闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~ ~感想~

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第1話「闇に舞い降りた天才」 脚本:高屋敷英夫 絵コンテ:佐藤雄三 演出:伊藤智彦 作画監督:Kim, Dong-joon

 原作は多少は読んでます。ピンチの連続に顔面に脂汗垂らしまくりの南郷氏は、バクチ打ちに向いてないと思います(苦笑)。この作品、人間の動きが少ないから作業量的には比較的少ないと思うけど、それが1話から原画を海外丸投げでもOKな理由なのか。余り印象は良くないが(苦笑)。まぁしばらくは見てみようと思います。それよりもマージャン久しくやってないからこのアニメ見たら無性にやりたくなって来た。

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第2話「資質の覚醒」 脚本:筆安一幸 絵コンテ:佐藤雄三 演出:田中洋之 作画監督:Kim, Gi-du

 ド危険牌を次々と切り出すアカギだが何とフリコミゼロでトップに立つ。マージャンを初めて数時間で相手の捨て牌と待ちを丸裸にするその資質がついに覚醒した。自分の判断を信じる、「揺れない心」こそアカギ最大の武器なのだ。指1本10万を賭けて、強者の打ち手、矢木との半荘勝負に突入。来週も楽しみだ。にしても、あの「日テレ雀ニック」のド素人っぷりはカンベンしてくれ(笑)

第3話「異端の策略」 脚本:筆安一幸 絵コンテ・演出:鹿島典夫 作画監督:繁田亨

 東一局はトラッシュトーキングでアカギに軍配。矢木もリーチドラ8の鬼手で反撃するが、オーラスのドラ裸単騎鬼待ちにも関わらずアンカンを駆使してアガリ牌をかく乱し矢木からロン、見事にアカギの勝利だ。しかし南郷の借金帳消しに飽き足らず、もう一局サシ勝負。流れは完全にアカギで完勝を収めた。しかししかしこれでも飽き足らず地獄の淵まで打つとアカギは全く帰る気配無し。結局夜明けとなり次回改めての対局となった。ヤクザどもを完全に飲んでしまったその資質、もぅスゴ過ぎ(笑)

第4話「本物の無頼」 脚本:浦畑達彦 絵コンテ:増原光幸 演出:長崎健司 作画監督:Jang,Kii-yong

 ヤクザに持ちかけられた取引を敢然と断り自分自身へのロシアンルーレットを平然とやってのけるアカギの度胸には、感服仕りました(笑)。決戦直前、チキンランで重傷を負わせた相手の仲間に暴行を受けたアカギは何とヤクザから受け取った拳銃を発砲し、相手の足を射抜く。こんな簡単に恐怖に落ちる相手では本物の勝負に飢えたアカギの心を満たすことはできないが、次の相手・盲目の市川はとてつもない勝負師のようで。楽しみだ。

第5話「裏切りの絶一門」 脚本:浦畑達彦 絵コンテ・演出:伊藤智彦 作画監督:Kim,Dong-sik

 今回はハコテンまで続けるデスマッチ。だがアカギ未だ来ず。代わりに打つ事になった南郷さんだが、市川にあっさりとカモられご愁傷様(笑)。が、南郷氏絶体絶命のピンチにようやくアカギが来た。「ハジキ」を炸裂し反撃開始したアカギは1色を完全に捨てる「絶一門」で市川に打ち合いを挑み市川も乗る。が、流れは徐々に市川のものに。お互いアタリ数は同じながらも、基本に忠実な打ち手の市川の方が奇策を弄し役が限定されるアカギよりも点数が高いのだ。アカギ最大のピンチか?

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第6話「悪漢の資質」 脚本:浦畑達彦 絵コンテ・演出:田中洋之 作画監督:Kim,Gi-du

 絶一門ならぬ「絶二門」を挑んだアカギだが形勢覆らず、残り5千点で崖っぷちに追い詰められた。が、躊躇わず身を削り、虚を実と見せたアカギは死線を越え復活の狼煙を上げた。いつまでも蹴りがつかない勝負に業を煮やした彼は、点棒を10分の1にするというスリルを市川に持ちかける。点棒が多い市川は当然拒否するが、悪漢(ピカロ)・アカギはイカサマを炸裂させ市川もその挑発に見事に乗ってきた。つーかあんたイカサマやり過ぎ!!(笑)

