ガン×ソード ~感想~

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<スタッフ>
監督:谷口悟朗  脚本:倉田英之  キャラクターデザイン:木村貴宏  イメージリーダー:まさひろ山根  助監督:久城りおん  メインメカニカルデザイン:反田誠二  音楽:中川幸太郎  アニメーション制作:AIC A.S.T.A
<キャスト>
ヴァン:星野貴紀  ウェンディ・ギャレット:桑島法子  カメルン99:井上喜久子  ミハエル・ギャレット:保志総一朗  レイ・ラングレン:櫻井孝宏  ジョシュア:ラングレン:野田順子


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ep.I タキシードは風に舞う (2005/7/4)
ep.II ファニーストリーム (2005/7/11)#1 脚本:倉田英之  絵コンテ:谷口悟朗  演出:久城りおん  作画監督:木村貴宏(キャラクター)、まさひろ山根(メカニック)
#2 脚本:倉田英之  絵コンテ:谷口悟朗  演出:三好正人  作画監督:永田正美(キャラクター)、西井正典(メカニック) さて、谷口監督の新タイトルということで7月の新番組の中ではおそらく期待度高いと思われるこの作品ですが、初見の印象としては雰囲気はそれなりに良いけれど決定打に欠けるというところかな。1話のラッキー男なんかはスクライドを見た人間としては新鮮味は少なかったし、「昔とデザインが変わった」と言われてる木村貴宏さんのキャラもそんなに変わってるか?ってな印象だし。とは言うものの、刹那的な面白さではなくてじっくりと腰を落ち着かせて見る作品だと思うので、しばらくは付き合っていこうと思います。 細かいところでは、1話でのウェンディのいきなりのお嫁さん宣言はキターッ(笑)。ふと思ったけど、とにかく風変わりなキャラが多かった桑島さんがウェンディのような普通の萌え系少女を演じたのは、実はユリカ以来だったりして!?(フレイやステラは萌えキャラじゃないよ)。そんなウェンディですが次回予告ではかなりの大人に成長してるような気がする。大人の彼女がどんな生活を送っているのか、今から想像するのも面白いかも。それからOP曲、最初はマクロスかと思った(苦笑)。 ストーリーで気になるのは、カギ爪の男よりもむしろさらわれたウェンディの兄・ミハエルの方だったりする。殺されずにいるということは生かす事に何らかの意味があるわけで、特別な力でも持っているのかもしれない。そもそも演じるのが保志さんって時点で単なるお兄ちゃんってことは無さそうだしね。

ep.III 勇者は再び (2005/7/18)脚本:倉田英之  絵コンテ:笹嶋啓一、谷口悟朗  演出:久城りおん  作画監督:植田洋一(キャラクター)、まさひろ山根(メカニック) この番組とは関係無いのですが月詠DVD-PHASE07のTVCF。「聞いてくれないお兄さまなんて...大キライですっ」、萌え度が高過ぎる葉月ちゃんを目の当たりにすると、オレみたいなダメお兄さまは思わずサイフの中のお小遣いを確認してしまいます(笑)。 今週のゲストキャラ・ユキコを演じるのは我らが雪野姉。最近年上(と思われる)声優さんには皆「姉さん」って愛称をつけてますが、姉ブームの予感大なのでお許しあれ(笑)。彼女とウェンディ・桑島嬢とのツーショットはあのMADLAXを思い起こさせました。それから挿入歌として使われていた彼女の歌が素晴らしかった。おそらくはサントラ収録となるような気がしますが、1曲3000円の世界に足を踏み入れねばならないのがツライところです。 今週はヴァンにそれ程活躍の場が無かった代わりに、かつて共に街を守った盟友(ユキコの祖母・チヅル)を失ったジイさんたちの生き様が描かれたわけですが、酒浸り、ヨロイを操る生き生きとした姿のコントラストが面白かったですね。但し、自分の脳に「ビビッ」と来るモノはまだ無いかな。来週以降に期待しよう。それから今日のヨロイ(エルドラ5)はどこかで見たことあるようなデザインの機体だったな。やっぱり勇者シリーズのどれかかな?といっても全く見たことない僕にはさっぱり分からないんですけど(苦笑)。

ep.IV そして、雨は降りゆく (2005/7/25)脚本:倉田英之  絵コンテ:久城りおん  演出:斎藤久、三宅和男  演出協力:久城りおん  作画監督:斎藤久 今週は熱に冒されたヴァンを救うべく、ウェンディが大活躍でした。ヴァンの裸を見たときの恥じらいとか、大雨の中、何としても薬を届けようと必死になる彼女を見ていると、この娘をとことん可愛く描いてやろうというスタッフの意気込みを感じますね。オルフェ脚本といえば、女の子を可愛く動かすことに重点が置かれることが多いけど、この作品も正にそうなんでしょうね。にしても、ウェンディがスパッツである事実を、今回ほど呪ったことは無かったです(笑)。 そんな彼女の活躍の一方で、謎は更に深まるばかり。ヴァンの胸に浮かび上がった紋様。それをウェンディから伝え聞いた街医者・デネヒーは、「この患者、義手の男と」と呟いた。その時の絵はあのカギ爪。このカギ爪が義手であり、そしてその男もまた、同じ紋様を身体に持つとでも言うのか。そしてその直後、病院を訪れたのはカギ爪の男を捜す3人目のキャラクタ、レイ・ラングレン。物語は静かに、しかし確実に動き出した。

