GIRLSブラボー second season ~感想~

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<スタッフ>
原作:まりお金田  監督:あおきえい  シリーズ構成:渡辺陽  キャラクターデザイン:牧野竜一  音楽:上松範康  アニメーション制作:AICスピリッツ
<キャスト>
ミハル:川澄綾子  佐々木雪成:能登麻美子  小島桐絵:斎藤千和  コヨミ:倉田雅世  トモカ:齋藤彩夏  福山和春:置鮎龍太郎  福山リサ:松岡由貴

第1話 プールでブラボー! (2005/1/27) 脚本:ラスプーチン矢野  絵コンテ・演出:林宏樹  作画監督:藤澤俊幸  祝!R-15指定放送決定!!WOWOWに降り立った女神・ミハルちゃんの華麗なる舞をしかとこの目に焼き付けることこそ、我々視聴者に課せられた「崇高なる使命」なのだ!!  いきなりアホな発言でホントにスンマセン(苦笑)。が、マジメな話をすると、この作品にヴィジュアル面以外の面白さを望むことの愚かさを前作でよーく理解できただけに、今回はマジで欲望のみに生きようと決意した次第であります。その意味で、初回にいきなりプールという舞台が用意されたことは喜ばしい限り。てかいきなりミハルと桐絵のスク水の際どさは反則でした(笑)。  ま、リサちゃんの魔術により身体と性格が入れ替わると言うアニメにはお約束の展開はともかく、R-15に相応しい光景を見せ付けてくれたことは確か。次回以降も欲望に身を任せるとしよう。ちなみにOP曲は前作よりも好印象。絵的には雪成とミハルの関係が強調されていたことと、見知らぬキャラたちが気になるといったところ。EDはまあまあかな。

第2話 ファイト・ブラボー! (2005/2/3)
第3話 初デートはブラボー! (2005/2/10) 2話 脚本:渡辺陽  絵コンテ:殿勝秀樹  演出:いとがしんたろう  作画監督:高乗陽子、ひのたかふみ、今木宏明
3話 脚本:渡辺陽  絵コンテ・演出:西山明樹彦  作画監督:中島美子  2話:福山Gの総力を結集したという超恥ずかしい盗撮写真を人質にとられた桐絵は、やむを得ずガールズファイトに出場する。次から次へとコスチュームを変えつつ戦う桐絵は連戦連勝。準決勝では小雨の愛情溢れる?攻撃に苦戦するも、ミハルちゃんのクシャミにより発生した爆発に巻き込まれた小雨はノックダウン。なんのことやら分からぬまま決勝進出を果たす。  その決勝の相手は福山の御付きメイド・梨々花ステイシー。実は小雨以上の実力を持つ彼女はあっさりと桐絵を追い込んでゆく。小雨の助力も虚しく桐絵は敗れ去ったが、小雨の行為に桐絵は感謝する。と、桐絵ラブな小雨はいきなり桐絵に口づけ!!ファーストを奪われた桐絵はお気の毒の一言だが、オレ的にはイマイチお色気度が少なくて物足りなかった第2話でした...残念っ。  3話:雪成とミハルが二人きりで外出するのは今回が初めてだとか。ま、そんな事実はオレにゃどうでも良かったりするのだが、二人のデートに気が気でなく後を付けた桐絵が、二人の絆の強さを改めて見せつけられハートブレイクとなれば話は別。前にも書いた気がするけど、この作品で乳揺れだけでなく感情の揺れを見せてくれるキャラクターは桐絵ただ一人なのである。  そんな彼女が二人のことを思い、パペットン・マペットンに変身し福山からミハルのお弁当を取り返し、そしてすれ違った二人が再会できたことを見届けた後浮かべた笑顔は、素直に受け取っていいものだろうか。まだまだ彼女にはあきらめずに頑張って欲しいと思ってます。そっちの方がドラマ的にも面白くなると思うので。とそれはともかく、この3話もお色気度は物足りなかったなぁ。もうコスプレや下着くらいじゃ何とも思わないよオレは(笑)

