【投信積立】「レバナス」で「ツミレバ」を始めます! ~レバナス:iFreeレバレッジ NASDAQ100について解説~

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こんにちは、株式投資大好き野郎のトムです。

さてこれまで私が取り組んでいる米国ETF・個別株や日本の個別株の投資について色々解説してきましたが、それらに加えて今回、「ツミレバ」を始めることに決めました!

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ツミレバとは? レバレッジファンドとは?

早速ですが「ツミレバ」とは何ぞや?という疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。以下の通りです。

ツミレバとは、レバレッジファンドを 活用した積立投資です。

引用元:大和アセットマネジメント社 https://www.daiwa-am.co.jp/guide/media/lp/about_tsumileba.html

レバレッジファンド、また新しい用語が出てきました(^^;

レバレッジ型とは、原指標(TOPIXや日経平均など)の日々の変動率に一定の倍率を乗じて算出されるレバレッジ型指標に連動する運用をする商品となります。

引用元:岡三証券サイト https://www.okasan-online.co.jp/jp/investment/beginner/etf03.html

上記のレバレッジ型のファンド商品が「レバレッジファンド」ということになります。

世の中のファンドには運用手法の違いにより「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類が存在することは皆さんご存じかと思います。インデックスファンドは、例えば日経225やS&P500のような、市場のベンチマークとなる指標に”連動する”投資成績を目指すファンドであり、アクティブファンドは市場のベンチマークを”上回る”投資成績を目指すファンドです。

しかしレバレッジ型ファンドは正確にはそのどちらでもなく「特殊運用型(ブル・ベア型)」に属するファンドです。日本市場では、例えば「楽天日本株4.3倍ブル」なんかが有名です。これは日々の基準価額を日本株の値動きの4.3倍になるよう設計された投資信託です。

楽天日本株4.3倍ブル | 投資信託 | 楽天証券
---,楽天日本株4.3倍ブルについての詳細をご確認&...

で、今回私が積立投資を始めるターゲットにしたのが、レバレッジ型投資信託の「iFreeレバレッジ NASDAQ100」(略称:レバナス)になります。

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ツミレバを始める理由

レバナスの詳細は後述するとして、何故私がこれからツミレバを始めるのかについて簡単に触れておきます。一言で言えばコア・サテライト戦略のサテライトで購入していた商品が買えなくなり、別の商品にする必要が出たから、です。

以前に解説した通り、私の株式投資の基本戦略は「コア・サテライト戦略」です。家計安定化のための「コア」に80%、市場の伸びを超えるリターンを目指す「サテライト」に20%を投資する戦略です。

このサテライトの銘柄には「米国個別株(高グロース株編)」で解説した通り「ユニティ・ソフトウェア」の一点買いで対応しており、株価が低下した時にナンピン買いをしていました(ナンピン買いの目安を1株90ドルに設定)。しかし以下の図はユニティの最新決算日(8/10)以降の株価伸長率(黄色)を対ナスダック(水色)で示してますが、ここ1か月で20%以上の伸長率を示しており、ユニティの株価が市場指標と比較してもかなり高騰しているのが分かります。なお株価は執筆時点で一株135ドルです。

ユニティの株価の伸長率(対ナスダック比)

私個人の予想ですが、今後ナンピン買いできるほどユニティの株価が低下する可能性はかなり低いと考えています。ナスダックやS&P500指数が下落してもユニティは上昇という日も珍しくなく、投資家にかなり高い評価を受けていると感じます。

トム
トム

まぁ、ユニティホルダーとしてはこの上昇は超ハッピーですけど^^

ということで、サテライト戦略を支えていたユニティを追加で買えなくなったので別の商品を探していましたが、ユニティ程魅力のある個別株を見つけられず、投資信託の商品であるレバナスにたどり着きました。

ちなみに「投資信託の積立」という手法を取ろうと考えた理由は、ドル・コスト平均法によって買いのタイミングをわざわざ図る必要がなくなるからです。ナンピン買いのために逐一株価をチェックするのは(ユニティでやってましたが)やはり面倒です。

