ぱにぽにだっしゅ! ~感想~

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第一話 「寒に帷子 土用に布子」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:福田道生 演出:大沼心 作画監督:伊藤良明
第二話 「紅は園生に映えても隠れなし」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:森山ゆうじ 演出:森山雄治 作画監督:もりやまゆうじ

 「帷子(かたびら)」って文字が読めませんでした第1話(ちなみにサブタイの意味はオフィシャルサイトで確認)。原作は未読でのアニメ版視聴となったわけですが、これはオメガヤバイよマジで。もぅ腹抱えて笑い転げました。ウワサには聞いてたけど、やっぱ一条さんのキャラはオモロイわ。それから余りにも的確すぎる橘さんのツッコミには、あの春日部さんを思い起こさせる(笑)。でも何故に1話と2話の髪型が違ったのだ!?デコはちょっとウザイかも。ベッキーは超プライド高いと思いきや意外と素直なオコチャマで憎めないキャラ、好感度大です。つーか斎藤千和はちびっこ・おこちゃまと小バカにされるキャラばっかりだな(笑)。

 さて、登場する多数のキャラクターたち(と声のリンク)を如何にして覚えていくかが、この作品を見る上での至上命題なわけですが(ホントか?)、それはそれとして、僕は少し違う視点で見たいと思ってます。即ち、「3大勢力の激突」である。3つの勢力とは、1)月詠組(斎藤千和、山崎バニラ、その他大勢)、2)舞台組(折笠富美子、雪野五月、大原さやか)、3)アイドル組(植田佳奈、堀江由衣、野中藍)。ここまで明確に分けられるキャスティングもちょっと珍しいよね(過去にはほとんどナシでは?)。

 2話まで見た限りは、月詠組は手堅い演技を見せ、雪野さんの活躍により舞台組が若干優勢だけど、肝心の姫子(折ちゃん)がほとんど戦力になってないので(苦笑)今後はどうなるか。2話で「地味」の一言により地獄に落とされた桃瀬さんだが、都(堀江さん)含めアイドル組全体が地味だよね。一条さんの電波パワーで反撃なるかってところかな。

 ちなみに上記の月詠組と言えば、監督新房さん以下メインスタッフの顔ぶれを見ると、ほとんどが月詠を作ってた人たちだよね。演出的にも(特に1話は)月詠を思わせるシーンが多かったですね。ま、新房演出は暗闇でこそ真価を発揮すると思ってる僕にとっては、明るいシーンしか無い今回はちょっとウテナ系にも見えたけど(笑)。それから新房演出が余り見られなかった2話は、コンテから作監まで森山雄治氏がやってましたね。彼はバリバリのスタチャ系アニメをやってた人ってことからすれば、スタッフも月詠系とスタチャ系が交互に混在するような形になるのかも。

 この面白さを見せ付けられると、継続視聴せざるを得ません(笑)。最後に1つ、2話で初お目見えとなったOPですが、どこを誰が歌ってるのかオレ様もさっぱり分からん程みんな上手いな(ソロ部分は折ちゃんと雪野さんが交互に歌ってるように聞こえたけど)。何にせよ、また購入必須のCDが増えたことだけは確かだ(笑)。

第三話「病む身より見る目」 脚本:金巻兼一 絵コンテ・演出:まつもとよしひさ 作画監督:華房泰堂
第四話「晴天をほめるには日没を待て」 脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:田所修 演出:江島泰男 作画監督:実原登

 #3)黒板の「~KARATEKA~」、「じゅもんつかうな」、「コンボイ強くね?」の文字には爆笑。この番組のスタッフ、間違い無くアホでしょ(笑)。アホと言えば姫子のアホ毛を、何とベッキーが抜いてもうた。そのせいか、完全抜け殻状態となってしまった姫子ちゃん。この番組始まって以来、初めて天才ぶりを発揮し「人工アホ毛」の製作にとりかかったベッキー。その甲斐あって姫子は見事復活、というかそのマホマホぶりは以前よりもパワーアップ。これは喜んでいいのやら、かなり微妙な事態である(笑)。

 #4)複雑な数式に並ぶ様々な歴史上の人物。さすが天才・ベッキーの授業、この解き方なんぞ凡人のオレには到底分かるはずもない(苦笑)。ちなみに我らが姫子の偏差値は脅威のマイナス20、どうやったら偏差値がマイナスになるのか誰か教えてくれ(笑)。

