キノの旅 (TVアニメ2003年版) ~感想~

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第1話 人の痛みがわかる国 (2003/4/8)  うーん、さすがに作品の雰囲気は他のアニメとは一線を画している。けれど観ていて純粋に楽しいかと問われると...評価が難しい。  このアニメって完全に原作ファン向けなのかな。原作の持つ独特の世界を壊さない->原作ファンにとっては当然&原作を知らない人は何が何だかわからない。第1話を見終えた後はそんな思いでした。  今後もこの流れが止まることはまず無さそう。このアニメのどこを楽しめばよいのか?しばらくはその問いに対する答えを見つけるための視聴となりそう。

第2話 人を喰った話 (2003/4/15)  今週のお話は面白かった。何となくだが、キノの世界が理解できてきた感触もある。今週の話を踏まえた上で振り返ると、第1話の語り口はかなり独特だったのかも。  これで来週以降もチェックするのはほぼ決定。すてプリといい、キノといい、WOWOWアニメブランドの復活も近い。

第3話 予言の国 (2003/4/22)  うーん、なかなか凝った作りをしてますなぁ。キノの旅にはこういう展開も確かにアリなのかなと思いました。結構いいジャンって素直に感じた今週でした。  このアニメのどこを楽しむのか?という第1話で感じた疑問の答え、それはやっぱりキノの旅ってことになるのだろう。当たり前といえばそうなのだが、そういう解答で良いのだという確信を、この3話で持つことが出来た、そんな気がします。

第4話 大人の国 (2003/5/6)  昔のキノ、とてもカワイイ。とそんな浮ついた感情も、余りにも残酷な展開に言葉を失った。いや、大人の国では残酷という思想そのものが無いのだろうが...  WOWOWノンスクの2作品の持っている魅力に、引き込まれることばかり。貴重な1時間です。

第5話 レールの上の三人の男  (2003/5/13)  うーん、感想を言葉にするという点において、この番組ほど困難なアニメは無いのではないかと思えます。何か、自分の心に直接問いかけられているようで、そしてそんな質問のされ方に慣れていない自分は返す言葉が見つからない、そんな感じです。

第6話 コロシアム(前編)  (2003/5/20)  うーん、やっぱりキノの旅はいいねぇ。今週やってきた国はトンでもない場所だったが、そういう場所でこそキノの存在感が際立つ。  何が起こるか全く想像つかない、来週の後編が楽しみ。

第7話 コロシアム(後編)  (2003/5/27)  ずっと気になっていたのですが、この作品のフィルム全体にうすーい横線?が入ってますね。この作品独特の味わいは、こんな部分も隠し味になっているのかもしれません。  恐らくキノの旅という原作小説をアニメ化する作業というのは、相当に困難なものだったような気がする。しかしその答えを中村監督は見つけることが出来た。そのことは我々視聴者にとって、とても幸せなことだ。

第8話 魔法使いの国 (2003/6/3)  おぉっ、小林愛さんと言えば、サラ・コダマじゃないですか。どこかで聞いたことがあると思っていたけど、やっぱり良いですなぁ。にしても、ゲイナーすら懐かしいと思わせるアニメ界の時間の早さと産み出される作品群。これは良いことなのか一概には言えないような。  さて、今週は余り気合を入れて見てませんでした(苦笑)。最近どうにも力が入らない自分が情けないのだが、打開策も見出せない。いっそのことキノみたいに旅に出てみようかな。3日くらい。

第9話 本の国 (2003/6/10)  行き倒れの男はゲインじゃないですか。この番組のプロデューサはキングゲイナーのファンなのだろうか(苦笑)。  そういえば最近はさっぱり本、それも小説を読んでません。専ら雑誌ばっかりなんだよねぇ。何か知識を溜め込もうとしすぎているのかも。まぁこれは自分の昔からの傾向なのですが、相変わらず修正されてないようです。

第10話 機械人形の話 (2003/6/17)  キノの旅にキョウキョウキターッ。って、このネタを理解できる人は相当の京田さんファンだと思われますが(笑)。機械人形の部屋、ふとマエストロのことを思い出してしまったり。やっぱりKEYは心に残るアニメです。  と、話がキノから外れてしまいましたが、こちらも衝撃的な展開でビックリ。何とも言えない余韻、これがキチンと表現出来るほど、私のボキャブラリは充実してません...

第11話 彼女の旅 (2003/6/23)
第12話 平和の国 (2003/6/30)  うーん、またまた衝撃的なお話の連続でした。特に12話の内容に思わず沈黙、しかし目を背けてることも出来なかった。ここまで見てきた者としての責任感、とは言い過ぎかもしれないが、簡単に見捨てることが出来なくなっていることも事実なのです。  来週は最終回ですが、ラス前の衝撃を上回る内容なのか、はたまた最後は落ち着いた雰囲気で終わるのか。どちらにせよ目が離せないことだけは確かです。

第13話(最終回) 優しい国 (2003/7/7)  キノの旅という作品、結局最後までつかみ切ることはできなかった...しかし無力感、不条理が支配する世界に対して、人間である自分が完全に理解すること自体、無理なことなのかもしれない。  アニメ作品として面白いどうか、このアニメに対しては判断することがとても難しい。それは13話を終えた今でも変わらない。しかし視聴者に印象付ける何かがあった、それだけは確実に言えることだと思う。

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