第4話 お掃除・ブラボー! (2005/2/17) 脚本:ラスプーチン矢野  絵コンテ:福多潤  演出:西村大樹  作画監督:岩田竜治、斎藤和也  2ndのウリ(たいキャラ)の一つが福山御付きのメイド、梨々花・ステイシーなのは間違い。彼女の背中に刻まれた傷痕は歴戦の勇者である証、ってアンタはま○ろさんですか?(笑)。とにかく、キャラ的にちょいとパンチが足りないと思うのは、アニメ界にメイドキャラが出尽くしてしまったことの裏返しに思える。てか単にオレが萌えキャラを見すぎている気もしないでもないけど(苦笑)  そんな彼女の弟子となった美化戦隊マモレンジャーこと町田の存在は、99%どーでもヨシ。残りの1%は、彼の掃除機が成し遂げた桐絵スカート吸い上げによるものである。TV版ケロロ軍曹第1話から足掛け1年、ようやく我々もあの屈辱を晴らすことが出来たことは何よりも喜ばしいことである。ってアホかオレは(笑)  今週は新キャラ・彼方ヒジリ先生が登場。今回の初登場ではOPでの裏がありそうな雰囲気を感じることはできなかったものの、徐々にその本性を現すことでしょう。

第5話 ふたりならブラボー! (2005/2/24) 脚本:日暮茶坊  絵コンテ:友田政晴  演出:小林孝嗣  作画監督:しまだひであき、重松しんいち  前作でも同様のコメントをしたような覚えがありますけど、わたくしトモカちゃんには全くといってよいほど興味ナッシング。我らが桐絵サマを「丸出しオンナ」と呼びやがった罪は確かに重いが、やっぱり彼女はまだまだ「コドモ」ということで聞き流します。そんなトモカに一度は完全に手玉に取られた福山でしたが、ラストでは彼に似合わない優しさを披露。ま、彼の言うところの夢の王国への道程はまだまだ遠く険しいだろうけど(苦笑)  今回最も重要だったのは、言うまでもなく桐絵の日常が垣間見れたこと。周囲の男どもをあっさりと虜にするその美貌とプロポーションだけではなく、心の奥では雪成一筋な彼女の純粋さ、困った子供たちをすぐに助けてあげる優しさ、その全てが彼女の魅力なのだ。そういえば今週はトモカがメインだったせいか、桐絵がすごく大人っぽく見えました。そういうメリットがあるならば、トモカメインの話も悪くないかも。

第6話 アルバイトはブラボー! (2005/3/3) 脚本:日暮茶坊  絵コンテ:友田政晴  演出:福多潤  作画監督:渡辺純子  日曜日だと言うのに朝早く外出したミハル&桐絵&コヨミ。雪成とトモカが後を付ける中、彼女たちがやってきたのは幕張メッセ。彼女たちは壊してしまったお風呂の修理代を稼ぐべく、メッセで開かれるゲームイベントのコンパニオンガールのバイトをすることになったのだ。それは大変結構なことなのだが、オタクの皆さんを「プヨプヨベトベトしたお兄さん」だの「生乾きの靴下」だのと斬りまくったトモカちゃんには思わず爆笑。  桐絵の企みにより、何と雪成もイベントに参加させられるハメに。それもイベントの司会という大役。その勧誘の中で、桐絵は雪成の声を、「控えめながらもよく通り、耳に心地よく、聴く者を惹きつける」と誉めまくったのだが、何だかオレが能登さんを誉めるときにも同じような表現を使ったような気がする(苦笑)。  イベントは雪成、ではなくユキナちゃんのたどたどしい司会でスタート。「千和ちゃんセクシーっ」、招かれた声優に対する歓声がリアル過ぎる(笑)。と、何故かこのイベントに福山出現。何でもイベントは福山家の息がかかったものだったとか。彼のターゲットが見知らぬ少女?ユキナに向けられると、桐絵はボーナスをゲットすべく福山と緊急タッグ結成。  イベント終了後、突如ゲーム大会に突入する。賞品は何とユキナちゃん自身。そしてそのゲームに福山が飛び入り参加する。ゲームでは福山のスキンシップ攻撃にユキナちゃんタジタジ。てかユキナの悲鳴が余りにも女の子だったので思わず萌え(笑)。最後にはユキナちゃんの正体が暴かれ福山は石化、今回は桐絵の完全勝利となったのでした。  エンディングテロップの「大きなお兄さんA~C」の通り、今週は最近流行りのオタクネタで面白かったけど、逆に言えばこんな話じゃないと笑えるところが無いのかも。来週の「コスプレ麻雀」はさてどうでしょうか。ちなみに今週初登場の「ローブの少女」についてはノーコメントで(笑)