ep.V ツインズ・ガード (2005/8/1)脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司、玉川達文、谷口悟朗  演出:北村真咲  作画監督:青山まさのり 今週は短縮モード。双子が激しく争いあう街にやってきたヴァンとウェンディ。それぞれの親玉、姉妹のエルとアールの用心棒として戦うことになったヴァンと先週から引き続き登場のレイ・ラングレン。彼らは共通してカギ爪の男に「妻」を殺され、その復讐を果たすべく旅を続けている(正確に言えば、ヴァンの方は妻になる女性だった)。このカギ爪の男とやらは人妻好きか!?という冗談は置いといて、偶然の一致とも思えないこの事実は頭に置いておくべきだろう。 姉妹の争いの原因である父親の遺産は何とヨロイ。二人乗りのヨロイの製作・研究に必要な実験体としてこの街に多数の双子たちが生み出され、そしてエルとアールもその中の一組に過ぎなかったのだ。だがこの実験を仕切っていたエルとアールの父親は、誰の命令でこのような研究を行っていたのだろうか。父親が遺したビデオメッセージを見ていると、この点についても非常に気になったが、今は手がかりが少なすぎる。

ep.VI ハートに火をつけて (2005/8/8)
ep.VII 復讐するは我にあり (2005/8/15)#6 脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:秋田谷典昭  演出協力:久城りおん  作画監督:永田正美、小林冬至生
#7 脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:三宅和男、上坪亮樹  演出協力:久城りおん  作画監督:大貫健一(キャラクター)、まさひろ山根(メカニック) #6)今回ヴァンを襲ってきたチェリー&マスカットのラブラブコンビ、ハッキリ言ってウゼェ(苦笑)。街でカギ爪の男が自分たちのそばにいたと聞いたヴァンだったが、残念ながらカギ爪は船で街を出てしまった。 #7)ジョーという男が作ったら楽園・ラビアンローズ。「復讐は本当にエレナが望んだことか?」、「兄・ミハエルと出逢うためならば、街で待っていた方が良いのではないか?」とジョーはヴァンとウェンディーを説く。その言葉に身を傾きかけた二人だったが、ヴァンはその彼がカギ爪の仲間だと見破った。 ジョーはヴァンを「私達の敵」と語ったことからすれば、やはりカギ爪は(ジョー曰く、大義を持った)大きな組織のボスのようだ。ヴァンのことを「捨て去った過去の亡霊」と表現したことも何らかの意味がありそうだ。そしてヨロイのダンは「オリジナル7」の1つであるとのこと。これは「DANN of THURSDAY(木曜日のダン)」という文言とリンクしているのね。となれば気になる木曜日以外のヨロイの多くはカギ爪の男(とその仲間)が持っているのか。また、レイのヨロイもオリジナル7(銃ばっかりぶっ放してたから火曜日とか?)の一つかもしれませんが、まだまだ謎は多い。

ep.VIII その絆に用がある (2005/8/22)脚本:倉田英之  絵コンテ:大畑晃一、谷口悟朗  演出:三好正人  作画監督:牧野竜一(キャラクター)、鷺北恭太(メカニック) 見境無く旅人に襲い掛かる謎のドラゴン型ヨロイを巡り、ヴァンとあのレイ・ラングレンが共闘するという意外な展開を見せた今週のガン・ソード。「子供の頃からヨロイの開発室に出入りしてた」というレイの弟のジョシュアも初登場し、ヨロイに詳しいその知識をフルに生かし見事ドラゴン型ヨロイの撃破に貢献しました。そのジョシュアはかつて優しかった兄・レイを取り戻すため、ヴァンとウェンディの旅に加わると宣言。ヨロイの知識が無ければ単なるお荷物な彼の世話までしなければならないヴァンの苦労は増えること間違い無し、ですな。 今週はそんなジョシュアからレイの過去も明らかになりました。ヨロイの設計責任者だったシノという女性と、ヨロイのテストパイロットだったレイは外から見ててもお似合いだったとか。そしてあのカギ爪にシノの命が奪われたレイの怒りは、本当にヴァンとそっくりな境遇であることを再確認できた。 また、彼らがいたというヨロイの開発室を誰が、何のために作られたのかが個人的には気になるところ(第4話の双子の件もあるしね)。そこにもカギ爪が絡んでいるのだとしたら、レイはヴァンよりも彼について具体的な姿を知っているのかも知れない。それからレイのヨロイ・ヴォルケインはやっぱりその語幹(火山を意味するvolcano等)から『火』に値するオリジナルセブンなのだと思う。

ep.IX カルメン 故郷に帰る (2005/8/29)脚本:倉田英之  絵コンテ:林宏樹  演出:秋田谷典昭  作画監督:田畑壽之 ヴァンたちは「超偶然」にもカルメンの車のヒッチハイクに成功。彼らが向かうトリノリアはカルメンの故郷。6年ぶりの帰郷に沸き返る街のエロ男どもたち(笑)。ま、彼女が人気者なのは確かに納得なんですけどね。 さて今週は静かなる故郷にてカルメンと彼女の親友・ハエッタとの哀しい物語が展開されました。情報屋・カルメン父、そしてパートナーのハエッタ父・フィンドレイ、この両親の職業柄変わり者として蔑まれ、彼女たちは昔からお互いが唯一の友達だった。だが今、ハエッタはカギ爪の男の依頼で人体を蝕む謎の花を栽培し生計を立てていた。しかもそのうちに被害を被るであろう、街の人間には全くの秘密で。 「あなたが大好きで、大嫌いだった」。お互い抱えていた想いをぶつけあいながら、カルメンはハエッタがやっと掴んだという「日常」をぶっ壊した。フィンドレイは自ら火を放った家に居残り、そしてハエッタも炎に包まれた花園に静かにたたずんだまま。カルメンはその炎を静かに見つめ、次の街・ゾネットに向かった。いつもと違うエンディングのタイトルは「paradiso(イタリア語)」。英語の「paradise:至福、安楽」、何とも余韻深きエンディングでは無いですか... 傑作エピソード間違い無しの今週でもう1つ気になったのが、ハエッタに花の栽培を依頼していたカギ爪の男の手先「ファサリナ」の存在。CVの倉田嬢、谷口作品ではあのスクライド以来の登場。シェリス・アジャーニがかなりの重要キャラだったことを考えれば、ファサリナも物語のカギを握る人物の一人なのかもしれませんね。それから謎が謎を呼ぶストーリーが展開される一方で、各キャラクターたちの躍動感もかなり出てきてますし、この作品もようやく本領を発揮しつつあると思います。

