【auレバナス&配当貴族に魅力アリ】2023年の投資方針を公開!

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明けましておめでとうございます。株式投資家のトムです。

昨年2022年はロシア・ウクライナ情勢やFRBの金融引き締めなどにより株式市場が大きく揺れました。私自身、一人の株式投資家として貴重な経験ができた1年だったと思っています。

まぁ損益は散々な結果でしたけど(笑)

さてそんな激動の2022年が終わり、2023年はどのように株式投資に臨むのかについて、今回記したいと思います。

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大方針・・・大好きな投資商品や企業に幅広く投資する

前述の通り2022年では強い逆風にさらされましたが、それでも平常心を保ちながら狼狽売りをせずホールドし続けることができました。その最大の理由は投資している商品(投資信託やETF)もしくは企業を心から好きになっているからです。

2022年に様々な商品を分析し記事を投稿してきましたが、それをやっていくうちに多くの商品(投資信託・ETFだと連動する指数)に愛着がわいてきました。私は色々と弱点の多い人間でして、コツコツと物事を続けていくには何かしらの楽しさや喜びが無いと続きません。昨年の強い逆風で、株式投資についても正にその事を痛感させられたわけです。

ということで2023年の株式投資の大方針は、私が好きな投資商品や企業に投資します。具体的には分散投資によるリスク軽減と爆発力の双方を狙うため、私が好きな複数の投資信託と米国企業の個別株に幅広く投資していく方針です。

以下では投資銘柄について触れていきます。

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投資信託・・・低コストな運用信託4本に25%ずつ毎日積立

まずは投資信託についてです。私の好むポイント(優先度の高い仕様)は以下の通りです。

  • 運用コストが安い
  • セクター分散が効いている
  • 株価上昇の爆発力に期待できる
  • 地域は米国中心、全世界でもOK

以上の条件を踏まえながら(全部カバーしない場合もありますが)、コア枠として全体の7~8割は指数連動の商品に投資し、残りの2~3割はサテライト枠としてレバレッジを掛けてプラスアルファを狙っていきます(私はそれなりにリスクを取る方の投資家だと思いますので、その点はご了承ください)。具体的には以下の4商品を25%ずつ毎日積立します。なお私が利用している証券会社はSBI証券です。

  1. SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
  2. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  3. auAMレバレッジ NASDAQ100
  4. Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)

実際の積立設定は↓の通りです。

投資信託の積立設定
投資信託の積立設定(息子二人のジュニアNISAと私のNISAが全く同じ設定です)

1と2についてはもはや説明不要の人気商品ですが一応簡単に触れておくと、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」(以下、SBI・VTI)は米国株式市場の大型株から小型株までを網羅 · 投資可能銘柄のほぼ100%となる約4,000銘柄で構成されるETFであるVTIを利用した投資信託で、信託報酬は0.0938%と低コストです。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(以下、オルカン)は世界の先進国、新興国、計40~50か国の企業約3000銘柄に投資している投資信託です。信託報酬は0.1144%とこちらも格安です。

レバナス界の新星「auAMレバレッジ NASDAQ100」がSBI証券で買える

そして3の「auAMレバレッジ NASDAQ100」(以下、auレバナス)は、人気の高いNASDAQ100指数のレバレッジ投資信託(レバナス系)の新星と言える商品です。このauレバナスの最大の特徴はレバナス系商品では最安となる0.4334%の信託報酬にあります。そしてauレバナスは運用開始当初はauカブコム証券のみの取り扱いでしたが昨月(2022年12月)にSBI証券で取り扱いが開始され、SBI証券ユーザである私も購入することができるようになりました(プレスリリースはこちら)。なお執筆時点では楽天証券やマネックス証券では購入できません。

私は2022年に大和アセットマネジメント社が運用する「iFreeレバレッジ NASDAQ100」(以下、大和レバナス)に毎日積立投資を行っていました(該当記事はこちら)。しかし大和レバナスの欠点の1つに0.99%という信託報酬の高さがありました。これがauレバナスに切り替えることで大きく改善できます。そのため私は運用コスト削減のため2023年はauレバナスへの切り替えを決断しました。

但し現時点ではauレバナスは運用実績に乏しく、本当に目標とする運用成績を出せるかが少し不安ですし、運用資産額も大和レバナスと比べると非常に少ない点も不安要素です(大和レバナスは1200億円超、auレバナスはわずか8億円)。これらの点は今後の運用成績をしっかりと見ていきたいと思います。

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S&P500やNASDAQとの補完性が高い配当貴族指数も魅力アリ

そして4の「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」は今年の9月くらいに日興アセットマネジメント株式会社が運用開始した新しい投資信託になります(ウェブサイトはこちら)。この投資信託はS&P500配当貴族指数を連動対象とするインデックスファンドで、信託報酬は0.1155%と低く設定されています。この信託報酬ですが、同じ指数に連動する競合他社の商品が軒並み0.5%を超えており、Tracersがダントツに低コストとなっています。

