【国民として考える】眞子様のご結婚で起こっていることは、日本の根幹を揺るがす重大な問題である その①

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こんにちは、トムです。

来る10月26日に眞子内親王(以下、眞子様)と小室圭氏が結婚されます。いま世間は月末の衆議院議員選挙と合わせて、お二人の結婚のニュースを大きく報じています。本記事の執筆日(10月23日)は眞子様のお誕生日でもあります。おめでとうございます。

私はここ数日、暇を見つけては眞子様と小室圭氏の結婚に関する約100の記事と、それら記事へのコメントを片っ端から読んでました。なぜこのようなことをしていたかと言うと、この件は日本の根幹を揺るがす重大な問題を抱えており、一人の日本国民としてこの問題を真剣に考えていかなければならない責任があると思ったからです。考え方によっては「選挙以上に」大事なことだとも思います。

今回は私が考える問題の内容となぜその問題が起きたのか、そして私たちは何をしなければならないかについて述べたいと思います。長文になりますが、お読みいただければ幸いです。

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日本の根幹を揺るがす問題とは

以降の文章では日本国憲法および皇室典範の内容に触れますので、先にそちらをお読み頂くことをお勧めします。

さて日本の根幹を揺るがす問題が何かというと、まず以下の日本国憲法第1条をご覧ください。

第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

日本国憲法

今回の眞子様の結婚で起こっている問題は、天皇陛下をお支えする皇族の一員である眞子様の結婚をきっかけに、天皇陛下の存在により象徴されているはずの日本国民統合が大きく損なわれてしまいかねない状況に陥ったことであり、更に言えば日本国民の分断であり、国民と皇室の分断です。

この第一条に記される「日本国民が統合された状態」とはどんな状態かを憲法の記述も踏まえて私なりに解釈すると「日本国民が日本国憲法と日本国に誇りを持ち、日本国民に寄り添う天皇・皇族を尊敬・敬愛し、個人を尊重し、憲法によって保証される自由や権利を不断の努力によって保持している状態」になります。

今年(2021年)は、戦後から76年から経過しています。この76年の間、日本は高度経済成長やバブル崩壊、複数の大震災等、ポジティブ、ネガティブ両面で様々な出来事を経験してきました。そして現在、解決すべき課題はまだまだ多いものの、多くの国民が豊かさや平和を実感できてもいます。それは国民自身の努力や天皇・皇族への尊敬・敬愛の念が、この76年という時間と共にその根底に深く根付いてきた何よりの証拠であると私は考えています。

しかし今回の件で、日本国民の天皇・皇族への尊敬・敬愛の念に大きな変化が生まれています。こちらのサイトでは今回の結婚を祝福するか、賛成するかについて各メディアが行ったアンケートの調査結果が記されています。

  • 読売新聞・・・結婚されて良かった53% 思わない33%
  • 毎日新聞・・・祝福したい38% 祝福できない38%
  • WEB女性自身・・・賛成 30.3%、反対 69.7%
  • AERA dot・・・祝福する気持ち有り 4.3% ない93.3% ※注:回答者を無作為に抽出した調査ではなく、インターネット上で意見を募るという方法で、期間中は何度でも回答できた

メディアによって結果はバラバラですが、読売新聞でさえ3人のうち1人が結婚を祝うことができない≒結婚には反対と答えているのは衝撃的です。WEBメディアでは祝福や賛成の割合が更に減っています。かつてこれほど否定的な意見が多数を占めた皇室の婚儀は存在したでしょうか。

またそれ以上に私が気になったのは結婚の記事に対して天皇制や皇室への疑義を表すコメントが非常に目についたことです。具体的には、

  • これまで天皇陛下や皇室には敬愛の念を持っていたが皇室への信頼が大きく揺らいだ
  • 国民の声に耳を傾けない皇室は不要
  • 国民の声が複雑性PTSDを招いた誹謗中傷だとされたことは国民として残念極まりない
  • 秋篠宮家は即皇室から離脱すべきだ
  • 天皇制は現陛下もしくは愛子様の代で廃止で構わない(現行の皇室典範では愛子様の即位は不可能ですが)

