【ポイント整理】株式投資と不動産投資を”併用”することの意義とメリットについて

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先日、株式投資についての記事を2本投稿しました( )。それを書きながら気づいたことは、不動産、株という全く異なる資産を何故自分は保有し続けているのか、そしてそれにはどのような意義やメリットがあるのかをあまり真剣に考えてなかったことです。

 
 

要はなんで2種類の投資を同時にやってるんだっけ?というシンプルな疑問です。

そこで今回は不動産と株、それぞれの資産投資を併用する意義とメリットについて整理したいと思います。

結論・・・株式投資と不動産投資の併用は、様々な状況に対応できる有用なポートフォリオになる

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株式と不動産の資産区分

そもそもこれら2つの資産区分は異なります。株式は「伝統的資産」と呼ばれています(伝統的資産とは、日本株式、海外株式、国内債券、外国債券などの昔から投資対象とされてきた4つ資産のこと)

一方不動産は「オルタナティブ資産」と呼ばれる資産の1つです。オルタナティブは本来は「代替」という意味で、伝統的資産の代替という意味ですが、どちらかと言えば「補完」という意味合いが近年は強くなっています。

私はオルタナティブである不動産投資を先に始めました。現在の不動産と株式の資産額の割合は概ね4対1で、税引き後の純利益の比率は概ね6対1になります。(※収益不動産の資産額 = 不動産の推定時価 ー ローン残高 で計算)

不動産の方が利回りが高いので利益も大きく、現時点では圧倒的に不動産に寄った資産形成を行っています。補完どころか不動産は私の資産形成において完全にメインを張ってます。

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コロナ渦で見えた不動産の強み

昨今のコロナ渦で強く感じたことは、不動産、特にレジデンス物件(居住用不動産)は、コロナ渦でも安定した収益をもたらしてくれます。何故かと言えば、パンデミックのような不況を通り越した非常事態であろうと人は住む場所は必須だからです。書いてみると当たり前のことに思えますが、このことをコロナは改めて私に思い知らせてくれました。

ちなみに話が少し逸れますが、不動産でも事務所物件や店舗物件だとこうは行きません。リモートワークが当たり前になって都心のオフィスを引き払ったり、緊急事態宣言の常態化で飲食店の運営が厳しくなり閉店する等、オフィス物件は厳しい状況です(私は投資ポリシーとしてレジ物件しか購入していません)

不動産の弱点と株式投資の意義

じゃあ「不動産(レジ物件)で良くね?」って話になりますが、不動産投資でもう一つ思い知らされるのは不動産は耐久消費財であることです。あれやこれやと色んなところが古くなり壊れて交換を強いられます。当たり前ですが大規模なリノベをしない限り不動産は朽ちていくだけ、つまり不動産は成長しないんです(もちろん市況による時価の上げ下げはありますけど)

私が株式投資に力を入れることに決めたのは、成長する資産をポートフォリオに組み入れたかったからです。特に米国は世界一の経済大国で成長性も高いので、株式資産の半分以上に米国の資産を組み入れています。

いま私は不動産投資で得た収益を積極的に株式投資に回しています。コロナ渦を乗り越えた地球(特に米国)の経済が本格的に回復し、成長するその時に株式投資で大きな利益を得られると考えているからです。

私が株式投資を本格的に始めたのは約1年前で、コロナ渦で全世界の株価が大きく落ち込んだ2020年3月の後になります。いま世界的な金融緩和で株価は大きく回復していますが、タイミング的にはこの回復の波に乗ることができ、ラッキーと思っています。但し金融緩和による相場で得た利益であり、本当の意味で成長性で利益を得るのはもう少し先になりそうです。それまで愚直に積立を続けていきます。

パンデミックのような超不況にも強い不動産投資と、地球の経済成長の恩恵を受けられる株式投資、この2つを組み合わせることで、様々な状況に対応できるポートフォリオになる、これが私が2つの投資を同時に行っている最大の理由です。

 
 

またコロナのような非常事態が起きる可能性はゼロではありませんけどね...^^;

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