オーバーマン キングゲイナー ~感想~

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Amazon.co.jp: オーバーマン キングゲイナー BDメモリアルBOX [Blu-ray] : 野島裕史, かわのをとや, 小林愛, 富野由悠季: DVD
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第1話 ゲインとゲイナー (2002/9/6)  おぉーっ、何だこのOPは?みんな愉快に踊ってる。が、これも富野さんのお考えがあってのことだと信じてます。  オンラインゲームを楽しむゲイナー、とても腕のいいゲーマーのようだ。が、彼は学校の授業中、いきなりエクソダス容疑でシベリア警察につかまってしまう。完全に濡れ衣のようだが、暗い牢獄の中に入れられてしまう。  その直後、瀕死の男ゲインも牢獄へ入れられた。都市はミーヤ祭りで盛り上がるが、牢獄の中は対照的だ。と、ゲインは早速脱獄を試みる。そしてゲイナーも後へ続く。  警備隊もゲインの脱獄にようやく気づいたが、二人の逃走はよどみなく進む。二人はウルグスクのメダイユ公爵が集めたオーバーマンを拝借、ゲイナーは何とかゲーム感覚でオーバーマンを動かしていく。  そこへアデットら警備隊のシルエットエンジンが襲ってきた。彼女たちの攻撃を逃れ、二人はアナ姫をさらっていった。もっとも、姫も喜んで彼らに身を任せたようだが。  ミーヤの踊り、OPといい、全体的にキャラのノリがいいかも。そんな中、ゲイン他エクソダス対鉄道警備隊のバトルが開始される。ゲイナーは何とか勝利を収めたが、戦闘後ゲイナーは酷く体力を消耗してしまう。今後もエクソダスと警備隊の戦いは激しさを増していきそう。

第2話 借りは、返す! (2002/9/13)  ヤーパンへのエクソダスは始まったばかり。エクソダス請負人ゲインの虚偽に怒るゲイナーは殴りかかるが返り討ちに遭う。ゲイナーはエクソダスがキライなようだ。一方、警備隊の前にメダイユ公爵が現れた。姫を人質に取られた公爵はエクソダスに対して弱気な態度。  エクソダスから一人逃げようとするゲイナーだが、学友サラと出会う。しかしゲイナーは彼女の誘いにも乗らない。キングゲイナーを返せとゲインに迫るゲイナー、そんな状況を姫は楽しんでいる。そこへサラ苦戦の報、ゲイナーはキングゲイナーで出撃する。  ヤッサバの操るオーバーマン=ラッシュロッドの炎に大ピンチのサラを、ゲイナーが助けた。オーバーマン同士の戦いに突入。キングゲイナーはフライングリングを盾にして弾丸を装填し攻撃を試みるが、何と住民が人質に取られた。  攻撃を躊躇するゲイナー、しかしゲインがラッシュロッドを見事狙撃、手から落ちた住民の乗る機体をゲイナーが助けて一件落着。ゲイナーはゲインに借りを返す宣言、しかし彼の掌で転がされそう。

第3話 炸裂!オーバースキル (2002/9/20)  ゲイナー不登校、何とも情けない。そんな彼をよそに、事態は急速に展開している。アデットはエクソダスに潜り込むことに成功、その目的はアナ姫の奪回だった。  しかしアデットは偶然ゲインと会ってしまう。ゲインの女たらしの性格もあり、アデットは正体を隠すどころか、ゲインと夕食を共にする。  ヤッサバの乗るラッシュロッド、そのオーバースキルは時間を止めるというものだった。苦戦するゲイナーとサラ。しかしそこでサラはゲイナーの両親がエクソダス反対のビラを握らされて殺されたことをゲイナーから聞く。  ゲインはアデットの正体を途中から見抜いていた。サラ姫の奪回に失敗し、アデットはゲインの前から逃走した。シベリア鉄道とエクソダスの戦いも激しさを増す一方だ。

第4話 勝利の味はキスの味 (2002/9/27)
第5話 シベリアに光る目 (2002/10/5)  ヤッサバ隊長最高!もぅその空回りなキャラクターに惚れ惚れしてしまいました(笑)。そしてアデットも素晴らしい姐さんぶり、言うことないっす。  ゲイナーの操るキングゲイナーに一度は倒されたヤッサバ、しかしゲイナーの甘さであっさりと脱出に成功。部下の裏切りに遭うものの、辻占いの少女エイファを人質に取り、オーバーマンブラックメイルでj駆けつけたキングゲイナーを苦戦に陥れる。  しかしエクソダス側の総攻撃でブラックメイルは倒れてしまった。逃げ出すヤッサバとエイファだが、セントレーガンが彼らの行く手を阻む。