ep.X 海よ サンキュー (2005/9/5)脚本:倉田英之  絵コンテ・演出:久城りおん  作画監督:大坪幸麿(キャラクター)、西井正典(メカニック) 今回の舞台は地面が沈んだ街・ムーニエル。いきなりヴァンに求婚したサルベージ組合長・ビビアンの声は何とマリ姉。彼女のアニメ出演はかなり久しぶりだと思われるけど、男勝りの女性も意外にイケるじゃんと思ったのはオレだけではないはず。一方の海賊リーダーキャプテン・カイジも変わったキャラクターの持ち主だったけれど、どうもそのキャラを理解する時間が少なすぎて単なる変人キャラに見えてしまったのが惜しいな。 ヴァンはビビアンから依頼された遺跡発掘作業の護衛を見事果たしたけれど、この「遺跡」って結局何だったんでしょうかね。ビビアンが依頼を受けた「聖跡探索機関」(字違うかも)ってのがかなり胡散臭い。何やら色々なところに手を出しているカギ爪の息がかかっているとしても何の不思議も無い。またその機関の研究員の声が谷口作品にはお馴染みの白鳥哲氏だったことも注目すべき点だ(これは先週のファサリナと同じパターンでもある)。 さて、ゾネットに到着したヴァンたちの前にいたのは何とウェンディ兄ミハエル!?どうやら1クール目の大きなヤマを迎えそうですね。

ep.XI さよならのありか (2005/9/12)
ep.XII 帰らざる日々・・・ (2005/9/19)#11 脚本:倉田英之  絵コンテ:北村真咲、谷口悟朗  演出:北村真咲  作画監督:斉藤久
#12 脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:三宅和男、石倉賢一  作画監督:をがわいちろを #11)兄と妹、感動の再会の後に残ったのは明確な決別。もうエヴァーグリーンには戻らないと言うミハエルは、カギ爪の男を同志であり、立派な人だとも言う。そう、彼はカギ爪の男の仲間だったのだ。女子トイレ侵入の罪で逮捕されてしまったジョシュアのギャグも、この別れの慰めにはならない。 そしてミハエル以外にも今週初登場のゴッツイ海男ガドヴェドや性別不明の双子兄弟カロッサ&メリッサ、静かなる男ウーにあのファサリナと、カギ爪男の仲間が勢ぞろい。ガドヴェドはオリジナルセブンが「全員」揃ったと言った。彼ら6人+ヴァン=7。彼の言葉からすれば、オリジナルセブンとはヨロイそのものを指すのではなく、曜日が冠せられたヨロイ(Dannや今週出てきたSaudade等)に乗るヨロイ乗りのことを指すんだろう。彼の言葉が事実ならば、レイはオリジナルではない外様ということにもなる。 その他ボードの解析屋がカルメンの持ってきたボードの解析で書いた「(一行目)N-10=4=10=10(2行目)S-682」という数式が意味するものは何だろう(カルメンはボードの一部が分かったと喜んでいたが)。固いオレの頭じゃ全くワカランけど(涙)。その解析屋にファサリナも何かの点検を頼んでいたようだし、まだまだ色々と伏線ありそう。だが我らがウェンディが旅の目的を失い、ヴァンたちの前から去ってしまっては意味が無い。 #12)数式は座標軸を表していたようで(NはNorth、SはSouthか。って北と南じゃん!?)。些細なことでケンカしたカルメンと別れたヴァンはガドヴェドと再会を果たす。ってアンタら知り合いだったのか。いや、彼らの関係は知り合いどころでは無かった。カギ爪にやられたヴァンの身体を改造しDannを与えたのがこのガドヴェドだったのだ。しかもヴァンはDannと命をともにする、正に一心同体となっているらしい。 また、オリジナルセブン(の衛星とヨロイ)は母星である地球が囚人惑星だったこのエンドレスイリュージョンを監視するためのシステム。そのオリジナルセブンには「先代」の存在があり、その先代の生き残りはガドヴェドただ一人。ミハエルやファサリナらカギ爪の仲間たちは新しい世代のオリジナルセブンということも、ガドヴェドの口から語られた。そのガドヴェドが同志と呼ぶのがカギ爪と知りヴァンは激昂する。 行き場を無くし彷徨うウェンディの前に現れた初老の男性。彼はウェンディに「夢」の重要性を語る。命そのものに意味は無い、意味があるのは命が生み出す夢なのだと、彼は悟りきったかのようにウェンディに語る。であるならば、彼にとって夢を生み出すことは、命よりも大切なことなのか。そんな疑問が脳裏をよぎったとき、この男に近寄ってきたのはあのファサリナ。彼女がケースから取り出したのは何とカギ爪!?この老人こそが、ヴァンたちの仇敵・カギ爪の男だったのだ。 ヴァンとガドヴェドは決着をつけるべく、お互いのヨロイ、ダンとディアブロに乗り込む。剣と斧、勝つのはどちらだ。一方カギ爪の男をマークしていたレイがカギ爪に発砲!!ってアンタ何時の間にいたんだよっ。各所で大変なことになっています...

