機動戦士ガンダムSEED DESTINY ~感想~

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<スタッフ>
原作:矢立肇、富野由悠季  監督:福田己津央  シリーズ構成:両澤千晶  キャラクターデザイン:平井久司  メカニックデザイン:大河原邦男、山根公利、藤岡建機  音楽:佐橋俊彦  アニメーション制作:サンライズ
<キャスト>
シン・アスカ:鈴村健一  アスラン・ザラ:石田彰  カガリ・ユラ・アスハ:進藤尚美  ギルバート・デュランダル:池田秀一  ルナ・マリア・ホーク:坂本真綾  レイ・ザ・バレル:関俊彦  ネオ・ロアノーク:子安武人  タリア・グラディス:小山茉美  メイリン・ホーク:折笠富美子  ステラ・ルーシェ:桑島法子  スティング・オークレー:諏訪部順一  アウル・ニーダ:森田成一





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PHASE-01 怒れる瞳 (2004/10/9) 脚本:両澤千晶  絵コンテ:福田己津央  演出:鳥羽聡  作画監督:平井久司(キャラクター)、椛島洋介(メカニック)  冒頭で主人公・シンの家族全員がミサイルの爆発に巻き込まれ死亡という衝撃で始まったこの作品ですが、同時にリアルワールドでは台風が猛威を振るってます。台風22号に関する情報で囲まれた画面を見ると、この作品でも再び嵐が巻き起こると思わずにいられません。  OP、何度も見返してみたものの混乱が生じるカットも多かった。本編も含めて一番辛かったのはカガリたんとステラの金髪美少女二人。どっちがどっちやら全く区別つかず大混乱でした(苦笑)。同じくシンとキラの区別もオレには辛いなぁ。だけどおそらく若いアニメファンの人たちは簡単に区別つけられるんでしょうね。やっぱり年とったんだなオレも(涙)  第1話の印象ですが、作品のイントロダクションとしてはこんなものかなと。しかしやはり最も目立ってたのはデュランダル閣下ですね。敢えて池田秀一を起用したのはSEEDスタッフのチャレンジだと思うけど、早くも圧倒的な存在感を見せつけてくれてます。スタッフの期待に十分答えているといえますね。あとはOPとEDを見る限り、今後はSEEDのキャラも数多く登場しそうだし、早めにDESTINYのキャラクターの顔と名前も覚えないといけないなと。この点で1つ心配なのがキャラ数多すぎてストーリーが発散しないかってことですが、とりあえず来週以降で少しずつ見極めってところですね。

PHASE-02 戦いを呼ぶもの (2004/10/16) 脚本:両澤千晶  絵コンテ:山口晋、福田己津央  演出:山口晋  作画監督:山口晋(キャラクター)、重田智(メカニック)  NewType11月号を読んでて初めて知ったんですが、ザフトのパイロット・レイの声優は重大な秘密があるとかで放送開始まで隠されていたとか。で、その答えが関俊彦となるとその意味はものすごく大きなものなんでしょうねやっぱり。一方、ステラたち地球軍特殊部隊の戦艦ガーティールーの仮面艦長・ネオ・ロアノークは子安さん。実はこのキャラの声優も非公開だったらしいのですが、戦闘中の軽い口調も死んだと思ってたアノキャラとかなり近いものだし、MS戦闘でレイはネオに只ならぬ気配を感じたことを見ると、どうなんでしょね。ちなみにガーティールーからMS発進の時、イザークって名前が聴こえたのは気のせいか?  シンたちの奮戦も空しく、地球軍に奪われたガンダム3機はアーモリーワンの外へ。当然シンも後を追うがパワー残量が残り少ない。グラディスはインパルスを救うべくミネルバを発進させる。そのミネルバには傷ついたカガリとアスランも乗っている。ネオはMAエグザスに乗り込み、インパルスをも奪うべくシンに襲い掛かる。ミネルバの旅は長いものになりそうだ。

PHASE-03 予兆の砲火 (2004/10/30) 脚本:両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:高田昌宏  レイアウト作画監督:大貫健一  作画監督:佐久間信一  台風に地震、この作品が日本に大いなる災いをもたらしたわけではないけれど、お祓いくらいはやっておいた方が良いと本気で思ったりもする。前作のSEEDも世界の情勢が急激にテロとの対決姿勢を強めていく中で放映されましたけど、とにかくこのアニメはタイミングが悪すぎるよ。しかも今回は「戦争はいけないというテーマの否定」がテーマとか言ってるし、放送が終わる頃にはどんなことになっているのか(SEEDの世界も現実の世界も)、冗談抜きでホントに心配。  ということで、放送開始から(内容以外の点で)いきなりつまづいてしまったこの作品を楽しむ気持ちには、自分としてはなれないというのが正直なところ。一方作品の内容面からすると、前作のキャラがいっぱい出てくる続編物は、自分としては基本的に好みなんだけど、始まったばかりのこの時期にキャラの顔立ちが似てたり登場キャラ多すぎて名前が覚えられなかったりと、前途多難な状況でこちらも辛い。何だかこのアニメ見てると気持ちが沈んでくるのよね...  そんなわけで来週以降は流し見レベルで見ることにします。これだけネガディブな要素が出てくるとなると切っちゃうことも考えたけど全く興味が無いわけでは無いし、ドラマもこれから盛り上がってくる(はず)でしょうから。今週のポイントは、レイの声に反応したアスラン、オーブからの移住者(いわば身内)であるシンから冷たい言葉を投げかけられ落ち込むカガリ、ゼータのフォウみたく強化人間なんだろうな@ステラたち、執拗にガーティールーを追うミネルバってところ。来週以降は省エネモードです(苦笑)

PHASE-04 星屑の戦場 (2004/11/6) 脚本:兵頭一歩、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:西山明樹彦  作画監督:森下博光(キャラクター)、吉田徹(メカニック)  ミネルバはネオのデコイ作戦に完全に引っかかってしまう。3機のガンダムが襲い掛かり、そしてガーティールーに後ろを取られたミネルバは正に最大の危機を迎えた。辛うじて小惑星にへばり付いてミサイルの直撃を回避するが、シンたちは3機のガンダムの迎撃で手一杯。ミネルバは確実に動けない状態に追い詰められていく。  だがこの危機を救ったのがアレックス、ではなくアスランだった。彼はミサイルを小惑星にぶつけ、船体を押し出すことを提案し、タリアも彼の提案を受け入れた。今正にミネルバを撃ち落そうとしていたガーティールーは、逆に危機を乗り越えたミネルバに反撃を受けてしまう。ネオとレイの戦いも含め、今回は両者痛み分けで終わった。  だがギルバートに正体を見抜かれたアスランの心には、かつての激しい戦いの記憶が蘇る。やはり彼の居場所は、戦場でしかないのか。そして安定軌道から外れつつあるユニウス・セブン。ガンダムで安定軌道から外れるコロニーの行き着く先といえば、やはり...

PHASE-05 癒えぬ傷痕 (2004/11/13) 脚本:野村祐一、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:鳥羽聡  作画監督:大貫健一(キャラクター)、有澤寛(メカニック)  ユニウス・セブンの向かう先はもちろん地球、衝突すれば地球は壊滅必死だ。そしてもう1つ重要なのは、これが人為的に引き起こされたということ。ユニウスセブンに集い、軌道を変えたのはザフトのMSジンだった...プラントの人間が地球滅亡の危機を他人事のように思っている事実にカガリは怒り悲しむが、オーブ、いや父・ウズミに対するシンの辛らつな言葉を再び浴び、カガリは涙を流した。  ロード・ジブリール、アズラエル亡き後のブルーコスモスの新たな盟主。ネオ率いるファントムペインは彼の息がかかっていたようだ。ジブリールはユニウスセブン落下をプラントとの戦争のキッカケにすることを企む。そのユニウスセブンを砕くべく、アスランもザクに乗り込んだ。だが先にユニウスセブンに到着していたイザークとディアッカが、ユニウスセブンに潜んでいたザフトのMSに襲われていた。そしてガーティールーもユニウスセブンに近づいている。事態は複雑になってきた。

PHASE-06 世界の終わる時 (2004/11/20)
PHASE-07 混迷の大地 (2004/11/27) PHASE-06 脚本:野村祐一、両澤千晶  絵コンテ:下田正美  演出:吉村章  作画監督:佐久間信一(キャラクター、メカニック)
PHASE-07 脚本:大野木寛、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:谷田部勝義  作画監督:山口晋(キャラクター)、重田智(メカニック)  先週は番組の存在を忘れてました(笑)。つーことで2週分まとめて視聴となりましたので、超サボリモードですゴメンナサイ。  ミネルバの奮戦により、ユニウスセブンの分断に成功。だが破片の落下を防ぐことまでは、さすがのミネルバにも不可能だった。今回の事件を引き起こしたのは、ユニウスセブンの悪夢にうなされつづけているザフトの軍人たちだった。彼らはパトリック・ザラの取った道こそが、ザフト唯一の道だと信じて疑わない。父との間に起こった出来事を思い出したアスランの背中は、悲壮感を増すばかりだった。  地球圏に降り立ったミネルバはオーブに向かう。そのオーブではラクス、そしてキラが孤児院で静かに暮らしていたが、隕石の被害を受け孤児院は崩壊してしまった。嵐が来る、二人はそう強く感じていたが、案外この二人の登場(とセリフ)機会は早い段階でやってきたなと思ったり。  一方、ジブリールはユニウスセブンにザフトがフレアモーターを仕掛ける画像を入手、ミネルバから早々に脱出したデュランダル閣下は表面上は地球の支援を約束するも、その傍らにはなにやら見覚えのある少女のシルエットが。やはりEDの映像の通り、我らが歌姫は二人いる?

