皆さんこんにちは、高配当ETF投資大好き”だった”トムです。
“だった”と過去形になっているのは、先日のSPYD大減配のショックで高配当ETF投資に疑問を持っちゃってるからです（汗
さてそのショックが冷めやらぬ中、SPYDと並び米国高配当ETFの代表銘柄であるVYMの2021年第4Qの分配金が発表になりました。結果はと言うと・・・
0.9386米ドル
でした。（引用元：https://www.bloomberg.co.jp/quote/VYM:US）
2020年Q4は0.8086米ドルでしたので、前年同期比で15.9%の増配となっています。
VYM、素晴らしいです
年度でも増配達成 連続増配年数を更新！
今回Q4の分配金が出たことで、年度単位での評価も可能になります。早速VYMの直近３年の分配金履歴を確認してみましょう
グラフからわかる通り、年度で見ても2021年は前年から増配を達成しました。具体的には2020年の分配金は2.9061米ドル、2021年は3.0961米ドルで、増配率は6.5%です。VYMは私の調べた限り2020年まで10年連続で増配を達成しており、今回その記録を見事に更新しました。
VYM、素晴らしいです（2回目）
なお執筆時点(2021/12/16の終値)の株価(111.71米ドル)を基準にした直近１年（2021年Q1～2021年Q4)の分配利回りは2.77%(税抜き)となります。
キャピタルゲインも狙えるVYM 「米国高配当ETFの優等生」の地位を盤石に
先ほど触れた分配利回り自体はそれほど大きくは無いのですが、その主な理由はVYMの株価自体が伸びていることが挙げられます。以下に直近1年の株価推移を示します
VYMの株価が直近１年で順調に伸びていることが分かります。1年前の株価は91.56米ドルで、執筆時点の株価は111.71米ドルですので、直近1年の株価上昇率は22%です。S&P500やNASDAQといった指数の直近１年の伸びには及びませんが、高配当を目的としたETFとしては十分に高い伸び率と言えると思いますし、この伸び率であれば分配金によるインカムだけでなくキャピタルゲインも十分に狙うことができます。
以前に投稿した通り、私の現在の米国株ETFの購入状況としてはSPYDとHDVの購入をストップし、VYM、VIG、VTの３つを定期（月２株ずつ）購入していますが、今回の結果を踏まえVYMを買い続けて良かったと感じています。そして連続増配年数をしっかりと更新してくれたこと(及びSPYDの大減配)を踏まえると、VYMは「米国高配当ETFの優等生」の地位を盤石にしたと言っても差し支えないと思います。
以上、VYMの2021年Q4の分配金について解説しました。最後までお読みいただきありがとうございました。