ep.XIII 夢の途中 (2005/9/26)
ep.XIV スウィフト・ブラウニー (2005/10/3)#13 脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:久城りおん  作画監督:木村貴宏(キャラクター)、まさひろ山根(メカニック)
#14 脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:三宅和男、西村大樹  演出協力:久城りおん  作画監督:永田正美(キャラクター)、青山まさのり(メカニック) #13)自分を殺そうと銃を向けるレイに対し、カギ爪は夢が小さいから殺せないと一蹴。てかそもそもカギ爪の夢(=目的)は何なのか、未だにハッキリしない。少なくとも分かったことといえば、ヴォルケインを作ったシノをカギ爪は知っていたことくらいか。彼の夢にとって、オリジナル・セブンたるヨロイ使い(ともちろんヨロイ本体)は必要不可欠なようだが。またカギ爪がオリジナルセブンに加わるようにレイに持ちかけたところを見ると、決して7人という枠は決まってないとも受け取れるのだが...(それとも死んだガドヴェドによって出来た空席を埋めるとか...) 一方ヴァンとガドヴェドの対決は、カギ爪をその目で見て怒り爆発のヴァンに軍配。せっかくの好キャラもここで消えてしまうのかガドヴェドさん...だが贖罪か断罪かと選択を迫ったガドヴェドに対しヴァンは事実上カギ爪を殺す選択しか無いわけで、それが彼らの勝敗を分けたものであったと思う。それから兄を追うのではなく自分の旅を続けることを決意したウェンディには、大変であろうヴァンのフォロー係りをしっかりとこなして欲しい(苦笑) 13話は1クールの締めということで、作画監督は木村&山根のメインアニメーター揃い踏み。相変わらずクオリティ落ちが無いのは感心。 #14)ゴメン、ありきたりだけど言わずにはいられないので言わせてくれ。「プリシラちゃん萌え過ぎ!!」。まず容姿、あの絶対領域は反則だよーっ(笑)。それから声、正直申し上げて、最近の千葉紗子はとても良い感じなのでありますよ。プリシラみたいな「元気系娘」の演技は見たこと無かったのですが、まずまず良かったと僕は思う。 初回以来、復活したザコタはとりあえず無視でOKかと(苦笑)。このプリシラの存在感は、ヒロイン・ウェンディの座を脅かすよなぁ...我々視聴者にとっても、贅沢な選択肢が増えたということで喜ばしい限りである(笑)

ep.XV ネオ・オリジナル (2005/10/10)
ep.XVI 輝くは電流火花 (2005/10/17)#15 脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:熊谷雅晃  演出協力:三宅和男  作画監督:大貫健一(キャラクター)、鷲北恭太(メカニック)  作監協力:永田正美
#16 脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:久城りおん  作画監督:大坪幸麿(キャラクター)、西井正典(メカニック) #15)ヴァンにあっさりと名前を覚えてもらったプリシラに対して嫉妬爆発なウェンディは、飛行船上のディナーで目一杯ドレスアップ。うーん、乙女の行動力ってのはスゴイっ(笑)。期待通りプリシラも本格参戦しそうだし、今後の「乙女の戦い」に期待大です。ウーのメッツァとの雪山対決は、華麗な剣さばきを見せたウーの圧勝。ヴァンに為す術はあるのか。 オリジナルなヨロイはやっぱり7体しかないらしいけど、ウーが叫んでた旧式と新式の「差」は何なのかね(ガドヴェドとヴァン以外は皆新式のようだが)。ミハエルを「大人にする!!」と豪語したファサリナといい、この作品油断できないキャラが多すぎです。 #16)3日の猶予を与えられヴァンの命は助けられた。屈辱の敗北である。そして気を失ったヴァンを看病するウェンディがダウン、悪いことは重なるもの。3日後はエレナの命日、そしてあの惨劇を思い出させる教会の鐘の音、ヴァンはこの場、この現状から逃げ出そうとする。初めて、彼が弱さを表に出した瞬間だ。 だがそんなヴァンをウェンディは逃げればよいと冷たく突き放す。彼を逆に励ます意味だったのかは定かではないが、そのおかげでヴァンは自分の心の中にエレナが行き続けていると悟り、天に向かってエレナへの愛を絶叫!!もぅ何よコレ(笑)。心を無にしダンと一体化し、エレナへの愛を力の源としたヴァンに敵は無し。屈折した母への愛を抱く戦うウーに圧勝した。しかしこのウー氏、初見のときは冷徹な戦士っぽかったのに、実は超マザコン男ってオチにはちょっと笑えた。 カギ爪側のオリジナルセブンに二人目の犠牲者が出たにも関わらずカギ爪は余裕の表情。彼にとって同胞の死は例えば「飾ってあった花が枯れた」程度のものでしかないのか。ミハエルの言っていた「幸せの時」ってのが、彼にとって超重要なことのようだが...

ep.XVII 座標Xを追え (2005/10/24)脚本:倉田英之  絵コンテ:北村真咲、谷口悟朗  演出:北村真咲  演出協力:三宅和男  作画監督:中谷誠一、木村貴宏 OP、カギ爪の周囲からどんどんとキャラクターがいなくなる。終いには誰一人いなくなってしまいそうな今の雰囲気である(苦笑)。 さて本編、カルメン、ジョシュアにユキコ、エルドラ5のジいさん、そして待ってましたのプリシラ。何だか一気に大所帯となったヴァンご一行である。ま、旅は賑やかな方が良いということにしておきましょう。今回のミッションは海上の座標Xに辿り着くため、男子禁制の港を仕切る女王様・キャサリンをとっ捕まえ港を開放させるというもの。だがこの小林○子ばりの巨大蝶水着を身に纏ったキャサリン様(CVナベクミ)の女王っぷりはナニですかっ!?(笑) で、女王様をとっ捕まえるためにウェンディたちが受けた勝負は「水着だらけの大運動会」。もぅ空いた口が塞がりません。しかし素材が金属繊維で伸張自由自在のダイタン水着を披露するカルメンたちに対し無念の自主規制。まぁ少なくとも身体はまだまだオコサマなウェンディのスク水もお約束の範疇だが、頼むからDVDを早く出して下さいm(__)m。ついでに言えば、限界まで不要なモノを脱ぎ捨て自然と一体化したキャサリン様こそ自主規制と思いますが(笑)。 勝負は自分以外の全員がカナヅチでウェンディが引き受けることになった。どう考えても勝てそうにない勝負だがそれはそれ。相手の水着をグイッと噛んで離さなかった、正に妨害としか思えないカメ公の助けもあり見事ウェンディが勝利。些細な夫婦喧嘩がこんな事態を招いたことに、今回ばかりは感謝しよう(笑)。しかし「ここにもいましたよ」ファサリナ嬢と言い、ヤツらの計画は確実に前に進んでいることを忘れてはならない。