 その他のメンツの偏差値、橘さんはさすがの81、一条さんは意外!?の64、都は必死に頑張りつつも凡人ぶり全開の52。そんな必死な都を弄びまくる橘さんは鬼過ぎて面白過ぎ。「勉強会を開きましょう」とこの番組始まって以来初めてマトモな提案をしてくれた一条さんの意見に皆賛成し、その勉強会が開かれたもののその実は単なるお泊り会でした。とにかくこの番組はトコトン笑わせてくれますね。次回以降も間違い無く見続けます。

第五話「用に叶えば宝なり」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:寺東克己 演出:吉田徹 作画監督:中本尚子、中島美子

 真夏の野外キャンプ教室開催。が、当日猛烈二日酔いの五十嵐先生には萌え。よほどたまりにたまったものがあったのだと推測する(笑)。せっかくのピーカン天気を台無しにする一条さんの雨乞いには爆笑。てかロケット噴射で空に飛び立ったのは何だったんだ!?そんな一条さんはラストのキャンプファイヤーも雨乞いでぶっ潰してくれました。もぅね、さすがの一言しか出てこない(笑)

 しかし今週のMVPは何と言っても橘さんだよね。努力家で頭脳明晰なだけではなく、実は料理が上手いことが判明。改めて惚れ直した次第です(笑)。にしても、彼女が最後に出した料理はやはり一条さんが連れてきたオオサンショウオだったのだろうか。気になる...

第六話「藪をつついて蛇を出す」 脚本:金巻兼一 絵コンテ・演出:尾石達也 作画監督:守岡英行
第七話「吉凶は人によりて日によらず」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:大沼心 演出:木村卓司 作画監督:甲斐泰之、田中穣

 2週分纏めての視聴となったわけですが、相変わらずホント面白いね。姫子のある意味ほほえましい妄想癖、玲サマのメリハリあるツッコミ、そして何時の間にやらキレまくりのデコ都、その他様々なキャラが織り成すドタバタ劇は回を重ねるごとにそのパワーを増してます。中でも一条さんのアクションはタイミングが絶妙過ぎる!!それがアニメ・ぱにぽにの面白さの半分を占めていることは疑いのない事実ですな。

 それから7話で1-C・6人娘プラスベッキー&ベホイミのスク水を拝めたことについては、どうしても触れねばなるまい。今回、華やかな彼女たちの中でもオレが一番惹かれたのは実はベホイミだったりします。相変わらず正統派萌え系美少女に弱いワタクシなのでした(苦笑)

第八話「熊に山椒鯉に胡椒」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:田所修 演出:大沼心 作画監督:伊藤良明、大田和寛

 幼稚園児のコーイチ。毎朝ベホイミに助けてもらうために道路を飛び出すなんて、なんつーエロガキだ。オレと代わってくれ(笑)。しかしそのベホイミも「魔法で助けてよ」とつっこまれると返す言葉なし。ベホイミが魔法を使えないことをオレは今の今まで全く気づきませんでした(苦笑)

 さて今週はそんなベホイミ特集(?)。ニューコスチューム審査会、マジカルナース、マジカルゴスロリ、マジカルYシャツ、数々のベホイミ渾身のコスプレは柏木姉妹の心には全く響かなかったものの、オレは100点満点上げちゃうよっ、マホ。そんな彼女も魔法の国に帰ってしまい、後に残ったのは超インテリバージョンのリアルベホイミ。まさか来週以降もこの姿じゃないだろうね。もしそうなったらベホイミファンのオレは泣いちゃいます...

 それはそうと、ついに買ったぜOP。TVバージョンは折ちゃんと雪野さんが交替交替で歌ってると思ってたけど、どうやらソロパートは全部折ちゃんだったことがCD聴いてみて分かりました。うーん、折ちゃんファンを極めるためにはまだまだ修行が足りないと感じた次第です。

第九話「八歳の翁 百歳の童」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:YUKIHIRO 演出:石踊宏 作画監督:野田康行

