメ版第1話の印象としては、想像の範囲内の出来だったというところでまぁこんなものかなと。細かいところでは、とうふ屋ハチロクを自転車でぶち抜いたシーンはアニメオリジナルだったけどちょっとぎこちなかったな。この辺りがうまく消化できるようになれば、アニメ版の楽しみも増えると思う。

第2話 わからないテスト! でられないトイレ! ありえない身体検査! (2004/10/12) 脚本:江夏由結  絵コンテ:高柳哲司  演出:江島泰男  作画監督:木下由美子  テスト中に引き起こした数々の暴挙。やはり播磨は不良であるが、テストの答案用紙に天満ちゃんの名前を書いてる彼を見て思った。ハリマはオレよりも字がキレイだ。  天満ちゃんの巻きタオル姿、マンガでも可愛かったけどアニメだと更に良いね。そしてなんつってもナース姿はテレビ東京限界ギリギリ撃沈モノ(笑)。ちなみにポーズは原作と同じだったけどここは絶対に外せない点ですな。にしても更衣室にピンクのナース服が仕込んである高校ってアリ!?(笑)

第3話 見つめてスケッチ! ねらって矢文! 教えてパジャマパーティー! (2004/10/19) 脚本:高橋ナツコ  絵コンテ・演出:長濱博史  作画監督:白井伸明  オレが感じてるアニメ版の数少ない違和感の一つがミコチンの髪の色、あの青色は鮮やかすぎるんだよね。原作だと雑誌の巻頭カラーは知らないけど単行本だと普通に黒髪だし。アニメだから分かりやすい彩色ってのを考えたのかもしれないけど、せめて天満くらいの色の濃さ(黒さ?)があれば良かったな。そういえば髪といえば、今週の天満の寝癖入った髪形はなかなか良かった。やっぱり人間ね、ちょっと乱れたくらいがカワイさが増すのですよ(笑)  女の子同士のお泊り会、男は絶対に足を踏み入れることが出来ない、正に「秘密の花園」。そんな花園の中でもポイント高かったのがミコチンの胸の弾力感(笑)。原作でも大きさは素晴らしいものでしたけど、やはりアニメだと柔らかさの表現が段違いに良いですね。それから今週のおまけ?エピソードだった原作#12UNFORGIVENはコマ割りも原作とほぼ同じでした。ま、余りヘタにいじってほしくないって気持ちが自分の中ではあるのでこういう作り方はありがたい。

第4話 ブタはブーブー! ネコはニャー! カエルもカッパもガーガーガー! (2004/10/26) 脚本:丸尾みほ  絵コンテ:まつみゆう  演出:渡辺健一郎  作画監督:梶浦紳一郎  今週も播磨EYEは120%全開中、だが今週の彼の見せ場はそこと「ブタ」だけだったねぇ。もう一人の主人公にしては余りにも寂しい存在感。だがそれもそのはず、今週は八雲主役の原作bパートが初お披露目。やっぱりね、八雲役に能登さんを抜擢したのは最高のキャスティングだと思いました。  今週で単行本第1巻の内容はほぼ完了(若干残ってはいるけれど)。アニメ4~5週で単行本1巻分というペースは、今後も基本となりそうです。

第5話 燃える初恋! 燃えるお茶会! 燃えるソフトボール! (2004/11/2) 脚本:ときたひろこ  絵コンテ:えがみきよし  演出:上野史博  作画監督:鈴木伸一  絃子サン、やっぱりアサカワさんかよーっ。何ともまぁ分かりやすいキャスティングでよろこばしいことですハ。で、初恋回想話はやはり未成年飲酒がテレ東規制に引っかかったのかラスト変更。ま、テレ東放送の時点でこれくらいの修正は受け入れないといけないですな、やっぱり(苦笑)。  と、今週はそんなところ。原作モノ&自分もファンなので、実はあんまり書くことなかったりする(苦笑)

第6話 放課後のサバイバル! 告白の時アライバル! 二人きりのホスピタル! (2004/11/9) 脚本:金春智子  絵コンテ・演出:石踊宏  作画監督:野田康行  体育倉庫に閉じ込められ夜を迎えてしまった天満ちゃん。月夜の光に照らされ、憂鬱な表情を浮かべる彼女はハリマじゃなくてもとーても可愛く見えました。ミコチン派なオレですが、今日だけは浮気させて頂きました(笑)  来週はオレ的に楽しみにしていたプール掃除のエピソード。話はともかくとして、アニメならではの動きのある絵になっているかを特に注目したいけど、次回予告を見る限りだと辛いかな...