ep.XVIII 祈るはサウダーデ (2005/10/31)脚本:倉田英之  絵コンテ:三好正人、須永司、谷口悟朗  演出:三好正人  作画監督:津熊健徳(キャラクター)、アリサワヒロシ(メカニック) 今週からOPも大所帯になりましたね。サブタイの「サウダーデ(saudade)」はポルトガル語で、「懐かしさ」「未練」「懐旧の情」「愛惜」「郷愁」「ノスタルジー」「孤愁」の意味だそうです。 カロッサはミハエルが大キライで、メリッサはミハエルにトキメキモード爆発。このネジレ、後々の展開に微妙な影響を与えそうですがどうでしょう。それはそうと今週はカギ爪側に内紛勃発。ミハエルのヨロイ、サウダーデのチーフであるムッターカ氏がクーデターを起こしたのだ。「幸せの時」の起動スイッチたるサウダーデが実はとてつもない破壊力を秘めていたことを理解した彼は、「幸せの時」、即ちカギ爪の目的は力と恐怖で世界を統治することではなく、「人類の滅亡」だと気づいたのだ。そりゃ誰もいなくなりゃ何も起こりはしないけど、それを本気でやろうというカギ爪を頼むから誰か止めてくれ(苦笑) しかし同志はクーデターの報を聞いても無関心。ムッターカはミハエルを人質に取ったが、一方でミハエルのキャラクターに心酔しており、ミハエルは指導者になるべきという。カギ爪は計画は絶対に変更できないと淡々と語る。幸せの時は虐殺では無いとかいいながらムッターカの部下をカギ爪で絞め殺し、またやっちゃったゴメンナサイと涙を流して謝り、そして「必ず夢を叶える」と言い出す始末。もぅコイツにつける薬はないのか!? 基地から脱出を図るムッターカに、サウダーデが止めを刺した。てーか海上で翼を広げて光り輝くサウダーデの、この「フリーダムな」いでたちは何ですか!?(笑)。(ちなみに今週のメカ作監は種でもメインスタッフの一人だったアリサワヒロシ=有澤寛氏でしたね)。何だか妹を思いやったりしてしまうミハエルの苦悩も、何となくキラっぽいし。種では桑島さん(フレイ)を守れませんでしたけど、カギ爪に完全に従うことを決意した(ように見える)今回は果たしてどうでしょう。 一方出番の少なかったヴァンたちも、カギ爪たちの基地に繋がると思われる海底トンネルの入り口をついに開けた。確実にクライマックスに近づいている感じです。

ep.XIX 素懐の果て (2005/11/7)脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:久城りおん、加藤顕  作画監督:斎藤久(キャラクター)、牟田口裕基、西山忍、まさひろ山根(メカニック) 「素懐:平素のねがい。かねてからの願い」(広辞苑より)。カロッサ(Sin of Friday)、メリッサ(Sen of  Saturday)、二人のヨロイがようやくお披露目。しかし前話でミハエル兄にトキメキモード全開のメリッサを、カロッサは無理矢理出撃させる。オレたちなら勝てると。こりゃフラグ立っちゃったか。 長い長い海中トンネルを行くヴァンご一行。プリシラはヴァンに熱烈アプローチし、その二人が一緒に食事に来ると、手料理を作って待っていたウェンディの表情が曇る。乙女の戦いがついに本格化か!?と思いきやカルメンがジャマして本格化ならず。残念っ(笑) で、資材置き場のような場所に8話でヴァンたちを苦しめた龍型ヨロイが再び出現(しかも2体)。エルドラVとブラウニーが迎撃する隙にヴァンは先を急ぐが、中央ダクト部分で彼らを待っていたのはカロッサ&メリッサ、そしてレイまでも。ヴァン&レイvsカロッサ&メリッサの状況が自然と作られ激闘開始。そんな中、皆が帰ってくると信じてシチューを作るユキコの話を、ウェンディは真剣に聴いていた。 同志に刃向かう選択肢を持たないカロッサにとって、ここで功を挙げねば同志に捨てられるという恐怖が、彼の背中を押す全ての源だ。双子の合体連携技に苦戦するヴァンとレイだが徐々に反撃の機会を狙う。そしてカロッサを狙ったヴォルケーノの一撃をメリッサが身を挺して防ぎ、Senは真っ二つ。「私はカロッサを捨てない...」、そう言い遺してメリッサは逝った。そして逆上し船を操るジョシュア目掛けて突撃するカロッサに、冷徹なヴォルケーノの2発目が命中した。だがこんな純粋な二人の子供の命も、カギ爪にとっては花びら程度のものでしか無い。

ep.XX ワンダフル・ユニバース (2005/11/14)脚本:倉田英之  絵コンテ:ユキヒロマツシタ、谷口悟朗  演出:まつもとよしひさ、三宅和男  演出協力:久城りおん  作画監督:川口弘明、木村貴宏 サブタイトルは「素晴らしき世界」とでも訳すのが適切か。ヴァンたちは前方に現れた謎の基地でカギ爪たちの居場所を記した地図&瀕死の負傷者を発見する(この基地は18話でムッターカがクーデターを起こした基地のようだ)。十字型の大陸の中心が敵の本拠地と分かり気が焦るヴァンだが「急がば回れ」と言いたい。 一方、ファサリナが舞台を整え、カギ爪の演説が開かれる。「支配より協調、征服よりも友情」その他、相変わらず聴こえの良いセリフばかりだが、彼のたどたどしいトークに拍手が喝采される一方で、カギ爪の夢を共にすることに迷いがあるミハエルがファサリナの虜に。15話でミハエルを「大人にする」と断言したファサリナの正に有言実行。彼女の背中の傷は気になったが、オレにゃ☆ファンの悲鳴が聴こえてしょーがない(笑) 「大人になった」ミハエルはファサリナと共にウェンディの元にやってきた。だがウェンディは彼の最後通告を撥ね退ける。病に冒されたカギ爪は自らを犠牲にして世界をの「フォーマット」を望む(その触媒がハエッタの花)。それこそが「幸せの時」と題された彼の夢だが、その具体的な内容はカギ爪自らが原子分解し全ての生物と無意識化レベルで同一化することらしい。小難しい内容だが、要は「皆一緒になりましょう」ってことだろう。 だがそんな夢などヴァンにとってはクソ食らえである。相容れない二つの勢力に戦いは必須。ついにファサリナがヨロイを召還し、ヴァンとの全面対決に突入する。「幸せの時」完了まで1ヶ月足らず、ヴァンに遺された時間は少ない。