PHASE-08 ジャンクション (2004/12/4) 脚本:兵頭一歩、両澤千晶  絵コンテ:下田正美  演出:高田昌宏  作画監督:鎌田祐輔(キャラクター、メカニック)  「junction:ラテン語「接合する」の意から(1)接合, 連接, 連絡。(2)接合点; 交差点; (川の)合流点」。歌姫が二人いることを前提にすると、OPは今後のドロドロな展開を想像させるものになっているんだね。ようやくデス種に対する興味が湧いてきたような気がする。それはもちろんラクスだけではなく、シンとキラの出会いがあったことも大きい。ジャンクションというサブタイトルは、まずこの二人の交差点(と別れ)を意味するものであったことは間違い無い。  一方、2年という時間はオーブという中立国をも大きく変えてしまったようだ。太平洋連合との同盟締結は、もはや避けようのないものとなっていた。が、ウズミの理念を真に貫こうとするものは、それこそ娘のカガリしかいなくなってしまったのかもしれない。それを知ってか知らずか、アスランはプラントに向かうことを決意する。別れ際、カガリに指輪を手渡し男を見せたが、彼には未だに戦うことに対する迷いがあることが、キラとの会話で明らかになった。  さて、個人的にはラクスたんが2人いるというのは既成事実と化しています。もちろん見分けかたは巨乳(偽)と貧乳(本物)で決定(笑)。そんな自分の希望としては、偽ラクスの声はリエリエ2役ではなく是非とも南里侑香に演じて欲しい。彼女、歌は上手いしビクターだし子ども声だし、問題はほとんど無いでしょう。そして何つってもユニット名が「Fiction Junction」ですからねー。とても偶然とは思えんが(笑)

PHASE-09 驕れる牙 (2004/12/11)
PHASE-10 父の呪縛 (2004/12/18) PHASE-09 脚本:森田繁、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:西山明樹彦  作画監督:しんぼたくろう(キャラクター)、高瀬健一(メカニック)
PHASE-10 脚本:野村祐一、両澤千晶  絵コンテ・演出:鳥羽聡  作画監督:森下博光(キャラクター)  PHASE-09:地球とプラント間の緊張は高まるばかり。そして対話による解決を最後まで諦めないデュランダル閣下の想いも虚しく、ついに戦端は開かれてしまった。それにしてもジブリールの理念の薄さにはほとほと呆れるけど、コイツとそれ程レベルが変わらないような気がするどこぞの大統領が再選されてる現実の世界は大丈夫かねホントに。  偽ラクスの名前はミーア・キャンベルと判明。リエリエ2役で残念無念だけど、声も違っちゃホントにニセモノになっちゃうからしょうがないわな(苦笑)。しかし彼女がアスランのことを知っていたのは単に事前学習の賜物でしょうか。緒戦はプラントの秘密兵器・スタンピーダーが地球軍の核攻撃部隊を完全殲滅、敗戦に激怒したジブリールが猛反撃を命じることは想像に難くない。そしてアスランとデュランダルの会談は、この戦争に何をもたらすのだろうか。  PHASE-10:地球軍が核攻撃を仕掛けた事実はプラントにとっても大きな衝撃だった。高まるプラント国民たちの反地球軍感情。そんな事態の中で行われたアスランとデュランダルの会談で、アスランは自らのあのパトリックの息子だとはっきりと言い、そして父が引き起こした憎しみだけの戦争は繰り返してはいけないと力を込める。だがデュランダルは一人で背負い込むのは止めなさいと、まるでアスランの実の父のように、優しくアスランを諭すのだった。だがこの議長の言うことを、まだ100%信じることはできないね。  その二人を含めたプラント国民の前に、あの歌姫が姿を表した。彼女の歌声は高ぶった国民の感情をゆっくりと鎮めて行く。彼女、ミーアはデュランダルの打った策の1つ、だがもちろんアスランには偽者だと分かっていた。その直後、デュランダルはアスランにセイバーガンダムを託す。様々なことを経験したことで、アスランが道を誤ることは無いとの確信を持ったデュランダルが、アスランに力を持つ存在でいて欲しいと思った故の行動だった。アスランにこの機体を受け取らないという選択は、まず有り得ないこともまた、デュランダルは分かっていた。  ホテルに戻ったアスランの前にミーアが現れた。夕食を共にした二人、ミーアにとってラクスは憧れの存在だった。そしてラクスの声や顔に似ている彼女にデュランダルがプラントの力になって欲しいと声を掛けたのだ。悟りを開いたかのように落ち着いた性格のラクスと異なり、無邪気で表情豊かなミーアの性格は、アスランの瞳にどう映ったのだろうか。だがそれがどうであろうとも、この物語に大きな爆弾が1つ増えたことだけは間違い無い。

PHASE-11 選びし道
PHASE-12 血に染まる海 (2004/12/25) PHASE-11 脚本:野村祐一、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:吉村章  作画監督:大貫健一(キャラクター)、西井正典(メカニック)
PHASE-12 脚本:大野木寛、両澤千晶  絵コンテ西澤晋  演出:高田昌宏  作画監督:山口晋(キャラクター)、西井正典、有澤寛(メカニック)  このクソ忙しい時に1時間スペシャルはキツ過ぎる。その上にカガリたんに纏わりつくナンパ野郎・ユウナが出しゃばるとなると、ハッキリ言って気分は最悪です(苦笑)。ホントコイツだけはどうにかして欲しいと思った今週でした。って簡単に終わらせちゃって良いほど見所が無かったわけではもちろん無いのですが、疲労大なので今回は超短縮モードで。  ついにシンのSEEDの力が覚醒し地球軍のMAを撃破する。一方ザフトの軍服を身にまとったアスランはセイバーに乗りミネルバに向かう。そして次回はこの二人に引き寄せられるように、フリーダムが空を駆ける。ようやくシンが主役らしい働きをしたと思ったところでキラが出撃となれば、再びシンが前作のキャラに食われることを危惧してしまいます。が、自分としてはこういった多数のキャラが活躍するのは嫌いではないですね。

PHASE-13 よみがえる翼 (2005/1/8) 脚本:兵頭一歩、両澤千晶  絵コンテ:米たにヨシトモ  演出:谷田部勝義  作画監督:しんぼたくろう(キャラクター)、高瀬健一(メカニック)  先の戦争終結の功労者であるキラ、ラクス、アンディー、そしてラミアスは戦争終結後、オーブでゆったりとした生活を送っていた。戦争で負ってしまった心の傷を、平和という時の流れによって癒すかのように。だが彼らの想いを無視するかのように、またしても激突してしまったナチュラルとコーディネーター。そしてその矛先はラクスの暗殺という陰湿極まりない事態にまで発展する。暗殺部隊の攻撃を防ぐべく、キラはついに格納庫の扉を開く...  ということで、ついにフリーダム再出撃となりました。今後はOPの1シーンのように、シンとの激突があるんでしょうか。そして次回はアークエンジェルもフリーダムに引き続き再出撃となるようで、シンたちデス種キャラの出番はますます減っていくこと間違い無し(笑)。  それからカガリはイヤミ男ユウナのしつこさに負けたのか、次回盛大な結婚式が行われる模様。政治の手腕(というか口先)ではさすがに未熟さを隠し切れないカガリですが、ここらでガツンとこのナンパ男に一杯食わせて欲しいところです。

PHASE-14 明日への出航(たびだち) (2005/1/15) 脚本:森田繁、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:鳥羽聡  作画監督:鎌田祐輔(キャラクター)、椛島洋介(メカニック)  ラクスを襲ったのはザフト正規軍の模様。そして自分は最近NT2月号にようやく目を通したのですが、もうデュランダル閣下は悪者決定ってことで良いですか?(笑)。  今週変わったOPですが、いつもの通りリニューアルとはとても言い難い使い回しっぷりでした。ま、だからこそ新作カットには重要な要素が含まれていると言えるわけですが、特に印象に残ったのがラミアスと仮面を取ったネオが銃を向け合うカットでしょうかね。こっちも皆さんの予想通りってことで僕もFAと行きたいところだけど、とりあえずはまだ止めておこうかな。それとED曲は有坂美香+梶浦由記ということである程度予想はしてたけど、やっぱりヤバイほど良い曲でした。早くも購入は決定です。  今週はカガリの結婚式とアークエンジェル再び発進の2本柱が最後の最後で1本に合流。サブタイトルの通り、新たな旅路に発ったアークエンジェルにカガリも合流できたことは喜ばしい限り。あのままユウナと結婚となれば、カガリはもう元に戻れない泥沼にハマることを意味したと思うので。それとキラは何時の間にか母親カリダと一緒に住んでたのね。最初はこのオバチャン誰かと思ってしまったよ(笑)。