第6話 セント・レーガンの刺客 (2002/10/12)  いきなり上空からの攻撃。と思いきや、降ってきたのはビラ。ロンドン・イマからの通達で、内容はゲインを引き渡せ、とのこと。ゲインには思い当たるフシがあるようだが。  そこへセントレーガンのオーバーマン、パワーゴレームが襲撃。シルエットエンジンの攻撃も通用しない。ゴレームは何と都市ユニットをひっくり返してしまう。ゲイナーは勇敢に立ち向かうが、キングゲイナーのチェンガンも通じない。  セントレーガンのアスハムは、役に立たない警備隊に圧力をかけている。ゲインとゲイナーはセントレーガンと警備隊の合流地点を襲撃。そしてゲインはアスハムと対面、何とも激しいタイマン勝負が始まった。一方ゲイナーは再度ゴレームと激突。  どうやらアスハムの妹?カリンとゲインはただならぬ関係だったらしい。アスハムはゲインをカリンの元へ連れて行くという。しかしそこへチェンガンが二人の間に飛び込んできた。ゲインとゲイナーは逃げ出したが、この先更に複雑な展開になりそう。

第7話 鉄道王キッズ・ムント (2002/10/19)  キッズ・ムントとはシベリア鉄道の総裁らしい。ひっくり返されたユニットを元に戻そうと奮闘するゲインたち、しかしゲイナーはゲインの噂話でサボリ気味。アスハムはムントと会食、そこでムントは本物のミーヤを連れてきていた。しかしアスハムはあまり乗り気ではない。  ユニットを起こすにはキッズ・ムントの乗る大型専用列車の力、そして彼に気づかれないようにワイヤーを列車に取り付ける必要がある。そこでゲイナーはブラックメールの透明能力に目をつけた。  見事にワイヤーを取り付けたゲインたち。そのせいで止まってしまった列車に激怒したムントは激怒、強引に列車を前進させようとする。ワイヤーを取り外そうとする警備隊とゲイナーたちが激突、何とか撃退に成功する。  キングゲイナーもワイヤー引きを援護し、ユニットも起き上がりに成功した。一方、シベリア警備隊はセント・レーガンの傘下に収められることが決定。アスハムの暗躍はとどまるところを知らない。

第8話 地獄のエキデン (2002/10/26)  ガウリ隊がオーバーマン、アンダーゴレームの襲撃を受けピンチに陥る。何とか無事に帰還したが、五賢人以下、意外と暢気なものである。ユニットでは体育祭が開催されることとなったが、ゲイナーは体育祭をカモフラージュに、セントレーガンを撃退する案を提案する。  体育祭には二日酔いのアデット姐さんの姿も見え、アナ姫も応援に熱が入る。ゲインとゲイナーは二人三脚で抜群のコンビを見せた後に出撃。キングゲイナーはジャボリのワナにはまってしまうが、ゲインの射撃で形勢逆転。しかしその直後、待ち構えていたケジナンとエンゲのアンダーゴレームがキングゲイナーを襲う。  サラは出撃しようとするが、何故か五賢人に赤組のアンカーを頼まれる。一方アナ姫は父への手紙をアデットに手渡した。その現場を見たサラはアデットに襲い掛かるが、二人とも観客席へ転落。キングゲイナーのピンチもそっちのけでエキデンがスタート。アデットはエクソダス反対派白組のアンカー、注目の対決だ。  キングゲイナーが反撃開始、見事にケジナンのゴレームを撃破し、警備隊を退けた。アンカー対決、回し蹴り、ネックブリーカードロップ、抱きつき、えげつない闘いが繰り広げられていた。二人はほぼ同時にゴールイン。だが、胸の差でわずかにアデット姐さんの勝利ー(笑)。  学校に新任の先生が着任してきた。誰かと思えば何とアデット、どうなるこっちゃ...