ep.XXI 空に願いを 地には平和を (2005/11/21)脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:古川順康  作画監督:松原豊(キャラクター)、大塚健(メカニック) ファサリナのダリアとダンが全面対決。快楽に身を委ねるような戦い方は酔拳を思わせるが、掴みどころの無さにヴァンは苦戦。一方、ミハエルはファサリナが時間稼ぎ(敗北は想定内だろう)をしている隙に、計画遂行のためサウダーデとともに宇宙に出る準備を進める。 そしてウェンディ、プリシラ、カルメンの3人はヴァンに先行して先を急ぐが、プリシラはヴァンのことを好きなのかとウェンディに問う。そして自分は好きだとも。素直に自分を表現できるところが、プリシラの良いところ。そしてすぐに答えが出せないウェンディの慎み深さもまた良し。 打ち上げ1分前にヴォルケイン出現。ロングレンジでサウダーデを狙うが、ビームを放つ直前にファサリナに止められてしまう。月へ飛び立ったサウダーデは、ダンの衛星をぶち壊しダンはパワーダウン。もうこの二人は使いモノにならないの!?そして蛻の殻となった基地にウェンディたちが到着。なんとそこでカギ爪がウェンディにデートの申し込み!?どこまでもナメたオッサンだが、次回予告を見る限りそれを受けちゃうのかウェンディちゃん!?もう開いた口が塞がりません(笑)

ep.XXII 誰がために (2005/11/28)脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:秋田谷典昭  作画監督:田畑壽之(キャラクター)、鷲北恭太(メカニック) もうダンに宇宙に上がる力は無い。ダンと一心同体のヴァンの生命力は弱まり、カルメンやジョシュアは焦りを隠せない。そしてウェンディは書置きを残してカギ爪とデート。足並み乱れまくりである。何故ミハエルなのか?とのウェンディの問いに、彼はオリジナルを動かす力、そして人を繋ぐ力を持っているとカギ爪は答えた。だが、カギ爪の夢の世界への招待を、ウェンディはキッパリと断った。その答えに、カギ爪のウェンディ好感度は更にアップしたが、もっと早く逢うべきだったと後悔の言葉もつぶやく。そして新しい世界を頼むと言い残し、ウェンディの前から去った。 帰ってきたウェンディとヴァンが早速ケンカを始める。だがもう子供じゃないというセリフが単なる強がりに聴こえないくらい、彼女は間違い無く成長した。ここで、ガドヴェドの乗っていたディアブロの衛星を借りる案が出る。ジョシュア以外、宇宙が何かすら知らないこの一同だが、残された唯一の手段を絶対に成功させるため、皆が力を合わせる。それにはヴォルケーノの強力なエンジンの力も必須だったが、協力しないと言い張るレイにユキコさんが平手打ちを見舞う。やっぱりやるねぇこの姉さん(笑)。 皆の努力が実り準備は整った。この機会に、皆で記念写真を撮る。プリシラに負けじと強引にヴァンの隣りに座ったウェンディの負けん気に乾杯!(完敗?藁)。が、夕陽をバックに、ついにプリシラが童貞・ヴァンに告白!!無事に戻ってきてからその答えを聴くと、二人は約束を交わした。そのシーンを眼にしたウェンディは、ヴァンが帰ってきたときどんなアクションを起こすのだろう。それは打ち上げ前、眼を患いながらもヴァンと刃を交わしたレイも同様だ。 ヴァンはついに宇宙に上がった。だがその一方でミハエルの目指す月に何やら大異変が!?もぅどうなるこっちゃ先が読めません。

ep.XXIII みんなのうた (2005/12/5)脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:北村真咲  作画監督:佐藤道雄(キャラクター)、永田正美(メカニック) ヴァンが何とか基地につく一方、月の裏側でミハエルが驚愕した対象物は、月の外層の流体を使った誘導システム、そして死んだ人間と共に漂流する宇宙船。これはかつてカギ爪が仲間達とともにマザーから逃れた時に乗っていた船だった。だが彼らは何らかの理由で仲間内で殺し合いを始めてしまう。その愚かさが、今のカギ爪が為そうとしていることの原点だったようだ。カギ爪が「バースデイ」起動を命じる。天空を貫いた閃光をサウダーデが受け止め、月がエンドレス・イリュージョンに近づいた。これこそが、プリズン・プラネット・デストロイヤー、幽閉された惑星を破壊し新世界を創造する最終兵器だ(ちなみにヨロイの乗り手のことを、プリズナー「=罪人」と呼ぶのね) 決戦は1週間後。ヴァンは基地で休息中。カギ爪はファサリナに、ミハエルとデートするなら海が良いと言う。ジョシュアは人殺しを為そうとするレイを助ける決意を固めた。そしてジョシュアが去った後、「ヴォルケーノを安らかに眠らせてやりたい」、レイはユキコに語り、二人は静かに見詰め合う。かーっ、そういうことかよっ(怒) 月が近づくと起こること、それは満潮による水位上昇。正にこの星の危機だ。これを止めるのは自分たちしかいないと、ジイサンたちの気合十分。そしてこの戦いにユキコも見守ると言う。彼女が見届けたいもの、それはレイの結末か。そんな彼らの前に、再びファサリナが立ちはだかる。レイvsファサリナの戦いは、ジョシュアがレイの眼となり援護する。そしてレイの危機を、エルドラとブラウニーが救った。彼らはもう寄せ集めではない。 一方宇宙、漂流するサウダーデにデブリとなって近づく、ガドヴェドの基地。何も知らないミハエルがゴミを破壊すると、そこから出てきたのは当然ダン。ついにヴァンとミハエルとの直接対決だ。ミハエルが同士の崇高なる理想を語り、ヴァンは気に食わねぇと聴く耳持たず。結局、痴話ゲンカに陥るところなど逆シャアを思い起こさせるではないですか(笑)。 果てしなく続くかに見えた二人のバトルも大気圏突入を迎えてしまった。その時、PPDが予定位置で停止。エンドレス・イリュージョンに月の流体が降り注ぎ、「幸せの時」はついに最終段階となった。ここまでは、ほぼカギ爪の予定通り、ヴァンたちに為す術はあるのか。