 「沖ノ毒島」ってネーミングセンスにまずは脱帽。ベッキーMIT時代の教授に誘われ島探検。教授の助手・メディア(メガテンか?)は助手なのにメイド服、じゃなくて助手だからメイド服らしい。要は教授のオヤジ趣味ってことね。本人にとっちゃまさに「黒歴史」、学生時代のベッキーは超無愛想で目つき怖えぇーっ。だけど今の彼女の周囲には姫子や玲ちゃんその他、個性豊かなC組の生徒たちがいるのだ。そんな彼女たちに囲まれて笑顔満点のベッキーが一番なのですよ。

 その他、エイリアンが徐々にベッキーたちに接触を図ってきているのが気になる。てか一条さんに手を出すことだけは止めといた方がよいと思うが(苦笑)。それから何と1年D組に転校してきたメディアと、やっぱりインテリモードのベホイミとの間には浅からぬ因縁があるらしい!?っつってもドラクエとメガテンじゃ勝負は見えてるな(笑)。

第拾話「名馬に癖あり」 脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:福田道生 演出:江島泰男 作画監督:実原登

 9、10月の新OPお披露目。悪くは無いのだが、前バージョンと比較するとやっぱり曲のインパクトが少ない。ってか「黄色いバカンス」が名曲過ぎるのが問題なのだけど(苦笑)

 「戦場」、「除隊」。澄み切った秋空の下、物騒な文言が並ぶベホイミとメディア二人屋上での会話である。がそれはとりあえず置いといて、今週はベホイミの「これぞ魔法少女でしょ!!」ってな新コスチュームがベリーグッドでした。たまにしか変身してくれないなら、今後もこれくらいのサービスはして欲しいものですハイ。

 今週のFC名作シリーズ。「アトランチスの謎、クリア不可能!」。もぅね、とてつもなく納得の一言です(笑)。それから某製薬会社のパクリ映像にも爆笑でした。って本編の話ちっともしてなかったり(笑)

第拾一話「人間万事塞翁が馬」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:福田道生 演出:鈴木卓夫 作画監督:田中穣

 あれーーっ、先週リニューアルされたはずのOPが旧バージョンに戻った。しかも歌は玲バージョン!?この経緯に対する正式な説明を求む!!

 今週はナント、「よいこ」6号にミジェット乗りのカレシ疑惑浮上!?そのミジェットが学校に駐車、持ち主と名乗り出たのはあのジジイ!?どーいうこっちゃと思いきや本当の持ち主は五十嵐先生(ジジイは五十嵐先生の好意で借りてただけ)。が、6号から飛び出したのは疑惑を肯定するかのような「五十嵐先生が大好き」発言!!といっても恋心ではなく「憧れ」であったわけで、「飲んだくれ」との都のツッコミとは裏腹に五十嵐先生は言うまでも無く魅力的な女性なのです。そんなワタクシ、実は五十嵐先生の純白スカートに視線釘付けでした(笑)

第拾二話「人に高下なし 心に高下あり」 脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:佐伯昭志 演出:西村博昭 作画監督:大河原晴男

 今週のOPはルーレット^2に再リプレイス。結局先週のフェイントは何だったんだと疑問に思うのは時間の無駄とも思えるのでヤメにします。

 本編、ベッキー&1-C生徒ご一行が姫子の夢に迷い込んでしまった本筋はハッキリ言ってどーでも良くて、今週は黒板の落書きネタが面白過ぎ!!北斗の拳ネタやドラクエFFネタももちろん面白かったけど、特に「一万年と二十年前から」には爆笑でした。ここでアクエリオンを持ってくるとは、脚本家の中では何となくオタクっぽいイメージがある高山氏(あくまでイメージよ)の功か、作り手側でありながらアニメを良く見ているであろう佐伯氏か。どちらにせよ、爆笑させてくれてありがとうございますと言いたい(笑)

 それから「複数の虎がお互いを追っかけまわしてバターになる」話、子供の頃どこかの絵本で読んだ記憶があると思ってたけどちびくろサンボね。懐かしいっすね。このアニメはそういった様々な想いを巡らせてくれるのが良いんだよね。

第拾三話「悪の報いは針の尖」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:森山ゆうじ 演出:森山雄治 作画監督:もりやまゆうじ

 またまたOPがバカンス玲バージョンに逆戻り。robyの推測:「CD発売して実は7、8月に折ちゃんバージョンしか流れてなかった事実に激怒した雪野五月ファンがテレ東に猛烈抗議の末ルーレット^2枠の半分を強引に奪取」と見た。

 桃月学園に突如襲来した番長連合。が、その凶暴な容姿とは裏腹にウシ男・ヒロスケの鈴音大ファンっぷりにまず閉口。女番長はあっさりと一条さんの軍門に下り、実はエイリアンの最終兵器だったんじゃないのか?と思える「ぱにぽにX」の活躍で巨大番長を撃破した今週の展開に対する感想は、ラストのベッキーのため息と同じく、難易度高すぎ(苦笑)。それから最近まったく陽の光が当たらずヒロインからどん底に落ちぶれたベホイミですが、こちらは逆に反撃が期待できそう。てかオレは彼女の復活を待ってるぞ!!

