【抜群の安定感は健在!】VYM 2022年Q3の分配金が発表!

スポンサーリンク

皆さんこんにちは、高配当ETF投資大好きトムです。

米国高配当ETFの代表銘柄であるVYMの2022年第3Qの分配金が発表になりました。結果はと言うと・・・

0.7672米ドル

でした。(引用元:https://www.bloomberg.co.jp/quote/VYM:US)

前年同期(2021年Q3)は0.7488米ドルでしたので約2.5%の増配となっています。やはり抜群の安定感を発揮し、きっちりと増配してくれました。いつものように過去の分配金履歴を見ながら、今回の分配金を評価してみましょう。

スポンサーリンク

5四半期連続の増配を達成 年度単位で増配の可能性は高い

まずは直近3年の分配金の履歴を以下に示します。

VYM 分配金履歴(2019-2022)
VYM 分配金履歴(2019-2022)

見ての通り着実に分配金を増やしているVYM。棒グラフにしてみると、美しさすら感じますね(^^ 

四半期単位では2021年Q3以降で5期連続の増配となりました。これもまたスゴイことですね。年度単位で見ると、今年の昨年比での進捗率はQ3時点で73.6%となっております。75%に達していませんが、VYMの分配金はQ2とQ4がやや多い傾向がありますのでこれは仕方ないと思います。そしてQ4で0.8181米ドル以上の分配金が出れば昨年から増配を達成となります。ここ最近の安定感の高さからすると、これは達成してくれる可能性が高いと期待しています。

スポンサーリンク

組入上位銘柄は優良企業がズラリ セクター分散もGood

次に執筆時点(2022/9/17)の組入上位銘柄とセクター比率を見てみましょう。(引用元:https://investor.vanguard.com/investment-products/etfs/profile/vym)

VYM 組入上位銘柄 2022Q3
VYM 組入上位銘柄 2022Q3
VYM セクター比率 2022Q3
VYM セクター比率 2022Q3

まず左の組入上位銘柄ですが、ジョンソンエンドジョンソン、エクソンモービル、JPモルガン、P&Gといったお馴染み&超優良な高配当企業が並んでいます。これらの顔ぶれは長年変わっていないと思いますが、毎回上位の顔ぶれが激変するSPYDなどとは異なり、非常に安心感の持てる企業群と言えます。

そして右のセクター比率ですが、金融が20%と最も高く、次いでヘルスケア、生活必需品、資本財とエネルギー(同じ10.2%)と続きます。全体的な印象としては大きな偏りは無く幅広いセクターに分散投資ができていると感じます。この辺りもVYMの安定感の高さに繋がっていると思います。

株価は下落傾向も、購入には円安が大ネック

最後に年初来の株価推移を確認します。↓のグラフで青色がVYM、赤色が比較対象のS&P500の推移となります。

VYM 株価推移 年初来(2022/9/17)
VYM 株価推移 年初来(2022/9/17)

先日投稿しましたSPYDと同じく、年初来の値動きではVYMはS&P500をアウトパフォームしています。やはり高配当ETFの健闘が光りますね。但し6月以降に限るとこれもSPYDと同じくVYMはS&P500にアンダーパフォームしています。5月までのグロースからバリュー銘柄への資金流入が、6月以降の米国市場全体の低迷により止まってしまったためと思われます。

執筆時点でのVYMの株価は102.95米ドルです。直近1年の分配金(2021Q4~2022Q3)を基準とすると分配利回りは3.12%となります。SPYDは4%を超えていたことから、VYMはまだ割高かなぁと感じます。そして歴史的な円安のためにその割高感は更に強いものとなってしまいます。

ちなみに私が購入しているVYMの平均取得単価は約95米ドルで、為替レートは平均1米ドル110円程度です。それから比べると株価は高いですし為替も超がつく円安ですのでとてもじゃないけど追加購入できません。安定感の高さは特筆できるものですが、VYMの買い時はまだ先だと言わざるを得ないですね。

今回の記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

※2022年Q3の米国株ETFの分配金の記事はこちら!!

タイトルとURLをコピーしました