第7話 麻雀でブラボー! (2005/3/10) 脚本:渡辺陽  絵コンテ:大森英敏  演出:友田政晴  作画監督:藤沢俊幸  ホラー映画がつまらない、トランプに勝てないと駄々っ子炸裂のトモカ。そんな彼女に興味が無いと言って来たが段々カワイくみえてきたのは、僕がダメ人間の証拠でしょうか(苦笑)。それはともかく、いつものようにどこからともなく現れた福山が刺激的な遊びを希望するトモカに応える形で、コスプレ脱衣麻雀開催決定。最初は徹底抗戦の構えを見せていた桐絵も福山の挑発にあっさりと乗ってしまう。よくやった福山!!(笑)  一局目は福山、疾風、トモカ、コヨミの4人で対局。だが素人相手では福山の相手ではなかった。全裸ヘビ巻き姿にされたコヨミちゃん、合掌...二局目は福山、雪成、ミハル、桐絵で開始。福山と桐絵の二人が放銃しあう激しい展開の中、マイペースのミハルちゃんがバカヅキで敵無しの状態。雪成は敢え無くミハルに揉み揉みの刑に処されたのだった…  休憩時間、雪成を味方にすべく福山が接近。ミハルのあんな姿の誘惑に雪成も負けてしまう。その他リサや小雨、様々な人間の思惑・欲望が渦巻く中で対局再開。福山と雪成による哲也顔負けのイカサマでさすがのミハルの勢いも止められてしまう。自分が上がれずブチ切れた魔法少女姿!!の桐絵はオーラスにコスプレで町内一週を持ちかける。ふんどしでもサラシでも何でもやってやる、その桐絵の言葉に福山も乗った。  福山は天和積み込みを画策し、小雨に脅された雪成もやむなく協力するが、サイコロを握った手にえびっちが激突。サイコロの目がズレれば天和は作れない。福山、雪成、そしてリサや小雨は全裸・コスプレで夕陽が赤色に染め上げる町内の道路を寂しく歩くのだった...

第8話 ウサ耳・ブラボー (2005/3/17) 脚本:ラスプーチン矢野  絵コンテ・演出:小林孝嗣  作画監督:ひのたかふみ  久々登場・町田君秘蔵の「黄金のマモレンジャーマスク」、はっきり言ってイラネ(苦笑)。今週はその黄金のマスクを狙うファントム・ラビット3姉妹の大活躍エピソード(オチはコレが福山の超自己満足映画)。どう考えても設定がキャッツ・アイのパクリなのはご愛嬌ってところですが、福山ラブな桐絵など普段とは若干テイストを変えたことは新鮮味が感じられて良かった。  でもやっぱり「桐絵」なんだよねこの作品は。幅が広いにも関わらず芯が通っている彼女のキャラクターは、どんなエピソードだろうとも彼女自身をその中心に導く引力に満ちている(もちろん斎藤千和の演技がその魅力の多くに寄与していることは言うまでも無い)。今回のファントム・ラビットの次女役(=ヒロイン)も、彼女しか考えられないし。ミハルちゃんにももうちょっと頑張って欲しいところだけど、多分無理だな(苦笑)  次回は2ndでは初登場のマハル姉さんが大暴れするようで。スクランでも妙姉出てこなくなっちゃったし、久々にさやさやの声が聞きたいっ。って、こうやって書いてみると彼女は姉役とか母親役ばかりなことに気が付いた。やっぱり包容力が半端じゃないってことの証拠だよね。