PHASE-15 戦場への帰還 (2005/1/22) 脚本:大野木寛、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:鳥羽聡  作画監督:森下博光(キャラクター)、吉田徹(メカニック)  ミネルバを追ってオーブへやってきたアスランだが既にミネルバはオーブを発った後。彼は太平洋連合の一員(=プラントの敵)と化したオーブ軍の抵抗にあってしまう。もうちょっとニュースくらい見ておけよと思ったのは私だけでしょうか(苦笑)。一方、アークエンジェルではカガリがキラ相手に怒りをぶちまけていた。国家の代表を誘拐するなど、何を考えているのかと。だがキラは代表としてのプレッシャーにつぶされそうになっていたカガリを優しく迎え、そしてアスランの指輪をカガリに返すのだった。  ようやくミネルバに辿り着いたアスラン。彼の胸にはフェイスの称号である徴章が付けられている。そしてそれは、ミネルバ艦長のタリアにも与えられたのだ。フェイスはザフト軍の中でも特別な権限を与えられた、いわばザフトのトップエリートだとか。そのミネルバの次なる目的地はジブラルタル海峡。  そのミネルバ内、相変わらず無表情のシンのことはほっておいて、アスランにも自然と接することができるルナマリアはホント久々の出番と言った感じ。最近はすっかり無印キャラに押されっぱなしのデス種キャラたちだったけれど、今後もこの調子でお願いしたいもの。所変わって地球軍旗艦・J.P.ジョーンズの甲板で海を見つめるステラ。ネオとミネルバの再会は近い。

EDITED (2005/1/29)  2クール目に突入したと思ったら早くもこれまでのおさらい。最近は作画のクオリティも下がり気味だったし、ちょっと制作状況が辛くなっているんじゃないかなと邪推してしまいます。が、前の時よりもナレーションがマシだったのでとりあえずは良しとしましょう。

PHASE-16 インド洋の死闘 (2005/2/5) 脚本:野村祐一、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:高田昌宏  作画監督:大貫健一(キャラクター)、西井正典、有澤寛(メカニック)  ネオ率いるファントムペイントとミネルバが再び大激突。今回ザフト軍MS隊の指揮はアスランが取ることになり、シンも渋々了承するが全くもって納得言ってない様子。そのシンは血気に任せ単独で突撃するが、ネオのウィンダム隊の連携によって追い込まれる。そんなシンの怒りに任せた攻撃を若いと言うネオは、何となくファーストのランバ・ラルに見える。  一方、水中からアビスが強烈な攻撃を加える。その防御にレイとルナマリアが駆り出されるが、やはり水中での不利は否めない。以前よりも腕を上げていたシンは包囲するウィンダムを撃ち落し、劣勢を跳ね返す。とその時インパルスにガイアが襲い掛かる。ネオの敵は自分の敵、ステラの精神はそのことが刷り込まれているようだ。  シンは戦いの最中、地上に地球軍が建設途中の基地を発見する。しかもそこでは、現地の住民が無理矢理労働に従事させられていた。ネオたちが撤退した後、住民を囲い込む鉄の網を抜き取るシン。だがシンの取った一連の勝手な行動はアスランを怒らせるには十分だった。「戦争はヒーローごっこではない」、アスランの言葉が本当の意味でシンに届く日は来るのだろうか。

PHASE-17 戦士の条件 (2005/2/12) 脚本:野村祐一、両澤千晶  絵コンテ:米たにヨシトモ  演出:吉村章  作画監督:山口晋(キャラクター)、西井正典、重田智(メカニック)  軍が主催するコンサートで偽ラクスが熱唱。彼女が歌いながら平和を叫ぶ姿を映し出す電波を、アークエンジェルも受信していた。今の彼らは潜伏中の身であり下手な行動はできないが、信じ難いこの光景にキラたちの表情も硬くなる。そしてデュランダルのことを信じることはできないとキラは言う。彼は今のザフトに協力することに反対していた。  ミネルバ艦内、相変わらずアスランとシンの間は微妙な空気が支配している。ルナマリアは2度も殴られふてくされたシンを励ますが、その言葉は不器用そのものだ。マハムール基地に入港したミネルバはすぐさま次なる作戦に入ることを告げられる。しかもそれは、ジブラルタル基地への道作りという困難なミッションであった。  ルナマリアとメイリンは一緒にシャワーを浴びる仲の良い姉妹。ルナマリアのプロポーションの良さにメイリンはちょっぴり嫉妬する。一方、アスランはシンとゆっくり話す機会を得る。アスランのやっていることはメチャクチャだとシンは言う。そのメチャクチャさを認めた上で、アスランは戦う意思さえ持てば戦士の条件を満たすわけではないと、シンを諭すのだった。シンがその言葉を理解できたのか、それは次の戦闘で明らかになるだろう。

PHASE-18 ローエングリンを討て! (2005/2/19) 脚本:森田繁、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:西村大樹  作画監督:米山浩平(キャラクター)、池田有(メカニック)  オレならローエングリンゲートを突破できると大言壮語を吐きながら、アスランのツッコミに尻込みしたシン。擦り切れた性格なのはともかくこんな強気な面があろうとは、何だか先週までとキャラが違うように思えるのは気のせいか。扱いにくい性格に設定「してしまった」シンの描写については、未だデス種スタッフも完全に掴み切れていない印象が僕にはある。更に言えば、アスランやキラといった既に手の内に入れているキャラクタたちのセリフを多くすることで、何とか話の流れを作っているようにもね。  そんなシンのミッションは、狭く暗い坑道をコア・スプレッダーでくぐりぬけ、ローエングリンを直に叩くこと。それを見事に成し遂げた彼は地元住民から英雄として歓迎されるが、その一方で地元住民の一斉蜂起により連合軍人は次々と殺されて行く。「平和な世界で一人の人間を殺せば殺人犯。戦争で百人の人間を殺せば英雄」。そんなチャップリンの言葉が自然と頭に浮かんでくる。  今週登場した少女・コニールのような(おそらく)1エピソードのみに登場するサブキャラクターってのは、SEEDにはほとんど見られなかったかもしれません。ファーストなんかは、マチルダやアレックスなど多くの短命キャラとの出会いを経て、アムロが成長していったものだけどね...

PHASE-19 見えない真実 (2005/2/26) 脚本:吉野弘幸、両澤千晶  絵コンテ・演出:鳥羽聡  作画監督:椛島洋介、鎌田祐輔  何だか今週はキャラクターたちの絵柄(雰囲気)が普段と違ってたなぁ。妙に気合の入った輪郭をしてたというか。ま、最近は落ち気味だった作画の質がようやく持ち直しの兆しありってことでとりあえずは好意的に受け取りましょう。  アスランに熱烈アタックを敢行するルナマリア&メイリンの美女姉妹、このシチュエーションはいろいろな意味でたまらんぞ(笑)。そういえば彼女たちはアスランとカガリの関係を知っているのかねぇ。二人がミネルバに乗艦してたとき、何となく感じ取っているくらいのレベルかな。ミーアという更なる邪魔モノ?も再登場し、ホーク姉妹の今後には注目である。  一方、シンたちが解放した沿岸都市・ディオキアにやってきたミーアと議長。ミーアは相変わらずアイドルぶりで、それは正に戦争の現実を忘れさせる女神というべきか(すごく怖いことだとも思うが)。議長は議長でセリフに「だが」を多用するのはこちらも変わらず。議長に会えたことでレイは今までに見せたことの無いような笑顔を振り撒いた。これには彼らの間に強い絆があることを感じずにはいられない。  そして今週は議長の口から真の敵・ロゴスの姿がシンたちに明らかにされた。彼はやはりこの戦争の裏事情を(最初から)かなり掴んでいたということだが、同時にロゴスの打倒が難しいこともまた痛感している様子。まだまだ戦いは終わりそうに無い。来週は次回予告を見る限り、シンの内面にある精神世界の話となりそうで不安大(苦笑)。