第拾四話「石を抱いて淵に入る」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:角田一樹 演出・作画監督:加藤洋人

 OP、今度はバカンス折ちゃんバージョンに逆戻りー。「ルーレット☆ルーレット」の存在感は希薄になる一方ですな(苦笑)。

 今週のNo.1フレーズは「もょもとってどうよ?」に決まり。ドラクエ2をやり込んだ人には避けて通れない疑問だと思います(笑)。本編、飲みすぎで突然ぶっ倒れ「酒やめるぅ...」と元気なくつぶやいた五十嵐先生、真っ先にオレが介抱してあげたいっ(ぉ。変身が大得意のタヌキを演じていたのは何と雪野さん、玲声にすっかり慣れた身としては超新鮮でした。ベッキーは人生初の料理に大苦戦し、努力することの大切さを改めて学び、最後は一条さんの軍用調理器という名のバズーカで全員黒焦げ(あの発射ポーズはどこかで見たことあるが思いだせない。。)。今週の展開は起伏に富んでて良かった。

 新ED「ムーンライト・ラブ」はかなり良い。歌っている1-Dの生徒たちが、1-Cに匹敵するキャラクターを持っていることが大きいかと。

第拾五話「堅忍不抜」 脚本:植竹須美男 絵コンテ・演出:江島泰男 作画監督:実原登

 OPは遠足バスのお約束カラオケOPでスタートした今週ですが、いきなりバスが崖から落ちかけ大ピンチ状態。ピンチ脱出を図る姫子だが、元気玉ならぬ姫子玉は皆の拒否に遭い不発。これが今週のハイライトでした(笑)。てーかエイリアンたちが適宜巻き戻して状況説明してくれなかったら「何なのこれ??」状態に陥るところでしたが、スーマリ、インベーダ、ゼビウス、ギャラクシアンにグラディウス&パロディウスには燃えたっ。姫子と6号のレズ絵はオレ的にはちょっと艶があり過ぎだった(苦笑)

第拾六話「微かなるより顕かなるはなし」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:福田道生 演出:大沼心 作画監督:村山公輔、村山寛延

 すっかり秋らしい衣装のベッキー、大人っぽさがグッと増してもう最高ですっ(笑)。

 さて今週は、ソーラン節を熱唱し、通常の3倍の暴走を繰り広げ、ウェディングドレスを前にして大粒の涙を流し、諜報部のメンバーを恐怖のどん底に陥れ、最後にはエイリアン艦長と心、ではなく「ニシン」の絆を交わした一条さんが主役でした。って書いてても全然ワケわからんわ!!(笑)。

 それから今週は自分にも分かる小ネタ(特にゲーム系)がそこらじゅうに散りばめられててかなり笑えた。「伝説の樹の下」シルエットとかマイナーゲーム機とかも良かったが、なんつっても「頭脳戦艦ガル」には爆笑。このタイトル聞いてすぐにゲーム画面がイメージできる人、僕とお話ししませんか?(笑)

第拾七話「天道は親なし」 脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:田所修 演出:吉田徹 作画監督:さのえり、中島美子

 黄色いバカンスもついに3人目。がしかしっ、この「折ちゃんの足元にも及ばない」ヘタレな歌声は何ですかっ!?多分地味だよなっ!?つーかどんなに変化球投げてもオマエは地味なんだよっ!!何にせよ早く姫子バージョンに戻せーーっ(叫)。と一通り叫んだ後にフォローしておくと、この歌はテンポと音階の変化が激しくて歌うのが難しいよね。それを完璧に歌い上げてしまう折笠富美子の歌唱力に、今更ながら感心してしまうわけでありますが。

