十兵衛ちゃん2 ~シベリア柳生の逆襲~ ~感想~

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<スタッフ>
原作・シナリオ・監督:大地丙太郎  チーフディレクター:長濱博史  キャラクターデザイン:馬越嘉彦  
キャラクター原案:むっちりむうにい  音楽:増田俊郎  アニメーション制作:マッドハウス
<キャスト>
菜ノ花自由:堀江由衣 菜ノ花彩:藤原啓治 柳生フリーシャ:中山恵里奈 津村御影:安原麗子
小田豪鮎之介:斎藤彩夏 小田豪鯉之介:置鮎龍太郎 竜乗寺四郎:大津尋葵 三本松番太郎:上田祐司
大猿:西村ちなみ 小猿:新子夏代 丸山翔子:生駒治美 遠山幸:鈴木真仁 石橋漣達:松山 鷹志 
喜多歩郎:前田剛 津村天領:一条和矢 右太衛門様:ユーリ・ノルシュテイン 柳生但馬守:大平透
柳生喜多烈斎:竹内力 ヤング柳生十兵衛:目黒祐樹

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第一話 地球のどっかが溶けていた (2004/1/7) 脚本・絵コンテ:大地丙太郎  演出:宮下新平  作画監督:馬越嘉彦  あーぁ、本編直前にやってた前作のDVD-BOXの宣伝見てたら何だか切なくなってきた。何にって、ほっちゃんの頑張りにですよ。前任者云々と語るのはやっぱりやめておこうとその時誓ったワタクシなのでした...  さて本編、ハイカラ番太郎、前作にも増してバカさ加減が増したな(苦笑)。バカといえば、今回の敵シベリア柳生も負けず劣らずバカです。いいねぇやっぱり。前作の内容はやや忘れ気味の私ですが、覚えている限りの雰囲気は今作にもちゃんと受け継がれていると思います。スタッフも妙にフルーツバスケットっぽくなったので若干心配でしたが、全くの杞憂でしたかね。  肝心のストーリーも先が楽しみとなる内容で良かった。特に色々な意味で謎が多いフリーシャちゃんはなかなかの好キャラクターぶり。自由との関係がどうなってゆくのか、楽しみです。あとは前作を見返すのも、2をより楽しむには良いことなのかもしれません。時間さえあれば、ですけどね(苦笑)

第ニ話 偶然運命やって来た (2004/1/14) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ:錦織敦史・小金井太郎  演出・作画監督:今泉賢一  自由だけじゃなく竜乗寺四郎もキャストが変わったんだよね。四郎は前作の中崎君とかなり声が似てる人を引っ張ってきてたので、今日までキャストが変わってたことに全く気づきませんでした。  フリーシャちゃんのノリ、ぶっ飛び過ぎててついていけませーん。だけどそんな彼女、ちゃんと自分の目的は見失わず前に進んでいるのがまた良い。そして生まれ変わった御影さん、小説家彩の担当として菜ノ花家にキターッ。彼女の包容力はそりゃもうハンパじゃねー。予想通り彩はすっかりトキメキモードですが、彩の小説が完成するまでは泊り込みも辞さないと言う御影さんは、実は只ならぬ不安を感じている様子。  ラブリー眼帯を持っていたオコチャマが、実は鯉之介の子供鮎之介と判明。戸惑う自由と御影、そんなとき菜ノ花家で寝泊りするためフリーシャちゃんがやってきた。これって4人の共同生活が始まるってこと?これは今後も楽しみですな。

