フルメタル・パニック!(第1シーズン) ~感想~

スポンサーリンク

Bitly
第1話 気になるあいつは軍曹(サージェント) (2002/1/8)  紆余曲折あったこのアニメもいよいよ放映開始、しかしいつものことだけど原作は全く知りません(笑)。富士見系原作のアニメは少し敬遠気味だけど、これに関しては少しは期待してるといった心持。  OPはほとんどかなめで占められていた印象。宗介の存在はー?ふむふむ、千明監督ね。つーか最近GONZO作品ばかり見ている気もするな。  舌を噛み切ろうとする少女、誰?彼女の乗る車がヘリに襲われるが宗介その他ミスリルのメンバーが救助する。そんな彼らはかなめの護衛任務を命じられる。彼らを乗せたヘリは夜の闇に消えていった...(光学迷彩?)  かなめ、シャワーを浴びる、ふぅーー。そして登校、とそんなかなめの様子を盗聴、盗撮するメリッサ、これも任務。  持ち物検査、よくわからんものを持ってるかなめ、しかし親友の恭子に激怒するその姿は清楚なイメージのかけらもない...そして転校生宗介は銃を持ってきてさっそく捕まってしまう。もちろん本物とは思われていないようだが(笑)。  自己紹介、宗介の天然ボケ炸裂。そしてかなめの所属する女子ソフトボール部の着替えを堂々とのぞく、うらやましいぞ。しかし入部を希望してボコられたのは自業自得、いすに縛られたまま帰ってきたのはさすが軍曹。そんな宗介を面白いと評価したかなめ、この先の展開が気になる。
 第1話としては、作画もまずまず、話のテンポも俺的に丁度いいカンジでGood。2話以降も放送延期の影響でスケジュールに余裕ができた(だろう)から、今回に近いレベルを維持してくれることを期待しよう。

第2話 守ってあげたい (2002/1/15)  テッサ初登場、でも今日の出番はほんのちょっと。今後に期待。しかしウィスパードこーほしゃってなんぞや?さっぱりわかりません。  宗介は相変わらずぶっ飛びまくり。美術像を破壊、神楽坂先生に突撃とやりたい放題?そりゃ先生もキレるわな。一方、霧が濃い橋の上、怪しい交渉をするオッサンたち、誰ですかあなたたちは?いきなり相手を銃殺するガウルン、しかもコイツのターゲットがかなめ...  修学旅行の係決め、クラス委員かなめはテキパキと決めていく。宗介はゴミ係にされてしまう。放課後、ハンバーガーショップでくつろぐかなめ&友人たち。その様子を古典的な方法で偵察する宗介。  怪しげな客が忘れた荷物を手渡すため、店を飛び出すかなめだが、彼女に突撃していくトラックの姿が。しかし後を追ってきた宗介に間一髪助けられ、よかったよかった。で、何処触ってるんだ宗介...  その後、自分を徹底マークする宗介に問い詰めるかなめだが、宗介はとぼける。出し抜けをくらった宗介だがかなめに喰らいつく、さすがにプロだねぇ。

第3話 ランジェリー・パニック (2002/1/22)  テッサの真剣な表情、今週は出番が更に増えそうだ。ゴミ分別に気合を入れるかなめ、すごいような、すごくないような...でもかなめは一人暮らしなのね。気づかなかった。  テッサはミサイル発射の指示、うまくいくのか。クルツは護衛していたはずが泥酔状態、なんだかねぇ。しかしかなめの家に不審者侵入、しっかりと仕事モードに切り替わるあたりはプロだ。  この不審者、なんとクラスメイトの風間だ。先輩に命令されて下着ドロかよ。しかし宗介と風間は軍事話で盛り上がる。人の家のベランダで何盛り上がってるんだ。当然かなめに見つかり、金属バットでお仕置き。しかしこれじゃパニックとは言わないだろう...  ミサイルは命中したが、テッサの顔色は曇り気味。そしてかなめ護衛任務の3人に任務終了の通達。しかしガウルンの魔の手は確実にウィスパードかなめに忍び寄っている。  修学旅行当日、かなめは当然のようにイライラモード全開。そして彼らの乗る飛行機にはなんとガウルンの姿が。飛行機は離陸したものの、修学旅行はとても無事に終わりそうにはない。