第9話 奮闘!アデット先生 (2002/11/2)  アデット先生の横暴に生徒たちも大反発。アデットは夜中に生徒たちを集め、食料調達に行くと言う。しかしそれはシベリア鉄道の貨物列車を襲うということを意味していた。  襲撃はとりあえず成功、貨物には食料がたんまりと積んである。アデットは貨物をひっくり返して持ち帰ろうと画策する。ゲイナーも見事な操縦をサラに誉められ照れる。その直後、ジャボリ、ケジナン、エンゲのアンダーゴレームが襲われた列車に到着、襲ったのはキングゲイナーだと確信する。  ゲイナーたちはジャボリたちに発見され、アンダーゴレームとの戦いを余儀なくされる。キングゲイナーはアンダーゴレーム3体の同時攻撃に視野を失い大苦戦。しかしアデット先生が的確な指示を与え、かつての部下であるジャボリたちを手玉に取っていく。  3体のゴレームを撃破したゲイナーたちだが、アデット先生がケジナンのゴレームに捕まってしまう。ケジナンはアデットをシベリア鉄道に連れて帰ろうとするが、アデット先生は断固拒否。先生に男として見込まれてしまったゲイナーは戸惑う。

第10話 アスハムの執念 (2002/11/9)  ゲインvsアスハム、賭け格闘場で実現となった。それほどまでに資金繰りが悪化してるのか>ヤーパン。ゲインは連戦の疲れからかアスハムに完敗、そもそもこの舞台自体がアスハムの仕掛けたものだった。  ゲインはアスハムに捕らえられ、鉄仮面をかぶせられてしまう。ゲイナーはすぐさまゲインの救出に向かうが、アンダーゴレームの抵抗に手を焼く。  そこで救出にたちあがったのは何とガウリ隊長。彼は忍法で見事にゲインを救出、いつの間にそんな技を見につけていたのだろうか...

第11話 涙は盗めない (2002/11/16)  ドームポリス・ポリチェフに接近したヤーパンは、電波が受信できるようになっていた。ニュースを見ると、サラの活躍ぶり、そしてメダイユ公爵家の取り潰しが話題になっていた。これを何とアナ姫が観てしまった。  アナ姫は憂さ晴らしにポリチェフのバザーに出かけるが、そこへオーバーマン・ジンバに乗ったアスハムが襲い掛かってきた。ジンバの得意技は何と「盗み」。アナ姫とリュボフの姿を見たアスハムは、彼女たちを捕らえようとする。  ジンバの手に捕らわれてしまったアナ姫だが、アスハムに向かってその行動の卑怯さ、醜さを鋭く指摘する。アスハムには返す言葉が無い。そしてゲインとゲイナーのコンビでアナ姫は何とか救出された。  すぐさまメダイユ公爵と電話で会話しようとするアナ姫。しかし、公爵はアナ姫を勘当すると発言し、一方的に通信を切ってしまう。ゲインにはその行動の意味が理解できなかったようだが、アナ姫は父親の愛情を十分に理解していた。

第12話 巨大列石の攻防 (2002/11/30)  ヤーパンの行く手に、巨大な石が列を成して立ち並ぶ。そこはミイヤの街だと5賢人たちは言う。しかし執念深いアスハムと手下のザッキが襲い掛かってきた。彼らには歴史の重みというものはあまり関係がない。  戦闘中、ミイヤの街を地震が襲う。いや、この地震の源は一見怪物にも思える伝説のオーバーマン、ブリュンヒルデだった。ブリュンヒルデは重力を自在に操るオーバースキルを持っていた。  ブリュンヒルデは左腕を失っていた。その様子を見ていたサラだが、彼女はブリュンヒルデにコクピットへと誘われた。が、彼女の制御をブリュンヒルデは全く受け付けない。それどころかブラックホールで周囲のモノを全て吸い込もうとする。  アスハムのゴレームは見事に吸い込まれてしまったが、アスハム本人は辛うじてサラのいるコクピットへと飛び移った。そしてガチコの左腕は元々ブリュンヒルデの左腕だった。

第13話 ブリュンヒルデの涙 (2002/12/7)  ブリュンヒルデをめぐり、コクピット内のサラとアスハムが一度は協力関係を結ぶものの、やはり最終目的が異なる二人は自然と激突する。  ブリュンヒルデのモニタではアーリーミィヤの映像が流れていた。が、ワタクシはミィヤの位置づけというのがイマイチ理解できてません。最初はタダの踊り子?だと思ってたけど、いつの間にか重要人物になってるように見えるし。うーむ...  アスハムの手に落ちたブリュンヒルデもキングゲイナーによって消滅した。が、今後もアスハムのおジャ魔虫が収まることはないのだろう。