PHASE-20 PAST (2005/3/5) 脚本:両澤千晶  絵コンテ・演出:高田昌宏  作画監督:山口晋  PAST:過去。今週は既に過去となったSEEDでの激戦と、オーブで静かに暮らしていたシンが肉親の死からザフトに入隊するまでを同時並行で綴った半・総集編。また振り返りかよという突っ込みはともかくとして、改めて見ると先進国でありながら非戦を貫いたオーブという国家には、現在の日本が重なって見える。そしてデス種においてオーブの進む道が、(国際貢献と声高に叫ぶ)今の日本が持つ可能性の一つであることを、今の自分はキッパリと否定することができない。  突然目の前で肉親の命を奪われたシンが抱くやり場の無い怒り、それを責められるものなど誰もいない。そして戦場という現実は、その怒りを向ける矛先としては最適な場所だったのかもしれない。しかし彼には人々を守るという使命感が徐々にだがはっきりと芽生えつつある。だがそれは、やはり殺し合いによって果たされているのが現実だ。来週訪れるステラとの再会は、その悲しさをシンに思い知らす結果を導くような気がしてならない。かつてカンダムの主人公たちが味わったのと同じように。

PHASE-21 さまよう眸(ひとみ) (2005/3/12) 脚本:両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:西山明樹彦  作画監督:しんぼたくろう(キャラクター)、高瀬健一(メカニック)  TMさんはとりあえずアウトオブ眼中でヨロ(笑)。ミーア、ルナマリア、今週は出てこなかったがメイリン。純情可憐な乙女たちが繰り広げるアスラン争奪戦は今週も過熱気味。今回は何時の間にかアスランのベッドに侵入成功したミーアの一本勝ち。だが嫉妬に燃えるルナマリアもこれはこれで見所十分である。この戦い、男キャラがアレなデス種において、唯一の楽しみとなってます(苦笑)  シンとステラの出会い。洞窟の中で二人きりというシチュが好きだなこの脚本家は(苦笑)。死という言葉に対し過剰に恐怖するステラがその恐怖から逃れる術は、ネオに甘えること、そして戦場で銃を放つことだけだった。だが彼女はシンと出会ったことで初めて、「守られる自分」という可能性に気づいたのかもしれない。しかしその可能性を切り開いてくれたシンは、彼女が討つべき敵。次に二人が対面するのは、やはり戦場でしかないのか。

PHASE-22 蒼天の剣 (2005/3/19) 脚本:大野木寛、両澤千晶  絵コンテ・演出:谷田部勝義  作画監督:森下博光(キャラクター)、吉田徹(メカニック)  手詰まりとなったジブリールはオーブの戦力に目を向け、その目論見通りにオーブ、というよりも代表代理のユウナを動かすことに成功する。オーブ軍は黒海沿岸地域で苦戦する地球軍の援軍としてファントムペインと合流。だがバカキャラがすっかり定着したユウナの指揮では、果たしてミネルバは落とせるのか。とにかくトダカ一佐が可愛そうで仕方が無い(苦笑)  「ええ、まぁ...」ってセリフが今まで何度あったことか。現状に対する煮え切らなさという意味では、怒りを真っ直ぐにぶつけるシンよりもアスランの方が上を行っているのかもしれない。だがハイネはオーブに対するアスランの思いを知りながらも、そんな生ぬるい覚悟では死ぬぞと警告する。ってハイネさん、アンタ今週目立ちすぎ(苦笑)  記憶を操作されているファントムペインの子供3人。ミリアリアのデス種・初セリフと見所は多かったが、ラストのフリーダム出現には驚いた。アスランと違い、シンの瞳は真っ直ぐ前を見つめている。迷い無き彼はこの戦場で何を為そうとしているのか。

PHASE-23 戦火の蔭 (2005/3/26) 脚本:大野木寛、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋、福田己津央  演出:高田昌宏  作画監督:大貫健一(キャラクター)、西井正典(メカニック)  アークエンジェルから出てきたのはストライク・ルージュ、もちろん乗るのはカガリその人だ。だが彼女がオーブ軍に停戦を呼びかけたところで、愚鈍なユウナに届くはずもない。戦火はますます混乱を極めるが、覚醒したキラは地球軍、オーブ軍双方の戦力を殺すことなく削いでゆく。ここまで来ると、もう何でもアリって感じですなホント(苦笑)  自らの曲のタイトルを神聖なるグフに乗せるだけでは飽き足らず、今週はランバ・ラルの名セリフを口にしたハイネ。しかし繰り返されるファーストファンへの挑発の罪は、やはり死を以ってしか償えないものだったということか。フリーダムに傷つけられ逆上したステラ・ガイアによって、ハイネの機体は見事に真っ二つにされてしまった。合掌...  ハイネの死に口唇をふるわせるアスラン。この死の一因がキラにあるのは明らかなだけに、彼はキラにどんな言葉を向けるのだろう。またしてもシンが置いてけぼりな展開になる予感大。

PHASE-24 すれ違う視線 (2005/4/2) 脚本:吉野弘幸、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:吉村章  作画監督:山口晋(キャラクター)、有澤寛(メカニック)  放送時間変更のあおりを食らい、最初の3分を見事に見逃しました。ま、先週の振り返りがメインだっただろうから別段気にすることはなさそうだけど、夕方の放送にも関わらず放送時間が頻繁に移動するので正直辛い。深夜じゃ無いからマークも自然と甘くなるのよね。  アスランがザフトに戻ったことと、ラクスがザフトの特殊部隊に襲われたこと。キラとアスラン、お互い初めて知った事実に流れる沈黙は重い。そんな彼らの会話を盗聴していたのがルナマリア。彼女の行動が個人的な動機から起こったものであるとは、すんなりとヘリの調達ができたことなどからすると余り考えにくい。それよりはむしろ、これまでのアスランへアタックはポーズであり、実は以前からアスランの監視を密かに命じられていたと考えられないだろうか。  命を受けたレイとシンが潜入した研究施設は、かつて人体実験が行われていたと思われる廃墟。ラウの悲劇を思い起こさずにはいられないが、実験装置を見たことにより激しい苦悶に襲われたレイも、それは同じことなのかもしれない。

PHASE-25 罪の在処 (2005/4/9) 脚本:吉野弘幸、両澤千晶  絵コンテ・演出:鳥羽聡  作画監督:米山浩平(キャラクター)、池田有(メカニック)  新OPですけど、もう新作カットが少ない云々は止めましょう。それよりも歌い手、オレにはどう考えても「玉置成実2」にしか思えませんでした(笑)。  さて、キラ、アスラン、カガリ、3人の会話は先週のサブタイトル通り、彼らの視線が僅かながら違う方向を見つめていることを浮き彫りにした。今となっては、彼らが再び同じ道を歩まんとすることを切に願うばかり。それと今週は研究所内で激しい苦悶に襲われたレイの記憶が最大のポイントか。この施設に連れられた子供のレイの頭上で話し込む二人の大人。一人は若き日のデュランダル、そしてもう一人が金髪のザフト軍人。レイ演じるのが関俊彦であることから考えても、コイツがアノ人であると推理する以外の選択肢がオレには浮かびません。  ここロドニアの研究所は、ブルーコスモスが作った強化人間の製造施設であり、言うなればステラたちの「故郷」。だが連合はこの施設で起こった内乱?のおかげで消滅に失敗し、ミネルバの侵入を許した。その報を聞いたアウルは激しく取り乱し、そしてステラはガイアに乗り込み施設を急襲。その戦いで、シンはついにガイアのパイロットがステラであることを知ってしまった。悲劇はまだまだ終わりそうに無い。

PHASE-26 約束 (2005/4/16) 脚本:野村祐一  絵コンテ:西澤晋  演出:西村大樹  作画監督:しんぼたくろう(キャラクター)、高瀬健一(メカニック)  エクステンデッド、連合の強化人間を指すザフトの言葉だ。その一人であるステラがミネルバにて捕らわれの身となったわけだが、彼女のヒステリーな叫びを聞くと正直耳が痛い。桑島さんの演技云々ではなくて、ステラがヒステリーを起こす場面がとにかく多すぎる。それだけブルーコスモスの罪の重さを感じてほしいという意図なのかもしれないが、ここまで多いと30分の流れをぶち壊しているだけだと思う。そしてこの「流れの悪さ」、デス種でオレが一番感じている部分でもあります。  一方アークエンジェルでは、ついに本物の歌姫・ラクスが動く。偽姫・ミーアを出し抜き、バルトフェルトと共にプラントに乗り込んだのだ。同行すると言うキラの申し出をきっぱりと断った彼女の決意は固そう。ラクスの、やるといったらやりぬく意志の強さは前作でも証明済みであり、見逃せないポイントとなりそうです。