そしてインデックスとなっているS&P500配当貴族指数は、①S&P500指数の構成銘柄であること、
② 25年以上連続で増配していること、③ 時価総額が30億米ドル以上であること、④ 1日当たりの平均売買代金が500万米ドル以上であること(引用元:日興アセットマネジメントー当ファンドのルールやS&P500配当貴族指数の概要などについて)以上の4条件を満たす64の銘柄(執筆時点)に均等加重平均で投資しています。

私は特に、特徴②の「25年以上連続増配」という点が凄く気に入っています。25年という非常に長い連続増配を達成する企業はITバブル、リーマンショック、コロナショックといった暴落局面や2022年のような金利上昇局面でも業績を落とさずしっかりと利益を上げられる筋肉質な企業です。つまりこの配当貴族指数を構成する企業群は超ディフェンシブ銘柄が中心だということです。

このディフェンシブ銘柄中心という点が非常に魅力的です。というのも1~3の投資信託、SBI・VTI、オルカン、auレバナスの原指数となるNASDAQ100はどうしても時価総額の高いGAFAMやテスラといった超人気銘柄が上位を占めますし、情報技術セクターの割合が高くなってしまうからです。ここでS&P500やNASDAQ総合指数と配当貴族指数の組入銘柄トップ10とセクター比率の比較資料が日興アセットマネジメントのサイトに記載されていましたので以下に抜粋します(情報は2022年9末時点です)。

S&P500配当貴族指数とS&P500、NASDAQの組入銘柄トップ10およびセクター比率

やはりS&P500指数やNASDAQは情報技術セクターの割合が最も高いですしGAFAM+テスラが上位を占めています。そして配当貴族指数のセクター比率はS&P500やNASDAQとは大きく異なっていることも分かります。また資料にはありませんがオルカンの組入銘柄トップ10でもメタ社除くGAFAM+テスラが上位を占めています。つまりS&P500、オルカンおよびNASDAQに対する配当貴族指数の補完性が非常に高く、同時に保有することで更なるセクター分散=リスク分散が図れると私は考え、今回毎日積立に組み込むことを決めました。

なお余談ですが、私は元々連続増配銘柄に重点的に投資する投資信託・ETFとしてはVIGが好きです(VIGは米国の10年連続増配銘柄に投資するETF)。VIGは株価に値ごろ感が出てきたし円高も進んでいるのでVIGを積立の候補に考えていたのですが、毎日積立するには株価が高すぎます(執筆時点で151米ドル)。またVIGは実のところ情報技術セクターの割合が高く1~3の投資信託との補完性に乏しいのです。上述の通り1~3の投資信託との補完性の高さを考慮して「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」に決めました。

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個別株・・・配当と爆発力の両取りを狙い、インテルとベライゾンに注目

続いて米国の個別株投資についてです。見出しの通り2023年はインテルとベライゾンに注目しており、これらの企業の株に毎週積立投資していく方針です。どちらも配当と爆発力の双方に期待できると考えています。

米国株の積立設定(2023年)
米国株の積立設定(2023年)

インテルについては本ブログでも何回か取り上げておりますが、グロース要素の強い半導体銘柄にも関わらず2022年通期に渡っての株価下落により執筆時点(2023/1/2)で株価は26.42米ドル、配当利回りはバリュー株にも劣らない5.52%となっています。

インテルは今年2023年の初頭(あと数日後と思われます)に、過去数年間新製品が全くリリースできていなかったサーバ向け新CPUの第四世代Xeonプロセッサをようやくリリース予定となっています。この新CPUの性能と市場へのインパクトが2023年のインテルの業績、そして株価を大きく左右すると思われます。正に大注目のイベントです。このブログでも随時お伝えしたいと思います。

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そして通信大手のベライゾンです。こちらも↓に示す通り2022年に大きく株価を下げた銘柄の1つで、最高値は約55米ドルでしたが昨年10月には34米ドル台と最高値から約40%ほど下落し、そこからは少しずつ再上昇している状況です。

ベライゾン 2022年の株価推移
ベライゾン 2022年の株価推移

ベライゾンは無線通信(携帯電話)で米国最大手の企業です。通信は本来景気に左右されない、ディフェンシブに分類される業種です。しかしそれでも昨年は市場予想を下回る決算などにより株価がどんどん下がっていきました。しかし改めて四半期決算の推移を確認してみると利益はしっかりと出しており、それほど悪い数字でもないことが分かります。これで40%の下落というのは妥当だとは思えません。

ベライゾン 四半期決算の推移(出典元:株探)
ベライゾン 四半期決算の推移(出典元:株探)

執筆時点でのベライゾンの配当利回りは6.62%と非常に高くなっています。ベライゾンは19年連続増配を達成している企業です。業績が堅調なのにも関わらず株価が安く、且つ歴史的円安が反転し円高が進んできた2023年は買い時と言えるのではないでしょうか。私は米国・個別株投資はこの2銘柄を中心に行っていきます。

今回の記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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