第14話 変化!ドミネーター (2002/12/14)  「ゲームキング」ゲイナーとチャットするのはゲーム友達シンシアという人物。ヤーパンはバイカル湖を越えるコースをとることになり、アスハムも対策を練る。が、彼の前にシンシアの操るオーバーマン、ドミネータが現れた。そのバカにした態度に激怒したアスハムは一斉攻撃を仕掛けるが、ドミネータはその姿を自由に変形させ、軽々と攻撃をかわす。セント・レーガンはあっさりとやられてしまった。  アスハムは最後の抵抗を試みるが、結局撃沈。シンシアはシベ鉄の人間、セント・レーガンの実力がいかほどのものかを実感した。先に逃亡しようとしたザッキも湖底に沈められてしまった。  湖越えを試みるヤーパンとキングゲイナーの前にドミネータが立ちはだかる。しかしドミネータのオーバースキルにキングゲイナーもかつて無い危機に陥るが、ゲインの助けも有りドミネータは退却した。  一連の戦闘で湖の氷が壊れてしまい、ユニットが沈みかけてしまう。リュボフとママドドゥも湖底に沈んでしまうが、アナ姫のリスがフルパワーを発揮して二人を引き上げた。湖はフォトンエンジンのおかげでお湯になっており、何とか二人も助かった。
 と、話の内容はともかく、今週はドミネータの動きのなめらかさに驚愕。この番組、一応TVアニメという枠にカテゴライズされているけど、さすがに有料ということもあってか、クオリティは他のTVアニメとは全く比較になりません。今週は第14話、すなわち番組の後半開始というポジションにあったわけだけど、「後半もこのまま突っ走るぜ!」という富野先生の心の声が聞こえてきそうな回だった。

第15話 ダイヤとマグマの間 (2002/12/21)  ダイヤはダイヤでもダイヤグラムの方だったのか。シベ鉄の通称:運行部長、カシマルは面白いやつだ。彼にとっては美しくなければならないダイヤを乱すヤーパンは憎き敵である。  シンシアとデートの約束をとりつけたゲイナー、いざ本番の日は彼なりのオシャレをして出陣。そして彼の後をつけるアデット先生とサラ。アデットは尾行を楽しんでいたがサラの心中は穏やかではない。しかし、せっかくのシンシアとのデートゲーム?を楽しんでいたゲイナーだったが、カシマルの襲来に無念にもデートを中断せざるをえなかった。  ヤーパンはカシマルのワナ、蟻地獄にはまってしまった。そして地底での戦いに引きずり込まれたキングゲイナーだったが、何とかヤーパンを救い出すことに成功した。しかしゲイナーとシンシアが文字通り「対面」する日は訪れるのだろうか。

第16話 奮戦、アデット隊 (2003/1/11)  3週間ぶりのゲイナー視聴。あちゃ、年末年始のグウタラな生活ですっかり記憶が消されてしまっている。ヤバイなこりゃ。  いつの間にかアデット隊なるものが結成されていた。キングゲイナーに乗り込んだアデット姐さんはゲイナーを掴んで飛び立ってしまった。相変わらずムチャクチャである。彼らはシベ鉄の秘密基地に潜入する。牢に入れられていたアスハムだが、ジャボリの計らいで脱出に成功する。が、そのジャボリの前に潜入してきたアデットが現れた。姐さんの前では形無しのジャボリ。  シルエットマシン・ドーベックの奪取に飽き足らず、アデットは自らが乗るためのオーバーマンを探していた。オーバーマン・メックスブルートに乗ったケジナンも、さすがに姐さんには勝てないか。が、メックスブルートは幻を作るオーバースキルを持っていた。  シンシアと脱出中アスハム、2度目の戦闘もあっさりと勝負がついてしまった。一方ケジナンは姐さんの弱みに付け込み何とプロポーズ、だがこちらもあっさりと拒否され大爆笑。アデットのオーバーマンに対する執念、それは戦いしかできない自分に対する焦りだったのか。  苦戦するアデットの元へゲイナーがやってきた。彼はアデットのことを家族だと言う。アデットとのフルパワーで幻を消しまくり、メックスブルート本体を撃破した。やっぱりアデット姐さん最高!!