第4話 キッド・ナップ (2002/1/29)  揺れる飛行機、ガウルンのハイジャックはあっさりと成功。飛行機の向かう先の風景に不審がる生徒たち。ハンカ自治州に到着、かなめ以外の生徒は人質となる。  宗介から報告を聞き、テッサはとりあえず様子見を決める。かなめの連行に立ちはだかる先生。しかしガウルンの迫力には勝てず。宗介の機転はさすが。  ウィスパードの実験を受けるかなめ、一方飛行機にしかけられた爆弾に気づく宗介。少佐はハイジャック犯がガウルンだと聞いて愕然とする。倒したはず、だったのに何故生きている...  宗介のコンタクトはバレてしまった。しかしタイマンに勝ってピンチ脱出。ブリーフィング、救出作戦の制限時間は5分、厳しいミッションだ。  かなめの閉じ込められている実験施設に近づく宗介、彼の遂行すべきものは違うはずだが...

第5話 囁かれし者(ウィスパード) (2002/2/5)  whisperedか、なるほど。暴れる実験体かなめ、脱出を試みるも発砲されて怯む。しかしそこに宗介が助けに来た。クルツの言う通り、優先順位は完全に無視されてしまったようだ。  自らのことをかなりしゃべった宗介、スペシャリストと断言する姿は凛々しい。サベージに乗って敵を倒す宗介に、ア然とするかなめ。  逃げる宗介とかなめ、救援部隊もそろそろ到着しそうだが、そこにガウルンが立ちはだかった。彼のAS、コダールは強い。カシム?宗介の子供時代の名前か。宗介は絶体絶命のピンチに陥るが、クルツの助けで難を逃れた。  救援部隊の到着で生徒も助かりそう。しかし肝心の宗介は怪我をして苦しそう。クルツもガウルンの不可解な戦い方にてこずっている。そして飛び立つ飛行機に間に合わなかった宗介とかなめ。クルツと共に置いてけぼりなのか...

第6話 STILL ALIVE (2002/2/12)  やっぱりやられてたクルツのM9、爆破されてしまうとは...無惨。必死に前に進む宗介とかなめ、しかし宗介の傷はやはり軽くないか。  そこに傷ついたクルツの姿が、合流して3人は行動を共にする。が、全員が生き残る可能性が限りなく低いと悟った宗介は自らを犠牲にしてかなめを生き残らせる決意を固める。  しかーし、生き残る資格というのは、全員にあるのだと言わんばかりのかなめの勢いに押され、何故かみつめあう二人...でも、ウィスパードの実験はやはり廃人にしてしまうようなシロモノなのか。  助かる可能性に賭ける一同、オイルに火をつける宗介、書いた文字はよく読めなかったが(涙)。かなめは少し様子がヘンだったがこれがウィスパードなのか。クルツは傷つきながらも気力はあるようで一安心。  しかし跡をつけられた宗介、ついに最後の時か。そこにアーバレストが打ち込まれた。即刻乗り込む宗介、形勢逆転か。

第7話 ボーイ・ミーツ・ガール (2002/2/19)  再び相見える宗介とガウルン、今回は互角の戦闘に見える。だが、いつもとは様子が違うかなめは、宗介が負けると言う。ガウルンのコダールは弾丸を跳ね返す。これがクルツがやられた原因だ。そして宗介も同じようにやられてしまうのか。  しかし、アーバレストのラムダドライバが発動。宗介とかなめのシンクロ攻撃により、大爆発とともにガウルンを葬り去った。本当にこの世から葬ったのかどうかは不明だが。  ついに海辺に到着した宗介たち、岬からのダイブもうまくいって脱出成功。海のシーンはやはり他のシーンとは一線を画す。  少佐はブラックテクノロジーの詳細を教えてくれない。やはりまだまだ謎が多い。かなめの目覚めた病院にはナース姿のメリッサ、色気ありすぎ。  とりあえず宗介も高校に残留、かなめの暴力モードも復活し、またしばらくはいつもの生活に戻るのだろう。