第7話 プールで清掃! プールで暴走! プールで戦争! (2004/11/16) 脚本:吉田玲子  絵コンテ:麦野アイス  演出:金崎貴臣  作画監督:細越裕治  カレリンの髪の色は、彼女の落ち着いた性格を現しているかのような、深い碧色。でもコレって余りにもアニメ仕様過ぎやしないか?相変わらずミコチンの蒼色に対して違和感抜けない私ですが、また1つ大きな課題?を背負ったような気がします。それから南里侑香の演技も今日見た限りだとカレリンのキャラクターを掴みきれていない印象。今後の向上に期待しよう。  今週のプール掃除の話はマンガで好きなエピソードだったのでアニメ版も楽しみにしていたのですが、まぁこんなものかなというのが正直な感想。つーかオレのスクランアニメ版に対する感想はその一言ばかりなんだよな。原作のエピソードを大幅に変えるといった冒険は犯さず、かといってデキも決定的に悪いわけではないですから。今後もこの印象が変わることはおそらく無いんでしょうね。

第8話 はじめてのお買い物! はじめてのお弁当! はじめての失恋!えっ? (2004/11/23) 脚本:江夏由結  絵コンテ:高柳哲司  演出:江島泰男  作画監督:木下由美子、谷口守泰  今週の沢近はアニメ開始以来、最高に輝いてましたね。本編のストーリーもマンガ版に追加要素を程好く加えてあって見ごたえがあった。今後はますます沢近の出番が増えていくけれど、武藤派のオレとしては「シャイニングウィザード」の作画をどのように描いてくれるのか、今からすごく気になります。  失恋ショックから立ち直れない播磨君はご愁傷様の一言ですが、もう1つ気になるのが来週失恋ハリマの傷を優しく癒す妙姉を誰が演じるのかというところ。お願いだから大きな違和感を感じるような事態は避けて欲しいっす。

第9話 マンガで不幸! お姉さんで不幸! かっぱさんで大不幸! (2004/11/30) 脚本:ときたひろこ  絵コンテ:高柳哲司  演出:濁川敦  作画監督:日向正樹  ハリマと烏丸君のタイマン勝負はさすがにマンガ版よりも迫力があってよかった。それと、烏丸君のセリフがこれほど多いエピソードってのも、今後のアニメではお目にかかることは無いでしょう(笑)  さて、先週から気になってた妙姉の声優ですが、大原さやかキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! もぅ大撃沈ですよヤバイよマジで!!やっぱみんな良く分かってるんだな、彼女が最大級の癒し系声優ということを(笑)。ということで、今後もアニメ版は要チェックや!!との思いを改めて強くしたワタクシなのでした。

第10話 お願い神さま! お願い!リアル動物占い! お願い!!天満ちゃん! (2004/12/7) 脚本:丸尾みほ  絵コンテ:まつみゆう  演出:西村大樹  作画監督:飯田清貴  今週分を見てて判明した事実、それは原作3巻の内容、特にシャイニング・ウィザードよりも前部分がほとんど頭に入ってねーってことでした。原作ファンとして失格だよね、反省。それはそうと今日のオリジナル、ハリマの花占いは違和感あったなぁ。一応硬派な男子生徒なんだし、キライって結果が出て青春ダッシュは無しだろう(苦笑)。  それと前から気になっていたシャイニング・ウィザードのアニメーションですが、やっぱり止め絵でした。このアニメに「動き」を求めるのは無しにしよう。妙姉のミニスカだけが印象に残った今週でした(笑)

第11話 奈良! 烏丸! 播磨! (2004/12/14) 脚本:高橋ナツコ  絵コンテ・演出:佐藤昌文  作画監督:飯飼一幸  ナンパされて「自己資本比率はどれくらい?」と切り返す高野のセンスには思わず笑ってしまいましたが、今週はそれくらいしかコメントすること無いなぁ。とにかく妙姉不在の回は原作読んでれば見る必要無いって気がしてきたね。  本編以外では、天満、播磨、八雲と続いているマガジンのTVCFが遊び心があってなかなかの出来。それと単行本7巻を先日買ってきたのですが、あの超展開にはブッ飛んだよホントに。7巻の内容を一言で表すならば、「八雲かわいいよ八雲」ですな(笑)。