PHASE-27 届かぬ想い (2005/4/23)
PHASE-28 残る命散る命 (2005/4/30) 27話 脚本:森田繁、両澤千晶  絵コンテ:米たにヨシトモ、鳥羽聡  演出:西山明樹彦  作画監督:鎌田祐輔(キャラクター)、松田寛(メカニック)
28話 脚本:野村祐一、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:谷田部勝義  作画監督:森下博光、吉田徹(キャラクター)、椛島洋介、伊藤浩二(メカニック)  ルナマリアのスパイ行動はタリア艦長の命を受けてのものだったようで。ただその命令の背後にデュランダル議長の影を感じずにはいられない。ミリアリア、アークエンジェルへの復帰の喜びもつかの間、連合&オーブ軍とミネルバの激突再び。オーブに去れとのアスランの言葉に反し、やはりアークエンジェルも参戦。結果として、デス種開始以来最大の激戦が繰り広げられた。  28話のサブタイトル通り、この戦闘で傷ついた人間、散った命は幾ばかりか。メインキャラに絞ってみても、アビス撃墜&アウル死亡、ルナマリア機大破、カオス大破、馬場一尉のムラサメ隊・ミネルバに突撃し爆散、キラとアスランがついに再び刃を交わし、セイバー大破、ウズミと同じくオーブの理念を守るため炎に包まれたタケミカヅチに単身残ったトダカ一佐は、SEEDの怒りに任せたシン・インパルスの刃を潔く受け艦と共に爆死。もちろんミネルバ自身も、大きなダメージを受けた。言語に絶する惨状、そうとしか言いようの無い光景だった。  ということで、28話がデス種の大きなターニングポイントとなるエピソードであることは間違いの無いところでしょう。作画・演出スタッフの顔ぶれもそのことを裏付けていました。この戦いで生まれた黒煙の先には、どんな展開が待っているのだろうか。

PHASE-29 FATES (2005/5/7) 脚本:両澤千晶  絵コンテ:米たにヨシトモ、高田昌宏  演出:高田昌宏  作画監督:大貫健一  「fate : 運命, 宿命(fate は人間の力でいかんともしがたい不可避な運命で, 通例不運な宿命; destiny は定められた避けられない運命で, 偉大な結末を暗示する; doom は不幸なまたは悲惨な運命)」。destinyとの意味の違いを、今回の内容を踏まえて考えてみるのも面白いかも。  今週はデス種ではお馴染み(?)となった「総集編っぽい」前作の振り返り兼、一部の謎公開ってところ。もぅ使い回し云々言うのは止めときましょう(自戒を込めて)。公開されたネタとしては、レイはクルーゼ隊長の連れ子(という表現が適切か分からんが)ってのは間違いなさそう。それから議長とタリアは昔付き合っていたが、子供が欲しい願望をかなえるためタリアは別の男性に走ったこと。元々繁殖能力が低いという設定のコーディネーターですが、もしかしたら議長はいわゆる「不能」だったのではないでしょうか。  それと今週は(本編ではないけれど)劇場版Z(ゼータ)のTVCFが流れてましたね。正直、デス種よりもゼータの方が10倍楽しみなんですけどね(苦笑)

PHASE-30 刹那の夢 (2005/5/14)
PHASE-31 明けない夜 (2005/5/21) PHASE-30 脚本:高橋ナツコ、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:鳥羽聡  作画監督:山口晋(キャラクター)、有澤寛(メカニック)
PHASE-31 脚本:大野木寛、両澤千晶  絵コンテ:鳥羽聡、米たにヨシトモ  演出:西村大樹  作画監督:米山浩平(キャラクター)、池田有(メカニック)  負傷したにも関わらず見舞いに来なかった妹・メイリンを詰る姉・ルナマリア。折ちゃんの「お姉ちゃん!?」ってセリフが荒み切ったオレの心に染みるようで...私にとってこの姉妹の存在だけが、デス種のオアシスですハイ(笑)  #30ではシンがステラを解放。軍人にも関わらず、相変わらず軍の規律というものとは無縁の生活をしてらっしゃるようで(苦笑)。何かをやり抜くために必要なのは信念だが、この人のやっていることは自分が思うがままに身を任せる、文字通り単なる身勝手でしかない。そしてそういうキャラクターを主人公に据えた時点で、デス種の迷走は避けられない運命だったのだと、今は思う。  だがステラを戦場に出さないというシンとの約束を、#31でネオはあっさりと破って見せた。新型MSデストロイ、その名の通りただ「破壊」のために生み出されたその機体に乗り、ステラは再び戦場へ舞い戻った。議長の特別な配慮?によって軍務違反が不問となったシンだが、またしても哀しい現実と相まみえることになるのだろう。で、ここのスタッフはステラの死によってシンにまつわる負の部分をオールクリア、リセットさせようとしている気がするな。たぶんシンはキラ化というよりはむしろアスラン化になると思うけど。

PHASE-32 ステラ (2005/5/28)
PHASE-33 示される世界 (2005/6/4)
PHASE-34 悪夢 (2005/6/11) PHASE-32 脚本:吉野弘幸、両澤千晶  絵コンテ:高田昌宏、西澤晋  演出:高田昌宏  作画監督:しんぼたくろう(キャラクター)、高瀬健一(メカニック)
PHASE-33 脚本:森田繁、両澤千晶  絵コンテ:米たにヨシトモ、須永司  演出:西山明樹彦  作画監督:鎌田祐輔(キャラクター)、松田寛(メカニック)
PHASE-34 脚本:野村祐一、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:吉村章  作画監督:森下博光(キャラクター)、吉田徹、椛島洋介(メカニック)  3話連続で見たんですけど、とにかく疲れた(苦笑)。デストロイによる破壊の嵐から始まり、フリーダムによってデストロイが倒れステラが死に、議長が全世界に向けた演説で対ロゴスの姿勢を明確にした一方で、ミネルバにはアークエンジェルを撃てとの命令が。そしてシンは熟慮を重ねた末に編み出した戦法で、ステラを殺した憎きフリーダム撃墜に成功。戦いをミネルバから見守っていたアスランの絶叫がこだまする...簡単に流れを追うとこんなところでしょうか。  3勢力入り乱れての大混戦は続いているわけですが、特に目が離せないのがこの終盤に来てお得意の?演説をかましてくれたデュランダル議長ですね。あの演説もラクス、ではなくて偽ラクス・ミーアの迫真の演技付きでいかがわしさ10倍だったし(苦笑)、それからエンジェルダウン作戦も彼の意志が色濃く反映されているのは間違い無く、それにより戦局が大きく変わるわけですから。あとは宇宙に身を隠している本物のラクスの今後の動きと、新型MS(デスティニー、ストライクフリーダム、インフィニットジャスティス)に注目ですかね。ストライクフリーダムの存在によって、シンに撃墜されたキラが多分死んでないと予想できることは、早めの新機体公開のデメリットだと思う。

PHASE-35 混沌の先に (2005/6/18) 脚本:高橋ナツコ、両澤千晶  絵コンテ:鳥羽聡、米たにヨシトモ  演出:鳥羽聡  作画監督:大貫健一(キャラクター)、西井正典(メカニック)  フリーダムを倒したシンはミネルバのクルーに英雄扱いを受ける。その勢いを買って、シンはアスランにいつものようにイヤミ連発。怒ったアスランは思わずシンを殴ってしまうが現在の形勢はアスランに不利といわざるを得ない。一方辛うじて死地を逃れたアークエンジェル、キラも軽傷で済んだが彼に今乗るべき機体は無い。そして捕らわれの身となっているネオは、相変わらずラミューの姿を目前にしても何の反応も示さない。やはりムウの記憶が戻るときは無いのだろうか。  打倒ロゴスの活動が活発化する地球にデュランダル自らが降り立った。彼はシンとアスランを呼び出し、新型MS・デスティニーとレジェンドを披露した。もちろん彼らのために用意されたものだとデュランダルは力説するが、ダウンエンジェル作戦を目の当たりにしたアスランは、過去と同じように議長を見ることはもうできないようだ。そしてそれは同時に、セイバーを受け取った時のアスランと今の彼は違うことを意味する。そのことが、来週のサブタイトル「アスラン脱走」に繋がっていくのだろう。

PHASE-36 アスラン脱走 (2005/6/25) 脚本:大野木寛、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:西村大樹  作画監督:山口晋(キャラクター)、有澤寛(メカニック)  「彼らは行く先を見失ったのだ。そしてあのような強大な力を持つものを野放しには出来ない」。デュランダルはそう言ってアークエンジェル打倒を命じた自分を正当化したのだ。その言葉に歯噛みするアスランはミーアから自分が見切りをつけられたと聞き、自らの居場所・アークエンジェルへの帰還を決意したのだ。  あとはいかにして行方不明のアークエンジェルにたどり着くか。脱走したアスランは外に出るべく、何とメイリンの部屋に乱入。そのことは彼に大きな幸運を呼んだ。1)追いかけてきた兵士に対し、メイリンはとっさにバスローブ姿に変装し、アスランはその場を逃れることができた。2)オペレータであるメイリンは、ジブラルタル基地のホストに侵入し警報装置を鳴らすことで現場を混乱させたこと。3)メイリン自身がアスランに好意を寄せていたこと。4)何よりもメイリン自身が度胸の据わった性格だったこと。  アスランはザクを駆り、メイリンと共に基地を発った。すぐさまシンとレイがデスティニーとレジェンドに乗り、アスランを追う。思想の違いから避けられないと思われていたシンとアスランの激突がいよいよ目前に迫っている。が、オレは何よりメイリンの今後が気になってしょうが無いっすよ。今までスポットライトがほとんど当たらなかった彼女も、このままアスランと共にアークエンジェルに行くことになれば出番増加間違い無しだしね。そこんとこ頼みます両澤さん。