レバナス:iFreeレバレッジ NASDAQ100とは

ここからは今回積立を始めるレバナスについて解説していきます。この投資信託の目的や原指標等の概要について、目論見書から抜粋してみます。

ファンドの目的・・・日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざす

ファンドの特色・・・株式の組入総額と株価指数先物取引の買建玉の時価総額の合計額が、原則として信託財産の純資産総額の2倍程度になるように調整します。

NASDAQ100指数・・米国のナスダック市場に上場している時価総額の大きい非金融業100社の株式で構成される株価指数です(対象銘柄には、米国以外の企業の株式を含みます。)。指数の計算方法は、調整済時価総額加重平均方式です。定期的な採用銘柄の入替えは毎年12月に行なわれますが、それ以外に、臨時に入替えが行なわれることがあります。

委託会社・・・大和アセットマネジメント株式会社

設定日・・・2018年10月19日

為替ヘッジ・・・有り

購入時手数料・・・販売会社が別に定める率〈上限〉2.2%(税抜2.0%) ※私が利用するSBI証券ではノーロード

信託財産留保額・・・ありません

運用管理費用(信託報酬)・・・年率0.99%(税抜0.9%)

iFreeレバレッジ NASDAQ100 交付目論見書より抜粋 https://www.daiwa-am.co.jp/funds/doc_open/fund_doc_open.php?code=3377&type=1&preview=on

レバナスの原指標となるNASDAQ100指数は、ベンチャー企業向けでハイテク企業・IT企業が多く上場する株式市場であるNASDAQの内、時価総額の大きい(≒経営が成功し成長もしている)100社に限定しているところが特徴です。いわばNASDAQ市場から優秀な精鋭100社を集めてできた指数がNASDAQ100指数と言えます。

NASDAQ100の構成銘柄はここのサイトで確認できます。GAFAMをはじめ、ネットフリックスやズームのような成長が期待できるIT系企業、コロナワクチン開発で有名となった最先端のヘルスケア企業であるモデルナ等、とにかく現代のテクノロジーの最先端を走っている米国企業が多く揃っていることが分かります。ダウやS&P500も米国を代表する精鋭企業を集めてできた指数ですが、NASDAQ100は世界でも最も成長性に期待できる株式指標の1つではないでしょうか。

そして目的にある通りレバナスは基準価額の値動きが、成長性に期待できるNASDAQ100指数の”2倍”となることを目指した投資信託です。元々成長性が高い指数の更に倍となると、その爆発力に期待せずにはいられません。ちなみに特色に記載された内容は、ファンドの目的を実現するためにこの投資信託が取り入れているレバレッジの手法になります(建玉などの株式用語がありますがあまり気にする必要はないと思います)

次に投資に掛かる経費ですが、一般的にレバレッジ型ファンドはインデックスファンドと比較して運用管理費用(信託報酬)が高目になります。レバナスの信託報酬は年率0.99%で、VYMやVT等の米国ETFの低い運用費に慣れた身としてはやはり高く感じるのは否めません。ただ高い運用費を帳消しにしてくれるほど高いリターンが得られれば良いですし、それに期待しています。

そのリターンについて、この投資信託の設定開始(約3年前)から現在までの基準価額の推移チャートを見てみましょう。

レバナス チャート
レバナスの基準価額推移チャート(引用元:https://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/3377/detail_top.html)

最新(2021/9/10)時点での基準価額は38,275円であり、設定来から4倍近くとなっています。特にコロナ渦で一旦10,000円を割り込んでおり、そこから約1年半の上昇は驚異的と言えます。この先も同じ上昇率をキープできるかは分かりませんが、先にも述べた通り構成銘柄の成長性の高さは疑いようのないもので、大きく沈むということは考えにくいと思っています。

以上、レバナスについて解説してきました。私は今日からこの商品でツミレバを始めます。5年後くらいにユニティと並んで2~3倍程度のリターンを得られれば成功かなと個人的には考えています。その時を楽しみにして、これから積み立てしていきます。

今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。

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