第9話 学園祭はブラボー! (2005/3/24) 脚本:渡辺陽  絵コンテ:笹嶋啓一  演出:西村大樹  作画監督:斎藤和也  雪成やミハルが学園祭に心弾ませる一方で、ムコ探しを依頼したコヨミとトモカからの連絡は一切無し、三十路直前・マハル姉の憂鬱は海よりも深い。だがそんな彼女に好機到来!?セイレンと地球のゲートが開き、めでたくマハル姉が学園祭に来襲となったのだ。  2-Aの出し物は「メイド喫茶」。これまた福山の妄想が炸裂ですが、現場を梨々花が仕切っていたこともありコスチュームがかなり地味目な福山家のものだったのは少し残念。しかし桐絵たちの露出度が控えめだった分、タオル巻姿で街を徘徊したマハル姉さんの頑張りでお色気アニメの面目躍如。てかあの胸のデカさは改めて反則と思った(苦笑)  ムコ探しをサボリまくったコヨミとトモカとの鬼ごっこを満喫したマハル姉は、妹・ミハルを雪成に託しセイレンに帰っていった。が彼女の脳裏には、アクアランプをもってこの学園に忍び込んでいたヒジリの姿が焼きついていた。てか不安定なゲート云々(byヒジリ)はどーでも良いから、マハル姉の再登場をオレは熱望する。

第10話 晴れた日の午後はブラボー! (2005/3/31) 脚本:渡辺陽  絵コンテ:小林一三  演出:西山明樹彦  作画監督:中島美子  ミハルちゃんの額の紋様=星痕を強制消去に踏み切った桐絵&トモカ。雪成の指摘どおり、最近キャラ変わってますアンタたち(苦笑)。泣きじゃくるミハルちゃんが余りにも不憫でした。  今週はセイレンでコヨミが生まれた後、単身地球に戻ってきたコヨミ父を探すエピソード。本作品史上最もマジメな話だったけれど、その分お色気シーンは皆無でした。この作品にストーリー性は求めないと誓っている自分としては、正直物足りなかったな。何といっても、最近は桐絵の出番少ないしね(結局はここに行き着くのだ...)。  しかしながら、同じように星痕を持ち、地球の男性と結ばれたコヨミ母とミハルの類似性は、星痕がセイレンと地球を繋ぐカギであることを感じさせると同時に、この作品では無視できないポイントであると認識を改めたい。そしてコヨミの両親と違い、ミハルがこの地球に来ていることが、ヒジリが問題視するゲートの不安定に繋がっているという推測も自然と出てくるものだ。そのヒジリとローブの少女は、コヨミ父に接近し彼を強制的に眠らせていた。ローブの少女の本格出撃で、どうなる我らがミハルちゃん!?(ちなみに疾風と小雨が兄妹だったとは衝撃)

第11話 プレゼントはブラボー! (2005/4/7) 脚本:渡辺陽  絵コンテ:小林一三  演出:西山明樹彦  作画監督:しまだひであき、重松しんいち  佐々木家では雪成-リサ、桐絵-小雨、福山-コヨミ、そして疾風-トモカ(&えび)の大乱闘が繰り広げられる一方、ミハルは皆への感謝の意味を込め、バイトで一生懸命に貯めたお金をはたいてプレゼントを買っていた。彼女が一番悩んだのは当然、自分にとって特別な存在である雪成へのプレゼント。彼女は透明感溢れる写真立てを選んだ。  だが星痕を光らせたミハルが家に戻ろうとする一方、雪成の身に大異変発生。なんと彼の女性恐怖症が治ったのだ!家では早速パーティが開かれ、温かい雰囲気に包まれていた。そんなタイミングで家に帰ってきたミハルは、モテモテの雪成を寂しく見つめ、部屋に戻った。雪成にとって自分は特別な存在ではなくなった、自分にとってはずっと特別だったのに...写真立てに飾った雪成とのツーショット写真を見つめるミハルから、一粒の涙が零れ落ちた。  そこへ突如現れたヒジリが言う、「ここはミハルがいるべき場所ではない」と。ヒジリに導かれ、星痕が光らせながらミハルはお風呂の底に消えた。このまま雪成とミハルは永遠の別れとなってしまうのか。自分にとってミハルは特別だと言い切った雪成、そして姿を消す直前にミハルが浮かべていた涙に、我々は全てを賭けるしか無い。

