【大幅増配でホルダー歓喜】HDV 2023年Q1分配金が発表!

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3月23日に米国高配当ETFの代表銘柄であるHDVの2022年第4Qの分配金が発表になりました。結果はと言うと・・・

1.042139米ドル

ここからはいつものように過去の分配金履歴を見ながら、今回の分配金を評価してみましょう。

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前年同期比で35%の大幅増配 幸先良いスタート

まずは2019年以降のHDVの分配金履歴を以下にグラフで示します。

HDV分配金履歴(2019-2023)
HDV分配金履歴(2019-2023)

2023年Q1の分配金は1.042139米ドルとなり、これは前年同期比で35.8%の大幅増配となりました。グラフを見ればわかる通り2022年のQ1の分配金は例年よりもやや落ち込んでいましたが、今年は真逆の動きでQ1としては過去5年で最高の数字となりました。これは幸先の良いスタートを切ったと言って良いでしょう。Q2以降の分配金にも期待が持てますね。

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やや偏りが大きくなったセクター比率

次に組入銘柄上位10社とセクター比率を見てみましょう。左が組入銘柄、右がセクター比率の資料です。資料はクリックして拡大します。(出典元:https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239563/ishares-core-high-dividend-etf)

HDV組入上位銘柄 (2023/3/23時点)
HDV組入上位銘柄 (2023/3/23時点)

HDV セクター比率 (2023/3/23時点)
HDV セクター比率 (2023/3/23時点)

昨年Q4の分配金発表時の投稿記事と比較すると、まずトップ10銘柄については1位はエクソンモービルで変わらずですが、ジョンソンエンドジョンソンやファイザーといったヘルスケア銘柄が上位にランクインしているのが目を引きます(逆に同じくヘルスケア銘柄のメルクがランク外へ)。それ以外だとフィリップモリスが外れている点が違いとして挙げられます。

セクター比率はQ4時点ではエネルギーセクターがトップでしたが今回はヘルスケアが27%と全体の4分の1を占めてトップに立ち、エネルギーは2位に落ちています。ただエネルギーの割合自体はほとんど減っておらず、この2つのセクターだけで全体の51%を占めています(前回Q4では47%程度)。また生活必需品や金融、資本財といったセクターの割合がQ4から下がっており、ヘルスケアとエネルギーへより大きく偏っている傾向が見て取れます。少し調べた限りでは組入2位のジョンソンエンドジョンソンはこのQ1に新たに組み込まれたようで、これがヘルスケアセクターの割合増加に寄与したと考えられます。この組み換え及びセクター偏りの影響はQ2以降で出てくると思われますので、Q2の分配金には注目ですね。

株価は年初来から下落傾向 買い時を探りたい

最後に執筆時点(2023/3/24)での年初来の株価推移を見てみます。↓グラフの赤色がHDV、青色が比較対象としてS&P500指数の推移を示します。

HDV 株価推移(2023/3/24時点)
HDV 株価推移(2023/3/24時点)

年初来から株価はずっと下落傾向で年初来で5.0%下落し、株価は執筆時点での株価は98.38米ドルです。直近1年(2022Q2~2023Q1)の分配金累計に対する分配利回りは4.05%となります。私個人の感覚としては利回り4.5%くらいは欲しいところです。エネルギーやヘルスケアといったディフェンシブなセクターが多くを占めるHDVは、同じ高配当ETFのVYMと比較するとキャピタルの成長が若干狙いにくいからです(全く狙えないわけではありませんが)。分配利回り4.5%から逆算すると、狙いたい株価は約90米ドルとなります。これくらいに下がってくれば、買い増しを検討したいと考えています。

今回の記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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