第17話 ウソのない世界 (2003/1/18)  ガンガランの難民を受け入れたヤーパンだが、おかげで食料不足に陥っていた。そんな時、カシマルのオーバーマン、プラネッタのオーバースキルがヤーパンを襲う。その能力は何と人の心を他人が読めてしまうこと。おかげでガンガランとヤーパンのピープルが大喧嘩を始めてしまう。  ゲインとゲイナーはプラネッタの撃破に向かう。一方サラ含むガウリ隊はガンガランとヤーパンの仲裁に入る。そこでガウリ隊長はエクソダスには犠牲がつき物だとつぶやくが、その言葉にサラはゲイナーの両親の死とガウリに関わりがあるのではと疑いを持った。  キングゲイナーとプラネッタは激しい戦闘を繰り広げる。しかしゲイナーの心の声を聞くことができるカシマルは、キングゲイナーの攻撃を軽々と交して行く。徐々に劣勢となるゲイナー、しかしここで何とゲイナーはサラへの愛を告白する。しかもヤーパン全体に響き渡るほどの絶叫...  これは心を読ませないようにするための、ゲイナーの一計だった。おかげで周囲にからかわれたサラの顔は真っ赤になってしまったものの、見事プラネッタを撃破した。帰還したゲイナーを睨み付けるサラだがまんざらでも無い様子。しかしそんな和やかなムードに、冷たい視線のガウリ隊長だけが蚊帳の外だった...

第18話 刃の脆さ (2003/1/25)  サラに教室に呼び出されたゲイナー、彼の一人芝居に爆笑。しかしサラは七色の光に触れると、なぜか怯えたような表情を浮かべゲイナーに謝る。人が不安に駆られるその現象はヤーパン全体に及んでおり、原因はカシマル大先生のオーバーマン、デスネッタのオーバースキルだった。それにしてもカシマルは色々なオーバーマンを持ってるねぇ。  ゲイナーまでも出撃不能状態に追い込まれてしまう。サラはガウリ隊長がゲイナーの両親を殺した事実をゲイナーに告げられず苦しんでいた。が、当のガウリ隊長が単独でガチコで出撃する。が、やはり己の不安には勝てずガチコもろともデスネッタに取り込まれてしまった。さらに、デスネッタは爆弾を積んでおり、ヤーパンに突撃するとか。  ゲイナーはアデット先生にたたき起こされ何とか出撃するが、ガウリ隊長&ガチコを取り込んだデスネッタを攻撃することが出来ない。しかしここでガウリ隊長はゲイナーに真実を告げる。これでゲイナーがガチコもろともデスネッタを撃てるだろうとガウリは言う。  衝撃を受けたゲイナーは銃口を向ける。が、サラは隊長をガチコからピックアップし、ゲインの射撃でデスネッタを止めた。ゲイナーはサラの胸の中で涙を流すのだった。

第19話 リオンネッターの悪夢 (2003/2/1)  今週は実家での視聴となりました。実家でもWOWOWが観られるのは結構ありがたいことです。  ヤーパンの食糧難は深刻な問題に発展していた。食い物の恨みは怖いとは良く言ったものだ。毛長象捕獲に出たゲイナーは、その帰路でエリアルという青年と出会う。彼は以前、ゲインと共にエクソダスを起こしていたらしい。そしてそのエクソダスは失敗に終わっていた。  しかしエリアルは何とカシマルのスパイだった。彼はガンガランの市長と密かに接触し、ヤーパン壊滅を企てていた。線路上で12番ユニット、即ちガンガランのユニットのワイヤーが切れてしまう。そのタイミングを不信に思ったゲインだったが...そして線路上で立ち往生したユニットへ、シベ鉄の列車が向かって来た。  必死に列車を止めようとするゲインだが、そんな彼にエリアルは銃口を向け自分の立場を明かした。が、エリアルが銃を撃つことは無く、ゲインと共に列車を止めにかかる。彼にとってにエクソダスは終わっていなかった。そこへカシマルたちが襲い掛かってきた。ゲインはすぐさま脱出するが、エリアルは自ら死を選ぶのだった。  カシマルのオーバーマン、リオンネッターは人に悪夢を見せるというもの。しかしゲイナーはそれを見破りリオンネッターを撃破。爆発に巻き込まれたカシマルは見事に散った。