第8話 パートタイム・ステディ (2002/2/26)  二人の朝、久々に普通の朝です。かなめに付きまとう男白井。しかし彼のアプローチはかなめにあっさりと却下される。慌しい登校風景だが、白井の背後に怪しい女生徒の姿が。  学校中の落書き、犯人は自称白井の女、瑞希。宗介の拷問を受けた無実の白井は気の毒だ。恋愛とは何かをゲームから得ようとする宗介、しかしあえなくGameOver。さらに身代わり彼氏になれという瑞希の無謀な提案を引き受ける宗介、やはりこれも勉強か。  瑞希、宗介、瑞希の友人信号3人娘、そしてなぜかかなめも同行し、デートはよどみまくりで進行。しかし辛うじてうまくいったかに見えた作戦も、白井本人が登場してTheEnd。  最後まで強気を通す瑞希、友人の一言にはさすがに躊躇するが、即座に実行に移した宗介。瑞希、そして何故かかなめの怒りを買いまくり。このズレってのは恋愛ゲームごときでは効果なしだな。

第9話 あぶないセーフハウス (2002/3/5)  この男性は何者?意味不明の行動をとる。意味不明といえばタイトルも意味不明、反意語2つで形容されるハウスとは?  宗介その他が戦闘、完璧に任務を遂行するが、無駄骨に終わる。テロ集団A21とはどんな組織だろう。一方、超豪速球かなめは相変わらず振る舞いも豪快。戦闘から帰還した宗介にも容赦なし。  テッサはヘリで地上に降り立ち、問題のラムダドライバ男タクマを見に来ている。と、施設が攻撃、テッサのピンチを少佐が救ったが...イラつくかなめが放った言葉はさすがに宗介もショックか。  帰宅した宗介、家にはテッサとあの男が。非軍人のテッサは普通の女の子、どうにもシャワーシーンが多いなこのアニメ(笑)。そしてかなめが謝りに来た。仲直りしてよかった二人だが、やはりお約束の展開...しかしテンポがいいねこの作品、来週も楽しみです。

第10話 ラン・ランニング・ラン (2002/3/12)  かなめ、当然怒ってる。そして事情を説明されてもテッサが上官とは信じられず、やっぱり怒ってる。テッサも宗介に負けず劣らず世間知らずのご様子。  かなめは囚われの男タクマにもちょっかいを出す。やはりタクマはキレてしまうが、何とか宗介が取り押さえる。男の発信機を電子レンジで壊すかなめ、こんな方法があったのか...  敵の手から逃れるため、高校に来た宗介たち。しかしかなめは事に巻き込まれたことに怒ってしまう。一方こちらも囚われた少佐、監視する女性セイナはかなり余裕がある。  テッサの話にタクマは次第に興味を持つ。トイレに行くかなめとテッサ、しかしタクマにやられた。人質になった二人、先にどちらを解放するか、選択を迫られる宗介。  何とテッサを先に解放、当然テッサは怒るが、宗介には宗介の考えがあっての選択。そしてかなめとタクマの交換、宗介の計算どおりに事は運んだように思えたが...宗介の隠れた場所にバズーカ砲直撃、結局テッサとかなめは敵の手に落ちてしまった。あらら。

第11話 ベヘモス覚醒 (2002/3/19)  何とか無事だった宗介、ヘリからのプレゼントはあの二人AS。宗介はかなめたちを追跡する。そしてかなめたちがタクマの姉セイナの所に到着、コイツが姉だったのね(気づくの遅すぎ)。  狭い部屋にぶちこまれたかなめとテッサ。テッサはかなめのおかげでペースが乱れっぱなしとボヤく。この二人、全く生活環境が異なるが、意外と相性はよろしいようで。彼女たちが囚われたのは青海埠頭に漂着している船らしい。  少佐の前に連れられた二人、ラムダドライバの秘密をバラせと脅される少佐。しかし少佐の作戦成功、脱出できそう。そして少佐のセリフでようやくテッサの立場を信用し始めたかなめ。  脱出の途中、船底テッサたちがで見たもの、ベヘモスは恐ろしい殺戮兵器。しかしタクマにとってはおもちゃ、これがテロリストの主張か。  そこへ轟音、宗介たちが来た。何とか助かったかなめたち。タクマは姉からの心無い言葉に傷つきながらベヘモスに搭乗、彼の目から涙が流れる。沈没を始める船、少佐はセイナを助けようとするが、彼女は銃を発砲。そしてベヘモスの手の平サイズのAS、大ピンチ。