等など。こういった主旨のコメントに何千もしくは何万ものいいねが付いていました。この状態こそが上述した「分断」の中身です。つまり、戦後76年の日本の発展、国家安寧と平和を支えてきた日本国憲法と天皇陛下、そして皇室の存在に疑問を持つ人が激増したのです。もしかしたら再び元の尊敬・敬愛の関係性に戻ること不可能なくらい、大きく傷ついてしまったのかもしれません。

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なぜこのような分断が起こってしまったのか

一体なぜこのような分断が生まれてしまったのでしょうか。記事に対するコメントに目を通した限り、 結婚に反対だったり天皇制や皇室への疑義を唱える人たちの意見やスタンスは、おおむね以下の4点に集約されると思います。

  1. 様々な疑惑を抱える小室家は皇室の結婚相手として相応しくなく、なぜ結婚を認めるのかという意見
  2. 眞子様が「公」より「私(心)」を優先して結婚されることに対する失望感
  3. 小室圭氏が「眞子様のフィアンセ」の名目で何かしらの特権を得たのではないかという疑念および、結婚後もご夫婦が特権を受けるのではないかという疑念(税金の利用疑惑を含む)
  4. この状況を改善せず傍観・黙認したかのように見える宮内庁・政府に対する怒り

最終的には全ての点について触れますが、本投稿では最も深刻な影響を与えたと私が感じる上記の1について、私自身の考えを述べてみます。

元婚約者との間での金銭トラブルと呼ばれる事柄について

各メディアが小室家の疑惑と報じている事柄の1つは、小室圭氏の母親である小室佳代氏と、佳代氏の元婚約者A氏と呼ばれる人物との間で発生した金銭の授受に関してです。

ここで皆さんにお尋ねしますが、小室圭氏が今年4月に公開した28ページの文書を最初から最後まで読みましたか?私は読みましたこの文書の内容を理解することは重要です。何故なら今回の疑惑と称される事柄に関する数少ない公式文書であり一次情報であるからです。

その一方で元婚約者A氏のコメントとして報じられているものはほぼ全て二次情報以下のもので、正確性に欠く可能性が高いものと捉えるべきです。何故ならA氏のコメントは営利企業が発行する週刊誌メディアに掲載されたものであり、営利目的のためにA氏のコメントを編集者が編集・改ざんする可能性を排除できないからです。

小室圭氏の文書は28ページと非常に長いものであり、内容を全て正確に理解できたかについて100%の自信は正直ありません。そのことを断った上でこの文書から私が重要だと感じた点は以下の通りです。

  • A氏から受領した400万円の金銭は「借金」ではなく「贈与」という認識であったこと
  • 400万円の贈与に対する贈与税を納付済みであること
  • 借金でないと認識していたものに対し借金であったことにされる事態は名誉の問題として避けてきたこと
  • 小室圭氏が進学したICUの学費は奨学金やアルバイトで貯めた金銭でまかなっており、受領した400万円は学費に利用されていないこと
  • A氏の要求事項(小室家が何をしたら解決するのか)が二転三転し、文書発行時点で小室家側が把握できていないこと
  • 小室家がA氏のプライバシーに極力配慮して解決にあたろうとしていたこと
  • A氏が週刊誌に供述したとされる内容に多くの誤りが観られること(例:明治大学に合格したとA氏は言っているが、小室氏の文書では受験した事実はないと記載)
  • 小室家の代理人は弁護士の小芝氏だが、A氏の代理人は弁護士ではなく週刊誌の記者であること

私はこの文書を読んで小室圭氏の主張はおおむね納得できましたし、A氏の要求事項を正しく理解した上で可能な限り応えようとする真摯で誠実な姿勢を感じることもできました。

小室圭氏は文書の中で「金銭トラブルと呼ばれる事柄」という表現をしています。贈与税を納付していることからもわかる通り小室家側のスタンスはあくまで受け取った金銭は贈与であり借金ではなく、「金銭」トラブルというものは文書発行時点では存在していないということです。A氏の要求事項が佳代氏からの感謝の表明だったり謝罪の一言である可能性も十分にありますから、簡単に金銭トラブルと表現して良いものではありません。