PHASE-37 雷鳴の闇 (2005/7/2) 脚本:大野木寛、吉野弘幸、両澤千晶  絵コンテ:米たにヨシトモ、鳥羽聡  演出:久保山英一  作画監督:米山浩平(キャラクター)、池田有(メカニック)  アスランの真意など、分かるはずもない。だがシンはアスランを追うしかない。アスランの言葉とレイの言葉、自分の脳裏でぶつかる二つの相反する意志に、シンのSEEDが覚醒。デスティニーの刃がグフに突き刺さり、アスランとメイリンの身体は海の中に消えた。  デスティニーがかけがえの無い仲間だったメイリンを討った。そのことにミネルバクルーの想いも複雑さを極める。中でもルナマリアの悲しみは例えようが無い程深い。だが彼女はシンを責めることなどできないことも理解していた。廊下ですれ違いざまに、シンは静かに「ゴメン」とつぶやいた。ルナマリアはシンの背中で泣きじゃくり、シンはそんなルナマリアを固く抱きしめた。これまでもそれなりに強かったと言える二人の絆がその色を変え、よりいっそう強くなった瞬間。  偶然にも一隻の船がグフが撃墜された現場を通りかかり、瀕死のアスランとメイリンを拾い上げた。まだ予断を許さない状況ではあるものの、オレもホッと一息(苦笑)。彼らを乗せたシャトルが向かう先は宇宙、やはりエターナルか。ザフトと地球軍の連合軍がジブリールのいるヘブンズベースへ進行開始。ようやくオーブへとたどり着いたアークエンジェルだったが、ヘブンズベースが落ちたら手遅れだとキラもラクスも焦りの色を強くする。

PHASE-38 新しき旗 (2005/7/9) 脚本:吉野弘幸、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋  演出:高田昌宏  作画監督:しんぼたくろう(キャラクター)、高瀬健一(メカニック)  新OPですが、これまでアップテンポな曲ばかりだったせいか、歌がとにかく馴染んでない印象を受けました。ケミストリーの色から考えても、むしろEDの方が相応しい曲だと思う。  インパルスに乗り込むルナマリアの決心は、相当に張り詰めたものだ。妹の命を直接絶った(実際には生きているのだが)のはシンだが、その引き金を引いたのは間違いなくアスランだ。そしておそらく彼には少なからぬ好意を抱いていたことも、彼女の心に火をつける原因となったことは想像に難くない。  ジブリールはザフトの勧告を無視し攻撃を命じる。5機のデストロイ(1号機には復活したスティングが乗り込む)と対空掃討砲・ニーベルングの威力はハンパなものではなかった。徐々に苦境に陥るザフト軍、だが彼らにはシンたちがいた。デスティニー、レジェント、そしてインパルスの奮戦により、5機のデストロイを全て撃破された地球軍はついに白旗が掲げた。だがジブリールは戦況が固まったタイミングでロゴスの面々を見捨て、単身飛行機に乗り込んだ。彼の行き先は彼に残された希望であろう宇宙か。  一方、アークエンジェルでは救助されたアスランが目覚めた。再び交わったキラとアスラン、だが黙って戦況を見つめるしかなかった彼らに、どれほどの力が残されているというのか。  今週の注目はミネルバの新オペレータ(アビー・ウィンザー)、声からそうかと思ってたけどやっぱり根谷さんじゃ無いですか。これまたメイリンとは違った落ち着きがあって良いっすね。新ED、See-Sawの曲はまぁまぁとして、異様な存在感を放っていた金色のMSと同じように左手を前に突き出したラクスとミーアが目立ってましたね。

PHASE-39 天空のキラ (2005/7/16) 脚本:森田繁、両澤千晶  絵コンテ:鳥羽聡、米たにヨシトモ、福田己津央  演出:西山明樹彦  作画監督:鎌田祐輔(キャラクター)、椛島洋介(メカニック)  デュランダルは地球とプラントを1つに纏め、新しい世界秩序を作ろうとしている。ラクスが抱いていた予感が徐々に現実のものとなりつつあるのは間違い無い。そして地球とプラントを明確に区別させることしか頭に無い人物、デュランダルが理想のため絶対に討たねばならない人物、そのジブリールはヘブンズベース陥落直前に基地を単独で脱出。今後は地球、そして宇宙を巻き込んだ壮大かつ熾烈な鬼ごっこが始まるのかも。  エターナルで宇宙に潜んでいるラクスはデュランダルに近しいものが書いたと思われるノートを入手。そこにはデュランダルの「デスティニープラン」なる単語が書かれていた。これこそが、ラクスの予想するデュランダルの理想そのものを指すのか。だがこのノートと引き換えにエターナルはザフト軍に捕捉される。  エターナルが択った道は地球への帰還だが、一機の戦艦とバルトフェルトのMSだけでは苦しすぎる。しかしそこにやってきたのはストライクルージュに乗り込んだキラだった。手足をやられたキラはすぐさまエターナルに乗り込み、ついに新たな機体・ストライクフリーダムのコクピットに身を沈める。その圧倒的な破壊力により、エターナルの危機は救われた。あとはアスランの復活を待つのみだ。

PHASE-40 黄金の意志 (2005/7/23)
PHASE-41 リフレイン (2005/7/30) #40 脚本:野村祐一、両澤千晶  絵コンテ:西澤晋、高田昌宏  演出:いとがしんたろー  作画監督:森下博光(キャラクター)、吉田徹(メカニック)
#41 脚本:大野木寛、森田繁  構成・編集:小倉史科  #40)ジブリールが逃げ込んだ先はオーブ。あの愚か者のユウナが、ジブリールの口車に見事に乗ってしまったのだ(ウナトはちょっと違うが)。ザフトの引渡し勧告にも、ジブリールはオーブにはいないと、ユウナは居留守を使ってはぐらかし。その相手をナメきった回答にあのデュランダルも珍しく激怒しオーブへの攻撃を命じる。  戦いの火蓋が切って落とされた。哀しいかな、ユウナの指揮下にあるオーブ軍は押されっぱなし。政府官邸に逃げ込んだジブリールがウナトに言った言葉、「自分が宇宙に戻り、レクイエム(鎮魂歌)が流れれば全てが終わる」は気になる。郷土が焼かれてゆく現状にいてもたってもいられないカガリは出撃を決意。そんなカガリにキサカ一佐とエリカ・シモンズは黄金のMS・アカツキ、ウズミが遺した最後の意志を託した。  打倒・オーブ。憎きアスハが作り、そして家族もろとも滅亡に導かれた、自分の故郷でもある国を倒す道にシンは自ら足を踏み入れる。そのシンは、アカツキに乗り、国家の代表として再びオーブの象徴となったカガリと激突した。  #41)アスランとキラによる、これまでの振り返り。彼らがデス種で取った行動の理由が、彼ら自身の口から語られた。ま、毎度総集編は色々と趣向を凝らしてますけど、やっぱり何度もやり過ぎという印象がどうしても拭えませんな(苦笑)。

