【連続増配更新へ視界良好】VYM 2023年Q1の分配金が発表!

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米国高配当ETFの代表銘柄であるVYMの2023年第1Qの分配金が発表になりました。結果はと言うと・・・

0.7172米ドル

でした。(引用元:https://www.bloomberg.co.jp/quote/VYM:US)

いつものように過去の分配金履歴を見ながら、今回の分配金を評価してみましょう。

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前年同期比で8.3%の増配で順調な立ち上がり

まずは今年を含めた直近5年の分配金の履歴を以下に示します。

VYM 分配金履歴(2019-2023)
VYM 分配金履歴(2019-2023)

前年同期(2022年Q1)は0.6622米ドルでしたので約8.3%の増配となっています。相変わらずの綺麗な右肩上がりのグラフとなっており、VYMの安定感&信頼感は他の米国高配当ETF(HDVやSPYD)と比べても特筆すべきレベルにあると感じます。VYMは昨年までで12年連続増配中ですが、記録更新に向けて順調な立ち上がりと言ってよいでしょう。

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組入上位銘柄の顔ぶれは大きく変わらず

執筆時点(2023/3/17)で確認できる、組入上位銘柄とセクター比率を見てみましょう。画像はクリックで拡大します。(引用元:https://investor.vanguard.com/investment-products/etfs/profile/vym)

VYM 組入上位銘柄
VYM セクター比率(2023年2月28日時点)

上記データは2月28日時点でのデータとなる点をご了承下さい。左の組入銘柄トップ10ですが、エクソンモービル、JPモルガン、J&J、P&G、シェブロンのトップ5は前回2022年Q4から順位の変動はあるものの顔ぶれに変わりはありません。6位~10位についてもファイザーが外れ、バンクオブアメリカが入ってきている点が目立つくらいで、大きな変動はありません。下手に銘柄を入れ替えしすぎないことがVYMの安定感の基盤になっていると感じますね。

セクター比率については金融セクターが20%超えのトップとなっています。次いでヘルスケア、一般消費財とこちらもトップ3に変動はありませんでした。しかし上述した通りこのデータは2月28日時点のもので、直近の金融不安による金融株下落の影響が出る前の状況ですので注意ください。

2023年の株価は冴えない展開が続く 買い時か?

最後に年初来の株価推移を見てみましょう。赤がVYM、青が比較対象としてS&P500指数の推移となります。

VYM 株価推移(2023/3/17時点)

こうして推移を見てみるとVYMは今年に入って冴えない値動きが続いていることがわかります。特に2月下旬から下落傾向が続いており、3月10日のSVB(シリコンバレー銀行)の破綻が追い打ちをかけた形です。そこからS&P500は若干回復傾向にありますがVYMは上昇できておらず、年初来では4.6%の下落となっています。

執筆時点のVYMの株価は103.22米ドルで、直近1年(2022年Q2~2023年Q1)の分配金を基準とした分配利回りは3.2%となっています。一時は3%を切っていたことを考えれば少しずつうま味が増してきた感があります。昨年後半の歴史的な円安も現段階ではやや落ち着いており、それらを考慮すれば買い時が近づいていると言えそうです。

今回の記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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