第7話「無邪気な悪鬼」 脚本:浦畑達彦 絵コンテ:増原光幸 演出:島崎奈々子 作画監督:Kim,Dong-joon

 お互い背水の戦いに突入。残り1300点という絶体絶命のピンチに見舞われたアカギだが、イカサマの網を潜り抜け大逆転の満貫ロン!!役が喉から手が出るほど欲しい局面で、アンコの白を1枚落としてワナを張るなんて芸当オレにゃできんわ(苦笑)。

 こうしてアカギ13歳の伝説の夜が終わり、いきなり5年後。完全にギャンブルを止めた南郷氏がアカギを懐かしむ。更に1年後にアカギが復活するそうだが、どんな形で再びギャンブルの世界に舞い降りるのか。最近この番組がホント楽しみになってます。

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第8話「復活の前兆」 脚本:広田光毅 絵コンテ:高橋敦史 演出:若林漢ニ 作画監督:Jang,Kii-yong

 安岡が連れてきた偽アカギ。彼は全ての牌が何かを記憶できる神業の持ち主。当然成績も安定するが、川田組の石川はその打ち筋に物足りなさを感じる。肝心の本物のアカギは何とオモチャ工場で働く普通の労働者となっていた。だが石川と安岡が偽アカギのことを本人に告げると、少しだけ興味を示し現場を視察することに。偽アカギはシャンテン数を一瞬で判別するという神業その2を披露するが、本物のアカギは何と牌をめくらずにシャンテン数を言い当てるという荒業で対抗する。アカギと偽アカギの激突が楽しみだ。

 第9話「天才の真贋」 脚本:広田光毅 絵コンテ・演出:鹿島典夫 作画監督:繁田亨

 「腕1本を賭けろ」、これこそが真のギャンブラーのセリフ。この覚悟が、3%の確率を50にし、そして人間心理を巧みに逆手にとった絶妙なイカサマが50を限りなく100に近づけるのだ。偽アカギ、そして会社の先輩を手玉に取ったアカギの完全復活は近い。

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第10話 「逆襲の予告」 脚本:筆安一幸 絵コンテ:芦野芳晴 演出:池田重隆 作画監督:Kim,Dong-sik

 オトシマエをつけに来た先輩を返り討ちにしたアカギは、石川に導かれ偽アカギの対局現場にGo。だがその偽アカギは藤沢組代打ちのウラベという男に大苦戦。勝負師として絶対必要な度胸が無い彼は、アカギやウラベなどよりも全くの格下であることを露呈してしまう。川田組長は偽アカギを諦め本物のアカギを代打ちに指名。ウラベとのタイマン勝負に突入する。

 にしても、ウラベ役の風間杜夫は本業が声優と言われても全く違和感無いほど、アニメ的な演技が上手かったな。

第11話 「絶望への布石」 脚本:筆安一幸 絵コンテ:坂田純一 演出:中村亮介 作画監督:Kim,Gi-du

 場の流れを読む嗅覚が欠け、確率論のみで打ち回すニセアカギではもうウラベの敵では無い。川田組長はニセアカギに見切りをつけ、アカギ召集を命じる。だがアカギは全く乗り気でなく、あの後輩オサムに打たせてみろと言う。そのオサム、意外にも度胸のある打ち回しを見せ、ウラベとの差を縮めて行く。だが3200万の金額にビビリ、せっかくの流れを断ち切ってしまった。

 ここでついにアカギ本人が登場。超手なりで相手の様子を見た上で、何とノーテンチョンボを宣言し残り3局を買うと言う。この時45800の大差。南2局、アカギは鬼ツモで何と4アンコテンパイ!しかも何とオープンリーチ!?しかしウラベも黙っていない。敢えて満貫確定のニ萬をアカギに差し込む。が、アカギは完全無視!!彼は、僅かにウラベが引いたこの機を逃す気は全く無いのだ。これが真の勝負師の姿か...

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第12話 「偶機の魔法」 脚本:浦畑達彦 絵コンテ:新留俊哉 演出:島崎奈々子 作画監督:Kim,Dong-jun

 あくまで四アンコを狙ったアカギだが、逆にウラベに清一色を振り込んでしまう。がしかし、偶然を見事自分のチャンスにしてしまうアカギ。ウラベの堅固な守備をにこじ開け三倍満直撃をゲット。

 ついにオーラス。またしても暗カンドラ乗り、三色同ポンのフェイクに裸単騎待ちを敢行したアカギは、なんとウラベからのハイテイロン狙い!?しかもこの魔法が掛けられた裸単騎にウラベは絶対振り込むと宣言して、アカギは席を立った。ってどーいうことよ!?