第12話 海で助けて! ハダカで助けて! ホントにマジで助けて! (2004/12/21) 脚本:吉田玲子  絵コンテ・演出:石踊宏  作画監督:野田康行  冒頭からいきなり「すこーしらんぶる」3本立ての変化球。今月出たコミックス7巻に収録されたエピソードを早くもアニメ化とは、スタッフのサービス精神を感じることが出来ました。まぁアニメ版テコ入れの決定打かと言われるとやっぱりハテナなんですけどね。つーかそもそもテコ入れなんて考えてないだろうなやっぱり。  今週はミコチンのDカップをじっくり堪能し、来週は男・播磨拳児の生き様を見る。なーんつって、ハリマと天満のナンパな展開なのは分かってるんだけどね(苦笑)。

第13話 ミッション1は愛の告白! ミッション2は夜の攻防! ミッション3はピーヒョロロ! (2004/12/28) 脚本:吉田玲子  絵コンテ・演出:高柳哲司  作画監督:原由美子  自分にとっての2004年最後のアニメ視聴、いわゆる締めがこの番組なんですが今週はBサイドエピソードが加わったこともあって、ボリューム満点で内容も充実してたかと。ボリュームと言えばミコチンの胸サイズはもちろんですが(ぉ、特に花井&美琴の過去エピソードの作画はいつも以上に気合入ってました。平均値がこのレベルだったら満足感も更にアップするのですが、それは求めすぎかな。  そしてコミックス7巻を見て以来、すっかり八雲ファンとなった自分としてはアニメ版Bサイドエピソードの見方も以前とは少し変わったかも。つーか要は八雲かわいいよ八雲ってことなんですけどね(笑)  来週はチカリンとミコチンのケンカ開始、そしてカレリンの本格参戦で盛り上がること間違い無しです。って朝11時55分から放送とは何事ですか?(笑)

第14話 みたことある? かわいくなくない? よろしくおねがいします! (2005/1/3) 脚本:金春智子  絵コンテ:麦野アイス  演出:西村大樹  作画監督:梶浦紳一郎  あの海水浴の事件以来、ハリマの裸体が脳裏に浮かんで仕方が無い沢近さん。ご愁傷様としかいい様が無いですハイ(苦笑)。で、今週はお気に入りエピソードの沢近vs美琴がついにアニメになったということでまずは嬉しい限り、なのですがちょいと不満もアリかな。  最大のマイナス点は「最低だよ、播磨君」の天満セリフで播磨がドライバーを落としたシーンにアリ。アニメでは天満セリフの前に、既に播磨が塚本家のエアコン修理に来てることを描いたため、受け手側の突っ込みはマンガ版の「何でハリマがそこにいるんだよ!!(爆)」ではなく、「2階に上がるタイミングが悪かったねぇハリマ君(苦笑)」程度で終わっちゃう。この違いはすごく大きいと僕は思います。  しかし今週のハイライトは、何つってもエンディングの大誤植でした。「南里侑香 川田紳司」って、最初は何事かと思ったよ(正解は「花井春樹 川田紳司」)。今はエンディングテロップもコンピュータ上で作ってることを予想すると、やっぱりコピペミスか何かでしょうかね。とにかくスタッフの皆々様、ちゃんとチェックをお願いします。

第15話 夏と、 友情と、 打ち上げ花火と。 (2005/1/11) 脚本:金春智子  絵コンテ・演出:濁川敦  作画監督:日向正樹  よく考えてみれば、ハリマは告白できない憂さをマンガ書いて晴らすようなダメ男なんだよな。がしかし、同じくダメ男な自分から見てケンカに強いところだけはホントうらやましい限り。最近ちょっとした力仕事する機会があったのですが、翌日全身が強烈な筋肉痛に襲われてしまった自分としてはね...腕力ないんですよワタシク(涙  さて今週はついに美琴と沢近のケンカに終止符が打たれました。ま、スクラン屈指の名エピソードがアニメでも描かれたことにとりあえずは満足しますけど、アニメならではのリズム感は感じなかったな。それと美琴の意中の先輩ですけど原作では名前なんて無かったよね?(今近くにマンガが無くて確認できない...)。てかアニメでちょっと出番多かったせいなのか、目を隠しつづけた演出は妙にパソゲーっぽく感じてしまったなー。てな感じで結局は不満ばっかり出てきちゃいますけど、これも愛情の裏返しってことで(苦笑)