第三話 いらないモノを捨てていた (2004/1/21) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ・演出:宮下新平  作画監督:西位輝実  堀江由衣の最大の長所は何か?ヴィジュアル、確かに彼女のそれは声優という枠の中では突出した存在だ。手元にある「白の追憶」(ほっちゃんを案内人としてフィーチャリングした詩写真集)を見てもそれは強く感じる。だけどオレが思う彼女の最大の長所は、どんなキャラクターにも適応可能な、声の互換性の高さだ。これまでその突出したヴィジュアルとメーカーの戦略が役者としての評価の妨げにもなっていたが、この作品で彼女の長所が見事に証明されたと思う。  彼女のような特徴を持つ役者はそれ程多くない。様々なキャラクターを演じなければならない声優にとって、何種類もの声色を使い分けたりして、役者としての幅を広げることは重要だ。だが堀江由衣にはそのことは当てはまらない。キャラクターに合わせるのではなく自らの中に取り込んでしまうような、そんな深さが彼女の声にはある。自由も正に彼女の虜となったのだ。  話がすっかり本編から逸れてしまったが、フリーシャちゃんのオヤジギャグに対する安岡さんの自虐的突っ込みにはワラタ。そしてラブリー眼帯を自ら捨てた自由の今後が気になりますな。

第四話 ずっと帰らぬ父だった (2004/1/28) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ:林宏樹  演出:そーとめこういちろう  作画監督:田中将賀  ED曲のTVCFですけど、PVの作りがイマイチな印象。特に必要以上のアップはNo Good。オレが思うに、ほっちゃんの顔が画面に占める割合は全体の13分の1くらいが丁度良いかと。  それはさておき本編、鮎之介を付け狙うフリーシャ十兵衛に御影さんが戦いを挑んだ。彼女もまた、戦いに再び身を投じようというのか。そして自由は300年父を待ちつづけたという鮎之介の話に涙するも、自分の前から姿を消すように静かに告げるのだった。  ハジけるときは徹底的にハジけ、そしてシリアスな場面は徹底的にシリアスに描く。それが大地作品の良さだとするならば、正に十兵衛はそのド真中を突っ走る作品と言えよう。

第五話 にせモノ家族でなごんでた (2004/2/4) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ:後藤圭二  演出:橋本昌和  作画監督:後藤潤二  「偽者でも本物以上ってこともある」、自由のその言葉に思わずうなずいた。最近すてプリの小説を読み始めたばかりなのですが、カスール3兄弟も正に「本物以上の偽者家族」なんだよね。自由たちも、そんな偽者だけども本物以上の家族になってほしいと、切に願う。  それにしても、十兵衛ちゃんの持っているシリアスさには前作同様、本当に引かれっぱなしです。「ギャグとシリアスのバランス」とは良く言われますが、その釣り合うポイントというのは作り手側、受け手側それぞれで皆バラバラなのが当たり前。受け手側である自分にとっても程好いポイントがあると思うんだけど、大地さんの目指すそれはかなり自分に近いかと。それが引かれる最大の要因だと思ってます。

第六話 昨日の友が敵だった (2004/2/11) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ:大地丙太郎、長濱博史、佐山聖子、宮下新平、横山彰利  演出:そーとめこういちろう    作画監督:田中将賀、日向正樹、荒尾英幸  幻でも深い、そんな家族の絆を柳生という宿命がぶち壊す、自由の悩みは相当深い。それに輪を掛けて父のついていたウソがバレてダブルショック。こりゃマジでヤバい!?だがその宿命は更に自由を追い詰めようとしている。シベリア柳生の遺恨、その呪縛を解き放つのはやはり十兵衛の刀でしかないのだろうか...  フリーシャこそ、柳生十兵衛の娘だった。彼女もまた、剣の宿命から逃れることは許されない人間だったのかもしれない。フリーシャの、父の形見であるラブリー眼帯を使っている自由を憎む気持ちは尋常ではない。そしてスペードの眼帯は、自由に対するフリーシャの憎悪の象徴なのだ。  「自由にしか戦えない戦いがある」、御影のその言葉を懸命に否定する自由の前に眼帯を持った鮎之助、そして冷徹な表情を浮かべたフリーシャが現れた。ついに自由に対する敵意を剥き出しにしたフリーシャ、更なる衝撃間違いなしの自由、彼女の運命や如何に...