 どーでも良いことなんですが、ナレーションの古谷氏が「アカギに通ってない西(シャア)」って言った時には笑いが止まりませんでした(笑)

第13話 「風雷の軌道」 脚本:浦畑達彦 コンテ:青山弘 演出:若林漢ニ 作画監督:Kim,Dong-sik
第14話 「羅刹の新章」 脚本:高屋敷英夫 コンテ:高橋敦史 演出:四辻たかお 作画監督:Jang,Gil-yong

 年末年始に溜めてたこの番組、ようやく見る時間が取れた(苦笑)。

 #13)ウラベとの勝負はついに決着。アカギがウラベからリャンピンの裸単騎をゲット。ハイテイドラ4で奇蹟の逆転勝利を飾った。そのカラクリをアカギは明かす。徹底的に自分の手を隠し、まず情報戦に勝利。そして相手の心理をじわじわと追い詰め、読みの深さを交えて最後に相手の首を狩る。スゴ過ぎの一言しか出てこないよ...

 だが、完全に雀師としての命を断たれたウラベに対し、アカギは何と命を張った半荘勝負を申し出る。もはや戦う気力など無いウラベに、勝負師(ギャンブラー)としての格の違いを見せつけたのだ。そんなアカギが命を賭けられる「本物の相手」は、果たして存在するのか。

 #14)1年後の昭和40年夏。いきなり人を地中に埋める怪しい男たちが。埋められた死体は平山幸男、何とあの偽アカギだった。最近頻発している若者の失踪事件、安岡はこの事件の元凶がある老人(モンスター)であると睨んだ。一方、アカギは丁半バクチで勝ちまくってしまったがため、ヤクザに囲まれ大ピンチとなっていた。だが、アカギはヤクザの脅しを拒否。勝負師のプライドが、彼らに屈することを許さなかった。

 アカギはこの場にやってきた安岡と仰木により、何とか一命を取り留めた。仰木は、命を落とすことを軽く考えるアカギに対し、生きながらえて初めて辿り着く境地があると説く。そして10億という高レートの命懸けマージャンでモンスターを狩れと安岡はアカギに叫ぶ。そのウワサのモンスターが、アカギにとっての本物の相手なのか。

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第15話 「逢魔が時」 脚本:浦畑達彦 絵コンテ:増原光幸 演出:池田重隆 作画監督:Oh,Eun-soo,、Kim,Dong-sik、Jang,Gil-yong、高田晴仁
第16話 「破滅の闘牌」 脚本:筆安一幸 絵コンテ・演出:田中洋之 作画監督:Jang,Gil-yong、Son,Gil-young

 #15)怪物狩りに臨むアカギ。その怪物に、自分と同類の匂いを嗅ぎ取ったからこそ、その挑戦を受けたのだ。そのウワサの怪物の本名は鷲津巌、裏世界の帝王である彼は、偽アカギ殺害の容疑により逮捕目前だったが、警察その他を金で買収して難を逃れていた。国外逃亡を図ろうとする彼は、その余興としてアカギとの対決を選んだ。途中、栄養ドリンクを買い込んだアカギは、ついに鷲津と対面する。

 鷲津マージャンの牌は、1種4枚のうちの3枚が牌の字が見える透明牌。それにより打ち手は迷い、地雷を踏む。そして独自のルールは3つ。1)山無し。引き手が卓中央の穴から1枚引く。2)盲牌できぬよう、皮手袋を装着。3)ドラ表示牌は親がその都度引く。半荘6回戦、20万点の純粋サシ勝負。鷲津の掛け金は2000万、そして金が無いアカギの賭けるものは致死量2000ccの血液。てーか狂ってやがるよこのジジイ(苦笑)。

 #16)アカギの血を吸い上げる巨大注射器登場。怖すぎ...だがアカギはレートを10倍への変更を申し出る。それも金額を10倍にするのではない、2000万円を2万点にせよとアカギは言うのだ。このルールでは半荘6回で一度でもアカギが鷲津を下回ればアカギは死んでしまう。だが50万点差をつければ、5億を獲れるとアカギは言う。実は逮捕回避の工作により鷲津の全財産は5億となっていたのだ。お互い、破滅を賭けての勝負だ。