第16話 茶道部なのに・・・ 茶道部だけど・・・ 茶道部だから・・・ (2005/1/18) 脚本:江夏由結  絵コンテ:まつみゆう  演出:江島泰男  作画監督:木下由美子  今週のキャンプのようにヒロイン5人が一同に会す機会ってのは、実はほとんど無いんだよなぁ。って感慨に耽ってるところに八雲たんを追って来た花井の暑苦しいテンション炸裂で萎えー。が、とっとと消えてくださいと思ったところ本当に消えてくれたのでとりあえずは良しとします(苦笑)  やっぱりね、八雲は可愛いっすよホント。今週は天満の天然勘違いが爆発してたけど、姉のぶっ飛んだ行動にモジモジしたり赤面したりするけど結局は従っちゃう八雲は最高なのだ。先週の一件が終わったということで今後は美琴の出番も少なくなっちゃうし、これからは八雲中心でイクぜ!と心に誓った浮気モノのオレなのでした...

第17話 夏の盛りのキリンのキモチ! 夏の終わりのパニックパーティー! 夏が過ぎたらチェンジング・ナウ! (2005/1/25)
第18話 かれんの恋、まだまだ かれんの恋、ぼちぼち かれんの恋、そして・・・ (2005/2/1) 17話 脚本:ときたひろこ  絵コンテ・演出:佐藤昌文  作画監督:飯飼一幸
18話 脚本:丸尾みほ  絵コンテ:石踊宏  演出:三沢伸  作画監督:野田康行  17話:2週分纏めて視聴。ピョートルの話は原作でもしっかり読んでないのでどーでも良し(苦笑)。とにかく最近は八雲メインのエピソードが多くてウレシイ限り。今回、ようやくアニメ版も作りがこなれてきたとの印象をもったが、それも八雲エピソードが作り出す独特のリズムのおかげなのかもしれない。それとラストの「3D版」晶、技術的なことはよく分からんがヘンに安っぽく見えてしまったな。  18話:ついにカレリンがアニメ版に本格参戦。正直言うとこの娘の優等生過ぎるところがあんまり好きじゃないんだけどねー。てかそう思っている人は意外に多いのではと僕は予想する。ま、それはともかく今後はカレリン話も結構出てくるわけで(特に体育祭)、注目です。  それとエンディングのドジビロンを見る限り、やはりスタッフにも遊びを入れるだけの余裕が出てきたと見て良さそうですね。しかし、もうすぐ放送開始から半年(=最終回)を迎えてしまうのが本当に惜しい限りですが...

第19話 芸術に夢を! 神に誓いを! 星に願いを! (2005/2/8) 脚本:ときたひろこ  絵コンテ:まつみゆう  演出:金崎貴臣  作画監督:細越裕治  白スーツをまとっている状態を果たしてヌードと言ってよいのでしょうか、ワタシにゃものすごーく疑問です(苦笑)。ま、そうは言ってもセクシーな絃子先生のお姿を拝めたことは確かだし、八雲(と天満)の花嫁姿を見られたことだし、ビジュアル面では満足でした。最後に、「りこうになりたい」と流れ星に願いを込めたハリマ君でしたが、利口って漢字すら書けない彼の願いは絶望的(笑)。

第20話 あれがない! これもない! どうしようもない! (2005/2/15) 脚本:高橋ナツコ  絵コンテ:高柳哲司  演出:西村大樹  作画監督:飯田清貴  立派「だった」ハリマの顎鬚のモデルはやっぱり美鬚公・関羽なんですかね。先週のイトコ先生ヌード事件の折にも、作者の三国志好きを強く感じることが出来たけど。そんなハリマの鬚をあっさりとぶった切ったチカリン、あんなにハサミを振り回したら危ないよと思わず語り掛けそうになったものの、チカリンをシモベと扱おうとしたハリマの余りに小者な豹変振りには閉口。アニメだと原作と比較して、その情けなさが2倍に伝わってきましたね(苦笑)  その他、花井の修行はどーでも良し。初登場のララはまずまずの印象。ハリマはメールで八雲を屋上に呼び出したらしいけど、何時の間に学校のヒロインたる八雲たんのメアドを教えてもらったんだろ?意外とやるな(笑)。