ep.XXIV 夢の終わり (2005/12/12)脚本:倉田英之  絵コンテ:須永司  演出:三好正人  作画監督:大貫健一(キャラクター)、吉田徹(メカニック) レイとの戦いを放棄し、ファサリナはカギ爪の元に一旦退却。この機にカルメンたちは前進を続ける。前方の敵をレイが蹴散らし、後方を守るのはエルドラとブラウニー。戦闘の最中、ジジイたちはいきなりプリシラにヴァンの嫁となることを許可する。ってアンタラ何の権利があって勝手なことを!(笑) 一方カギ爪基地では聖誕祭の開幕が告げられ、祭りの中核を担うヨロイ・バースデイから天空に閃光が走る。しかし不気味な顔が全面に立ったデザインは趣味悪い(苦笑)。直後、十字型の島・「テラ・フォーミングベース」が浮上し、周囲の岩盤が崩れプリシラのブラウニーが岩の下敷きになってしまう。そして戻ってきたファサリナが再びレイの前に立ちはだかる。守るものがある方が強いと言うファサリナに対し、シノと静かに暮らす夢を奪われたものはどうすれば良い?とレイは聞き返す。そんな兄を助けたいというジョシュアは、絶対に命を無駄にしないとの約束をユキコと交わし単独でレイを助けに出るが、何だかレイ、ヤバイかも。 2機のヨロイは壮絶な撃ち合いに突入。ヴォルケインがダリアと互角に戦える理由、それはファサリナたちオリジナルセブンが使う光学兵器の源流がヴォルケインそのものだかららしい。これこそがシノの研究がもたらしたものなのか。ダリアは苦戦しながらもようやくヴォルケインに止めを刺す直前までこぎつけたが、そこにジョシュアの船が割り込み形勢逆転。銃弾の雨を浴びたファサリナがついに倒れた。 だがレイの目的はまだ中途である。ジョシュアがシノのことを好きだったことを確認したレイは、夢を見つけろと言い残し、ジョシュアを気絶させ単身カギ爪の元に急ぐ。そのカギ爪、身体は限界を向かえつつも、鼻歌(ピクニック)を歌いながらカバースデイの階段を登る。そこにヴォルケイン、そしてサウダーデが来た。ミハエルはすぐにヴォルケインを撃ち落そうとするが、何とレイはサウダーデを巻き込みながらヴォルケインを自爆させた。 レイは兵士達を殺しながら、カギ爪に近づく。視力を失った彼の銃弾は、カギ爪の身体には当たらない。「夢を奪われたものはどうにもならない。とてつもない苦しみを抱えながら、生きなければならない」。そんなレイの言葉もカギ爪には何の反応も無い。だがレイが放ち、カギ爪が跳ね返した弾丸が、何とバースデイの起動装置を破壊した!!レイは自分と同じように、カギ爪の夢をぶち壊したのだ。 だが直後、レイは取り囲んだ兵隊によって蜂の巣に。ジョシュアの叫びも、もうレイには届かない。レイは海が見える別荘で、シノと共に静かに暮らしてゆく。ようやく二人は、再び一緒になれた...
  ってこのクライマックス間近の緊急時に主人公たるヴァンの登場無しってのはどーいうことよ!?おそらく過去のアニメ史を紐解いても、こんなことは無かっただろう(笑)

ep.XXV バカがヨロイでやってくる (2005/12/19)脚本:倉田英之  絵コンテ・演出:久城りおん  作画監督:大坪幸麿(キャラクター)、西井正典(メカニック) 捕らえられたジョシュアの瞳は暗く沈んでいた。そしてヴァンは行方不明...カギ爪に研究員は傷ついたバースデイの修復が可能と報告する。それを聞いたカギ爪は狂喜の表情を浮かべ、そしてジョシュアの眼には怒りの炎が舞い上がる。サウダーデでカギ爪を警護するミハエルは、ファサリナをも守るという相変わらずのカッコ良さ。あと47分で、システムは再稼動される。 ジョシュア捕獲と計画が続行されることを知ったカルメンとユキコは、ウェンディをタンダーを時間通りに基地に動かす役目を負う。命を賭して兄が為したことは無駄だったのか、ブチ切れたジョシュアだったが彼がぶちまけた箱から何かを見つける。復旧作業は順調に進み、予定よりも早く聖誕祭はフェイズ4が再開される。 基地に侵入したカルメンは地下に満開となったあの花を見る。この花の花粉が触媒となり、粒子記憶素子を誘導し、カギ爪の意志を星に伝える。そこにやってきたファサリナはそうつぶやく。一方、ユキコは不慣れな潜入であっさりと捕まりそうになるが、その危機をジョシュアが救う。「やるべきことがある」と言う彼の決意は異常なほど固そうだ。エルドラもブラウニーも動きを止めていた。 カギ爪がついにバースデイに乗り込む。だがその直後、上空から超高速で落下する剣アリ。ようやく、本当にようやく、我らがヴァンが帰ってきた。すぐさまミハエルのサウダーデと再戦。「引っ込めバカ!!」と叫び合う二人だが、ヴァンの「V字斬り」が炸裂!!サウダーデをついに倒した。 形勢は徐々にヴァン側に傾きつつある。正義に燃えるエルドラに続き、プリシラもついに復活。ヴァンはようやくバースデイの前に立った。追い求めていたカギ爪は、もう手の届くところにいる。一方ジョシュアはバースデイのメイン回路の切断を試みていた。兄が救った世界を守りたい。それが弟して自分にできる全て。ウェンディに自分の事が忘れてくれと遺言を残したジョシュアは死ぬ覚悟だ。だがユキコは、心に残したものは誰にも消せない、自分がジョシュアを守ると言った。 カルメンとファサリナが刃を交える。カルメンがファサリナにむかついていた理由、それはファサリナが可愛かったからだと言うのだ!!いやはや何とも、ロクな大人が少ないな(笑)。だが肝心のヴァンは、殺してやると叫び続けるもバースデイにやられっぱなし。だがそのヴァンに、なんとカギ爪は婚約者を生き返らせてやると言うのだ。そしてヨロイを失ったミハエルの元に、タンダーに乗ったウェンディが来た。彼女は落ち着いた表情で、実の兄に銃を向ける。やらねばならぬことがあるのは、兄妹お互い様だ。様々な要素が入り組んだまま迎える最終回は見逃せません。