第七話 斬られて落ちて消えていた (2004/2/18) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ・演出:板垣伸  作画監督:西位輝実  ラブリー眼帯を手にしたフリーシャ、だが眼帯の形はスペードに変わっていた。彼女は思わず眼帯を投げ捨てたが、それは鮎之助の術では無かった。フリーシャの変身を目の当たりにした自由は、瞳の色を無くしその場に座り込むことしか知らなかった。  自由にフリーシャの刃が迫る。だがその危機を御影が救った。そしてフリーシャの前に喜多歩郎が立ちはだかる。壮絶な戦い(&作画)の果てに、フリーシャは歩郎を斬って捨てた。自由に向かってゆっくりを歩を進めるフリーシャ、だが自由はフリーシャとの戦いを拒絶した。だがフリーシャは鮎之助を人質にとり、断固として戦いを望む。フリーシャを追う御影は傷つけられてしまう。そして自由は変身してフリーシャとの空中戦に挑むが、自由本人の静止で迷いが生じフリーシャに斬って落とされた。  樹海の奥深く、傷ついた自由は目を開かない。だがフリーシャの正体を知った自由は、夢の中で涙を流した。鮎之助は眠ったままの自由を担ぎ、懸命に助けようとする。一方御影は自由を再び十兵衛に戻そうとしたことに激しく後悔した。彼女もまた、自らの心の狭間に揺れている。  家に帰ったフリーシャは、自由は帰りたくないと言っていた、と彩にウソをついた。彼女は自由にとって大切なものを全て奪い取ろうとしていた。が、自由が言ったという偽者との言葉に、彩は目の色を変えた。この先、どうなるのか全く分からない。

第八話 負けてほほ笑み浮かんでた (2004/2/25) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ:宮下新平、佐山聖子、長峯達也、今泉賢一、長濱博史  演出・作画監督:今泉賢一  帰らない娘を心配し苛立ち、フリーシャに八つ当たりする彩。だが彼の心にフリーシャは少しずつ、だか確実に入り込んでいる。自由から全てを奪い、彼女を悲しみの底へと誘うために。しかしフリーシャの心にもまた、自由の優しさが占める部分が少しだけあった。  自由の不在を家出として番長その他に告げたフリーシャ、だが反対に番長たちがいかに自由を慕っているかを思い知らされ目を曇らせた。普通の女の子として生活する夢を見ながら、自由は目覚めた。鮎之助が手当てしてくれたことを知り、ありがとうと言った自由は初めて彼に笑顔を向けた。鮎之助の存在を忘れるほど長かった鯉&鮎親子の300年を思い、自由は胸が締め付けられる。  だがラブリー眼帯については、フリーシャの元に戻るべきだと自由は言った。フリーシャに負けた自由は2代目柳生十兵衛から解放され、そしてフリーシャは普通の女の子の友達としてやっていける。「300年ありがとう」、2度目の感謝の言葉を述べ、眼帯をフリーシャに返すように鮎之助を促した。  これで全てが終わり、自由はそうつぶやいた。だがそれは、自分自身に言い聞かせているような風にも見えた。そしてラブリー眼帯をその手に抱えながら、鮎之助の身体は木樹と一体化した。自由の言う通り全てが終わりとなるのか、しかしそれを望んでいない人間がいる限り、戦いの宿命から自由が逃れることはできないのかもしれない。

第九話 いつか交えた剣だった (2004/3/3) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ:佐藤竜雄  演出:真野玲  作画監督:馬越嘉彦、香川久、安彦英二  戦いの宿命から逃れることができないのは、むしろ喜多歩郎の方だろうか。彼の過去もまた悲哀を感じさせるには十分過ぎるものだが、それでも自由の笑顔を見せられた彼は何も手出しすることはできなかった。  だが今、迷いの森に最も深く入り込んでいるのは彩だろう。何と彼は、傷が癒え我が家に帰ってきた自由を快く出迎えるどころか、ビンタ1発をかましてしまった。これこそがフリーシャの望んでいるシナリオとも知らずに...ストーリーの先を読むことは本作品の脚本家でも困難だと言うのだから、我々ごときには尚更不可能というものだ。