第21話 逆襲の花井! 閃光のかれん! 再会、お姉さん (2005/2/22) 脚本:吉田玲子  絵コンテ・演出:濁川敦  作画監督:日向正樹  ララ大魔神ついに本格的に降臨。演技自体は日本語あんまりできない外国人ってのを強調しすぎな印象があるが、それ以上に絵の方が演技についていけて無い(合わせる気無し?)って感じ。まぁこのアニメに動きの多彩さを求めることがそもそも間違いかもしれないけど。それからハリーマッケンジーの檜山さんも、余りにストレート過ぎる配役で意外性が薄く、自分としてはちと残念。  しかしそんなネガティブな思考を完全にブッ飛ばしたのが妙姉の再登場。彼女こそスクランに舞い降りた真の女神。非常に落ち着いた口調にも関わらずその節々に溢れるような愛情が感じられた次回予告は、何だかすてプリでの忘れ物がようやく見付かったような、そんな想いを抱かずにはいられませんでした。そんな妙姉の愛情溢れる「手作り」クッキーを谷先生からあっさりとぶんどった2-D担任・加藤は当然流刑。  今週のサブタイトル、どう考えても元ネタはアレなんでしょうけど、例えばケロロ軍曹みたいにしっくりくるかと言われれば答えはNo(そりゃそうだろうけど)。どうもね、アニメ版スクランでは細かいネタで空振ってる印象が相変わらず抜けない。オレの要求が高すぎる?やっぱそうかなぁ...

第22話 いざ開戦! さぁ騎馬戦! もう大乱戦! (2005/3/1) 脚本:江夏由結  絵コンテ:まつみゆう  演出:小田原男  作画監督:山縣亜紀  放送開始前から楽しみにしていた体育祭エピソードがいよいよOA。開会式での加藤の長い薀蓄は生徒たちの反応の通り、ホントどーでも良し(苦笑)。しかしこれは、直後の妙姉の笑顔を更に眩しく見せるテクニックだと思うと納得せざるを得なかったりする。そんな妙姉と沢近が来週激突、これは楽しみ。  今週のメインはなんと言っても2-CとDが大激突した騎馬戦。大食らい3兄弟、ブヨブヨの肉体で攻撃を吸収するヤツはハートか!?そして片手で騎馬を次々とぶっ飛ばし、死ぬ間際に「一人では逝かぬわっ!!」と叫んだ天王寺の元ネタが全然わかんねぇよっ(笑)。ガンダムやら北斗の拳やらプロレスやら、この作品はとにかく賑やかですね。細かいネタがNGと先週は書いたけど、今週は面白かったので良しとします。

第23話 女の闘い! 男の戦い! たたかい終わって・・・ (2005/3/8) 脚本:丸尾みほ  絵コンテ・演出:佐藤昌文  作画監督:飯飼一幸  豚(ナポレオン)に轢かれ円に翻弄されっぱなしの梅津が現代男性の情けなさの象徴であるのは間違い無い。だがそれ以前に彼らの若さに対する羨望がこみ上げる。うーん、もうオレにはこんな時間は永遠にやってこないのね(涙)  1stラウンドは沢近vs妙姉の激突。もちろん至福の瞬間であったことは言うまでもないけれど、考えてみればさやさやが保険医という現代の大人の女性、即ちリアリティ溢れる存在と感じられるキャラを演じることは意外に少ないのかも、と思った次第です。その意味でも妙姉というキャラは貴重な存在ですね。  2ndラウンドは男子リレー。生まれて初めての神への祈りも通じず、ハリマ君のハゲ頭は公衆の面前に晒されてしまったものの、彼と沢近は良い雰囲気に包まれたのでした。このまま二人の関係をできるだけ引っ張って欲しいと原作読んだときに思ってましたけど、それが7巻であっさりと断ち切られたのはかなり残念だった。もうすぐ出る8巻の予告、「な、ナニよコレーっ」との沢近の嘆きが僕には虚しいよ...