しかし記事に対して「借りた金ならちゃんと返すのが筋」だの「金に汚い人間は信用ならん」という主旨のコメントを山のように見ました。こういったコメントをする大多数の人たちはこの文書を読んでないのでしょう。更に文書を読んでない人たちだけでなく、主要なメディアもいまだに金銭問題や金銭トラブルという表現を用いています。思慮に欠けていると言わざるを得ません。

但し1点だけ小室圭氏の対応で疑問なのは、この文書を発表した数日後に解決金を支払う意思があることを表明したことです。文書の内容を踏まえると、小室家のスタンスはA氏の要求事項を確実に把握するまで次の具体的なアクションは控えるように読み取れました。この点だけは何故そのような意思表示をしたのか疑問が晴れていません。

一方のA氏ですが、改ざんの可能性が無いA氏のオフィシャルなコメントとして信頼できるのは10月10日に各メディアに向けられたこの文章だけです。以降はこの文章に対する私個人の意見になりますが、まず感じたのはやはりA氏の要求事項が分からないことです。「なるべく早くに解決し、皆様にお伝えしたいと思います」とありますが、小室家側が何をすれば解決となるのかについて全く記載されていません。

更に理解できないのは「ある記者の方から一部の雑誌だけに対応するのはフェアではないと伝えられました。ご指摘の通りだと思います。答えにくいのですが、これまで私に取材をされた記者の方々の誰もが一方的に話を聞くばかりで時には苦痛になることもありました。信頼できる方が誰もいない状態だったのです」という文章です。

取材を受けることが苦痛に感じるのであれば、なぜ取材を断らなかったのでしょうか?またこの件で信頼できる方がいないという表現に対し、長年に渡るA氏の代理人である特定週刊誌の記者は信頼に値しないんでしょうか?そうであればそもそも紛争事項の代理人として不適切であり、A氏側の解決に向けた姿勢に疑問が持たれます。

私が知る限り世間でA氏のコメントとされるものは、10月10日の文章以外は全て週刊誌メディアを経由したものでした。週刊誌メディアの取材を受けるということは雑誌社からの見返りも当然あったと推測されます。更には(具体的な記述は避けますが)問題解決に全く関係のない、小室家側の極めてプライベートな内容を暴露していました。これは公共の利益に反し、プライバシーの侵害にあたると考えられます。

以上のことから私はA氏の問題解決に対する姿勢に大きな疑問を持ちます。誠実さや真摯さは全く感じられません。関係のないネタも大量に混ぜて複数の週刊誌に垂れ流し続け、話題を長期化・複雑化させるためにいたずらに長引かせようとしているとしか思えません。ついでに言うといまだにA氏は匿名のままです。小室家側(特に佳代氏)が名前をさらされたにも関わらずです。A氏が実名をさらす必要性はいまでも無いのでしょうが、道義的な観点で対等な関係性になっていません。「小室佳代さんが体調不良となり、続いて眞子様のご病気も公表されることになりました。私の責任を痛感しており、心から申し訳なく思っております」とありますが、責任の取り方はどのように考えられているのでしょうか。佳代氏と眞子様の病気の治療費でも出すということでしょうか?

断っておきますが私はどちらが善でどちらが悪かという話をしたいのではありません。双方のオフィシャルなコメントを読んだ上で、どちらが解決に向けて誠実で真摯な姿勢を貫いているのかを指摘したかっただけです。またこの件は眞子様との結婚までに解決されることが望ましいとは思いますが、率直に言えばたかだか400万円のやり取りです。大騒ぎするに値する内容ではないですし、大騒ぎされること自体おかしいとも思います。未解決であっても結婚に支障はきたさないと思います。

以上が私の認識です。

しかしながら元婚約者側を正義、小室家側を悪と決めつけ、小室家を誹謗中傷するコメントが大量に存在しました。更には小室圭氏の28ページの文書を発表を裏で眞子様が指示していたなどという全く根拠のないコメントも目にしました。これらは憲法で認められた表現や言論の自由を超越した権限の乱用です。余りにも酷い状況と言わざるを得ません。私は故・木村花さんの悲しい事件を経てもなお、多くの日本人は何も学んでいないことを痛感させられました。