第20話 カテズで勝てず (2003/2/8)  2週連続で実家での視聴。帰省費用がシャレにならなくなってきてます...  カテズって街の名前か。街でデート中のゲイナーとサラは、ケジナンとエンゲに追いかけられていた。二人はゲームセンターに逃げ込んだが、そこには何とシンシアがいた。ついにリアルの世界でもご対面となった。喜びもつかの間、ゲーセンはシベ鉄に囲まれてしまった。二人はシンシアの言うがままに誘導される。  3人はケジナンとエンゲに見つかってしまったが、シンシアの機転で逃げ延びた。この逃亡劇をシンシアはゲームのように楽しんでいた。キングゲイナーに乗り込むゲイナーを見たシンシアは、ドミネータを呼び出した。これが世の中なのかと、ゲイナーはつぶやいた。  シンシアは戦いをもゲーム感覚で楽しんでいる。本気を出すことができないゲイナーはピンチに陥っていく。ここでキングゲイナーがオーバースキルを発動、あられの雲を作りドミネータをブリザードで凍らせた。  しかしドミネータはすぐさま氷を溶かし反撃開始。アスハムはドミネータ、そしてキングゲイナーをオーバーデビルの眷族だと言った。ゲイナーは負傷し、かなりの流血を伴っていた。ドミネータから降りたシンシアはそんなつもりは無かったと弁明するが、サラはそんなシンシアを子供だと叱った。  シンシアを本気で倒そうとしたことをゲイナーも気に病んでいた。いよいよ重たい話になってきたな...

第21話 オーバーマンの闇 (2003/2/15)  キングゲイナーの真の姿など、気になることは色々あります。が、今週のあらすじは公式サイトにほとんど書いてありました。俺も気力が無いので今週はサボリます(苦笑)。  にしても、このクオリティをよくここまで持続できたなぁと感心します。この点はおそらく最終回まで大丈夫でしょう。残り5回、気合を入れなおしてチェックせねばいけませぬな。

第22話 アガトの結晶 (2003/2/22)  ついに出現したアガトの結晶。結晶の中に閉じこもったドミネータとシンシア。気落ちしたシンシアを結晶の主、キッズムントが励まし、出撃を促す。しかしゲイナーとキッズの狭間で、シンシアは揺れている。キッズは結晶でヤーパンに攻撃を仕掛けてきた。ユニットはボロボロにされてしまうが、その時キングゲイナーが結晶に侵入していく。  結晶内部には不思議な光景と冷気が漂っていた。そこへケジナン&エンゲが攻撃を仕掛けてきたが、ゲインの反撃で事なきを得た。アガトの結晶はオーバーデビルの力で構成されているらしい。ゲインとゲイナーは更に内部へと侵入していくが、彼らの後をアスハムがつけていた。  キングゲイナーは3体のブラック・ドミに苦戦していたが、ゲインとの協力で撃破に成功。しかしシンシアを助けようとするゲイナーをゲインは制止する。と、その時キングゲイナーが光に包まれ、結晶内部に変化が生じていた。急激に温度が低下するキングゲイナーのコクピットだが、反対にゲイナーとサラの絆は熱い。  アスハムは中心部に侵入。オーバーデビルのコクピットへと乗り込むことに成功した。アスハムは狂喜乱舞、だがいきなりコクピットが消えてしまう。そしてアスハムの狙いを全て見透かしていたキッズが登場、アスハムが知っていることを吐かせようとする。  とそこへキングゲイナー登場、この絶好機にアスハムはキッズに生身で襲いかかるが、実力差は歴然としていた。さっさとアスハムと片付けようとするキッズだが、オーバーデビルの力がキッズの邪魔をし、そしてそこにはシンシアがいた。再び拳銃を握ったアスハムを見て、シンシアはアスハムの裏切りを知った。  シンシアはアスハムの裏切りを許さない。オーバーデビルはシンシアを選び、アスハムはオーバーデビルに吹き飛ばされた。そして凍っていた老女の氷が解け、老女がオーバーデビルを語る。オーバーデビルの歌が響く。ミーヤはこの歌を聴いてはいけない歌だと涙ながらに語る。アスハムはまだオーバーデビルを手に入れることをあきらめていない。彼に当たった光は何を意味する...