第十話 あの日のワタシに戻ってた (2004/3/10) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ:宮下新平、佐山聖子、長峯達也  演出:そーとめこういちろう  作画監督:田中将賀  彩の存在が消え、御影の存在が母親にすり替わった。今の自由の記憶である。そして彩も自由が直面する現実と御影の正体を知った。だが、再び戦いの舞台へと自由を導くことを決意した御影は、自由を取り戻そうとする彩に一撃を見舞い、自由をある場所へと誘う。それが哀しいことだと分かっていながら...  しかし彩も黙って状況を受け入れるわけにはいかない。またしても自由に孤独を強いてしまった後悔の念は強い。自由を取り戻そうとする今の彼をジャマする者は、たとえ御影であっても彩にとっては敵だ。そして自由と御影が向かった先は、木樹と貸した鮎之介だった。彼の手にしっかりと握られたラブリー眼帯の輝きは、まだ失われてはいない。    実は2003年の総括を書いたときに、最も印象に残った男性声優もあわせて書こうかと思ってました(時間が無くて断念したけど)。誰かいうと、本作品で彩を演じる藤原啓治さんです。彼、演じる役はほとんど脇役なんですが、存在感はどの作品でも抜群に高い。最近で言うと、カレイドのカロス、ハガレンのヒューズ、ヒカ碁の緒方、クレしんのひろし、そしてステルヴィアの白銀といったところでしょうか。こうして挙げてみると、コミカルな役もシリアスな役も、幅広く演じられることが分かりますね(ヒューズなんて正にその象徴かと)。彼の今後の活躍も見逃せないですね。

第十一話 真路を決めるときだった (2004/3/17) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ・演出:宮下新平  作画監督:吉松孝博、西位輝実  進路ではなく真路という造語である理由を深く考える必要がある。彩が自由の元に辿り着いたとき、自由は未だ御影の腕の中に眠っていた。そんな自由に、彩はゴーストライターが好きだ、それが自らが選んだ道なのだと告白した。そして自由に、自分の真路は自分で決めろと背中を押した。  その言葉を聞いた自由は、一度は拒絶した鮎之介の元に歩き出す。そして変わり果てた鮎之介を強く抱きしめた。300年間も辛い想いをさせたことを、自由は素直に謝る。自由の涙で鮎之介の姿が元に戻る。ラブリー眼帯をその手に取った自由、これが彼女の選択だった。  堂々としたフリーシャのたたずまい、そこへラブリー眼帯をまとった十兵衛がやってきた。刀を抜き、自らを真の二代目柳生十兵衛と名乗った十兵衛。勝負は心のもの、そして心に翳りを抱いたフリーシャに勝ち目は無いと十兵衛が言い放つ。ついに最後の対決だ。

第十二話 ココロが留守なだけだった (2004/3/24) 脚本:大地丙太郎  絵コンテ:平松禎史、長濱博史  演出:そーとめこういちろう  作画監督:田中将賀、馬越嘉彦、吉松孝博、西井輝実、西尾公伯  心の迷いを捨て去った十兵衛の刀さばきは、以前よりも格段に鋭さを増している。さすがのフリーシャもその力に恐れを抱き始め、父の名を口にしながらその場から逃げ去った。彩は傷が深い御影を助けるべく、シベリア柳生のアジトへ連れて行く。御影を見送った後、彩は自らの小説に何かを見出したようだ。  フリーシャは父に対して懸命に助力を求める。しかしどれだけ父の姿を求めても、フリーシャの眼前に父十兵衛が現れるわけはない。その代わり、彩がフリーシャの前に立っていた。彩はフリーシャに柳生新陰流無刀取を授けると言う。本来敵である彼女に極意を教える彩、今のフリーシャには迷いが多いと彼は言う。そして彩は、パパと呼んでくれたことに対して嬉しさを隠さなかった。番長たちも彩の後に続き、フリーシャの迷いは更に深まる。  そこへ鮎之介を連れた十兵衛が現れた。フリーシャは十兵衛に斬りかかるが、十兵衛は片手で刀を受け止めた。十兵衛はフリーシャの眼帯も本物だと言う。スペードの眼帯にも、フリーシャの魂がこもっていると。フリーシャの目に父十兵衛の姿が浮かんだ。父は言う、「心があればどんな時代も生きられる。剣など持たずに生きろ」と。そして十兵衛の振り下ろした刀を片手で受け止めた。フリーシャにも迷いが消え、無刀取を極めた。フリーシャは十兵衛に父の姿を重ねていた。  いつもの姿に戻った自由とフリーシャは、静かに抱き合うのだった。こうして抱き合いたかったと自由とフリーシャは言う。それをお互い、十分に確かめ合った。これでようやく長き戦いも終わった、と誰もが思ったその瞬間、氷の魔人?が歩郎を取り込み十兵衛に戦いを挑む。仁左衛門は魔人をお館様と呼んだ。十兵衛ちゃん史上「最大」の敵に自由はどう立ち向かうのか。