the final タキシードは明日に舞う (2005/12/26)脚本:倉田英之  絵コンテ:谷口悟朗  演出:久城りおん  作画監督:木村貴宏(キャラクター)、まさひろ山根(メカニック) 歴史のやり直し。それは何と、生きた人間が死に、死んだ人間が生き返る世界だと、カギ爪は言った。だがヴァンは、死んだ人間は絶対に生き返らない、オレのエレナは帰ってこないと激怒し、バースデイに殴りかかる。そんなヴァンのことを、カギ爪はバカだとついに悟った。って遅いよ(笑)。一方ミハエルとウェンディの兄妹。ウェンディは兄の右手を撃ち抜き、去ろうとする兄を必死に止めようとする。妹の行動に驚愕するミハエルだが、同士を何も知らない偽者の人間だとウェンディに断言され、妹の首を締めようとする。だがウェンディのカメがミハエルの手に必死に噛み付き、そして直後にヴァンとカギ爪の戦闘で崩れ落ちる瓦礫が彼らを襲う。 ヴァンの突撃もバースデイの圧倒的な力の前には全く効果無し。ついに誕生までのカウントダウンが開始。バリアの外側では、エルドラの爺さんやプリシラが倒れたヴァンに必死に声を掛ける。もはや為す術なく倒れたままのヴァン、だが朦朧とする意識の中、エレナを奪われた怒りと憎しみが彼を再び起き上がらせ反撃開始!そして同じ頃、ジョシュアがメイン回路切断に成功し、カギ爪の計画は続行不可能となった。一方、ミハエルは妹ウェンディの楯となり、瓦礫から彼女の身を守っていた。そして銃をウェンディを託し、二人は別れた。もうこの兄妹が再び逢うことは無いのかもしれない。 あきらめないカギ爪は計画のやり直しを宣言。だがバリアを壊したエルドラとプリシラが後押しする中、ヴァンの会心の一撃がバースデイを真っ二つに叩き割った!!機体がボロボロに破壊され、ついに対面を果たしたヴァンとカギ爪。ヴァンはカギ爪を華麗に斬り刻み、そしてカギ爪の棺を真横からぶった斬った。ヴァンの憎悪劇、これにて終幕である。 テラフォーミングベースが崩壊するなか、同士=生きる希望を失ったファサリナは自分を殺せとカルメンに叫ぶが、そのファサリナを守るべく深手を負ったミハエルがやってきた。二人が生き延びる理由はそれで十分、カルメンはそう言い残し二人に背を向けて去った。直後、テラフォーミングベースの瓦礫が二人を襲う。虚しすぎる、二人の最期である... 星の運命を掛けた戦いも終わり一同盛り上がる中、ヴァンは静かにベッドから起き上がり、誰とも顔を合わさず一人外に出る。外にはジョシュアがいた。彼はユキコたちの力を借り、ヴォルケーノを引き上げると言う。ヴァンはがんばれよと声を掛け、一人歩き出した。プリシラはヴァンが一人で出て行ったこと激怒、彼の想いを聞くことかなわず、残念(笑)。そんなヴァンの元に、カルメンはウェンディを連れてきた。ここでカルメンともお別れだ。カルメンはヴァンのことが好きだったみたいと、赤面しながら飛び立った。ってウソっ!?(笑)。残された二人、これからどうするの?とウェンディが問い掛けると、ヴァンはゆっくり考えると答え、ダンとともに行ってしまった。 数年後、ウェンディ家に巨大化したカメ公の姿。いつかヴァンに逢えると記者(声は銀河万丈)のインタビューに、大人に成長したウェンディが答える。とそこに、食い物を求めるタキシード姿の男がブラりと現れた。唖然とする二人...

  ガンソードもこれにて完。「キレイ事」に走らず、最後の最後まで「エレナの仇を取る」という意志を貫き通したヴァンにまずは拍手。ま、彼がキレイ事など理解するなんてことはまずありえなかっただろうけね、バカですから(笑)。でもそんなおバカなヴァンが自分にとっての大ヒーローであり、そして彼と一緒に旅をしたことで人間として一段と成長したウェンディの存在が物語に1つの芯となったことは間違いないところ。そしてウェンディだけじゃなく、ジョシュアも戦いを通じて成長しましたね。主人公のヴァンが仇討ちのみを目的とする一方で、少年少女の成長という要素をも上手く取り込めたのは、さすがというほかありません。 とホメ言葉ばかり書いてますが、全体的な満足度は実はそこそこというところ。作画も良かったしストーリーもまずまずで、隙が無い作品であったことは間違いないのですが、例えば同じ谷口作品のプラネテスなんかと比べてしまうと、次の回に対する期待感なんかは少し下がってたかな。それは「カギ爪を倒す」という目的とヴァンの行動がハッキリしすぎていて、彼自身に揺れ(←ここがプラネテスでは大きな見所だった)が無かったことに理由があるような気がしてます。ま、そうは言っても、クオリティが高かったと言う評価は間違い無いと思いますけどね。

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