PHASE-42 自由と正義と (2005/8/6)
PHASE-43 反撃の声 (2005/8/13) #42 脚本:大野木寛、両澤千晶  絵コンテ:鳥羽聡、西澤晋、福田巳津央  演出:鳥羽聡  作画監督:大貫健一(キャラクター)、西井正典(メカニック)
#43 脚本:大野木寛、高橋ナツコ、両澤千晶  絵コンテ:米たにヨシトモ、西澤晋、福田巳津央  演出:西村大樹  作画監督:山口晋(キャラクター)、有澤寛(メカニック)  2週間ぶりの視聴。お盆休みを挟んだせいか、前回の内容がほとんど頭に残ってない(汗)  #42)ラミアスはムゥ、ではなくネオにスカイグラスパーを託し、アークエンジェルからの脱出を促した。ラミアスにとって、ネオはネオでしかない。そのアークエンジェルではもう一つ、傷が完全に癒えていないアスランがメイリンをミネルバに返そうとする。だがメイリンは一言、「置いていかないで下さい...」、このダメ男(アスラン)のどこがいいのやら私には疑問だ(苦笑)。  アカツキでデスティニーを止めようとするカガリだが、やはり腕の差は歴然としていた。だがアカツキに放たれたミサイルがアカツキの直前で止められる。ジャスティスに乗ったラクスと共に、キラのフリーダムが降り立った。デスティニーVSストライクフリーダム、そしてミネルバVSアークエンジェル。ついに激突するデス種の2つの象徴。地上では黒い3連星がお馴染み?のジェットストリームアタックで奮戦。っていきなり何なんでしょこの人たち(苦笑)  戦艦同士の戦いは互角の展開を見せるが、アークエンジェル側はネオの駆るスカイグラスパーが何と援護に回った。「ミネルバが嫌い」、そう軽口を叩く彼が緊急着艦した瞬間、脳裏にかつての記憶が...アークエンジェルに降り立ったラクスはアスランにジャスティスを託す。「戦士である前に、アスランはアスラン」、そんなラクスの言葉にようやくアスランも自分の成すべき道を見つけたようだ。ジブリールはオーブの裏切り者と共に逃亡を続ける。エターナルに3機(2機はフリーダムとジャスティスだが)のガンダムがあったことがちょっと気になった。  レイはエネルギーの少なくなったデスティニーを一端引かせ体制を立て直し、自らもレジェンドを駆り再びストライクフリーダムに挑む。キラの苦戦が予想される中で、ジャスティスがついにアークエンジェルを出た。戦況はさらに混迷を深めそう。  #43)キラにとって、レジェンドはかつてのプロヴィデンスを彷彿とさせた。それは機体の形状だけではなく、レイの戦いぶりも大きく影響しているのだろう。撃墜されたMSにつぶされたユウナ、父ウナトと同じくあっけない最期でした...待てども待てどもそのセイラン親子が一向に到着しない事態に業をにやしたジブリールは単身月への脱出を決意。ルナマリアの追撃を振り切り、彼の乗ったシャトルは大気圏を抜けてしまった。あーぁ。  4機のガンダムの戦いは激しさを増していた。ついにデス種で初覚醒したアスランのSEED。ジャスティスはデスティニーの右手を見事に斬り落とした。ザフトは旗艦が落とされ、新たに代理の旗艦となったミネルバの艦長・グラディスは第一の目的であるジブリール逮捕が果たせなかったと一時撤退を命じた。  戦いがとりあえず収まったところで、ラミアスとネオが抱擁を交わした。確信のない記憶、だがネオの脳裏には確実に、かつて愛したラミアスのことが蘇りつつあった。そしてオーブでは、カガリがオーブ代表として全世界に演説を始める。だがその放送が偽ラクス、ミーアに電波ジャーックされてしまった。ジブリールを何故匿う!?ミーアのメッセージはザフト軍人の心を釘付けにする。しかし再び映像はカガリの会見場に移り、そしてそこに本物のラクスが乱入!!TVを見ている全ての人々が驚愕し、そしてデスティニー始まって以来デュランダル議長には初めて困惑の表情が浮かんでいた。この異常なシチュエーションがもたらす影響は果たして。

PHASE-44 二人のラクス (2005/8/20)
PHASE-45 変革の序曲 (2005/8/27) #44 脚本:吉野弘幸、両澤千晶  絵コンテ:鳥羽聡、西澤晋、福田巳津央  演出:久保山英一  作画監督:米山浩平(キャラクター)、池田有(メカニック)
#45 脚本:森田繁、両澤千晶  絵コンテ:鳥羽聡、西澤晋、米たにヨシトモ、福田巳津央  演出:吉村章  作画監督:しんぼたくろう(キャラクター)、高瀬健一(メカニック)  前回に引き続き2週間ぶりの視聴。クライマックス目前だというのに、このモティベーションの低さは何よ!?(苦笑)  #44)ラクスに導かれたはずのザフト軍と支持する民衆は驚愕し、どっちが本物のラクスなのかと疑念が渦巻く。予定変更を余儀なくされた議長は宇宙に上がり、ミネルバにも続けとの命令が下る。レイとシンからアスランが生きのびアークエンジェルにいることを聞かされたルナマリアは、メイリンも同じくアークエンジェルにいる可能性を考えざるを得ない。あの艦を完全なる敵と認識し、撃ち落とすことが今後の彼女にできるのか。  一足早く月の裏側・ダイダロス基地に上がったジブリールは最終兵器・レクイエムの発射準備を命ずる。イザークとディアッカの隊が懸命に阻止しようとするが、ジブリールは迷わずトリガーを引いた。幾度の屈折を経てプラントの首都・アプリリウスに向けられた光線は、ディアッカたちの攻撃で僅かにそれ、ヤヌアリウスやディセンベルを直撃。ただただ唖然とするしかないもの、そして家族の名を泣き叫ぶもの、ミネルバ艦内はとてつもなく重い空気に支配される。正にプラント史上に残る大惨事となってしまった。だが軍人に立ち止まることは許されない。ミネルバは最後の戦いの場となるであろう宇宙に上がった。  一方、アークエンジェルの艦内も同じように暗い雰囲気に包まれる。そこでラクスは議長の説く「争いの無い世界」の正体を明らかにする。生まれながらその人の全てを遺伝子で決めてしまう、人の個性を淘汰、管理する世界。それこそがデスティニープランの真相であり、デュランダルの願いそのものなのだ。今の自分たちにできることは無いのかもしれない。だが自分は諦めが悪いとアスランは叫び、そんなアスランの手をキラは固く握った。アークエンジェルは、デュランダルを止めることができるのか。  #45)ミネルバは単艦で敵の本拠地・ダイダロスを急襲せよとの命令が下る。レクイエムの第2射のチャージが着々と進む中、レイは自分たちが敵の攻撃を防ぐ間、ルナマリアが砲のコントロールを落とすという作戦を考案する。ルナの身を案じるシンだが、ルナは気丈にも私は大丈夫と言って見せた。それこそがザフト軍人だ。  ミネルバの急襲に不意をつかれたジブリールはすぐさま迎撃を命じる。だが繰り出した複数のデストロイは2機のガンダムに次々と撃ち落されて行く。悪化する戦況にジブリールはチャージ途中の2発目のレクイエムを撃ち、そして自らは基地の指揮官に甘い言葉を浴びせた上で再び逃亡を図ろうとする。自分の身を守るためならば何でもするんですなこの男わっ。  だがルナマリアのインパルスはついにレクイエムのコントローラーを破壊し、そしてレイのレジェンドがジブリールの乗る艦隊を捕らえた。ジブリール戦死!!その瞬間、デュランダルの顔に笑みが宿った。レイと心通わせたのか、それともニュータイプなのかは分からんがスゴイ芸当である(苦笑)。それから帰艦したルナをシンが強く抱きしめるシーンにミネルバのクルーが驚いていたところを見ると、この二人がこういう関係だったことは、レイ以外に誰も知らなかったみたいですな。  もうデュランダルの敵はいなくなり、名実ともに彼が世界の盟主なのか。カガリは正式にオーブ軍の配下となったアークエンジェルのクルーを励まし、そして涙を隠しながらメイリン(ザフト軍服)にアスランを頼むと言い、その出発を見送った。アークエンジェルの向かう先は月面都市・コペルニクス、来週はデュランダルから用無しとなったミーアの身に危険が迫るようだが...

PHASE-46 真実の歌 (2005/9/3) 脚本:野村祐一、両澤千晶  絵コンテ:鳥羽聡、西澤晋、福田巳津央  演出:高田昌宏  作画監督:鎌田祐輔、椛島洋介(キャラクター)、椛島洋介(メカニック)  ようやく一息つける時間を得たミネルバだったが、シンとレイは射撃訓練で疲れた身体にあえて鞭を打つ。そんなシンにルナマリアは胸に抱えた言葉を伝えるタイミングを見出せない。ルナの姿に気づいたシンはすぐさま駆け寄るが、今のシンに心のゆとりを見出せないせいか、ルナは言いたい事(シンは悪く無い)をさっぱりと言うだけで去ってしまった。この二人の間にわずかな亀裂が入ったか!?  一方、幽閉の身となったミーア。彼女がいるのはアークエンジェルが入港したコペルニクス。自分をラクスと思い込ませようとする監視役・サラの巧みな話術にミーアは心乱され彼女の話、即ち本物のラクス殺害計画に乗ってしまう。そのラクスはキラ、アスラン、そしてメイリンと共にコペルにクス市街に降りていた。女の子のショッピング熱にアスランは呆れかえるが、そこに何とミーアのハロが乱入。そこにはミーアから「助けて」と書かれた手紙が。明らかなワナだが、今のアスランに見過ごすことなどできはしなかった。  古びた屋外ステージでミーアは待っていた。そして彼女はザフト軍人たちの前で歌っていた自分こそ、ラクスだと言い張り銃を構える。だがラクスはミーアに優しく言う。皆違う人間、だから皆、人と、自分に出会えるのだろうと。その言葉にミーアは膝を付いた。  直後、キラたちとサラ以下ザフト軍の激しい銃撃戦が始まった。アスランの活躍、そして助けに来たアカツキによって敵を撃退したアスランたちだったが、アカツキの手に乗ろうとしたラクスを瀕死のサラが最期の力を振り絞り引き金を引き、その間にミーアが割り込んだ!!紅く染まったミーアの身体、本当のミーアの素顔が映った写真をラクスに託し、彼女は逝ってしまった。大好きな歌を楽しく歌う彼女の姿を見ることは、もう無い。  って次回のサブタイトルは死んだはずの「ミーア」。追悼特集だか何だかしらないけど、この期に及んでまた振り返りってことですか?ここのスタッフの感覚は最後の最後まで理解できそうに無いな(苦笑)。