第12話 セーレンへブラボー! (2005/4/14) 脚本:渡辺陽  絵コンテ:林宏樹  演出:福多潤  作画監督:渡辺純子  ヒジリ、そしてローブの少女・ユキナが覚醒を危惧する「もう一人の能力者」とは誰のことか。今思えば、第6話の雪成女装(ユキナちゃん)バイト現場にユキナが現れたのは、名前含めた伏線だったのか。  「スパイ衛星で常時監視」、止まることを知らない福山のヘンタイ趣味が功?を奏し、ミハルが特務課(のエージェントであるヒジリ)に捕えられたことが判明。星痕:水を媒介として、地球とセーレンをつなぐゲートを開放する力を持つ人間に刻まれた印。ナナエ課長と自分しか知らない事実をであり、それを持つが故にミハルは狙われたとコヨミは語る。そしてコヨミとトモカのアクアランプが奪われてしまった今、雪成たちがミハルを助けるためにセーレンに渡る手段は無くなった。もうミハルとは逢えない、雪成の失望は余りにも深い。  だが雪成は諦めなかった。自分が心から笑えるようになったのは、全てミハルのおかげなのだと。そんな雪成の不退転の決意を、桐絵たちも応援する。そんな時、セーレンからマハル姉とナナエKが語りかけてきた。雪成たちがセーレンへの転移を果たす唯一の方法、それは母・アスハから星痕の力を受け継いだコヨミの覚醒しかないと。自分は落ちこぼれ、自信が無いと言うコヨミをトモカたちが励まし、コヨミはついに星痕の力を発動させたのだ。  嘗て無い程張り詰めた雰囲気で迎えそうな最終回、我らがミハルちゃんの運命や如何に!?

第13話(最終回) ファイナルブラボー! (2005/4/21) 脚本:渡辺陽  絵コンテ・演出:あおきえい  作画監督:牧野竜一  最終回、R-15作品の集大成をこの瞳に焼き付ける。ヒジリの心の闇、それはミハルを愛していたことだった。ユキナの命に従いつつも、実は自らの欲望を満たすためにミハルをさらったのだ。だがそんな彼女の黒き心を、桐絵は渾身のバックドロップで打ち砕いた。  ローブに身を纏った少女・ユキナ。彼女は時空管理局を統べる最強の能力者であり、その身体の全体が星痕で埋め尽くされていた。そして彼女が男性に触れるとじんましんが...ユキナは正に雪成の女性版、味わった苦しみもまた同じ。だが雪成は、ミハルという一人の少女によってその苦しみから救われた。彼は言う、ユキナにとって大切な男性が、必ず現れると。そんな雪成の優しい言葉にミハルの呪縛は解け、ついに戦いは終わりを告げた。  佐々木家の朝、ミハルが雪成を起こしにくると、ベッドの中から雪成にべったりとくっつくユキナが現れた。ユキナは自分の運命の男性が雪成と信じて疑わない。一方、桐絵の周囲には小雨、バックドロップで桐絵LOVEに目覚めたヒジリ、そして相変わらずな福山の姿が...ゲートが開ききった今、佐々木家のトタバタな日常は続きそう。だが、ユキナに付きまとわれ女性恐怖症が復活してしまった雪成は力強く言った。「女の子って、素晴らしい!」    

R-15となりパワーアップしたセカンドステージもこれにて完。オレは2ndが始まった時、まずは欲望に身を任せると誓ったわけですが、回を重ねる毎にエロさが薄くなっていったのは残念な点の1つかな。ま、後半は話がシリアスに展開していった分仕方が無い面はあるものの、「お色気作品と思いきや実はマジメで良いお話だった」と言える程、ストーリーに引き込まれたわけでも無かった。簡単に言えば、中途半端だったと言えますね。  つーことで、お色気以外に良かった点を挙げるのは難しいのですが、敢えて言えば(何度も触れましたけど)「桐絵」のキャラクターでしょうか。彼女の存在だけが、この作品を「マトモな」方向に軌道修正させるものだったと思う。今後も斉藤千和演じるキャラクターからは、目が離せそうにありません。
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