 鷲津は半荘2回で続行か打ち切りかの選択権を自分だけが保有する譲歩案を申し出る。だがアカギはこの案が、鷲津の勝ち運を逃す暴挙だと断言した。ついに鷲津マージャン開始。鷲津が先制リーチ。だがアカギは上手く回して2000点ゲット。鷲津はクズ手を上がったアカギを挑発するが、事はそれ程単純じゃないとアカギは呟く。彼の狙いは何なのか。

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第17話 「異才の証明」 脚本:広田光毅 絵コンテ・演出:島崎奈々子 作画監督:Kim,Dong-jun

 リーチ棒1000点が100万、やはりとてつもないバクチだわ。だがこの鷲津マージャンの真の恐怖、それはリーチ一発の差し込みが可能な点だった。いわゆるコンビ打ちが可能であることは、即ち攻撃面でも守備面もメリットが大きいのだ。だがアカギは超危険牌を迷わず次々と切るという暴挙にも思える行動に出た。実は上記の点を逆手に取り、コンビの持つ牌が「第2の河」であることにアカギは気付いたのだ。

 だが危険牌を通してせっかく流れを掴んだかに見えたアカギだったが、鷲津に親満をツモられてしまう。4000点鷲津に奪われたアカギは400ccの採血を受け、死が確実に近づく。しかしそれでも、伍萬単騎をゲットしすぐに反撃開始。まだまだ半荘1回目、戦いは始まったばかりだ。

第18話 「呪縛の牌姿」 脚本:広田光毅 絵コンテ:新留俊哉 演出:中村亮介 作画監督:Jang,Hee-kyu

 鷲津が親の南2局。ここが勝負の急所だと仰木は見る。その急所でアカギに風が吹き始めた。早めのテンパしかイ、そして安岡がロン牌を差し込んだが、何とアカギはアガらず。しかしそれは鷲津にとってロン牌を惑わされる呪縛となった。そして次順に満貫ツモゲット。アカギの度胸に鷲津も認識を改めつつあったが、ついに本気を出してきた。南3局。1ピン単騎待ちを巡る攻防を経て、鷲津は先制リーチで一発ツモの満貫で再逆転。アカギはこれで合計600ccの血を抜かれてしまった。

 オーラス。6800点差。アカギはあがらなければ負け、即死である。アカギにはかなり苦しい配牌だ。鷲津は早くもイーシャンテン。だが安岡のファン牌差込にアカギは待ての合図。アカギはチートイツに移行するが、鷲津はアカギのノーテンを見破る。だがしかし、流れが向いた鷲津が調子に乗りマンズのカンチャンを崩した一瞬の隙をアカギが突いた。ここで3連続の泣きを入れ、鷲津の手配で浮いたマンズは突如アカギのド危険牌になったのだ!!うーん、スゴイわやっぱり(笑)

第19話 「鬼神の昏迷(こんめい)」 脚本:広田光毅 絵コンテ:坂田純一 演出:山内東生雄 作画監督:Kim,Hyeon-joon, Kim,Dong-jun

 3連続の鳴きを仕掛けたアカギ。鷲津は用心深く回したが、これにより徐々に場の流れが鷲津から離れていく。そしてついにアカギは東中の2ハンを鷲津からゲット。1回戦はアカギの勝利となり、この半荘だけで5000万の金をもぎ取った。だが何とアカギは失った600ccの血液の補給は無しで良いと言ってのけたのだ。子満を直撃されればそれだけで800ccの血が抜かれほぼ致死量に達してしまうこの状況にも、アカギは鷲津の希望を消してはいけないと断言する。それが鷲津を狩る、アカギの唯一の道か。

 だが仰木の心は不安に支配される。アカギがどれほどの強者であろうとも、ツキの流れが鷲津に向けば抵抗できないと。そしてその不安は半分現実となり、2回戦では鷲津は次々と細かいアガリを重ねていく。だが南場でアカギは反撃開始。鷲津からハネ満をゲットしたが、ここでもアカギは血の補給を拒否。あくまでも金に拘ることが、鷲津を殺すことに繋がる。正にアカギの、不退転の決意だ。

第20話 「希望と愚行」 脚本:浦畑達彦 絵コンテ・演出:若林漢ニ 作画監督:Oh,Eun-soo, Jang,Gil-yong
第21話 「一縷の幻想」 脚本:筆安一幸 絵コンテ:伊藤智彦 演出:池田重隆 作画監督:Oh,Eun-soo, Jang,Gil-yong