第23話 復活のオーバーデビル (2003/3/1)  オーバーデビルの中に閉じ込められたシンシア。あの歌が皆の耳に強烈に響く。アスハムはドミネータに乗り、オーバーデビルを我が道へ引き込もうとするが、デビルの行く手をさえぎることは出来ない。オーバーデビルはアガトの結晶をぶち壊し、外へ出ようと動き出した。  アガトの結晶は墜落。オーバーデビルの歌は老婆によると氷の歌というらしい。この歌のおかげでキングゲイナーの攻撃もままならない。キッズもブラックドミでデビルの動きを止めようと試みる。何とか動きを止めたものの、いよいよシンシアは氷漬け寸前。そしてオーバーデビルはアイシングゲイトをオープンした。突然周囲は暗くなり、ブラックドミが落とされた。暗黒の白夜、これがオーバーデビルの力だとアスハムは力説する。ここまでの展開は、彼の予定通りだと言うが...  アスハムはドミネータの掌を天にかざし、アイシングゲイトを開く。キングゲイナーも近づくことができない。オーバーデビルはヤーパンへ向かい、全てを凍らせるのだとアスハムは言う。ヤーパンの天井に戻ったゲインたちは、キッズと老婆マルチナ・レーンを尋問する。彼女はシンシアの親族のようだ。アナ姫の持ってきたスープが、マルチナの心を溶かす。  アスハムは実のところデビルをコントロールしているわけではなかった。が、彼の勢いだけの行動は逆に怖い。ゲインもゲイナーも自らのなすべきことをしっかりと自覚している。マルチナはゲイナーにオーバーマンの潜在能力、そしてそれを引き出すためのオーバーセンスを説くのだった。

第24話 オーバーマックス (2003/3/8)  今週は帰省で実家でのチェックとなりました。ということで?省略バージョンにて失礼いたします(苦笑)。  ゲイナーはゲームとリアルの双方でキングゲイナーを操り敵を倒してゆく。彼はついにオーバーセンスに覚醒したのだ。  ゲイナーに残された仕事、それはオーバーデビルをぶち倒し、シンシアを助けるのみ。だが、オーバーデビルに閉じ込められた彼女は、以前と別人のように攻撃的な姿勢でゲイナーに牙をむく。残り2話、刮目して待ちます。

第25話 氷の中で (2003/3/15)  ゲインvsアスハム、そしてゲイナーvsシンシア、それぞれ激しい戦いを繰り広げていた。キングゲイナーの一撃が炸裂。ゲイナーはシンシアをデビルのコクピットからシンシアを助けようとするが、逆にゲイナーがオーバーセンスの力を欲するデビルに取り込まれてしまった。  周囲一面がデビルの吹雪に覆われたが、ブリュンヒルデの腕は動く。ゲインはアデットやサラたちを助けるが、彼らの前に冷たい表情のゲイナーが現れた。彼はサラやアナ姫たちを冷たい口調で激しく責める。ゲイナーに浴びせられた言葉にサラは大泣き、女性を泣かせるなんて酷すぎる...  チェルノボーグは完全にデビルに操られてしまった。シベ鉄の線路は全て特別なマッスルエンジンだった。その狙いはオーバーデビルの力を全世界に伝えること。デビルがこの線路を使ってオーバーフリーズをかけた場合、世界が崩壊してしまうのだ。  チェルノボーグの歩みを止めることが最優先事項である。が、ガウリ隊長もあっさりデビルの手に落ちてしまった。一方、サラも自分に対して自信をなくしていた。そんなサラをリュボフが叱咤激励する。ゲインとアスハムの激しい戦いの最中、チェルノボーグは脱線した。が、デビルの歩みは止まらない。  ガウリはアデット先生の熱い口づけに溶かされた。そして元気を取り戻したサラの前にゲイナーが現れた。サラはあっさりとオーバーデビルに取り込まれたゲイナーを責めるが、シンシアとの2対1では分が悪い。ゲイナーの手によって氷にされてしまったサラ。来週はいよいよ最終回、氷漬けの3人を溶かすことが出来るのは、「オーバーヒート!」しかないね。

第26話 ゲインオーバー (2003/3/22)  実は最終話の感想、ちゃんと書いたはずだったのですが、何故かデータが紛失してアップロードされてませんでした(涙)。今後はこういうミスの無いよう、気をつけたい次第です・・・  何はともあれ、キングゲイナーは面白い作品でした。不毛の2002年アニメの中では、最高級の出来だったと思います(放送期間が長いので2002年という枠に入るのか微妙ですが)。「富野のオーバースキルをしかと見よ!!」と御大ご本人が言われてましたが、まさに見届けましたという感じ。鎖で縛られた身体が解放された時のようなはじけっぷり、御大の真価を自分はようやく認識できたのかもしれません。
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