PHASE-47 ラクス (2005/9/10) 脚本:両澤千晶  絵コンテ:西澤晋、高田昌宏、福田巳津央  演出:西山明樹彦  作画監督:森下博光  ラクスの持っていた小さなバッグに入っていた1枚のディスク。そこにはラクスが綴った日記データがおさめられていた。これを問答無用で盗み見るキラたちは、不正アクセス禁止法違反だと思うのは僕だけか(苦笑)  日記に綴られていたミーアの喜怒哀楽全てを胸にしまいこんだラクスは、ミーアの亡骸の前で涙した。そんな中、デュランダルの演説再び。ロゴスを滅亡に追いやった彼が説く最大の敵、それこそが人間自身の無知と欲望。争いを引き起こす元凶であるそれらを克服する「デスティニープラン」の導入実行を宣言する。あまりに壮大なデュランダルの構想にシンたちザフト軍人ですら困惑の色を隠せず、そしてラクスの表情はかつてないほど険しいものになっていた。どうなるこっちゃ。

PHASE-48 新世界へ (2005/9/17)
PHASE-49 レイ (2005/9/24) PHASE-48 脚本:吉野弘幸、両澤千晶  絵コンテ:高田昌宏、鳥羽聡、西澤晋、福田巳津央  演出:西村大樹  作画監督:大貫健一(キャラクター)、西井正典(メカニック)
PHASE-49 脚本:吉野弘幸、両澤千晶  絵コンテ:鳥羽聡、西澤晋、福田巳津央  演出:鳥羽聡  作画監督:米山浩平(キャラクター)、池田有(メカニック)  #48)またも「フリカエリ」かよっ、と思わせる前フリの長さ(苦笑)。デスティニープラン、遺伝子によって全てを管理する究極の人類救済システム。デュランダルがシンをデスティニーのパイロットに選んだ理由は、彼が戦いの無い世界を一番強く願ったからだとレイは言う。そのレイは突如苦痛に顔を歪ませ、クルーゼと同じ薬を飲む。彼は、自分がクローンであり命短いことを告白した。  夢と未来を奪われた人間は、滅んだのと同じことだとラクスは険しい表情で語る。オーブは早々にプラン導入の拒否を表明するが、同調するのはスカンジナビア王国だけ。デュランダルは連合軍のアルザッヘル基地を討つといい、何とレクイエムをアルザッヘル基地に打ち込んだのだ。あれーっ、レクイエムはルナが壊したんじゃないのか!?  アークエンジェルとエターナルが再び戦いの中に飛び込もうとしている。もう逃げ場は無いというラクスの決意は固い。一方のミネルバもアークエンジェルを止めるべく発進する。再びの激突は避けられそうに無い。  #49)アークエンジェルとエターナルの狙いはレクイエムの中継点・ステーションワン。並行するオーブ艦隊にレクイエム本体を落とさせる作戦だが果たして上手く行くのか。デュランダルはミネルバをステーションワンに向かわせる。フリーダムとジャスティスにミーティアを装備させる一方で、ラクスはステーションワンを守るザフト軍に道を開けろと強い口調で演説。やっぱ怒らせたら怖いよこのお方...  シンとレイはデュランダルと対面する。彼が二人を呼び寄せたのは、ステーションワンがアークエンジェルに落とされると読んでのことだった。議長のプランに戸惑うシンに、デュランダルはこの戦いを終わらせて欲しいと語り、そしてステーションワンをアークエンジェルが攻撃してきたことを告げる。  レイはデスティニープランは絶対に実行させなければならないと言う。キラ一人を作るために犠牲となった多くの出来損ないのクローンの一人、それがレイであり、クルーゼだった。もう二度と自分のような悲劇を繰り返さないために、レイは戦う。そしてシンも彼の言葉に同調した。最後の最後まで、洗脳に弱かったシン...  黒い三連星、イザーク&ディアッカ、そしてついにミネルバが到着し、アークエンジェルとの決戦再び。唯一残ったルナはインパルスで出撃するが、エターナルから発せられたメイリンの声に驚愕する。そんなルナを三連星が強襲するが何とか振り切った。やはり艦隊戦ならばタリアの方が一枚上手、ミネルバのタンホイザがアークエンジェルを襲う。だがタンホイザをアカツキが受け止めた。あの時と全く同じ光景、だがアカツキの防御力はタンホイザを跳ね返し、そしてネオはついに全てを思い出した。イザーク&ディアッカの加勢を受けたアスランとキラはステーションワンを見事に破壊した。  デュランダルが居座るのは、ア・バオア・クーを髣髴とさせる巨大要塞メサイヤ。そこに主力のオーブ艦隊と、ステーションワンを落としたアークエンジェルが向かう。だがデュランダルはネオ・ジェネシスの発射を命じ、オーブ艦隊の多くが消滅してしまった。まだこんなものを隠してたのか...続けてレイとシンが出撃。キラvsレイ、シンvsアスラン、夢の、いや悪夢の対決が始まった。次回の最終回、その結末を予想することは困難だが、誰もが幸せになるラストで無いことだけは確かだ。

FINAL PHASE(最終回) 最後の力 (2005/10/1) 脚本:両澤千晶  絵コンテ:西澤晋、米たにヨシトモ、鳥羽聡、高田昌宏、福田巳津央  演出:福田巳津央、高田昌宏  作画監督:山口晋、鎌田祐輔(キャラクター)、有澤寛、椛島洋介(メカニック)  キラ覚醒。「フリーダムは俺が撃つ」、レイとの戦いが激しさを増す。キラはレイに明らかにラウの気配を感じた。一方アスランの前にはルナマリアが立ちはだかる。だがやはり腕の差は歴然、インパルスの手足が引きちぎられる。そこにシンが援護に来た。こちらの戦いも全く先行き不明だ。  「オレは、ラウ・ル・クルーゼだ!」。ついに言っちゃったかレイ様。だが「命は何にだって一つだ!」と叫んだキラの一撃で、レジェンドが沈んだ。あっさり...そしてアスランとシンの戦いもついに決着。「未来まで殺す気か」、その言葉に我を失ったシンは、彼を止めようとしたルナマリアもろとも、ジャスティスに刃をつきたてようとする。だがついに覚醒したアスランが「バカ野郎!!」の一言でデスティニーを一蹴した。  戦況不利の状況にも、デュランダルは冷静にネオジェネシスを発射した。しかも味方の艦隊もろとも。続けてレクイエムの発射準備を命じるが、アスランとムゥによりレクイエムは陥とされた。夢の中でステラと再会したシンは、明日の大切さを知った。  メサイヤの司令室に、キラが足を踏み入れる。そこにはデュランダルただ一人が残っていた。人の可能性を消し去ろうとするデュランダル、人の可能性を信じるキラ、お互いが銃口を向け合う。直後に響いた銃声、その引き金を引いたのは、何とレイだった。彼は最後の最後で、自らの信念とは異なるキラの信念が真実だと悟ったのか。だが彼の信念はそれ程弱いものにも見えなかったが...  ミネルバを離れここにやってきたタリアはデュランダルの元に駆け寄る。立ち去るキラに遺言を残し、泣きじゃくるレイを呼び寄せ、3人メサイヤの塵となった。フリーダムがメサイヤを離れた直後、メサイヤが爆散した。シンもルナも、その光景を涙ながらに見るしか無かった。

   デス種も今週で完結。色々と言いたいことはあるけれど、シンが明確な敗北者として描かれたのを見て、ある意味で胸がスッとした想い。それは、かつてのガンダムの主人公たちが必ず乗り越えた「壁」をクリアできず、煮え切らなさを抱えたままの彼にとってはこの結末が相応しいと思えたことが理由です。イコールそれは、本当の主人公・キラの引き立て役に過ぎなかったことと同義になるけれどその通り、今週のエンディングテロップではキラの名が一番上でした。  しかしシンはガンダム史上最低の主人公というレッテルを貼られるんだろうなぁやっぱり。そして主人公が史上最低であれば、作品そのものも史上最低と言われてしまうわけで。何とかならなかったものかといらぬ後悔をしてしまいます。そんな点に関係あるのか無いのか、クライマックス近辺ではコンテも複数の演出家の分担制になってましたけど(脚本が纏まらずコンテを詰める時間が絶対的に無かったんでしょう)、果たして作品を描き切ったという満足感が作り手側に芽生えたのかちょっと聞いてみたい気分だ。  本編とは全然関係なくて恐縮ですが、この結末を見たら明日のスプリンターズS、デュランダルは絶対に来ないねと想ってしまう。意外とこういういい加減な予想が当たったりもするのだが(苦笑)、果たしてどうか。




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