 さて気を取り直して本編。季節は秋、高校にとっての秋と言えば学園祭。1-Cの出し物は、最早アキバ系コンテンツのお約束となりつつあるメイド喫茶である。しかしこの店での商売に並々ならぬ意気込みを示す玲サマ、将来は大物に出世すること間違い無しですね。そのメイド喫茶、いつものメンツが可憐なメイド服を着飾り大繁盛。僕のお気に入りは紫色の服が似合ってたくるみで決まりっ。って上で書いたことをいきなり撤回しますゴメンなさい(笑)。

 ま、稼いだお金は全額寄付という厳しい現実というかオチには思わず苦笑。ちなみにオレは五十嵐先生のような独身美人教師には今すぐにでも寄付します(笑)。今週の一言、「お前にふさわしいソイルは決まった!」。FF:U、果たして今でも記憶している人がどれだけいることやら(笑)。そして今週の文字情報、「橋○名人が名人位を剥奪」。後からジワジワと来るギャグ、オレは好きです。

第拾八話「果報は寝て待て」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:西村博昭 演出:小田原男 作画監督:岩瀧智

 ルーレット^2すごく久々に聞いた気が(苦笑)。早速ですが、超ミニスカな衣装がバッチリ似合ってた今週のベッキーは、過去最高の萌えでした。今週はベッキー以外の女の子たちも何だか艶っぽくて(2頭身キャラ出現率が少なかったね)、どうしようかとドギマギしてしまったよ(笑)。特にメガネを外した中華娘バージョンの玲サマはとにかく素敵でした。アイドルオーディション受けてた優奈もGOOD。一方、萌えのカケラも無い、絶対無敵の「萌え無し娘」と猫に一刀両断されたくるみはその言葉を謙虚に受け止める必要アリ!(笑)

 ささやかな幸せすらメソウサには許されない。そう言わんばかりに疫病神見習いの妙子ちゃんに振り回され、メソウサは何と身体に爆弾を仕掛けられてしまう。とりあえずベッキーたちが、芹沢さんを巻き込んでの爆弾解体実験に成功し、ついに解体本番に突入!と思いきや調子に乗って胴上げなんかするもんだから時間切れで大爆発。アホ過ぎ。で、爆弾の主であり久々に帰ってきたと言われてた謎の男は一条さんだって。まさかオヤジかよ!?「おかえりなさい。」の文字テロップにも迎えられて、もぅ何よソレ!?(笑)

第拾九話「芸が身の仇」 脚本:植竹須美男 絵コンテ:福田道生 演出:木村卓司 作画監督:西田美弥子、春日香

 今回のバカンスの歌い手は6号か?ま、当然姫子の足元にも及ばないわけで。早く姫子バージョンに戻してくれーっ。

 額に「桃」の字が浮かぶ「桃月風邪」がC組で猛威を奮い学級閉鎖。ベッキーは無傷のD組相手にウィルスのキャリア探しに奔走するが、黒板メッセージが普段以上に充実してたので、本編はホントどーでも良くなっちゃった(苦笑)。

 「なってみせよう 立派なウ○ディー○」(灯里たん...)。「砕けちったら経験値はいんねー」(パルプンテで会心連発狙うとこうなる藁)。「日本一のぬいぐるみ師」(貴さんなつかし過ぎっ)。この3つは特にツボにハマりました。つーかこんだけ「一時停止」を駆使しながら見るアニメも珍しいわな(笑)。

第弐拾話「君子危うきに近よらず」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:角田一樹 演出:江島泰男 作画監督:実原登

 新OP曲「少女Q」、ちょっぴり憂鬱入った乙女ソングはほっちゃんにぴったりだよねっ(笑)

 姫子が玲ちゃんの胸の谷間に頭をうずめる、名づけて「マホマホ・セクシータッチ攻撃」にまずは萌え(笑)。が、その姫子が宇宙キノコ(マタンゴ星人)に体を乗っ取られ、ネコ着ぐるみ超絶ラブリーのベッキーに「消えろーっ!!」と絶叫。愛する生徒に嫌われベッキー意気消沈。何でもこのキノコ、子供嫌いだそうでベッキーにこのような暴言を吐いたわけだが、一人称単数形を「ボク」と表現する姫子は、くるみならずとも垂涎モノである(笑)。