第24話 焦燥 逡巡 彷徨 (2005/3/15) 脚本:高橋ナツコ  絵コンテ・演出:三沢伸  作画監督:野田康行  本日(3/15)は本当に久々の平日アニメ視聴。最近はすっかり「翌日帰宅」が恒例になってしまい、身体も精神もズタボロ状態なのですが、このアニメはそんなワタクシの心のオアシスになり得る作品なのである。  ということで今日は体育祭直後にやってきた「沢近祭り」。今日は、今日だけは沢近萌えでも良いよね!?(笑)。何と言うか、ほっちゃんキャラ故に沢近に対しては「安易にハマるものかっ」と無意識の反抗心みたいなものが自分の中に芽生えてたような気がします。だからこそミコチンとか八雲とかに目が行きがちだったんだけど、考えてみれば沢近もなかなかの好キャラ。誇り高い性格に程好く女子高生らしさが加わってキャラ的にイヤミっぽくないし、実はスクラン乙女の中で最も普通っぽさを持ったキャラクターだと思う。  そんな沢近と八雲の戦いはマンガ原作以上に見所十分でした。今更なんだけど、やっぱ声がつくと臨場感が一味も二味も違います。にしても、巫女姿の八雲は想像以上に似合っていたなぁ。思わずホレそうに(笑)。一方、天満の冷徹な銃撃で失恋大決定のハリマはマグロ漁船で長い船旅に。船長はいかにも北斗の拳に出てきそうなヤツだけどこのエピソード、正直言うと原作で最もついていけなかったところです(苦笑)

第25話 (ボ──! プワーン! ギュイーン) (2005/3/22) 脚本:吉田玲子  絵コンテ:高柳哲司  演出:西村大樹  作画監督:梶浦紳一郎  マグロ漁船と締め切り間際のマンガ制作に奮闘するのは原作7巻、天満と播磨が烏丸君のバースディプレゼントを買う切なさ炸裂エピソードと、バンドの話は8巻。それらを混在させた第1の目的は天満&烏丸と播磨&八雲のカップリングとそのコントラストを見せることだったと思われるが、オレの頭では時間軸が整理できず混乱するだけでした。ま、TV版のスタッフの方々も色々と考えているのは分かったんだけどね。  今週のOP「海の男はよ」は誰が歌ってたんでしょう。テロップに出なかったのでちょっと気になる。失恋再確認の播磨作詞作曲の歌は、あんまり上手くなかったな。今週のラストでプレゼントを渡そうと意を決した天満が烏丸君を呼び止めると、烏丸君は時間が無いとつぶやく。直後、彼を向かえたのは何とUFO。「この地球(ほし)の人間じゃないんだ」とは、どういうこっちゃ!?TV版の最終回はどんな結末を迎えるのか、楽しみです。

第26話(最終回) 突然の「さよなら」…迷い込んだラビリンス…あなたはだれ?…教えて。「すれちがい」「片想い」とどけ、ボクの気持ち。とどけ、ワタシの想い。たぶん一度しかない季節、青春の1ページ。これが最後のチャンス、確かめたい…キミの気持ち。伝わる言葉、伝わらない想い。あの日の告白、永遠の一日、だけど…いつまでも続いていく、わたしたちの「いま」。そして明日へ…「スクールランブルフォーエバー」 (2005/3/29) 脚本:ときたひろこ  絵コンテ・演出:高松信司  作画監督:原由美子  「播磨の漫画でした。バレバレだったけど(笑)」って、すっかりダマされたオレは大バカってことかよっ!?(号泣)。またしても己の人の良さ、読みの甘さを痛感させられました。がくっ...  ということで(?)、アニメ版もめでたく最終回。内容的にはアニメ版オリジナルの「結末」を提示してくれるものと期待したものの、上記のマンガオチ、夢オチ、そしてラストの天満ちゃん告白直前での大宇宙で、サラりとはぐらかされた印象は拭えません。がしかし、原作もまだまだ続いていることだし、心は早くもアニメ版の続編に移ってます。最終回には無いはずの次回予告(内容は原作8巻のサバイバルゲーム)を見ると、イヤでも期待せざるを得ませんね。つーことで、よろしくお願いします>TX&スタチャ。  それはそうとこの最終回、原動画に小林先生の名前が。どこを描いているのかちと分からなかった(ベンチに座ってた播磨かな?)が、なかなか珍しいケースかと。先生も結構このアニメ版を気に入っているんでしょうね。原作ファンの立場から言っても、(在り来たりだけど)やっぱり声が付いて動くという、マンガには無い魅力を味わえたのは良かった。話が戻ってしまうけど、半年間培ったノウハウを是非とも次回にも活かしてほしいと思ってます。
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