【きっちり増配、さすがの安定感!】VYM 2022年Q1の分配金が発表!

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皆さんこんにちは、高配当ETF投資大好きトムです。

先日のSPYDに続き、米国高配当ETFの代表銘柄であるVYMの2022年第1Qの分配金が発表になりました。結果はと言うと・・・

0.6622米ドル

でした。(引用元:https://www.bloomberg.co.jp/quote/VYM:US)

前年同期(2021年Q1)は0.6564米ドルでしたので約1%の増配となっています。ほんの僅かの増配ですが、現在の米国市場の下降トレンドの中できっちりと増配してくれました。いつものように過去の分配金履歴を見ながら、今回の分配金を評価してみましょう。

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直近3年のQ1で最大の配当額 安定感は揺るぎない

下のグラフは2019年からのVYMの分配金履歴のグラフです。

VYM 分配金履歴(2019~2022)
VYM 分配金履歴(2019~2022)

グラフの青色の部分がQ1の分配金になります。今回(2022年Q1)は2019年以降のQ1の中では最大の分配金であることが分かります。元々Q1はQ2~Q4と比較して分配金の額がやや少ない傾向がありますが、それでもきっちりと増配してきました。VYMの安定感は素晴らしいですね。VYMは11年連続増配中の優良ETFですが、連続増配記録の更新に向けて好スタートを切ったと言えるでしょう。

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年初来株価はS&P500をアウトパフォーム 優良ETFの座を盤石に

続いてVYMの年初から執筆時点(2022/3/20)の株価推移を見てみましょう。執筆時点のVYMの株価は$112.19です。比較対象はS&P500です。

VYM株価推移 年初来(緑:VYM 赤:S&P500)
VYM株価推移 年初来(緑:VYM 赤:S&P500)

緑がVYM、赤がS&P500指数の年初来の株価・指数の推移です。S&P500がマイナス6.4%の下落であるのに対しVYMは0.1%のプラスでS&P500をアウトパフォームしています。先日投稿したSPYDと比較すると株価の年初来からの上げ幅は劣っていますが、今年の1~3月は米国市場全体が下降トレンドでしたので、その中で株価を維持できている点はポジティブに捉えて良いと思います。

VYMの組入上位銘柄を↓に示します。これを見ると今年に入り株価が大きく上昇したエクソンモービル(私はエクソンモービルの個別株も持ってます^^)を初め、J&J、P&G、ホームデポ、シェブロンなどお馴染みの高配当バリュー銘柄が勢ぞろいと言った感じです。

VYMはS&P500の構成銘柄の中で配当利回りに加えて財務状況など複数の設定された基準をクリアした優良銘柄だけを選別しています(一部例外アリ)。グロース銘柄は含まず、財務状況が良好なバリュー銘柄中心の組入となりますので、今年のバリュー銘柄優位の市況で強さを発揮しています。

VYM組入上位銘柄(2022/3/20時点)
VYM組入上位銘柄(2022/3/20時点)

ということでVYMは分配金の安定感に加え、バリュー株優位の市況の中で大きなキャピタルゲインも狙える超優良ETFです。まぁ従来からVYMは優良ETFとは言われていますし、「高配当ETF3兄弟(VYM、HDV、SPYD)の中でVYMさえ買っておけば問題なし」という意見も(私の肌感覚ですが)結構見かけます。この3兄弟ではまだHDVがQ1の分配金が未発表ですが、今回のQ1の分配金を振り返って、少なくともVYMの信頼性は揺るぎないなと感じました。今後も機会があれば買い増しして行きたいですね。

今回の記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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