第12話 ワン・ナイト・スタンド (2002/3/26)  クルツたちは軽トラで脱出。しかしベヘモスに捕らわれたメリッサ、彼女のマシンは握りつぶされてしまった。その他の攻撃も待ったくきかず、タクマのラムダドライバの力は恐ろしい。  打つ手無しのテッサ、しかしアーバレストを乗せた弾道ミサイルが用意されていた。即刻発射の指示。追われる宗介たち、荷台のクルツはベヘモスの頭部を狙い、見事に命中。一方、セイナと中佐がようやく海から出てきた。傷だらけのセイナ、タクマとの関係を告げ、中佐の名前を尋ねて息を引き取った...  ミサイルは見事に撃墜されてしまったように見えた。まだ大丈夫とテッサは確信、宗介がアーバレストに搭乗する。  かなめは気絶したテッサからのメッセージを受け取り。彼女からのメッセージを宗介に伝えた。宗介は見事にベヘモスを撃破、さすがです。  傷ついたタクマ、テッサの言葉を聴きながら、目の力を失っていく...そしてテッサはかなめに挑戦状を叩き付ける。これからが面白くなりそうだ。

第14話 習志野は燃えているか? (2002/4/9)  あちゃー。1週分スキップしてもうた。ちなみにこれを見てるのが5月の半ば、内容もすっかり忘れ気味だが、何でも13話はテッサとメリッサが勝負したとかしないとか、見たかったなぁ(涙)。
 かなめたちは刺激的なバカンス、というわけにはいかず。自衛隊基地のお祭りで暇つぶし。練馬vs習志野の勝負はかなりどーでもヨシ。しかし練馬の卑怯な手に宗介は黙っていない。そういえば、瑞希がいつの間にかかなめたちの輪の中にいるね。  風間のオヤジが宗介に頭を下げる。その姿を見た風間は父に失望を念を隠さない。しかし宗介の鉄槌が風間に炸裂、かなめも勝負に巻き込まれ、最終種目の騎馬戦に突入する。  風間親子の奮闘により、練馬を撃破、風間も父の仕事の重さを再認識した。

第15話 故郷に舞う風・前編 (2002/4/16)  今度こそ海、しかしかなめは宗介の姿がないためか、元気が無い。その宗介はガウルンが生きていることを知る。宗介はガウルン暗殺計画に参加することになり、ヘルマジスタンへ出張した。  飛行機の中で他の軍人にさんざんバカにされる宗介、よそ者はいつもこうだ。武器商人のキャラバンを発見した一同、宗介は自らの経験を踏まえて安易な攻撃に反対するが、グレイ以外のメンバーは全く聞く耳を持たない。  武器商人の中にガウルンの姿は無し。いきり立つメンバーと攻撃回避を主張する宗介は相変わらず言い合いをするが、宗介の制止を振り切って攻撃を開始してしまう。襲った相手の中にガウルンの姿は無し、やはり罠にかかってしまった宗介たち。圧倒的なガウルンの力に為す術も無い宗介たちの部隊。  辛うじてガウルンを止めた宗介、しかし赤い機体の人物もガウルンと同じく、宗介のことをカシムと呼んでいた。