小室佳代氏の遺族年金の不正受給疑惑および、傷病手当金の不正受給疑惑

現時点では何も論ずる点は無いと考えます。

小室佳代氏が遺族年金と傷病手当金を不正受給しており詐欺罪にあたるとして、篠原常一郎というジャーナリストを自称する人物が検察庁に告発したと週刊誌に報じられています。現時点では告発状が提出されたが受理されておらず返戻されており、刑事事件化していません。

にも関わらず、さも告発が受理されたかのような表現を使ったり、告発されたこと自体が問題であるとの論調だったり、受理されなかったり主要メディアが報じないのは何かの圧力が掛かったのだとの根拠のない憶測であったりと、とにかく不正確で根拠がないコメントが大量に見受けられました。告発は誰でも可能であり篠原氏にも当然その権利はありますので、告発状を再提出したければすれば良いと思っています。

小室圭氏の経歴詐称疑惑

詐称した事実が確認できる一次情報が私の調べた限り存在せず、現時点で何も論ずる点は無いと考えます。

国民と皇室の関係性がゆがめられたことの本当の意味

少し話がそれますが、投資、特に不動産投資の世界で度々言われることの1つに「市場のゆがみを狙え」という言葉があります(参考サイト)。これは土地が持つ価値に対して複数の評価が存在し、市場価値より安い土地を得るチャンスが転がっているのでそれを狙え、という意味です。

何が言いたいかと言うと、ある事柄の「ゆがみ」は時として誰かが大きな利益を得る機会になり得るということです。

上述した通り、今回の結婚で国民と皇室の関係性に大きなゆがみが生じてしまいました。しかもそのゆがみはたった二人の私人間の間で発生した、たった400万円の金銭の授受をきっかけに発生させられたものです。そしてそのゆがみを促した者は誰で、莫大な利益を得たのは果たして誰でしょうか?

〔自由及び権利の保持義務と公共福祉性〕第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

日本国憲法

上記は日本国憲法第十二条です。A氏は週刊誌メディアの取材の応える自由がありますし、週刊誌メディアもA氏に取材する自由があります。しかし彼らの自由や権利は「公共の福祉」、すなわち社会全体の利益のために利用されていると、本当に思いますか?

繰り返しますが、国民と皇室の関係性は大きくゆがみ傷つきました。この傷は永遠に元通りにならない可能性もあります。私たち日本国民は、上記の事実の重さを深く考え、反省する責任があると考えます。

そして今回の件は今回限りで終わるわけではありません。これが今回の件の真の恐ろしさです。つまり、現在独身でおられる愛子様、佳子様、悠仁様が婚約された時、同様の問題が発生しうるということです。

もしお三方の婚約者の親戚が1万円の借金を返済していなかったらどうなると思いますか?お金でなくとも、例えば婚約者が幼少の頃に偶然にも同級生に怪我をさせてしまい、婚約発表後に怪我をさせられた人が「婚約者からいじめを受けた」と称して週刊誌に売り込みに来たらどうなりますか?それらをきっかけに婚約者のあることないことプライベートな事柄までメディアによって公にされ、「この人は皇室の婚約者として相応しくない」という雰囲気が絶対に醸成されないと誰が言えるでしょうか?金額の多寡や怪我の程度はおそらく問題ではありません。今回起こったことが示唆するのは、そういうことなのです。

更に突き詰めれば、今回の眞子様と小室圭氏への誹謗中傷を目の当たりにした上で、それでも皇族の方と結婚したいと考える日本国民が果たして存在するでしょうか。皇室・皇族の持続可能性(サステナビリティ)については次回の投稿で詳しく触れるつもりですが、お三方の結婚相手になれる皇族は事実上存在しないので、結婚相手は皇族以外の人間しかありえません。今回の件は皇族のサステナビリティにも大きな課題を投げかけています。

一人の日本国民として為すべきことは何か

私は今回の件を機に、日本国憲法を踏まえて一人の日本国民として為すべきことは何かを改めて深く考えました。

前文:(略)日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した(略)

〔自由及び権利の保持義務と公共福祉性〕第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

日本国憲法

公正信義、そして自由と権利保持のための不断の努力。私は特にこれらの点が一人の日本国民として重要であると考えます。そしてこれらの言葉を情報技術が発達した現代に即した形で読み替えると、公平さ、誠実さ、謙虚さ、聡明さ、思慮深さを持ちながら、個人を尊重し、平和を願いながら日々の生活を送ることこそが、私がいま日本国民として為すべきことだと考えます。

文字で書くと決して難しいことではないようにも感じます。しかし全ての日本国民がこれを実践できていたら、今回のゆがみ・分断は果たして発生したでしょうか?今回の件のみならず、相も変わらずSNS上での誹謗中傷、罵詈雑言、フェイクニュースが後を絶たないのは何故でしょうか?