【#20】
 満貫打ち込みで即死の状況にも、アカギは血を戻さず金を毟り取る。だが好調な流れで迎えたオーラスで、鷲津の風牌&ドラの西に危険な匂いを感じたアカギは西を切らず。そしてクズ手と思われた鷲津の配牌だったがいきなりの2鳴き、ドラ頭の混一色気配で形勢は完全に逆転してしまう。

 しかしこの逆境にもアカギは冷静さを保っていた。100%の集中力の持続こそ鷲津マージャンの真髄。血を補給するなどという安全を追う心理こそ、わずかな隙を作ってしまうことを、ここに来て仰木も真に理解したのだった。だが形勢は不利なまま。そして鷲津のコンビ・鈴木がカギを握る西を引っ張ってきた。アカギの死は決定的かっ!?
 

【#21】
 鈴木は西を打たず。鷲津もまだ逆転の目は無いということ。そしてアカギは次手で敢然とドラの西を切り出し、鷲津も見送った。鷲津もアカギも、同じくカンニ萬待ちだった。そして手代わりのチャンスを得たアカギは、何と受けの狭い三六萬待ちのリーチを掛けたのだ。リーチ棒を出したお蔭で、鷲津は満貫ツモでもアカギを逆転することになるが、アカギの狙いは!?

 アカギのリーチを見た鷲津が動く。西ポン、一萬切りで三萬タンキ。そして続けて鈴木が三萬を切り出し当然鷲津はロンを宣言。だがそれはアカギの当たり牌、鈴木の下家であるアカギの頭ハネのロンが決まった!!鷲津のアガリ牌を読みきったアカギの大勝利だ。これで2回戦も見事に乗り切ったが、まだ半荘は4回残っている。とてつもない戦いはまだまだ続く。てーかメチャメチャ面白いぞマジで!!

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第22話「作為の足枷」 脚本:筆安一幸 絵コンテ・演出:島崎奈々子 作画監督:Kim,Dong-jun

 アカギに読み切られた鷲津の後悔はもう遅い。2回戦も勝利したアカギは、計1億1850萬の収入を得た(もちろん血液の補給は無し)。1100ccもの血液を失いながらも鷲津の焦りを読み、オーラスのドラ西の気配を読み、鷲津に向いていた流れを読み、勝利を渇望する鷲津の心理を読み切ったアカギ。正に真の勝負師(ギャンブラー)である。

 3回戦に突入するか否か、その選択の余地が鷲津にはあった。がしかし、プライドの高い彼に逃亡は有り得なかった。3回戦開始。鷲津の流れは悪く、逆にアカギの流れは良好だ。だが鷲津にはある予感があった。アカギを倒せば、至福の極みに達することが出来る。そして3回戦にこそ、その好機が到来すると。今度こそ、覇王の大反撃が始まるのか。

第23話「剛運の威力」 脚本:広田光毅 絵コンテ:青山弘 演出:佐藤雄三、田中洋之、若林漢ニ 作画監督:Jang,Hee-kyu

 3回戦に突入。流れはアカギに向き、先制のハネ満ツモ。鷲津親の東2局は鷲津にとって勝負の分かれ目となる。配牌は好形、しかしツモの流れは悪く、全て安目のツモとなってしまう。だが鈴木のカンドラは、何と鷲津がアンコで持っているニソウ。ゴミ手が一気にドラ3の好手に一変したのだ。これこそが鷲津の「剛運」かっ。

 当然鷲津は一ピンタンキで即リーチ。親満確定である。だが鈴木は手持ちの一ピンを差し込まず。それはアカギが一ピンを不要牌として持っており、第二の河である鈴木の手持ちの一ピンが通るとアカギにワナを張ったのだ。アカギは何とか一ピンを打たなかったが、鷲津が一ピンを引けばアカギの死がほぼ確定することに変わりは無い。次回予告の、涎を垂らしながら高笑いする鷲津の姿が超気になる。

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第24話「魔物の意志」 脚本:広田光毅 絵コンテ:芦野芳晴 演出:山内東生雄、島崎奈々子 作画監督:Kim,Dong-sik

 「アカギの命は風前の灯火」。そう豪語した鷲津だが、絶体絶命の状況にも表情を全く変えないアカギに、鷲津は再び怒り狂う。だが鈴木が4枚目のニピンをツモり、カンドラ表示牌は何と一ソウ!!ニソウをアンコで持つ鷲津はリーチドラ6、ハネ満確定だ。正に悪魔の強運だ。そしてあくまでもアカギの血を奪うことに執着する鷲津は、鈴木に回しを命じる。