第18話 深海パーティー (2002/5/7)  またやってもうた。実家のBSが絶不調で2週分スキップ、故郷に舞う風を感じることはできなかった...しかし今週から自宅で録画してちゃんと視聴します。  OP絵が変化&最近流行りの2番使い。ガウルンは相変わらず激しい行動、そしてかなめは相変わらず怒りモード爆発。宗介のかなめ曰く「戦争ボケ」は文化祭準備でもエスカレートするばかり。しかしかなめが暇だと聞きつけると、宗介は何と南の島への旅行に誘う。ドキドキモードで了承したかなめ。  出発直前の宗介とかなめ、しかし真実を知ったかなめは飛行機に乗り込むと超ブルー。そこへ状況変化、スクール水着に強制的に着替えさせられたかなめ、二人は飛行機から飛び降りた。着水は成功、しかしやっぱり激怒したかなめ。  潜水艦に到着、かなめとテッサのご対面後、テッサはかなめに船内を案内する。かなめはクルーに感謝される。ビンゴゲームに突入、1等商品は何とテッサの口づけ。宗介その他がリーチ、念じるテッサと微妙な面持ちのかなめ。が、残念ながら?宗介は1等をゲットできず。  盛り上がる船内、かなめとテッサのデュエットはヨシ。しかしガウルンの影が迫る。

第19話 エンゲージ・シックス・セブン (2002/5/14)  女性陣の入浴、かなめは満足そう。そしてマオの回想シーンに突入。宗介とクルツの新人訓練生時代、とりあえずクルツのバカさは昔も相変わらずだった。そして宗介の操縦の腕も昔から卓越していたようだ。  ゲリラ集団が大統領令嬢を人質にとって身代金要求、訓練生の宗介、クルツも救出作戦に駆り出される。敵はASを3機所有、苦戦する味方を救うべく、マオたちは敵ASの扇動作戦を決行。宗介は敵のASを奪い取り、他のASを撃破した。  脱衣室から出ようとする二人を待ち受けていたのはクルツ、相変わらずバカなことしか考えていないヤツだ。そして実戦が近づくにつれ、船内の雰囲気が張り詰めていく。

第20話 ヴェノムの火 (2002/5/21)  深海をトゥアハー・デ・ダナンが行く。テッサもかなめと同じウィスパード、かつてテッサとかなめはウィスパードして共振した。この共振はお互いが溶けあった姿、しかしかなめは消化し切れていないようだ。そしてお話は宗介の話に移っていく。  宗介たちはブリーフィング、相手はサベージの改良型、そして赤いAS。この機体、通称ヴェノムを見たら逃げろと中佐は命令する。そして宗介にはまたも特殊かつ重大な任務が与えられる。責任を感じすぎる宗介、しかしマオの機転によって落ち着きを取り戻した。  戦闘開始、ヴェノムは未だ見当たらず。しかしようやくガウルンが登場、ヴェノムにはやはり通常攻撃が効かない。そしてイマイチ戦闘に集中できない宗介、その理由は16、17話を見ていない俺にはイマイチよくわからないが。  情けない宗介を助けたマオがやられた。ラムダドライバが機能しないことに苛立つ宗介、ここでクルツがうまい作戦を実行、ヴェノムの武器を破壊してビルの瓦礫にヴェノムを沈めた。降参するガウルン、しかしマオの状況も気になる。

第21話 ディープ・トラップ (2002/5/28)  作戦成功、マオは重傷だが生きているようだ。マオを乗せたヘリを見送る宗介は心配そうな表情。捕まったガウルンだが、不適な笑みを浮かべている。少佐もあっさり捕まえられたことに納得いかないようだ。宗介たちはトゥアハー・デ・ダナンに帰還、しかし宗介には後悔と怒りが入り混じる。そして勢いでかなめに八つ当たり、彼女を悲しませてしまった。  涙を流すかなめを見たクルツは宗介をぶん殴る。クルツの言う事は今回に限り正しい。宗介は少し反省する様子。かなめは台所で肩を落としている。宗介はかなめを探し、かなめは宗介を探す。しかしお互いを中々見つけられない。  ガウルンの監視、しかし監視員がスパイだった。あっさりと解放されるガウルン、仲間も更に一人増え、軍服に着替えて艦内の探索。そして偶然通りかかったかなめがつかまってしまう。さすがに事情を知るガウルンはかなめを殺そうとしない。  司令室にやってきたガウルン、ガウルンの要求は進路変更、そして艦内のシステムをガウルン色に書き換えてしまう。余興に避難訓練を開始するガウルン、異変を察知した宗介とクルツは司令室に向かう。そしてテッサを励ますかなめ、お話も盛り上がってきた。