 ま、最終的にはベッキーの姫子への愛が宇宙キノコを爆死させて一件落着となったわけですが、上記の着ぐるみベッキー以外にも、メガネ無しの玲ちゃんなどビジュアル面の見所は多かった。それから姫子のカツラ!!これには驚いたし「ボク」な姫子と同じくらい垂涎モノでしたよ(笑)

 今週の文言。「矢島工務店」、絶対スタッフの中にとんねるず好きいるだろ!?。「私がアンテナになるの」、うわっ、「雫」とはまたマニアックな(苦笑)。それから文言ではないけれど、エウレカパクリのアイキャッチには笑わせてもらいました。

 第弐拾一話「鬼に衣」 脚本:植竹須美男、金巻兼一 絵コンテ・演出:森山雄治 作画監督:もりやまゆうじ、烏宏明、中本尚子、加藤やすひさ

 実はまだ続いていた映研・来栖と演劇部・芹沢の勝負は、「鈴音ちゃんハイチョップ」で終了。そしてダウンした芹沢をメディアたちが強制連行。気づいた先にはベッキー風に着飾ったC組軍団が。何でもPTAが子供ベッキーが教師である現状に反感し視察に来ることになったのだがが、何と肝心のベッキーが不在。それで顔が似ている芹沢が「替え玉」として選ばれたのだ(名づけてV作戦)。柏木姉妹にメイクされた芹沢は結構ベッキーと似てる。最初は拒否しまくりの芹沢だが玲ちゃんの話術に乗せられ演劇魂に火がつき了承。ま、ベッキーの「はぅはぅ」はさすがに無理だったが(苦笑)。

 身なりが怪しすぎる(笑)PTA軍団との対決開始。最初は無難にこなしていたが、PTAの鋭いツッコミに言葉が出ない偽ベッキーに失格の烙印が押されてしまう。だがあまりの辛らつさ芹沢さんブチ切れ!!強いメッセージ性を含んだは正にベッキーそのものであり、生徒たちと一体化したクラスからPTAはそそくさと退散。V作戦は見事成功となった。

 が、なんとベッキー本人は6号に変装し最初から授業に紛れ込んでいた!!それというのも、メンドクサイ視察付き授業から逃れるために変装してたのだ。が、ベッキーのサボリのおかげで無駄に苦労した芹沢さんの怒りは当然です(笑)。

 今週の黒板はどれも「難問」過ぎてほとんどワカンネー(笑)。しかしその中でも、TV版あずまんがEDの絵には爆笑でした。

第ニ拾ニ話「槿花一日の栄」 脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:福田道生 演出:大沼心 作画監督:伊藤良明

 「恥ずかしいセ○フ禁止中」。ベッキー(斎藤千和)が映ってるカットでのこの文言、いきなり爆死しました。てーかARIAファンのスタッフは誰だっ(笑)。その他にも今週は爆笑した文言多し。「くっ!ガッツが足りない」(ゲーム版キャプテン翼)、「バントでホームラン」(燃えろ!プロ野球)、「ヤシガニを屠ってみる」(「ロスト・ユニバース」と書いて「くろれきし」と読む)、「でっかいジジイです」(オレはアリスちゃんファンです藁)。もぅね、Aパートは笑いすぎで腹痛くて死んでましたよマジで(笑)

 Bパートはややパワーダウンしたものの、超絶チャーミングな冬服を披露してくれたベッキー、テレビ局の取材に「なりふり構っていられない」五十嵐先生の強烈自己アピール&ブチ切れ、そして「一条もんた」などなど、総じて個人的に過去最高の内容だったと思いました。ラストの一条&芹沢妖怪コンビは「ゲゲゲの鬼太郎」EDも懐かしかったな。

第ニ拾三話 「弱り目に祟り目」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:田所修 演出:西村大樹 作画監督:岩瀧智、亀谷響子

 地味に加えて超ブサイク顔なくるみは存在価値ゼロ!(笑)。さて、今回含めあと4回となったこの番組に降りかかった災厄。何と謎の巨大彗星が地球に接近中であり、このままでは地球は彗星と衝突し、地球は消滅してしまうと言う。その日まで、あと31日...ってこの突然の展開は何!?ま、オレ自身には全く危機感が起こらないワケですが(苦笑)

 そんな地球滅亡の危機は置いといて(?)、今週はイマイチパンチが足りなかったなぁ。白鳥人形劇団とかディグダグには笑えたんだけど、黒板その他のメッセージがイマイチピンと来なかった。あと残すところ3回、笑いが止まらない展開をお願いしたい。