 相変わらずアカギは浮いた一ピンを切らない。だがさらに鬼運。鷲津が4枚目のニソウをツモ。アカギを殺せという魔物の声が、鷲津には聴こえていた。そしてカンドラの表示牌をツモると、何と一ソウ!?ドラ12という信じられない鬼手。正に鷲津の背中に神ならぬ、悪魔が降臨した。そしてリンシャンツモ。鷲津は本当に一ピンを引いてしまうのか。大注目だ。

 それにしても、狂神・鷲津を演じる津嘉山正種の演技は素晴らしいの一言だ。

第25話「殺意の誘惑」 脚本:高屋敷英夫 絵コンテ・演出:田中洋之 作画監督:Jang,Kil-yong, Kim,Dong-sik

 悪魔が憑依した鷲津、運命のリンシャンツモ。だが死が間近に迫っているはずのアカギは冷静そのもの。鷲津はつかみかけた1ピンを落としてしまい、アカギは生き残った。しかしそれでも鷲津の優勢に変わりは無く、ツモor直撃を狙いあくまで鈴木に回し打ちを命じる。だがアカギの手は、何時の間にかニシャンテンの好形。そしてここで何と安岡が1ピンをツモ。これで全員が1ピンを1枚ずつ抱える展開となる。

 更にここでアカギと安岡がポンを連打し、アカギは敢然と浮いた1ピンを切った!!当然鷲津はロン宣言。勝利を確信した鷲津のテンションは最高潮に達する!!だが、事実は違った。そう、安岡がアタマハネでロンアガリを達成。ブチ切れた鷲津は牌を安岡に投げつける。だがリンシャンツモで流れが変わったことを、読み切るべきだったとアカギは冷静に指摘する。鷲津もツモアガリや直撃に拘る余り、殺意の誘惑に溺れてしまったと認めた。半荘が再開されるが、殺意の出所、即ち鷲津の恐怖心が鷲津のリズムを狂わせた。臆病の虫に取り付かれた鷲津は、完全にアカギの掌の上。アカギはこのまま、鷲津の首を取ってしまうのか。或いは、覇王の真の反撃が見られるのか。

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 第26話(最終回)「狂気と闇と」 脚本:高屋敷英夫 絵コンテ・演出:佐藤雄三 作画監督:Jang,Kil-yong, Kim,Dong-sik

 一通をテンパッタ鷲津だが、余った4ピンがアカギのド危険杯。だが前回のアカギの挑発に乗ってしまった鷲津は4ピンを切るが、やはりアカギのロン牌。鷲津は完全に自分を見失っており、その姿は正にこれまで鷲津が殺してきた打ち手と同じと言えた。今まで資金に守られてきた彼だったがアカギの手により、今回その鷲津マージャンの真の戦いに初めて巻き込まれたと言ってよかった。

 結局3回戦、4回戦と鷲津は連敗。アカギへの支払いは計三億一千三百五十万円。失った血液はたった300CC。5回戦を前に鷲津はダウン。大勢は決したと誰もが考えた。だがアカギだけは違った。まだ終わらない、鷲津は続行するとアカギは言う。次は対等な立場で戦えるよう、大幅な譲歩をすると。そう言って何とアカギは吸い取られた1400ccを洗面器にぶち込み、更にタバコの吸殻をぶち込んだ!!これで1400ccの血はアカギに血が戻ることは無い。そこまでしても、アカギは鷲津の真の姿と戦いたいと願ったのだ。

 起き上がった鷲津に不適な笑みが復活。彼は5回戦の東場でケリを付けると言い、倉庫から隠し預金1億。追加して残り3億。2局で3億はゼロにならない。即ち鷲津の死は無い。逆にアカギは、あとは600ccの血を抜かれるだけで死を迎える。戦いはまだ終わらない...

 そしてこの戦いは、後の世に伝説となって語りづがれることになる。1999年東京。東京タワーを背景に、一人の男が静かに夜の街を歩いていた。

 ということで最終回が終わりましたが、こんな良いところで終わりかよっ。「伝説の戦い」の途中まで、だなんて酷すぎっすよ。面白さについては文句無しだっただけに、本当に惜しいなぁ...

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