第22話 ジャック・イン・ザ・ボックス (2002/6/4)  ヤバいことになってきたトゥアハー・デ・ダナン。隔壁を閉じられたために、司令室への侵入はAS以外に不可能。必死に状況打開の策を考えるテッサ、かなめとウィスパード同士の精神会話を行うが、ガウルンにバレてしまう。何とか脱出したかなめ、しかしテッサはガウルンにイジメられてしまう。  ガウルンはアメリカのイージス艦にミサイル発射を命令する。一方かなめはテッサに言われた通り、金庫にユニバーサルキーを取りに来た。そこでテッサと宗介の写真を見る。複雑な気持ちのかななめ、しかし敵に見つかってしまう。そしてイージス艦にミサイルが直撃するが、ミサイルはとりあえず不発。  宗介とクルツは状況打開に必死。台所に追い詰められたかなめを何とか助けた。強がるかなめに謝る宗介、ようやく二人のわだかまりも解けたが...

第23話 巨人のフィールド (2002/6/11)  米軍の潜水艦がトゥアハー・デ・ダナンに攻撃を開始、米軍vsミスリル、とんでもないことになってきた。我らがテッサもガウルンの暴挙に為す術無し。  一方、敵側の勧誘にも動じないクルツはタイマン勝負、ピンチに陥るが復活マオの助けで勝利。そしてかなめと宗介はレディーチャペルへたどり着いたが、そこでかなめは人が変わってしまう。  ガウルンの暴挙はとどまることも知らない。しかしかなめ&テッサの力でダーナを奪回し、緊急ブローで米国のミサイルを迎撃することに成功した。宗介は司令室に到着、ガウルンとの撃ち合い。しかしそこで艦の姿勢が乱れ、ガウルンはその隙に逃げ出した。  ガウルンを追う宗介にかなめの声が響く。しかしガウルンはまんまとヴェノムに乗り込んだ。艦内で暴れだすヴェノム、ついに宗介&アーバレストとの対決に突入。

第24話(最終回) イントゥ・ザ・ブルー (2002/6/18)  宗介vsガウルン、宗介の先制攻撃はヴェノムにかすり傷を負わせたが、致命傷には至らず。畳み掛ける宗介は、ナイフ?をヴェノムに連続して叩きつけ、ヴェノムに穴を開けることに成功。しかしガウルンの不気味さは更に増すばかり、何と彼は最初から自爆するつもりだった。爆発へのカウントダウンが迫る。そしてまたしてもミサイルが放たれる。  しかし少佐の乗ったアメリカ船に緊急通信、ミサイル発射がキャンセルされた。そしてかなめの意思でダナンのフライトハッチが開き、更にテッサも目覚めた。ゼロへのカウントダウンは目の前、そのときヴェノムと絡み合う宗介の目にかなめの姿が映る。彼女の意思を汲み取った宗介は、発射口を利用して見事にガウルンの爆破から艦を守った。  カシムと馴れ馴れしく呼びつけていたガウルンへの怒りがこみ上げ、宗介のアーバレストが艦を殴りつける。が、ようやくガウルンとの戦いは終わった。  テッサがミスリルの隊員の名前を読み上げる。その生死に関わらず...そしてテッサは宗介の胸に飛び込む。10代の少女には、余りにも厳しい現実だった。しかしそんな宗介は、かなめを海釣りへと誘う。宗介も角がすっかりとれたねぇ。
 ということで、フルメタ終了。途中何話か見逃してしまったことが痛かったが、それもこの作品が面白いと思っているからこそ本当に痛いと感じるのだろうね。何より、この作品は様々な要素、人間関係(恋愛、敵対その他もろもろ)、物語の謎、メカニカルな部分での深みなど、とにかくバランスが良かった。  対比として、例えばラーゼフォンなどは、その芸術性や難解性があまりにも突出しすぎている。確かに才能のあるクリエータがこのような形を志向するのは理解できるが、かといってそれが面白さに直結するとは限らない。そういったある意味で偏ったものよりも、俺はフルメタのような悪く言えば万人受けだが、それでも安心して楽しめるものの方が好きだということが良くわかりました。
タイトルとURLをコピーしました