第十三話(最終回) スペードハートでマルだった (2004/3/31) 脚本・絵コンテ:大地丙太郎  演出:宮下新平  作画監督:馬越嘉彦  作画監督補佐:吉松孝博、西井輝実  氷の魔人は歩郎の父、柳生喜多烈斎だった。彼こそが、復讐の想いで300年という年月を過ごしてきた人物なのだ。自由とフリーシャはハート、スペードの眼帯を身につけ、最後の変身に臨む。二人の2代目柳生十兵衛と、歩郎を氷の体内に取り込んだ喜多烈斎の戦いが始まった。  自由の熱が上がっていた。もう長くは持たないと自由は言う。残された全ての力を振り絞り、喜多烈斎の向けた刃を無刀取で受け止めた。そして自由の熱気が、魔人の氷を融かした。助け出された歩郎と自由が斬り合う。倒れた二人の剣豪、勝負の虚しさを歩郎は知った。  しかしその時喜多烈斎が復活。彼もまた、剣の世界が終わることを予感し、憎しみと共に十兵衛との戦いを望んでいたのだ。だが十兵衛は剣を抜かなかったのだ。十兵衛の娘であるフリーシャと自由の眼帯が1つとなり、二人は合体して喜多烈斎の氷を打ち砕いた。その瞬間、そこには喜多烈斎と十兵衛の姿があった。  呪縛から解き放たれた喜多烈斎以下シベリア柳生、そして十兵衛と鯉之介、鮎之介が天へと帰ってゆく。別れ際、フリーシャは父に抱きつき、そして自由は涙を流して鯉之介の背中を見つめていた。戦いは終わった。次の日仲間たちが自由を迎えにくると、何と鯉之介小屋には鮎之介の姿が。自由は笑顔で鮎之介の元に駆け寄るのだった。    

「前作を越える」ということがどれほど困難な作業なのか。この十兵衛ちゃん2を見終えて、そんな想いを抱かずにはいられませんでした。作画も良かった、ほっちゃんもがんばった、それは間違いない。でも前作よりも面白かったか?と聞かれると、オレはYesとは言えないんだよね。何故かというと、「前作を越える」ためのスタッフの苦渋が作品全体にじみ出ていたと感じたからです。  例えば脚本がなかなかできてこない(十二話予告参照)というのは、書くべき話の流れは決まっているのに、とにかくドラマを盛り上げようと過剰に力を入れていたことによるものだと思う。少なくとも前作には、そんな肩肘張った作り方は見られなかったと思うのよね。というわけで、作品全体として異常なほど力が入っていたことが、十兵衛ちゃんという作品の魅力を少しばかり落としてしまったかなと思います。  ただし、そうは言っても良作であることは間違いありません。そこらの駄作よりは遥かに見る価値があることを、最後に付け加えておきます。大地監督の次回作にも、期待しましょう。
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