私自身欠点が多い、特別な能力も持たないごくごく平凡な日本人です。それを真摯に認めた上で、上記のことを忘れずにこれからの人生を過ごしていきたいと思います。

(追記)眞子様が10月26日の会見で語られる内容を予想する

はじめに書いた通り、眞子様と小室圭氏は10月26日に結婚し、その日に記者会見に臨まれる予定です

私が以前から疑問に思っていたのは会見の開催目的が定かでない中でお二人、特に眞子様が何を語られるかです。当然、記者からの個別の質問には可能な範囲で真摯に回答されるでしょう。しかし本投稿で述べて来た内容を踏まえると、おそらく次のような内容のことをおっしゃるのではないかと考えます。

本日はご多忙の中お集まりいただき、また国民の皆様にも貴重なお時間を頂き感謝申し上げます。
(略)
私たち二人の結婚について、国民の皆様から様々なご意見やご感想があることは承知しております。私たちは夫婦になり、私(眞子様)は皇室から離脱致しましたが、皇室の皆様は常に心から、国民の皆様のご健康、ご多幸を願い続けられています。
そして私たちも天皇皇后両陛下や皇嗣殿下、皇室の皆様のご健康とご多幸、そして何より国民の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

要するに、お二人の結婚をきっかけに生じてしまった国民と皇室の分断・ゆがみを憂いつつ国民と皇室の関係の修復を願っているという内容です。

なぜこのように予想するのか。皇室とは違いますが、非常に近いエピソードが過去にありました。↓の動画をご覧ください。

Google+AKB48総選挙サポータープロジェクト30秒ver. / AKB48[公式]

「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」 2011年の第3回AKB総選挙で1位に輝き、日本武道館を埋め尽くすAKBファンの前で見せた、当時AKB48のエースであった前田敦子の名言 です。

トム
トム

なんだよそれ!とツッコミを頂くかもしれませんが、今回の件と深い類似性があります。続きをお読みください。

なぜ前田敦子が涙を流しながらこの言葉を叫んだのか。エースでありステージの前面に立ち続ける彼女にはアンチも非常に多く(特に強力なライバルだった大島優子のファン)、アンチから強烈な誹謗中傷やバッシングを毎日受け続けていました。同時に各メンバーのファン同士の対立も深刻さを増しており、グループとしてのAKB48に大きな亀裂を生じかねない状況にありました。

この構図は先に説明した眞子様の結婚をきっかけとした眞子様&小室圭氏への誹謗中傷および、国民と皇室の分断と非常に良く似ています。

しかし前田敦子はこのステージで全てのAKBファンに向けて願ったのです。AKBの誰それのファンである前に、皆さんは今一度グループとしてのAKB48のファンであることを思い出してほしい、と。

この彼女の言葉は非常に心に響きました。私は特にAKBのファンではありませんでしたが、この動画は今見てももらい泣きしてしまいます。何故ならばこの短い言葉で彼女は、全てのAKBファンに対してファン個々人の想いを尊重しつつ、一旦冷静になること、そしてAKBファンとしての原理原則を説いたのです。そして同時に、深刻化しつつあったファン間の激しい対立を融和に導いたのです。

そして私は眞子様が26日の会見で必ず表明されたいと考えていらっしゃるお気持ちは、前田敦子がファンに向けて語った上記の内容に近しいものになると考えています。

ちなみに余談ですが、眞子様と前田敦子は同い年(1991年生まれ)です。

(追記はここまでです)

なお先に書いた「分断を招いた4つの意見」のうちの項番2以降については、次回の投稿で触れたいと思います。

本記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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