【業績堅調で視界良し】ヒューリック 2022年本決算を発表

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1月30日の11時半に、不動産大手のヒューリックが2022年本決算を発表しました。一言でいえば業績堅調で素晴らしい内容でした。

ヒューリック、今期経常は7%増で12期連続最高益、4円増配へ(株探)

2022年12月期の連結経常利益は前の期比12.4%増の1232億円になり、23年12月期も前期比7.1%増の1320億円に伸びを見込み、12期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。12期連続増益になる。

同時に、今期の年間配当は前期比4円増の46円に増配する方針とした。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比6.4%増の471億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の24.7%→39.4%に急上昇した。

株探

今回の2022年本決算により11年連続で過去最高益更新を達成。そして今回発表された2023年の見通しては12年連続の最高益更新を見込むということで、業績が非常に堅調に伸びています。高配当株好きの私は現在130株保有していますが今回の決算で増配が発表され、配当利回りが4%を大きく上回った点はホルダーとして非常に嬉しいですね。

ヒューリックは都心の中規模オフィス賃貸業を主要なビジネスとしており、ホテル業にも進出しています。コロナ禍により都心オフィスの需要はやや減退したはずですし、観光業への影響は甚大でした。そのような逆風下においても過去最高益を更新し続けているのは、まさに経営の力です。(ここまで会社を育て上げた現会長の西浦氏は凄い経営者と思います)

ヒューリック株の特徴の1つに、値動きが堅調な(ボラティリティが低い)点が挙げられます。以下は直近1年の株価推移になりますが、おおむね1000円~1100円の間で推移していることがわかります。

ヒューリック 直近1年の株価推移
ヒューリック 直近1年の株価推移

ヒューリックは財閥系の大手不動産デベロッパーとは異なり、エリアや建物種別といった開発ターゲットを絞っています。これは1つの特徴と言えますが、この規模をむやみに追わずに絞り込むという経営姿勢が堅調な業績および、株価の堅実な値動きに結びついていると思います。こういった点から、非常に安心して買い増しできる銘柄で、これからも株価が下落したら買い増していこうと思います。

今回の記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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