第ニ拾四話 「死して屍拾う者なし」 脚本:金巻兼一 絵コンテ・演出:尾石達也 作画監督:守岡英行

 「はうはう」の「う」は、小文字の「ぅ」の方が萌え度が高いかと思われますっ。少女Q6号バージョンは、6号の良さがイマイチ出てないかも。

 泣いたらお金を取られる「はうはう税」。天才勘定奉行・宮本べきえもん様の素晴らしき政策である(笑)。そのべきえもんの悪事を、我らが「ぱにぽに」が見事成敗!!簡単に書くとこんな展開だったのですが、なんつーかクライマックス直前でのこの寄り道は何よ!?前回の地球滅亡の危機はどこに行ったんじゃ!?(笑)

 今週の黒板はいつにも増して暴走し過ぎ。「ホァーッ!!ホアーッ!!」ってね、何でも書けばいいってもんじゃないでしょ。爆笑したけど(笑)。

第ニ拾五話 「危急存亡の秋(とき)」 脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:福田道生 演出:江島泰男 作画監督:実原登 メカ作画監督:阿宗晃士

 冒頭の「ぱにぽにってこんな話だっけ?」なカット、何かのパクリだったんだろうけどサッパリ分からんかったよ、ハハハ...さて今週は先週完全に忘れ去られていた地球存亡の危機がようやく「再開」。キャラが濃いミカエルはとにかくウザかった(苦笑)。地球を襲った隕石=「一条祭」のダンボール(笑)に対抗すべく、ぱにぽにXターボR出撃。一条祭のブラックホールに吸い込まれ、姫子以下生徒たちは幻覚に惑わされるが、「学校が好きか?」とのベッキーの言葉に復活した1年C組の面々。エ○ァっぽい機体で「一条祭」を見事撃退した。

 にしても、オヤジ姿の正体がバレバレだったエイリアンたちは結局何だったんだ!?同じことがメソウサもネコ神様にも言えるわけだが(苦笑)。ラストは姫子たんがまたしても夢に溺れ大遅刻。ベッキーの恥ずかしいセリフ禁止令も再び炸裂。こんな状態で迎える次回の最終回は予測不能だわ(笑)

 今週の色々。まず、イーアルカンフーは基本中の基本。「おもしろさ レッドゾーン」は懐かしのサイバーフォーミュラですな。でも全体的には先週に引き続き意味不明な内容が多かった。EDで出て来てる、視聴者からのハガキを採用しているのかなぁ。(オレが分かってないだけなのかもしれないけど)以前に感じられた格ゲーとかレゲーとかアリアと言った「一貫性」が無くなってしまったことは、ちょっと残念に思う。

第ニ拾六話(最終回) 「一寸先は闇」 脚本:金巻兼一 絵コンテ:福田道生 演出:大沼心 作画監督:大田和寛

 真冬のはずなのに教室の室温38度、いきなり季節感ゼロの異常気象は何よ!?。そんな今週は最終回、スタッフ一同のお別れコメントを見ると、意外にも終わりを惜しむマジメな内容が多かったな(苦笑)。午前の授業ではベホイミとメディアの衣装交換、そしてトランプギャルに化けた芹沢さんがちょっと萌え。そして午後の授業は(結局その正体が謎に終わった)校長の計らいにより全てキャンセル。屋外プールで遊びまくりの桃月学園生徒たち。一方衛星軌道上では地球殲滅命令により慌てふためくエイリアンたちだったが、こちらも結局未遂に終わり、ラストは「お呼びでない」ベッキーの艦内乱入で締めてくれました。

 この作品を振り返ってみると、やはり作中に散りばめられた「コメント」の数々がまず印象に残りましたね。余りにも懐かし過ぎたコメントだったり、シチュ的に「そう来たかっ!」と爆笑をしてしまうモノだったり色々有りましたけど、同時にアニオタ度とかゲーマー度とか一般知識度を、纏めて問われているような感覚も有りました。とにかくこの番組、最も一時停止を駆使したアニメとして記憶に残ることは間違い無いでしょう。

 個人的にはジンキエクステンドではかなり物足りなかった「折笠さんと雪野さんの絡み」が十分に見られたことがとにかく嬉しかった。スタチャさん、2006年もこの二人の同時起用を是非!!(笑)


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